トップ > 日医標準レセプトソフト > 技術情報 > 画面開発支援ツール

画面作成

日医標準レセプトソフトはMONTSUQI を利用しています。MONTSUQIはLibgladeの機能を使い画面の表示制御をおこなっています。このため画面作成は Gladeでの作成を前提としています。

Gladeとは?

GladeとはGTK+アプリケーションのGUI部分を簡易に作成するための ツールで画面作成をすると元となるCのソースコードを吐き出すことも出来ます。

libgladeとは?

Gladeは画面定義体をXMLによって保存します。Gladeにより吐き出された コードを使わずにこのXMLを使って実行時にGUIインターフェイスをつくる ことが出来るライブラリです。libgladeを使うことによりGUIのお約束的 部分を省略することが出来コーディングがさらに楽になります。

MONTSUQIではクライアント・サーバー方式で画面定義体であるXMLを クライアントに送りクライアントがGUIを構築、クライアントからの アクションをサーバー側で処理するといった方式を取っているため、 libgladeが極めて重要な役割を果たしています。

インストール注意点

日医標準レセプトソフトではGNOME Widgetも使っているためGNOMEサポートが必要です。 また日医標準レセプトソフト用にWidgetを追加しているためGtkPandaのサポートも必要です。 トップにあるようにGtk+Basic,Gtk+Additional,Gnome,Gtk Pandaのパネル が並んでいれば日医標準レセプトソフト用の画面を作成することが出来ます。

画面作成

libgladeでは画面定義体のXMLだけあれば十分です。ソースコード を書き出す必要はありません。

ファイル形式

ファイル形式はXMLになっており、日本語もデータとして含める ことが出来ますが、文字コードの情報が含まれるようになってない ため注意が必要です。現時点では日本語はEUC-JPで保存されます。

gladeでは1ファイルにいくつも画面を含むことが出来ますが MONTSUQIでは混乱を避けるため1画面1ファイルという形式を取っています。注意してください。

トップ > 日医標準レセプトソフト > 技術情報 > 画面開発支援ツール

このページのトップへ