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DiedAi 死亡診断書(死体検案書)作成ソフト

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本ソフトウェアは、「平成26年度厚生労働科学特別研究事業の高齢者社会における死因究明の在り方等に関する研究(以下本事業という)」において、「新たな様式案」を提案・作成するにあたり、その妥当性を検討するとともに、原死因の精度を上げるために、死亡診断書(死体検案書)の電子化を検討するための手段として作成されたものです。

本事業にて検討された追加項目については、別添様式として出力可能とし、項目の妥当性を検証可能とすることで、実用性を考慮したものとなっています。

平成27年度からは、「厚生労働行政推進調査事業費補助金地域医療基盤開発推進研究事業」に検討の場を移し、死因病名入力ガイダンスと登録された内容を元に各種の統計データを作成するためのCSV出力機能の実装を行いました。
死産証書(死胎検案書)、出生証明書の登録・出力は実装していません。

ソフト名は、死亡診断書から出生証明書までを発行することから「次の世に つながる」、さらに、本事業において追加項目の一つとして検討された 「Ai(死亡時画像診断:オートプシー・イメージング)」をモチーフに、代々 つながる→ダイダイ→橙→DiedAiと命名されました。

【死亡診断書の記名押印廃止について】

押印を求める手続の見直し等のための厚生労働省関係省令の一部を改正する省令の施行等について、令和2年12月25日付で発出された官報により、医師法施行規則が下記のごとく改定され、記名押印が廃止され、医師による署名(電子署名を含む)のみによることとされました。

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医師法施行規則(昭和二十三年厚生省令第四十七号)の一部を次のように改正する。

改正後
 第二十条 医師は、その交付する死亡診断書又は死体検案書に、次に掲げる事項を記載し、署名しなければならない。

改正前
 第二十条 医師は、その交付する死亡診断書又は死体検案書に、次に掲げる事項を記載し、記名押印又は署名しなければならない。
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改正内容の詳細は、以下のURLをご参照願います。

・押印を求める手続の見直し等について(医政局所管手続関係)
 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_15544.html
・官報(該当箇所)
 https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/000712066.pdf [PDF]
・医師法施行規則(昭和23年厚生省令第47号)
 https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/000713066.zip [ZIP]

DiedAi(ダイダイ)での対応
 無償版
  改正前の様式による用紙については、当分の間、これを取り繕って使用することができる経過措置が設けられています。
  医師名を印字しないためには、「ユーザー登録」画面の医師名をブランク状態にしてください。
(DiedAi マニュアル P60)
 https://ftp.orca.med.or.jp/pub/data/diedai/DiedAi_manual_ver1.8.0_20190603.pdf [PDF]


令和2年12月25日発出の「医師法施行規則の改正」を受け、現場の混乱を防止するため、令和3年1月6日に「死亡診断書(死体検案書)の押印廃止に係る当面の取扱いについて」が発出され、すでに「記名・押印」により作成された死亡診断書(死体検案書)については、当面の間、遺族が区市町村役場に死亡届とともに提出する添付書類として有効とする取扱いがなされることになっています。
詳細は以下の事務連絡通知をご参照ください。


 R030106_死亡診断書(死体検案書)の押印廃止に係る当面の取扱いについて

Ver.1.8.0に関して

Ver1.8.0では以下の項目に対応しております。

  • 妊婦項目実装
  • 平成31年度版死亡診断書(死体検案書)記入マニュアル対応
  • 改元によるプログラム改修
    ※日付入力に関しては、Windows update で改元対応モジュールが適用されていれば、「4310501、H310501、h310501」と入力すれば「令和1年5月1日」と変換される予定です。
  • 印字フォーム微修正
  • 操作説明書メンテナンス

バージョンアップについて

旧バージョンをお使いの方は、上書きインストールをおこなってください。

インストールの際は必ずインストール済みDiedAiのフォルダを指定してインストールしてください。

サポートについて

本サイトのダウンロード配布物にてDiedAiを導入する場合には無料で使用出来ます。使用者各々の責任においてご使用ください。
この場合は無保証・無サポートになります。

導入および導入後のサポートが必要な場合は、インストーラ、サポート付きの有償版ダウンロードをお勧めします。

ご購入は購入申し込みサイトをご覧ください。

無償版と有償版の違い

有料版は、無料公開版にいくつかの機能を追加した高機能版になります。

また、専用インストーラでインストールするだけで、下記の動作環境を構築できるよう様々なユーティリティを含んでおり、メールサポートも提供いたします。

【資料無料版と有料版の違い】 [PDF] (2019-05-23差替)

動作環境

  • 日本語版 Windows8/Windows8.1/Windows10 が正常に動作している環境
    ※ Windows8/8.1は、2023年1月10日サポート終了
  • 使用最低解像度 1280×800
  • データベース
    Firebird-2.5.0.26074_0_win32以上 ※推奨
    Firebird-2.0.7.13318_0_win32以上
    *「医見書」と共存させる場合には、データベースはFirebird-2.0系をご使用ください。
  • Microsoft .NET Framework 3.5
  • Adobe Reader (バージョンXI)以上を推奨

