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パッチ提供(第6回)◆日医標準レセプトソフト ver 4.6.0 全17件:登録/診療行為/病名/入退院登録/退院時仮計算/データチェック/明細書/請求管理/システム管理/CLAIM/API

■厳重注意事項

【厳重注意事項】
(1) データベース二重化の環境では、データベースの不整合が発生する場合が
  ありますので、従サーバ、主サーバの順でプログラム更新を実行してください。

(2) バージョンは 4.6.0 であってもプレリリース版をインストール
  しているシステムに対しては「プログラム更新」を行わないで
  ください。
  必ず正式リリース版にアップグレードを行ってからさらに
  「プログラム更新」を行ってください。

  インストールバージョンの確認方法

  kterm などで次のコマンドを入力してください。
  $ dpkg -s jma-receipt
  Version: 1:4.6.0-1+0jma0.pre.n (n は数字)
  というようにVersion情報にpreという文字列がある場合は
  プレリリース版です。

■プログラム更新処理手順について

プログラム更新処理手順について

「トップメニュー」から「03 プログラム更新」を選択します。

「更新」ボタンをクリックするかF12キーを押します。

「プログラム更新を実行します。よろしいですか?」に対し
「OK」をクリックするかF12キーを押します。

3分〜5分程度待ちます。
(ダウンロードを行うため回線の込み具合によりこれ以上かかる場合もあります。)

「状況」ボタンをクリックするかF11キーを押します。
画面中の一覧最下行の処理状態が「済」になればプログラムの取得は終了している
ことを表します。

これを確認したらメニューに戻って業務を再開してもかまいませんが
この処理は自動的に自システム(日レセ)の再起動を行いますのでその処理中には
画面がフリーズしたようにしばらく動かなくなることがあります。
しばらく(長くても1分程度)待っていただければ画面は動き出しますのでご注意
ください。

従サーバへのプログラム更新について

プログラム更新業務は接続している「日レセ」サーバ(通常は主サーバ)
に対してのみ修正プログラムの取り込みを行います。

従サーバに対しても修正プログラムの取り込みを行う必要がありますが
この場合は従サーバへ接続を切り替えて行います。
一番簡単な方法は従サーバマシンでglclientをローカル接続(-port  
オプションなし)を行い業務画面を表示させます。
後は、主サーバの場合と同様の操作を行ってください。

■プログラム更新により修正される内容について

第6回:平成23年09月26日(2011-09-26)提供分

* パッチ提供に関するドキュメントは 
   PD-460-06-2011-09-26.pdf
   PD-460-06-2011-09-26-tablets-check.pdf
  です

(A)登録

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□対応範囲:登録
□管理番号:request20110608-006
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 請求管理で「請求しない」に設定しておいた患者の患者番号を再発行した場合、
 請求管理基本テーブル(tbl_seikyu_main)のptnumが、新しい患者番号に変換さ
 れませんでした。
 そのため、月次統計「保険請求確認リスト」(ORCBG014)を作成すると旧患者番
 号で印字される不具合が発生しました。
 患者番号の再発行時には、関連テーブルのptnumが新しい患者番号へ置き換わ
 るように変更していただけないでしょうか。

□対応内容
 患者登録画面から患者番号を再発行で変更した時に、患者番号が変更されてい
 ないテーブルがありましたので変更するように修正しました。
 変更の対象としたテーブルは以下となります。
 公費請求(TBL_KOHSKY)
 請求管理(TBL_SEIKYU_MAIN)
 入院オーダ(TBL_ORDER)
 定期請求印刷情報(TBL_TEIKIPRT)
 分娩管理(TBL_BUNBEN)
 また、入院オーダと定期請求印刷情報は、患者削除をしてもデータが削除され
 ていませんでしたので削除するようにしました。
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(B)診療行為

