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パッチ提供(第61回)◆日医標準レセプトソフト ver 4.5.0 全10件:診療行為/明細書/月次統計/システム管理マスタ/帳票

■厳重注意事項

【厳重注意事項】
(1) データベース二重化の環境では、データベースの不整合が発生する場合が
  ありますので、従サーバ、主サーバの順でプログラム更新を実行してください。

(2) バージョンは 4.5.0 であってもプレリリース版をインストール
  しているシステムに対しては「プログラム更新」を行わないで
  ください。
  必ず正式リリース版にアップグレードを行ってからさらに
  「プログラム更新」を行ってください。

  インストールバージョンの確認方法

  kterm などで次のコマンドを入力してください。
  $ dpkg -s jma-receipt
  又は
  $ dpkg -s jma-receipt-hosp
  Version: 1:4.5.0-1+0jma0.pre.n (n は数字)
  というようにVersion情報にpreという文字列がある場合は
  プレリリース版です。

■プログラム更新処理手順について

プログラム更新処理手順について

「トップメニュー」から「03 プログラム更新」を選択します。

「更新」ボタンをクリックするかF12キーを押します。

「プログラム更新を実行します。よろしいですか?」に対し
「OK」をクリックするかF12キーを押します。

3分〜5分程度待ちます。
(ダウンロードを行うため回線の込み具合によりこれ以上かかる場合もあります。)

「状況」ボタンをクリックするかF11キーを押します。
画面中の一覧最下行の処理状態が「済」になればプログラムの取得は終了している
ことを表します。

これを確認したらメニューに戻って業務を再開してもかまいませんが
この処理は自動的に自システム(日レセ)の再起動を行いますのでその処理中には
画面がフリーズしたようにしばらく動かなくなることがあります。
しばらく(長くても1分程度)待っていただければ画面は動き出しますのでご注意
ください。

従サーバへのプログラム更新について

プログラム更新業務は接続している「日レセ」サーバ(通常は主サーバ)
に対してのみ修正プログラムの取り込みを行います。

従サーバに対しても修正プログラムの取り込みを行う必要がありますが
この場合は従サーバへ接続を切り替えて行います。
一番簡単な方法は従サーバマシンでglclientをローカル接続(-port  
オプションなし)を行い業務画面を表示させます。
後は、主サーバの場合と同様の操作を行ってください。

■プログラム更新により修正される内容について

第61回:平成24年07月04日(2012-07-04)提供分

* パッチ提供に関するドキュメントは 
   PD-450-61-2012-07-04.pdf
  です

(A)診療行為

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□対応範囲:診療行為
□管理番号:ncp20120628-002
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 在医総管算定時の処方せん料についてお問い合わせさせて頂きます。
 6月26日のパッチで診療行為の訂正の展開時に自動発生した処方せん料が展開さ
 れるようになりましたが在医総管算定時、今までは訂正をするだけで自動的に
 処方せん料が削除されていましたがパッチ後自動的に削除されなくなりました。
 これは、このような仕様になったという事なのでしょうか?

□対応内容
 処方せん料・一般名処方加算の手入力時には包括のチェックを行っていません
 でしたので、包括になる場合は、「警告!処方せん料が包括されます。算定で
 きません」を表示するように修正しました。
 訂正時に処方せん料と一般名処方加算を展開するように対応したことにより、
 登録後に在医総管(在支診等)などを追加算定した時、訂正時に処方せん料の
 自動削除も警告も行わないようになりましたので、警告を追加しました。
 なお、システム管理の包括診療行為設定で、「1 包括算定する」と設定して
 いる場合は包括対象剤となりますので、警告表示は行いません。
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□対応範囲:診療行為
□管理番号:kk28797
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 大分県中津市乳幼児につきまして
 通常他県の公費は償還払いになりますが、福岡県豊前市は現物給付の取り扱い
 となるとの事です。

□対応内容
 大分県中津市乳幼児福岡県対応
 (平成22年10月診療分以降で対応)

 主保険+383の保険組み合わせの場合、かつ、限度額認定証がない場合は、
 80100+@を超える金額が患者負担となります。
 例)入院 請求点数49514点 主保険3割
 49514点×10円×3割=148542円
         (四捨五入)148540円
 80100+((495140−267000)×0.01)=82381円
 148540円−82381=66159円(患者負担)
 ※限度額認定証がある場合は、患者負担(医療費)は0円。
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□対応範囲:診療行為
□管理番号:kk28825
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 高齢者・後期高齢者+重心(入院外)
 1ヵ月の自己負担が200円×4回となっておりますが、上限額に達した以降の患
 者負担は発生しない事になっております。
 例えば、後期高齢+291(福山障)1割の場合
  1日目:12,000点⇒患者負担 200円
  2日目以降何点であっても患者負担は0円
 となります。(広島県障害者支援課様に確認)

