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パッチ提供(第36回)◆日医標準レセプトソフト ver 4.5.0 全10件:患者照会/診療行為/会計照会/入院会計照会/明細書/システム管理/帳票

■厳重注意事項

【厳重注意事項】
(1) データベース二重化の環境では、データベースの不整合が発生する場合が
  ありますので、従サーバ、主サーバの順でプログラム更新を実行してください。

(2) バージョンは 4.5.0 であってもプレリリース版をインストール
  しているシステムに対しては「プログラム更新」を行わないで
  ください。
  必ず正式リリース版にアップグレードを行ってからさらに
  「プログラム更新」を行ってください。

  インストールバージョンの確認方法

  kterm などで次のコマンドを入力してください。
  $ dpkg -s jma-receipt
  又は
  $ dpkg -s jma-receipt-hosp
  Version: 1:4.5.0-1+0jma0.pre.n (n は数字)
  というようにVersion情報にpreという文字列がある場合は
  プレリリース版です。

■プログラム更新処理手順について

プログラム更新処理手順について

「トップメニュー」から「03 プログラム更新」を選択します。

「更新」ボタンをクリックするかF12キーを押します。

「プログラム更新を実行します。よろしいですか?」に対し
「OK」をクリックするかF12キーを押します。

3分〜5分程度待ちます。
(ダウンロードを行うため回線の込み具合によりこれ以上かかる場合もあります。)

「状況」ボタンをクリックするかF11キーを押します。
画面中の一覧最下行の処理状態が「済」になればプログラムの取得は終了している
ことを表します。

これを確認したらメニューに戻って業務を再開してもかまいませんが
この処理は自動的に自システム(日レセ)の再起動を行いますのでその処理中には
画面がフリーズしたようにしばらく動かなくなることがあります。
しばらく(長くても1分程度)待っていただければ画面は動き出しますのでご注意
ください。

従サーバへのプログラム更新について

プログラム更新業務は接続している「日レセ」サーバ(通常は主サーバ)
に対してのみ修正プログラムの取り込みを行います。

従サーバに対しても修正プログラムの取り込みを行う必要がありますが
この場合は従サーバへ接続を切り替えて行います。
一番簡単な方法は従サーバマシンでglclientをローカル接続(-port  
オプションなし)を行い業務画面を表示させます。
後は、主サーバの場合と同様の操作を行ってください。

■プログラム更新により修正される内容について

第36回:平成23年08月25日(2011-08-25)提供分

* パッチ提供に関するドキュメントは 
   PD-450-36-2011-08-25.pdf
  です

(A)患者照会

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□対応範囲:患者照会
□管理番号:ncp20110728-001
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 通常の業務は全く問題なく正常に動作しているのですが照会画面から検索を掛
 けようとするとアクセスしっぱなしで検索が完了しません。直近の1日分とか
 でも2〜3分掛かります。
 ・行った検証
 1.データベースのバックアップ(バックアップ時にlogを確認しましたがエ
   ラーはありませんでした)
 2.別のサーバーにバックアップデータを書き戻す(展開時にエラーは発生し
   ていません)
 3.スキーマチェック(正常に完了しました)
 3.手動によるフルバキューム処理
 4.dumpファイルの大きさは約1GB
 5.20110601〜20110603の「診療年月日」のみ1か月分の検索に約10分
 6.検索が遅いのは「診療年月日」を指定した場合のみ(ここを指定せずに他
   の条件で検索を掛けると早いです)

□対応内容
 入院施設のある医療機関について、患者照会業務の診療年月日のみを指定して
 検索を行う場合の検索処理の見直しを行いました。
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(B)診療行為

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□対応範囲:診療行為
□管理番号:request20110304-001
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 広島県ユーザー様より、下記のような問合せを頂いております。

 「51公費(特定疾患)」対象外の疾患で入院した患者様がおり、入院登録の保
 険は、「後期高齢者単独」の組合せを選択しています。
 但し、入院中「51公費(特定疾患)」の対象疾患の治療も行うので、「難病患
 者入院診療加算」を、「51公費(特定疾患)併用」で入力しました。
 でも、「51公費(特定疾患)併用」分の請求書に、反映されません。
 レセプトの摘要欄にも、わかれて明記されません。
 過去に、支払基金に確認すると、このようなケースの場合は、該当加算のみを、
 公費併用として請求してください。との指摘を受けました。
 当院の場合、このようなケースが多くありますので、早急にご検討のうえ、是
 非ご対応頂きたいです。