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□対応範囲:診療行為
□管理番号:ncp20110818-011
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 大阪府支払基金 事業管理1課よりレントゲン撮影時のレセ電データがおかし
 いという指導がありました。
 .700 画像診断
 頚椎
 単純撮影(デジタル撮影)  5
 単純撮影(イ)の写真診断  5
 画像記録用フィルム(B4) 6枚   555×1 555
 上記の場合、上限回数の5ではなく、撮影回数、診断料共に6としたレセ電デ
 ータを作成するようにという指導でした。
 根拠として
 支払基金HP上の「レセプト電算処理システム電子レセプトの作成手引き」
 http://www.ssk.or.jp/rezept/iryokikan/download/files/jiki_i01.pdf
 P84のCSVの記録で「6」となっているからという事です。
 念のため、弊社で確認試験を行い検証いたしましたところ、5でも6でもASP
 点検では、チェックされませんでした。

□対応内容
 診療行為で画像診断の単純撮影料の撮影回数を、フィルムの枚数から自動設定
 する時に、回数がきざみ値の上限値以上の場合、上限値を撮影回数に編集して
 いますが、この編集を廃止しました。
 留意事項
 該当のケースで既算定済みのデータを訂正する場合パッチ適応後に該当の剤を
 訂正後、再登録してください。会計照会の剤変更でも訂正できます。
 この場合、内部的に数量が変更となるだけであり、点数等の変更はありません
 ので警告は一切表示しません。よって、フィルム枚数×撮影回数が撮影料の数
 量に編集されていることを確認してください。
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□対応範囲:診療行為
□管理番号:kk26413
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 国保連合会様より医療福祉制度における資料を頂きましたのでFAXさせて頂
 きます。
 マル福の患者様で検査のみの来院などで診療実日数が伴わない場合、患者様か
 らの自己負担金の徴収はしないということでの通達です。
 マル福を使ってのレセプト請求は出来るのですが、その場合一部負担金の欄は
 「0円」で記載が必要との事です。
 現在オルカでは初再診を算定せず検査だけの入力をした場合、公費の一部負担
 金欄には患者負担金が記載されてしまいます。

□対応内容
 茨城県地方公費負担金計算対応(外来)
 地方公費全般(平成23年3月診療分〜)で、診療実日数を伴わない診療分は
 患者負担なしとします。

 上記対応について
 1.診察料がない場合は、患者負担なしとする。
   (診療区分11〜14での診療行為入力がなかった場合)
 2.診療区分11〜14での診療行為入力があった場合においても、診療行為
   コード”099409905”((特定公費)診察料未算定扱い)の診療行為入力
   があった場合は、診察料がない場合とみなす。
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(C)病名

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□対応範囲:病名
□管理番号:9/2 自院病名疾患区分 自動発生
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 自院病名登録において、特定疾患療養管理料を空白で設定した病名を病名登録
 画面より入力コードで入力すると、特定疾患療養管理料が自動発生してしまい
 ます。
 4.5.0までは疾患区分が編集されなかったのですが、4.6.0では編集されるよう
 です。

□対応内容
 病名マスタに特定疾患療養管理料が設定されている病名を自院病名登録画面か
 ら特定疾患療養管理料を空白で設定した場合、病名登録画面でこの自院病名を
 入力したときに、病名マスタに設定されている特定疾患療養管理料を優先して
 表示していました。
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(D)入退院登録

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□対応範囲:入退院登録
□管理番号:kk26036
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 平成23年10診療分より埼玉県所沢市の子ども医療費の制度改正がございます。

□対応内容
 埼玉県地方公費(保険番号:543)の食事負担計算修正平成23年10月診
 療分から入院時の食事療養標準負担額助成が廃止となる為、下記のように食事
 負担計算を修正しました。

 <平成23年9月診療分までの食事負担計算>
 医療費の患者負担が
 21,000円未満の場合、患者負担無し
 21,000円以上の場合、全額患者負担(償還払い)
     ↓
 <平成23年10月診療分からの食事負担計算>
 医療費の患者負担に関係なく、全額患者負担となる
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(E)退院時仮計算

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□対応範囲:退院時仮計算
□管理番号:ncp20110831-011
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 定期請求を10日・20日・月末の3期で実施している医療機関様で【退院時仮計算】
 にて1日〜月末までで仮計算すると保険分の負担金額欄に定期請求の2期分の負
 担金しか表示されません。
 現在確認したところ、70歳以上で低所得の患者であったり、70歳未満で限度額
 適用認定証をお持ちの患者にそのような現象がみられます。
 これは仕様でしょうか?
 1ヶ月通しての負担金額を確認できないのでしょうか?

