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パッチ提供(第63回)◆日医標準レセプトソフト ver 4.5.0 全9件:診療行為/入退院登録/明細書/請求管理/システム管理/チェックマスタ/CLAIM

■厳重注意事項

【厳重注意事項】
(1) データベース二重化の環境では、データベースの不整合が発生する場合が
  ありますので、従サーバ、主サーバの順でプログラム更新を実行してください。

(2) バージョンは 4.5.0 であってもプレリリース版をインストール
  しているシステムに対しては「プログラム更新」を行わないで
  ください。
  必ず正式リリース版にアップグレードを行ってからさらに
  「プログラム更新」を行ってください。

  インストールバージョンの確認方法

  kterm などで次のコマンドを入力してください。
  $ dpkg -s jma-receipt
  又は
  $ dpkg -s jma-receipt-hosp
  Version: 1:4.5.0-1+0jma0.pre.n (n は数字)
  というようにVersion情報にpreという文字列がある場合は
  プレリリース版です。

■プログラム更新処理手順について

プログラム更新処理手順について

「トップメニュー」から「03 プログラム更新」を選択します。

「更新」ボタンをクリックするかF12キーを押します。

「プログラム更新を実行します。よろしいですか?」に対し
「OK」をクリックするかF12キーを押します。

3分〜5分程度待ちます。
(ダウンロードを行うため回線の込み具合によりこれ以上かかる場合もあります。)

「状況」ボタンをクリックするかF11キーを押します。
画面中の一覧最下行の処理状態が「済」になればプログラムの取得は終了している
ことを表します。

これを確認したらメニューに戻って業務を再開してもかまいませんが
この処理は自動的に自システム(日レセ)の再起動を行いますのでその処理中には
画面がフリーズしたようにしばらく動かなくなることがあります。
しばらく(長くても1分程度)待っていただければ画面は動き出しますのでご注意
ください。

従サーバへのプログラム更新について

プログラム更新業務は接続している「日レセ」サーバ(通常は主サーバ)
に対してのみ修正プログラムの取り込みを行います。

従サーバに対しても修正プログラムの取り込みを行う必要がありますが
この場合は従サーバへ接続を切り替えて行います。
一番簡単な方法は従サーバマシンでglclientをローカル接続(-port  
オプションなし)を行い業務画面を表示させます。
後は、主サーバの場合と同様の操作を行ってください。

■プログラム更新により修正される内容について

第63回:平成24年07月26日(2012-07-26)提供分

* パッチ提供に関するドキュメントは 
   PD-450-63-2012-07-26.pdf
  です


(A)診療行為

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□対応範囲:診療行為
□管理番号:ncp20120719-003
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 小児科外来診療料を算定する患者様について、時間外区分の「1」や「2」を
 入れて時間外加算をしましたが、時間外緊急院内検査加算のコードを入力する
 と「警告!時間外算定がありません」と出てしまいます。これは包括ですよと
 いう警告だと理解してよろしいのでしょうか?

□対応内容
 小児科外来診療料を包括算定すると設定している時、小児科外来診療料と時間
 外加算を算定していても、時間外緊急院内検査加算に「警告!時間外算定があ
 りません」を表示していました。
 小児科外来診療料の時間外加算も時間外緊急院内検査加算、時間外緊急院内画
 像診断加算の警告チェックに対象とするように修正しました。
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□対応範囲:診療行為
□管理番号:7/3 同日 院内・院外処方処方せん料
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 院内処方の薬剤を入力し、院外処方の薬剤は未入力で処方せん料のみを手入力
 した場合、6月26日パッチ適用後はエラーとなり、登録できません。

□対応内容
 院内投薬のみで処方せん料を手入力した場合に処方せん料を警告エラーとする
 ようにしました。
 そのまま登録した場合は、処方料等の自動発生はしません。
 (院外処方の扱いとします)
 処方せん料を削除した場合は、院内処方となりますので処方料等を自動発生し
 ます。
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(B)入退院登録

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□対応範囲:入退院登録
□管理番号:ncp20120604-027
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 過去に特食加算を算定したいので、「32入院会計照会」で食事(朝)を選択し
 一括修正欄で 2/1-99 と入れて「変更確定」その後同様に食事(昼)・食事
 (夕)も同じ処理をして「登録」しました。

 5/29にプログラム更新・マスタ更新をしました

 5月のレセプトを出力したら特食加算を算定している全患者の食事が食事療養
 のみしか算定されていなかったので「32入院会計照会」で確認した所、食事
 (朝・昼・夕)が5月以降全て1:食事療養のみ へ変更になっていました。

 なぜ変わってしまったのでしょうか?

□対応内容
 入院の「転科、転棟、転室」を行った際に、入院会計未作成月の食事会計がユ
 ーザーの意図されない食事区分で作成される場合がありましたので修正しまし
 た。
 事例
 1.4月1日に入院登録(食事区分は”1”で登録)。
 2.5月の入院会計照会画面で一括修正欄に"2/20-99"と入力して、5月20日
 以降の食事を特別食に変更。
 3.入退院登録画面より5月15日に異動処理(転科、転棟、転室)を実施
 4.6月分の入院会計を参照すると、食事が”1”の状態で作成されている。
 これは2.で特別食に変更したタイミングでは6月分の入院会計データが存在
 していない為、3.で異動処理を実施した際に作成される6月分入院会計の食
 事は入院登録時に登録された食事区分1でデータが作成されてしまう為です。
 [入院登録時に登録された食事区分は患者入院履歴テーブルより取得していま
 す。]
 この処理を見直し、3.の異動処理で6月分の入院会計データを作成する際の
 食事情報の取得を、5月31日の最終食(夕食の状態)より取得するよう改修
 しました。
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□対応範囲:入退院登録
□管理番号:ncp20120515-018
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 精神科急性期治療病棟入院料1を算定。
 一度退院して特別な関係のある医療機関に入院後、退院し再入院した場合、継
 続入院となり初回入院日から30日をカウントし入院基本料を算定しますが、OR
 CAの動作では、再入院した日から30日のカウントされています。
 その為、4月26日までが30日以内(1,931点)ではなく5月19日までが30日以内で
 計算されてきています。
 継続入院の場合、初回の入院日から30日がカウントされてくるように修正して
 いただきますようお願い致します。
 入院基本料の算定については、山梨県支払基金 審査業務第1課 水越様に確
 認しております。
 例)
 3月28日に入院し4月6日に退院
 4月20日から再入院
 ※7日から19日の間は特別な関係のある医療機関に入院しています。