 6/26提供のパッチにて、上記の場合でも200円×4回発生するよう修正されてお
 りますが、パッチ以前の仕様に戻して頂けますようお願い致します。

 保険請求の時期になっておりますし、月が変わり該当のケースが発生する可能
 性が高くなっております。大至急対応をお願い致します。

□対応内容
 広島県地方公費(障害)の外来負担金計算修正

 平成24年6月26日パッチで対応した高齢者現物給付で、”主保険+障害”
 の場合の外来負担金計算について、以前の計算方法が正しいとの報告により、
 平成24年4月診療分以降も平成24年3月診療分までと同様の計算方法で行
 うよう修正しました。
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 ・上位所得者(3割)
 (44400円−診療済みの3割相当分累計額)と1日上限額を比較する。
 ・一般所得者(1割)
 (12000円−診療済みの1割相当分累計額)と1日上限額を比較する。
 ・低所得者(1割)
 ( 8000円−診療済みの1割相当分累計額)と1日上限額を比較する。

 例)後期高齢1割+191
 1日目 15000点 患者自己負担額 200円
 2日目 3000点 患者自己負担額    0円
 ※ 15000点X10円X1割=15000円
   12000円ー15000円=0円
   0円<200円

 ※前期高齢者(1割据え置き対象者)の場合、負担相当額計算の負担割合は
 ”1割”で計算
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(B)明細書

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□対応範囲:明細書
□管理番号:support20120627-002
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 平成24年4月分の返戻レセです。
 (返戻理由)
 請求内訳と合計点数をご確認下さい。
 明細内訳の合計値と、請求点数(保険)の点数に1000点の差異があります。

 <収納登録の該当伝票の明細>
 ■後期高齢者(単) 合計点数=12,016点
 ■後期高齢者+特定負担有 合計点数=3,625点
 12,016+3,625=15,641点

 <レセプトの請求点>
 ■保険 16,641点
 ■(1)公費 3,625点

 双方を突き合わせると、収納の各伝票の合計値と、保険欄の請求点に差異があ
 りますので、おそらく、収納のデータが原因と推測されます。

 退院再計算すると、収納データも更新されるのでしょうか?

□対応内容
 入院料加算である「190101770 難病患者等入院診療加算」を診療行為入力画面
 より入院料と異なる保険組合せで登録を行った場合に、当該加算についてのレ
 セ電データの記録が入院料と同一剤で記録されてしまう不具合がありましたの
 で修正しました。
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□対応範囲:明細書
□管理番号:ncp20120621-013
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 高齢者で災害該当患者の場合、レセプトの一部負担金に0円と記載されてしま
 う。
 一部負担金に0円が入っていると審査機関でレセ電データを読みこんだときに
 エラーに毎回なってしまうとのことで、0円と記録しないようにしてほしいと
 のこと。
 岩手県の医療機関の場合、該当数が多数になるのでできるだけ対応をしてほし
 いと審査機関よりいわれております。

□対応内容
 災害(免除・支払猶予)のレセプト記載修正

 災害(免除・支払猶予)の場合は、入院・外来、高齢者・70歳未満の現物給
 付レセプトにおいて、保険欄−一部負担金欄の”0”記載を行わないよう修正
 しました。
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□対応範囲:明細書
□管理番号:ncp20120619-014
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 生保と日雇の併用レセプトについてお問い合わせさせて頂きます。

 0001 一般+生保
 0002 一般
 0003 生保

 上記の保険組み合わせの中の、0001と0003を使用し診療行為を入力していまし
 たが、日雇保険の有効期限が終了した為、日雇保険を切りました。

 0004 生保

 上記の保険組み合わせが新たに発生するのですがその新しく出来た保険組み合
 わせで診療行為を入力してもレセプトに集計されてきません。

□対応内容
 生保と日雇の併用レセプト・保険組み合わせ修正
 一般<003>(6月1日〜6月15日)
 生保<012>(6月1日〜)
 この場合、以下の保険組み合わせを作成していました。
 0001 一般+生保(6月1日〜6月15日)
 0002 一般(6月1日〜6月15日)
 0003 生保(6月1日〜6月15日)
 0004 生保(6月16日〜)