□対応内容
 退院時仮計算について、入力された期間の負担金額の計算を行う際、既に作成
 済みの収納も考慮して計算を行っていますが、負担上限のある場合について、
 定期請求の期間と異なる期間を指定して仮計算が行われると、計算が正しく行
 われない場合がありました。
 これについて、入力された期間の開始日以降で既に作成済みの収納は上限額の
 計算対象としないように修正しました。
 (入力事例)
 後期高齢者  上限 44400円
 作成済収納  期間     負担金額
 収納1    9/ 1 〜 9/10 20000円
 収納2    9/11 〜 9/20 20000円
 収納3    9/21 〜 9/30 4400円
 <修正前>
 退院時仮計算 算定期間 9/1 〜 9/30
 負担金額 24400円
 <修正後>
 退院時仮計算 算定期間 9/1 〜 9/30
 負担金額 44400円
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(F)データチェック

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□対応範囲:データチェック
□管理番号:ncp20110822-001
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 保険証の記号、番号の登録について問い合わせをさせて頂きます。
 医療機関様からの問い合わせなのですが社保(学校共済)の入力をハイフンで
 行っている医療機関様からデータチェックでエラーになるとの連絡がございま
 した。
 システム管理のデータチェック機能情報3で初期設定がハイフンと長音が「エ
 ラーとする」の設定となっているためという事はわかったのですが確認のため
 支払基金様に連絡したところ仕様書通りなのでレセコン開発の大元が仕様書に
 則りレセコン開発をしているはずですのでこちらではそれ以上の回答はありま
 せんとのことでした。
 特に現在どちらを使用しても返戻等にはしていないはずですとのことです。
 実際はハイフン、マイナス、ダッシュ等見た目では判断のつかない内容ですが
 ORCAで入力の際どのような入力にするが正しいのでしょうか?

□対応内容
 システム管理「1102 データチェック機能情報3」のハイフン・長音のチェック
 について、ハイフンを全角マイナス「−」(jis:215d)のみでチェックしてまし
 たが、全角ハイフン「‐」(jis:213e)および全角ダッシュ()(jis:213d)も
 加えてチェックするように修正しました。
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□対応範囲:データチェック
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 配合錠チェック機能を追加しました。
 詳細については、以下を参照してください。
  PD-460-06-2011-09-26-tablets-check.pdf

□対応内容

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(G)明細書

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□対応範囲:明細書
□管理番号:support20110824-021
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 診療月内に公費履歴が6つ以上ある場合において、エラーが表示され、作成処
 理がおこなわれないようです。
 (参考までに伺いましたが、月内で受給者番号変更が6件交付されているのは、
 住所不定の方のためだそうです。)

□対応内容
 同一診療月に公費履歴が6つ以上ある場合、レセプト作成処理がエラーとなり
 ましたので修正しました。
 (受給者番号変更等により公費単独レセプトとなる生保、中国残留邦人等、自
 立支援の公費の場合)
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□対応範囲:明細書
□管理番号:ncp20110601-015
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 /tmp以下の一時ファイルを削除してよい条件などがあれば教えていただけない
 でしょうか。
 いちばんよいのは、レセプト一括作成後に、一時ファイルも削除していただけ
 ると助かるのですが。

□対応内容
 レセプト作成処理が正常終了した場合のみ/tmp/に作成している作業用の一時
 ファイルを削除するようにしました。
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□対応範囲:明細書
□管理番号:kk26414
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 徳島県の地方公費について、添付資料の通り記載変更がありましたので、連絡
 致します。

□対応内容
 徳島県地方公費レセプト記載対応
 (保険番号245の公費欄−一部負担金記載)
 1 国保+保険番号245+保険番号748の場合は、一部負担金の記載をし
   ていませんでしたが記載するよう修正しました(入院、外来)。
 2 国保で一部負担金が上限未満の場合は、10円単位の金額で記載するよう
   修正しました(入院のみ)
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□対応範囲:明細書
□管理番号:kk26519
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 添付資料のとおり、9月診療分より愛知県のレセプト記載が変更になります。
 添付資料
 ・「70歳代前半の被保険者等に係る一部負担金等の軽減措置」に係る審査支払
  機関に対する診療報酬明細書記載方法の変更について