□対応内容
 精神科急性期治療病棟入院料について、継続入院による入院登録時に初回入院
 を起算日として入院会計を作成するよう6月26日提供のパッチで対応しまし
 たが、一般の入院料等から異動処理を行った場合に不具合があることが判明し
 ましたので、一旦6月26日より前の状態にプログラムを戻しました。
 初回入院を起算日として算定する正式な対処については対応方法を検討中です。
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(C)明細書

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□対応範囲:明細書
□管理番号:support20120704-015
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 後期高齢者(76歳)入院の方の5月分レセプトが大分県国民健康保険団体連合会
 から負担金の記載が無いとの事で返戻となりました。

 5月入院の方ですが、事故で自賠責を使われております。
 返戻分のレセプトは持病で老人保険を使ったものです。
 入院は高額医療に関係なく負担金の記載が必要とのご回答でした。

□対応内容
 高齢者の労災・自賠責・公害入院時対応(平成24年4月診療分以降)

 医保分で診療行為入力があった場合、医保分の負担金計算は、現物給付計算を
 しない(上限計算しない)事としていましたが、入院現物給付計算をするよう
 修正しました。レセプト保険欄−一部負担金欄についても、記載(記録)する
 事となります。
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(D)請求管理

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□対応範囲:請求管理
□管理番号:請求管理公費番号
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 請求画面の記号番号欄の表示の仕様についてご教授ください。
 以前[ncp:20110901-019] 請求管理で問い合わせした際に
 > 公費の負担者番号等は請求管理にはありません。
 > 公費単独のレセプトが複数枚ある場合、レセプトの識別のために
 > 患者公費データより表示しています。
 と回答いただいてるのですが、生保や残留邦人、児童保護では記号番号欄への
 表示が確認できたのですが、精神通院、更正では表示されませんでした。
 表示されるものとされないものがあるのでしょうか。

□対応内容
 請求管理画面で生活保護、中国残留邦人、精神入院、児童保護、自立支援の公
 費単独レセプトについては記号・番号欄に該当の患者公費データ(tbl_ptkohinf)
 より負担者番号、受給者番号を表示するようにしていましたが、自立支援の表
 示が行えていませんでしたので修正しました。
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(E)システム管理

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□対応範囲:システム管理
□管理番号:support20120718-007
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 5001病棟管理情報の設定が出来なくなってしまいました。
 変更のボタンを押すと、「必要な施設基準が設定されていません、夜間緊急体
 制確保加算0391」と表示され、カーソルが看護補助加算の位置に移動します。
 また、試しに0391を施設基準に追加しても801,802施設基準を要求されます。
 これらのコードは診療所の施設基準と思われます。
 この医療機関は平成21年3月1日に、有床診療所から病院になったので、そ
 れがこのような不正な動作の原因なのかと考えています。
 病棟の設定は2つありますが、番号1の方は上記のエラーが出ますが、番号2
 の方は正常に動きます。
 現状で、7月1日から看護必要度加算2を算定するために設定を変更したいの
 ですが、全く出来ない状態です。

□対応内容
 入院料加算の施設基準のチェックを行う条件に不具合がありましたので修正し
 ました。
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(F)チェックマスタ

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□対応範囲:チェックマスタ
□管理番号:ncp20120720-009
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 「103チェックマスタ」より「リスト」を選択。
 チェックマスタ一覧表の「薬剤と病名」にチェック。出力順指定で「2カナ名
 称順」で印刷開始をすると「処理対象のデータがありませんでした。
 【薬剤と病名一覧表】」となり、リストがだせません。

□対応内容
 DBのエンコーディングがUTF8の場合、チェックマスタ一覧表をカナ順で出力す
 ることができませんでしたので修正しました。
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(G)CLAIM

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□対応範囲:CLAIM
□管理番号:support20120703-005
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 電子カルテにて、ORCAに対してclaimでオーダーを送信しております。
 外用薬でclaimを送るところで、全量でなく、チューブやボトルの薬剤、パッ
 ケージの薬剤などで、例えば5gのチューブを3本等としたときに、3本の部
 分の数量がORCAで受け取られなくなってしまっています。

 ただこれが、コメントを加えて送ると受け取られること確認しており、claim
 の文ではコメントの有る無しのみとなっております。

 必要ないのにコメントを加えるわけにも行かないので、数量を常に送るために
 はどうすれば良いか、思案しております。何かの宣言を行うなど、正しい手続
 きがありますでしょうか。

□対応内容
 CLAIMの中途データ作成で、改正対応で追加した一般名指示区分を外用薬
 に設定した場合、回数の取得ができていないことがありました。
 この為、外用薬の総量が正しく編集されませんでしたので、正しく回数を取得
 するように修正しました。
 一般名指示のある外用薬コードで剤が終了した時で、回数が1以上であれば発
 生していました。
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