 診療行為入力で、【0001】、【0003】、【0004】の保険組み合わ
 せを使用した場合、レセプトに【0004】の診療行為入力分が集計されない
 不具合がありました。
 <対応方法>
 上記2つの生保単独分の保険組み合わせを使用した場合に1枚のレセプトに正
 しく点数集計ができない為、生保単独の保険組み合わせの適用期間を変更する
 事としました。
 パッチ適用後、患者登録で再登録を行うと、
 0003 生保(6月1日〜6月30日)
 0004 生保(7月1日〜)
 に適用期間が変更されます。
 6月の診療行為入力において、【0004】の診療行為入力分を【0003】
 に訂正し、再度レセプト作成をお願いします。
 ※生保と日雇に関わる生保単独の保険組み合わせ適用期間変更は日雇の適用終
  了日が平成24年6月1日以降のものについて行います。
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□対応範囲:明細書
□管理番号:6/12 感染症(結核)と長期一部負担金記載
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 レセプト事例 [入院]
 保険種類:後期高齢者(1割)+結核(法別10)+長期
     請求点      負担金額
              (13,020)
 (保) 11,614点      13,020円
 (1)  3,020点       1,510円

 福山市医師会様より、上記負担金額の記載で差し支えないのでしょうかとの
 お問合せがございました。

     請求点      負担金額
              (3,020)
 (保) 11,614点      13,020円
 (1)  3,020点      11,510円

 お問合せの場合、上記のように記載されるパターンを想定していたのですが、
 前者の記載方法で正しいのでしょうか?

□対応内容
 前期高齢(1割据え置き)+010+マル長のレセプト記載対応

 前期高齢(1割据え置き)+010 請求点数3020点
 前期高齢(1割据え置き)+972 請求点数8594点
 <対応方法>
 【前期高齢(1割据え置き)+010】の診療行為入力分を
 【前期高齢(1割据え置き)+010+972】に訂正し、パッチ適用後、再
 度レセプト作成をお願いします。

         ( 3020 ) ( 3020 )
 保険   11614  10000   10000
 公費1   3020 8490 → 5470(※)

 (※)
 主保険+010+マル長と主保険+マル長の場合、
 <010の一部負担金+(10000円−括弧再掲額)>
 1510+(10000ー3020)=8490円
 としていましたが、主保険が前期高齢(1割据え置き)の場合は、
 <010の一部負担金+(10000円−2割相当額)>
 1510+(10000ー6040)=5470円
 で記載するよう修正しました。
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(C)月次統計

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□対応範囲:月次統計
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 統計データ作成から、CSVファイルをクライアント保存する際に、処理結果
 画面の頁数の表示が現在の「0」だと、対象データがないかのような印象を受
 けるので、CSV出力処理のように件数を表示するようにしました。

□対応内容

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(D)システム管理マスタ

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□対応範囲:システム管理マスタ
□管理番号:ncp20120623-004
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 職員情報で管理職を追加しようとしたところ、オペレータIDを入力している
 にも関わらず、「オペレータIDを入力してください」と出てしまい、登録で
 きません。

□対応内容
 システム管理の職員情報登録で、既に登録されているオペレータIDを入力し
 た時に「オペレータIDを入力して下さい」とエラーメッセージを表示してい
 ましたので、「既にオペレータIDが登録されています。オペレータIDを変
 更して下さい」と表示するように修正しました。
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(E)帳票

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□対応範囲:帳票
□管理番号:support20120622-013
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 添付ファイルAのような内容で、処方箋を発行しますと処方箋が一枚となりQ
 Rコードの4つめが、出力されません。
 添付ファイルBのように、コメントなどを1行足しますと正常に2枚出力され、
 QRコードの4つめが、出力されます。
 添付ファイルAの状態ですと、薬局側のシステムで正常に読み取りが出来ません。

□対応内容
 QR処方せんで、QRデータが4つ以上となる場合でも、処方内容が処方せん
 1枚に収まる状態であった場合は、処方せんを1枚のみ印刷していた為、4つ
 目以降のQRデータが印刷されない状態でしたので、これを修正しました。
 1枚目の処方せんに、「次ページへ続く」と記載し、2枚目の2行目に「以下
 余白」と記載して4つ目以降のQRデータを印刷可能としました。
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