インストーラ

DiedAiを使用するためには以下の環境を構築してください。

インストーラダウンロードには必要事項の送信が必要です。
下記、情報送信フォームより必要事項入力後、ダウンロードページよりダウンロードしてください。

※インストーラは、DiedAi本体プログラムのみをインストールします。
 DiedAiを動作させるには、前項の動作環境を整え下記データベースを別途インストールする必要があります。

インストール方法DiedAi マニュアルの67ページから、初回ログインは2ページをご覧ください。

※バージョンアップについて
  旧バージョンをお使いの方は、上書きインストールをおこなってください。
  インストールの際は必ずインストール済みDiedAiのフォルダを指定してインストールしてください。

※「医見書」と共存させる場合には、データベースはFirebird-2.0系をご使用ください。

マニュアル

アップデート履歴

2022-07-08 Ver1.8.5

  • Ver1.8.4で発生していた、IVS異体字を使用した際にPDF出力が出来ない問題を修正

2022-07-06 Ver1.8.4

  • Windows11対応
  • 死亡届の様式変更(届出人に任意後見受任者を追加)
  • QRコード印刷時に死亡情報CSVファイルを自動添付
    ※ 厚生労働行政推進調査事業の実証用の機能であり、通常は使用しません
  • 病名マスタを2022年06月01日版に更新(新規インストール時のみ)
  • 令和4年度版死亡診断書(死体検案書)記入マニュアル対応

2021-07-09 Ver1.8.3

  • 死亡診断書の記名押印廃止に伴い、死亡診断書の記名印マークの削除および医師名の非印字化
  • 死亡届けと死亡診断書に紐付け用QRコードの印字設定を追加
    ※ 厚生労働行政推進調査事業の実証用の機能であり、通常は使用しません
  • 病名マスタを2021年07月01日版に更新(新規インストール時のみ)
  • 令和3年度版死亡診断書(死体検案書)記入マニュアル対応

2020-08-27 Ver1.8.2

  • CDR(Child Death Review)所見の実装
  • 統計出力にCDAデータ形式での出力を追加
  • 令和2年度版死亡診断書(死体検案書)記入マニュアル対応

2019-12-26 Ver1.8.1

  • 文書検索結果から文書作成時の不具合修正

2019-06-03 Ver1.8.0

  • 妊婦項目実装
  • 平成31年度版死亡診断書(死体検案書)記入マニュアル対応
  • 改元によるプログラム改修
  • 印字フォーム微修正
  • 操作説明書メンテナンス

2018-07-12 Ver1.7.5

  • 平成30年度診療報酬改定に伴う様式変更
  • 病名マスタ(平成30年6月1日)登載

2017-07-12 Ver1.7.3

  • 平成28年度版死亡診断書(死体検案書)記入マニュアルに記載されていた「死亡診断書と死体検案書の使い分け」のフローが、平成29年度版より削除されたため、「死亡診断書(死体検案書)作成〕画面」から削除

2017-07-03 Ver1.7.2

  • 戸籍統一文字の入力・表示対応(氏名欄のみ)
  • 画面遷移の改善
  • 項目選択時の丸印の印字を修正
  • 死亡届への患者情報転記設定を追加
  • 入力文字の出力内容の変更
  • 死亡診断書作成マニュアルを平成29年度版に変更
  • 死因病名検索に「MI_CAN」連動を追加
  • 傷病名マスタ(20161226公開版)を登載

2016-07-06 Ver1.5

  • 死因入力ガイダンスの実装
  • 死亡届けの新様式対応
  • 統計データ作成(CSV出力)の実装

2015-11-16 Ver1.2

  • 「死亡者の基本情報」画面で氏名入力の際、半角全角キーを押下すると正常に動作しない不具合を修正
  • 「死亡者の基本情報」画面で氏名入力の際、カナ変換でカナの名字と名前の間にスペースが入らない不具合を修正
  • 「死亡者の基本情報」画面のカーソル移動順を、「氏名→カナ→性別→生年月日→誕生時間→年齢→〒」に変更
  • 生年月日入力による年齢自動計算するように修正
  • タスクバーのラベル表示に対応
  • ショートカットをWindowsメニューに作成
  • プログラムの発行元の修正

2015-11-04 Ver1.0

  • 初回リリース

免責

本ソフトウェアは「厚生労働行政推進調査事業費補助金地域医療基盤開発推進研究事業」の「高齢化社会における死因究明の推進に関する研究」のなかで、死亡診断書(死体検案書)の電子化を検討するために作成されたソフトウェアです。自由にご使用ください。

なお、著作権は作者である「公益社団法人日本医師会」が保有しています。

このソフトウェアを使用したことによって生じたすべての障害・損害・不具合等に関しては、日本医師会は一切の責任を負いません。
各自の責任においてご使用ください。

なおソフトの不都合に関するお問い合わせは diedai@orca.med.or.jp までお願いいたします。

日本医師会:死因究明へ

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