□対応内容
 難病患者等入院診療加算対応(入院料と異なる保険組み合わせで診療行為入力)
 入院料と異なる保険組合せで、(190101770)難病患者等入院診療加算の診療
 行為入力を行った場合、入退院登録、定期請求、レセプト処理においてエラー
 とならないよう対応しました。
 レセプト電算データについては、当該加算を単剤として記録するように対応し
 ました。
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□対応範囲:診療行為
□管理番号:support20110804-019
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 二つの労災と協会けんぽの保険がある患者様です。
 一方の労災で入院していますが、もう一方の労災でも治療をしており、そちら
 に対し、「病衣貸与料(101910060)」を算定しています。
 協会けんぽでも治療を行っているため、労災レセが2件、協会けんぽレセが1
 件あります。
 「病衣貸与料(101910060)」を算定している方のレセプトが、会計照会のプレ
 ビューで確認すると、添付資料「218591-R2_1エラー」のようになっており、明
 細書作成で処理ができません。
 試しに「病衣貸与料(101910060)」を削除して処理すると、明細書作成で処理
 ができました。

□対応内容
 労災病衣貸与料対応(入院料と異なる保険組み合わせで診療行為入力)

 入院料と異なる保険組合せで、(101910060)病衣貸与料の診療行為入力を行っ
 た場合、入退院登録、定期請求、レセプト処理においてエラーとならないよう
 に対応しました。
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(C)会計照会

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□対応範囲:入院会計照会
□管理番号:support20110820-003
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 102点数マスタで008400001〜のコメントで○○月○○日〜○○月○○日という
 コメントを作成しレセプト編集情報のカラム位置を1・4・10・13と入力し桁数
 も全て2で登録しました。

 21診療行為で
 .900 入院(入院料)
 190105970 重症者等療養環境特別加算(2人部屋)
 008400001△8△1△8△31 8月1日〜8月31日 (△=スペース)
 */1-10 で登録。
 後日同様に
 .900 入院(入院料)
 190105970 重症者等療養環境特別加算(2人部屋)
 008400001△8△1△8△31 8月1日〜8月31日 (△=スペース)
 */11-20 で登録。

 24会計照会を確認すると名称も点数も同じなのに剤が1日〜10日分と11日〜20
 日分とに分かれて表示されます。
 これを1つにまとめて変更確定し登録します。

 21診療行為で訂正で8/10を選択に追加入力し登録します。
 再度24会計照会を確認すると先程まとめたハズなのに剤が追加され8/10だけの
 重症者等療養環境特別加算(2人部屋)の剤が作成されます。

 なぜ8/1-20まで同じ内容なのに剤がわかれるのでしょうか?
 また1つにまとめたのに訂正で追加するとまた剤が分かれてしまうのはなぜで
 しょうか?
 これは不具合ではないのか?との事です。

□対応内容
 診療行為の同一剤判定で、84xxxxxxx又は0084xxxxxのコメントの埋め込み数が
 4つあった場合、同じ内容でも同一剤と判定できていませんで したので同一剤
 となるように修正しました。
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(D)入院会計照会

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□対応範囲:入院会計照会
□管理番号:support20110729-004
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 91日以上の欄に2011/10/13と表示されるはずですが、2011/10/14と表示される
 のはどうしてでしょうか?
 テスト患者にて同じ設定で何度か登録を行いましたが現象は変わりませんでし
 た。
 画面:入院会計照会
 入院日:2011/07/15
 他院入院歴:2011/06/30〜2011/07/15
 操作方法等間違いがあればお教えいただけますでしょうか。

□対応内容
 他院履歴の退院日と同日入院をした場合に、入院会計照会画面の「91日以上」
 欄に表示する年月日の計算に誤りがありましたので修正しました。
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(E)明細書

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□対応範囲:明細書
□管理番号:ncp20110801-025
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 他医受診のコメントについて、ユーザー様より以下の通り、問合せを頂いてお
 ります。
 入院中の患者において、他医受診した場合、紙レセプトで確認すると、日付が
 記載されているのに、レセデンで請求した後、他医受診の日付が記録されてい
 ないとの理由より、返戻されました。
 何が原因でしょうか?
 というものです。取り急ぎ、コメントで入力してもらいましたが、紙レセプト
 では確認できるのに、レセデンに出力すると、記録されていないというのは何
 故でしょうか?

