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パッチ提供(第54回)◆日医標準レセプトソフト ver 4.5.0 全4件:診療行為/明細書

■厳重注意事項

【厳重注意事項】
(1) データベース二重化の環境では、データベースの不整合が発生する場合が
  ありますので、従サーバ、主サーバの順でプログラム更新を実行してください。

(2) バージョンは 4.5.0 であってもプレリリース版をインストール
  しているシステムに対しては「プログラム更新」を行わないで
  ください。
  必ず正式リリース版にアップグレードを行ってからさらに
  「プログラム更新」を行ってください。

  インストールバージョンの確認方法

  kterm などで次のコマンドを入力してください。
  $ dpkg -s jma-receipt
  又は
  $ dpkg -s jma-receipt-hosp
  Version: 1:4.5.0-1+0jma0.pre.n (n は数字)
  というようにVersion情報にpreという文字列がある場合は
  プレリリース版です。

■プログラム更新処理手順について

プログラム更新処理手順について

「トップメニュー」から「03 プログラム更新」を選択します。

「更新」ボタンをクリックするかF12キーを押します。

「プログラム更新を実行します。よろしいですか?」に対し
「OK」をクリックするかF12キーを押します。

3分〜5分程度待ちます。
(ダウンロードを行うため回線の込み具合によりこれ以上かかる場合もあります。)

「状況」ボタンをクリックするかF11キーを押します。
画面中の一覧最下行の処理状態が「済」になればプログラムの取得は終了している
ことを表します。

これを確認したらメニューに戻って業務を再開してもかまいませんが
この処理は自動的に自システム(日レセ)の再起動を行いますのでその処理中には
画面がフリーズしたようにしばらく動かなくなることがあります。
しばらく(長くても1分程度)待っていただければ画面は動き出しますのでご注意
ください。

従サーバへのプログラム更新について

プログラム更新業務は接続している「日レセ」サーバ(通常は主サーバ)
に対してのみ修正プログラムの取り込みを行います。

従サーバに対しても修正プログラムの取り込みを行う必要がありますが
この場合は従サーバへ接続を切り替えて行います。
一番簡単な方法は従サーバマシンでglclientをローカル接続(-port  
オプションなし)を行い業務画面を表示させます。
後は、主サーバの場合と同様の操作を行ってください。

■プログラム更新により修正される内容について

第54回:平成24年04月25日(2012-04-25)提供分

* パッチ提供に関するドキュメントは 
   PD-450-54-2012-04-25.pdf
  です

(A)診療行為

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□対応範囲:診療行為
□管理番号:support20120420-015
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 特定の処置を入力して中途終了すると、初診(乳幼児)加算が初診(乳幼児時
 間外)加算に勝手に変わってしまうというお問い合わせをいただきました。
 ■再現方法
 1.以下の内容を入力し、中途終了をします。
  *111000110 初診
   111000370 初診(乳幼児)加算
  *.400    処置行為
   140022710 ネブライザー
  *.400    処置行為
  140003810 喀痰吸引
  140049370 6歳未満乳幼児加算(処置)(75)
 2.中途表示から開きなおすと、
  初診(乳幼児)加算が初診(乳幼児時間外)加算になります。

 ネブライザーと喀痰吸引は併算定できませんが、あえて入力しており、数日前
 まではこういった現象は起きなかったとのことでした。
 今まで処置を入力して中途終了し、中途表示でよびだして登録を押し、チェック
 がかかってからネブライザーを削除する運用をしていたようです。

□対応内容
 診療行為で、訂正や中途終了の展開を行った時、展開内容にエラー項目があっ
 た場合、初診・再診料の乳幼児加算が正しく展開されないことがありましたの
 で修正しました。
 エラーを削除すれば、正しい乳幼児加算に変更しますので、誤った乳幼児加算
 で登録されることはありません。
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(B)明細書

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□対応範囲:明細書
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 月途中で後期高齢の保険者が変更となった場合の外来レセプト
 保険欄−一部負担金記載の修正(平成24年4月診療〜)

 高額療養費が現物給付であるかの判定を修正しました。

 (例)後期高齢(1割) 月上限額12000円
 ・4月15日まで 後期高齢A
 ・4月16日から 後期高齢B

 後期高齢A(4月10日) 9000点 患者負担9000円
 後期高齢B(4月20日) 9000点 患者負担3000円
                     (12000円−9000円)
 (修正前)
 ・後期高齢Aのレセプト
        請求点   一部負担金
  保険   9000
 ・後期高齢Bのレセプト
        請求点   一部負担金
  保険   9000
 (修正後)
 ・後期高齢Aのレセプト
        請求点   一部負担金
  保険   9000
 ・後期高齢Bのレセプト
        請求点   一部負担金
  保険   9000      3000

□対応内容

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 ────────────────────────────────────
□対応範囲:明細書
□管理番号:ncp20120424-037
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 入院で個別レセプトを作成すると、処理が正常に終了する患者としない患者が
 発生しています。
 4月23日提供のプログラム更新、マスタ更新後作成しました。
 調べてみたところ、入院基本料を算定していない患者(産婦人科のため)のレ
 セプトが作成されないようです。
 また、一括作成も処理が終了しませんでした。

□対応内容
 レセ電データを作成する設定で、入院料を算定されていない患者が含まれる場
 合、入院レセプト処理を実施すると(R99)処理結果画面で「レセ電データ作成」
 の表示から処理が進まなくなる不具合がありましたので修正しました。
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□対応範囲:明細書
□管理番号:kk28125
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 福岡県地方公費
 プログラム名:p40-fukuoka.4.5.0.ver12.tgz
 不具合についてご報告いたします。

 高額療養費の現物給付化、医保と地方公費のみの併用で、17上位・19低所の限
 度額認定書が提示された場合、レセプトの療養の給付、保険の負担金額欄は、
 限度額認定書の提示額の計算となってます。
 これを、限度額認定書の提示された場合であっても、一律一般の所得区分まで
 の計算となるよう、お願い致します。
 資料に関しては、地域公費および国保関係制度、書式等情報一覧
 2012-02-10「福岡市医療費助成事業に係る審査支払事務の委託先変更について」
 資料が上がっておりますので再度ご確認をよろしくお願い致します。

□対応内容
 福岡県福岡市地方公費レセ記載対応
 (平成24年4月診療分〜)
 社保(前期高齢者、70歳未満現物給付)+福岡市地方公費のレセプト保険欄
 −一部負担金欄記載について
 <対象保険番号>
 子ども :251
 障害 :450
 ひとり親:260、360、460

 上位所得者や低所得者であっても、一律一般の金額で記載します。
 <前期高齢者>
 外来12000円、入院44400円
 <70歳未満現物給付>
 80100+@円
 (高額4回目以降の場合も、80100+@円)
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