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日レセ◆プログラム更新、マスタ更新、jma-setupで異常終了(pkcs7 verify error)となった場合について
プログラム更新、マスタ更新、jma-setupで異常終了(pkcs7 verify error)となった場合についての重要なお知らせです。
※4.7.0の環境での対処方法です。
※4.8.0以降の環境では設定しないようにしてください。
プログラム更新、マスタ更新、jma-setupで「pkcs7 verify error」のエラーが発生し、異常終了した場合、
下記の方法にて対処してください。
■対処方法
【Ubuntu12.04(precise)】
・新しいCA証明書をインストールするパッケージをインストールする。
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install orca-ca-cert
・エディタを起動し、jma-receipt.confの最下部に設定を記載します。
$ sudo gedit /etc/jma-receipt/jma-receipt.conf
jma-receipt.confに追加する設定内容
if [ -f /etc/ssl/certs/orca-project-ca-2.crt ]; then
CACERTFILE=/etc/ssl/certs/orca-project-ca-2.crt
fi
【Ubuntu10.04(lucid)】
・新しいCA証明書をダウンロードします。
$ sudo -u orca wget -P /usr/lib/jma-receipt/patch-lib/data \
http://ftp.orca.med.or.jp/pub/etc/orca-project-ca-2.crt
・エディタを起動し、jma-receipt.confの最下部に設定を記載します。
$ sudo gedit /etc/jma-receipt/jma-receipt.conf
jma-receipt.confに追加する設定内容
if [ -f /usr/lib/jma-receipt/patch-lib/data/orca-project-ca-2.crt ]; then
CACERTFILE=/usr/lib/jma-receipt/patch-lib/data/orca-project-ca-2.crt
fi
上記作業後、プログラム更新をおこなう。
プログラム更新後は、/etc/jma-receipt/jma-receipt.confに追記した内容は削除する。
■よくあるお問い合わせ
(1) 日レセ Ver4.8.0を利用している場合はどうなるのか?
→ すでにパッケージで対応しているため、個別に対応する必要はありません。
(2) 詳細資料「CA証明書有効期限満了による更新対応について」のなかで、
データベースセットアップ(jma-setup)については実施する必要があるのか?
→ jma-setupを実行する際に設定が必要な内容です。
jma-setupはクリーンインストールやデータベースをリストア時等に実行する
コマンドなので、運用している環境では必要ありません。
(3) 詳細資料「CA証明書有効期限満了による更新対応について」のなかで、
「jma-receipt.conf は日レセパッケージのアップグレードで更新はされません。
パッケージアップグレード時、又は、必要なくなったらこの部分を削除するよう
にしてください。」とあるが、必要なくなったらとはどういうことか?
また、削除しないといけないのか?
→ jma-receipt.confを設定する必要があるのは、上記の説明のとおり、パッチ適用を
忘れた場合およびjma-setupを実行する場合ですので、その作業終了後は、
削除してください。
また、jma-receipt.confは上位の設定ファイルであり、通常参照される設定ファイルより
優先的に参照されます。残されたまま、忘れてしまい、将来的に予期せぬ動作を
及ぼさないことを考慮して削除していただきますようお願いします。
■詳細資料
CA証明書有効期限満了による更新対応について [PDF]
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