COBOLコンパイラー
日医標準レセプトソフト のレセプトシステムはCOBOLで開発しています。
COBOL コンパイラについて
日医標準レセプトソフト ではオープンソースな COBOL コンパイラである OpenCOBOL を利用します。
OpenCOBOL は COBOL プログラムをアセンブリに変換し、実行形式のオブジェクトコードを生成します。 生成されたオブジェクトコードは MONTSUQI とのインターフェースにリンクされ、実行されます。
COBOL プログラムのコンパイルについて
日医標準レセプトソフト を構成する各 COBOL プログラムは、 実行時に動的リンクされるモジュールとしてコンパイルされます。 これには COBOL コンパイラ(cobc)にオプション -m を付けて、次のようにコンパイルします。
cobc -m ORCXXX.CBL
これで ORCXXX.so というオブジェクトファイルが生成されるので、 あとはそれを既定のディレクトリにコピーすれば 動作します。
日医標準レセプトソフト のソースパッケージには、これらの作業を自動的に行なう Makefile が附属しているので、通常はソースコードを編集後、 端末で make install とタイプするだけで自動的にコンパイル・ インストールが行なわれます。
COBOL コンパイラの使い方について詳しくは、OpenCOBOL の マニュアル を参照して下さい。