□対応内容
 入院中の患者が他医受診をされた場合に、紙レセプトの摘要欄に他医受診日を
 自動記載していましたが、記載要領上は他医受診の場合は”受診日数”を記載
 (記録)することとなっており、他医受診日の記載は要しないことから、紙レ
 セプトについて他医受診日の記載を行わないこととしました。
 併せて、会計カードについても同様に記載しないこととしました。
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□対応範囲:明細書
□管理番号:support20110802-002
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 国保+51特定疾患公費のレセプト記載について、和歌山県のクリニック様よ
 りお問合せがございました。
 年齢は70歳未満で、国保と51特定疾患をお持ちで、51は患者負担無し、
 低所得1の患者様です。
 ORCAでは主保険と公費の種類091(特定負無)、957(公費一般)、所得
 者情報の低所得1に入力をして頂いております。
 診療内容は、在宅時医学総合管理料を算定されています。
 この入力をした場合、レセプトの摘要欄に「低所得1」の記載が自動で挙がり
 ますが、この記載があるために、医療機関さまのほうでレセプトが返戻になっ
 たとのことです。
 この件について、和歌山県国保連合会に問い合わせたところ、やはり「低所得1」
 の記載は不要で、レセプトに挙がる限りは返戻にするとのことです。
 医療機関さまは電子レセプト請求をされているのですが、この分のみ紙レセプ
 ト請求というのも認められないため、返戻になったものを手で消して紙レセプ
 トで請求をするようにと指示を受けました。
 この件に関して、低所得1のコメントが挙がらないよう、ご対応頂けますでし
 ょうか。

□対応内容
 外来レセプト摘要欄記載修正

 70歳未満現物給付、かつ、低所得者、かつ、在医総管算定の場合、摘要欄に
 ”低所得1”又は”低所得2”の記載を行っていましたが、記載しないよう修
 正しました。
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□対応範囲:明細書
□管理番号:kk26336
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 後期高齢者の3割で186 上位の保険組合の方の
 高額受領委任払請求書
 SEIKYU1519
 高額受領委任払承認兼支給申請書
 SEIKYU1521
 が集計及び印刷されませんのでご確認の上修正お願い致します

□対応内容
 新潟県地方公費の公費請求テーブル作成対応 (外来)

 平成23年7月27日パッチにおいて、法別80、82、84、86、00
 (国保・後期高齢分)の対応を行いましたが、法別86のみ公費請求テーブル
 が作成されていませんでしたので修正しました。
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(F)システム管理

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□対応範囲:システム管理
□管理番号:ncp20110818-006
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 入院の特定入院基本料についてお聞きします。
 後期高齢者の方は、後期高齢者入院基本料算定の時点で、1014包括診療行為設
 定-502後期高齢者特定入院基本料「1包括算定する」にすると、検査、画像診
 断等、包括診療分が振り分けられると思うのですが、一般の入院の方で、特定
 入院基本料算定の患者さんの場合でも、同様の機能はありますでしょうか?
 包括対象の診療行為(検査など)の時に、21診療行為「9999包括分入力」を選
 び、入力していく方法のみとなりますでしょうか?

□対応内容
 システム管理「1014 包括診療行為設定情報」について、”502 後期高齢者特定
 入院基本料”を”502 特定入院基本料”、”503 有床診療所療養病棟入院基本
 料”を”503 有床診療所療養病床入院基本料”と名称変更しました。
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(G)帳票

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□対応範囲:帳票
□管理番号:ncp20110806-006
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 出産一時金請求書(プログラム名 ORCBGCHILDBIRTH)について、医療機関様よ
 り以下のご指摘をいただきました。
 月次統計で、出産一時金請求書を印刷。請求年月「平成23年2月」、提出日区分
 「1:10日請求」、提出先「0:社保及び国保」、集計票/送付書「3:作成しない」
 同じ協会けんぽ(01260017)が8名あり、この時点ではまだ連記式のため3頁
 印刷されるはずが、1頁目・2頁目は印刷されず、3頁目が3枚印刷される。
 また、出産一時金チェックリストにて、患者氏名が旧姓で印字されるとご指摘
 を受けております。

□対応内容
 平成23年3月までの連記式の出産一時金請求書について、同一保険者で複数枚と
 なる場合に最終頁が枚数分作成されていましたので修正しました。
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