医見書とは
- 平成12年度に施行された介護保険制度において、二次判定の指標となる「主治医意見書」の作成を支援するソフトウェアです。
- すべてJava言語で記述されています。
- Ver3.0からは障害者総合支援法(当時は障害者自立支援法)の医師意見書にも対応しました。
- Ver3.1からは特別訪問看護指示書にも対応しました。
リリースについて
- 2006年1月23日に正式リリースとしてプログラム本体(Java実行バイトコード)のダウンロード配布を開始致しました。
- すべての実行環境が容易に構築できるインストーラを収録し、サポートも受けられるCD-ROMセット(有償)もORCAサポートセンターにて提供しております。
- バージョンアップは、基本的にオンラインアップデートおよび本サイトからのパッチプログラムの提供にて行います。また、運用形態をふまえ、外部ツールとして機能提供する場合もあります。
背景と歴史
日本医師会が発行した初のソフトウェア、主治医意見書/訪問看護指示書作成ソフト「医見書Ver1.0/Ver 1.5」は累計約2万5千本を提供し好評いただきました。この医見書をベースにH18年度制度改正に対応したのが「医見書Ver2.5」です。この新しい医見書システムはオンラインアップデートによるバージョンアップが可能で、今後も書式改正等に適時対応して参ります。Ver3.0からは、障害者自立支援法に基づく医師意見書の作成にも対応し、Ver3.1からは、特別訪問看護指示書も作成できるようになっています。
特徴
- Java言語で記述されている為OSやプラットフォームに依存しない稼働環境
- データの共有化による「主治医意見書」、「訪問看護指示書」間の2度手間記入を解消
- 障害者総合支援法(当時は障害者自立支援法)に係る医師意見書の作成にも対応
- 記入時の省力化と記載レベルの向上を目指した定型文選択方式の採用
- 2回目以降は、前回入力した内容に訂正を加えるだけですぐに書類が完成
- 要所でのヘルプ機能を搭載
- 各種定型文、主治医、施設、連携医などをあらかじめ登録することが可能
- 郵便番号マスタによる住所入力補完機能(マスタは郵政公社提供データを元にしており、最新データへのオンライン更新機能もあります)
- 保険者番号マスタによる保険者登録時の入力補完機能
- PDF生成印刷でPDFを使った高品位な印刷とプレビュー、保存が可能
- 出力帳票書式の簡易的なカスタマイズも可能
- Firebird(オープンソースDBMS)を利用したTCP/IPネットワークによるクライアント・サーバ型のデータ共有が可能
- 「日医標準レセプトソフト」からの患者基本情報取り込みが可能
- ツールによる患者データのエクスポート・インポート機能(医見書で作成されたデータのみに対応します)