□対応内容
 愛知県地方公費レセプト記載対応
 (保険番号191の公費欄−一部負担金記載)
 <平成23年9月診療分〜>
 国保で、70歳代前半の特例措置(1割据え置き)対象者で、一部負担金が上
 限未満の場合は、”1割相当額”の金額で記載するよう修正しました。
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(H)請求管理

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□対応範囲:請求管理
□管理番号:ncp20110901-019
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 「43請求管理」について医院よりお問い合わせです。
 例:H23.7月診療
 国保で保険者番号138271 記号1111 番号2222 の場合。
 保険証の確認が取れていなかったので「43請求管理」で請求区分0請求しないと
 して登録。
 本日(9/1)保険証の確認が取れて記号が間違っていた事がわかり「12登録」
 で記号1111を3333へ上書きで変更し登録。
 「42明細書」個別作成でH23.7月分を作成し記号が3333へ変更になっている事
 を確認。
 「43請求管理」でH23.7月を開いてみると画面右上に表示される記号は1111の
 ままで作成日もH23.7.31のままでした。
 「12登録」できちんと上書き訂正をしてレセプトでも変わっていた事を確認し
 たのになぜ「43請求管理」で表示が変わらないのでしょうか?と問い合わせが
 ありました。
 こちらで検証した所「43請求管理」で請求区分0請求しないになっている国保や
 社保の場合、記号や番号が変わっただけでは、訂正後のデータに更新されない
 ようです。
 請求区分1未請求にして登録し直して再度個別作成後、請求管理で確認すると
 訂正後のデータになっていました。
 請求区分が0請求しないとなっていても生保などは訂正後のデータに更新され
 ます。
 これは不具合ではないでしょうか?

□対応内容
 作成済みのレセプトの請求管理が「請求しない」で設定されている場合、保険
 の記号番号を変更後、レセプトの再作成を行ったときに保険の記号番号を更新
 するようにしました。
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(I)システム管理

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□対応範囲:システム管理
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 システム管理「2005 レセプト・総括印刷情報」のレセ電タブの記号番号の編
 集設定について、区切り文字の対象となる文字コードに全角ダッシュ(JIS文
 字コード"213d"= EUC文字コード"A1 BD")を追加しました。

□対応内容

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□対応範囲:システム管理
□管理番号:support20110901-006
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 ORCAの「1901医療機関編集情報」の下記のように有効年月日の修正を行いたい
 のですが、重複してますと表示され変更ができません。
 どのようにしたら変更ができるのでしょうか。

□対応内容
 システム管理1901「医療機関編集情報」について削除機能を追加しました。
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(J)CLAIM

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□対応範囲:CLAIM
□管理番号:ncp20110824-024
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 入院のCLAIM送信にて、下記内容を送信した所
 .230
 660407074 MS温シップ「タイホウ」 100g
 001000701 医師の指示通り
 *1/20
 syslogに下記エラーが表示され、日レセにCLAIMデータを取り込む事が出来ま
 せんでした。
 Aug 24 21:12:53 *****-sv1 panda/dbstub[15637]: module ORCL0030:
 /var/tmp/claim_rcv_0
 Aug 24 21:12:53 *****-sv1 panda/dbstub[15637]: Received signal 11
 errno 0
 Aug 24 21:12:53 *****-sv1 panda/dbstub[15637]: SI code = 1
 (Address not mapped to object)
 Aug 24 21:12:53 *****-sv1 panda/dbstub[15637]: Fault addr =
 0x4accf1fc

□対応内容
 CLAIMによる中途終了データ作成で、入院の外用で算定日と回数を*で指定した
 時、異常終了することがありましたので修正しました。
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(K)API

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□対応範囲:API
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 診療行為内容返却と患者病名返却の各APIを追加しました。
 詳細についてはホームページを参照してください。

□対応内容

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トップ > 日医標準レセプトソフト > 更新情報 > 改善・不具合等パッチ対応履歴 > Ver.4.6.0 > パッチ提供(第6回)◆日医標準レセプトソフト ver 4.6.0 全17件:登録/診療行為/病名/入退院登録/退院時仮計算/データチェック/明細書/請求管理/システム管理/CLAIM/API

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