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パッチ提供(第32回)◆日医標準レセプトソフト ver 4.6.0 全39件:登録/診療行為/病名/会計照会/入退院登録/明細書/日次統計/月次統計/点数マスタ/チェックマスタ/API/帳票/その他

■厳重注意事項

【厳重注意事項】
(1) データベース二重化の環境では、データベースの不整合が発生する場合が
  ありますので、従サーバ、主サーバの順でプログラム更新を実行してください。

(2) バージョンは 4.6.0 であってもプレリリース版をインストール
  しているシステムに対しては「プログラム更新」を行わないで
  ください。
  必ず正式リリース版にアップグレードを行ってからさらに
  「プログラム更新」を行ってください。

  インストールバージョンの確認方法

  kterm などで次のコマンドを入力してください。
  $ dpkg -s jma-receipt
  Version: 1:4.6.0-1+0jma0.pre.n (n は数字)
  というようにVersion情報にpreという文字列がある場合は
  プレリリース版です。

■プログラム更新処理手順について

プログラム更新処理手順について

「トップメニュー」から「03 プログラム更新」を選択します。

「更新」ボタンをクリックするかF12キーを押します。

「プログラム更新を実行します。よろしいですか?」に対し
「OK」をクリックするかF12キーを押します。

3分〜5分程度待ちます。
(ダウンロードを行うため回線の込み具合によりこれ以上かかる場合もあります。)

「状況」ボタンをクリックするかF11キーを押します。
画面中の一覧最下行の処理状態が「済」になればプログラムの取得は終了している
ことを表します。

これを確認したらメニューに戻って業務を再開してもかまいませんが
この処理は自動的に自システム(日レセ)の再起動を行いますのでその処理中には
画面がフリーズしたようにしばらく動かなくなることがあります。
しばらく(長くても1分程度)待っていただければ画面は動き出しますのでご注意
ください。

従サーバへのプログラム更新について

プログラム更新業務は接続している「日レセ」サーバ(通常は主サーバ)
に対してのみ修正プログラムの取り込みを行います。

従サーバに対しても修正プログラムの取り込みを行う必要がありますが
この場合は従サーバへ接続を切り替えて行います。
一番簡単な方法は従サーバマシンでglclientをローカル接続(-port  
オプションなし)を行い業務画面を表示させます。
後は、主サーバの場合と同様の操作を行ってください。

■プログラム更新により修正される内容について

第32回:平成24年08月28日(2012-08-28)提供分

* パッチ提供に関するドキュメントは 
   PD-460-32-2012-08-28.pdf
   日次・月次統計業務の機能追加について
  です


(A)登録

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□対応範囲:登録
□管理番号:request20120210-002
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 高額委任払の患者で、すでに入院される前に他医院にて35400円支払ってある
 ため、入院上限額は0円となり、標準負担限度額等だけの支払いとなる場合が
 あります。
 公費の種類で「964 高額委任払」を選択し、所得者情報の月上限額を0円に
 設定しますが、入院上限額が発生してきます。
 これを0円の場合でも設定ができ、入院上限額が発生しないよう、ご検討よ
 ろしくお願い致します。

□対応内容
 保険番号964(高額委任払)の所得者情報での上限額入力が0円設定
 (金額設定がない場合も含む)の場合、患者窓口負担(医療費)を0円とする
 ようにしました。
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(B)診療行為

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□対応範囲:診療行為
□管理番号:お電話でのお問い合わせ7月30日−処方せん料用法判定
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 27日のパッチにて対応しました処方せん料の用法コードでの判定について、
 最終行の用法コードが同一であれば同じ剤とし用法まとめでは1剤としてカウ
 ントされているようです。
 こちらについては仕様でしょうか。

 服用時点、服用回数が同じであっても、処方日数が異なる場合は2剤以上とし
 て取り扱うとうことになっていますが処方日数が違う場合は、オペレーターの
 判断が必要ということでしょうか。

□対応内容
 処方せん料の内服薬7種類以上の用法まとめ判定に日数を考慮していませんで
 した。
 用法コードと日数が同じ剤をまとめて内服薬の種類判定を行うように修正しま
 した。
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□対応範囲:診療行為
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 外来迅速検体検査加算の自動発生について改定後の対応になってないのですが、
 確認していただけないでしょうか。

□対応内容
 外来迅速検体検査加算の対象検査2項目を追加しました。
 160191810 フィブリン・フィブリノゲン分解産物(FDP)半定量
 160191910 フィブリン・フィブリノゲン分解産物(FDP)定量

 ※システム管理で「1016 外来迅速検体検査設定情報」をH24.4.1で期間変更
 した場合、今回追加となった検査は期間外となるためコードのみ表示されるこ
 とになります。
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□対応範囲:診療行為
□管理番号:support20120822-002
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 抗シトルリン化ペプチド抗体定性または定量、MMP-3をおこなった場合、主たる
 もの1つに限り算定となります。
 抗シトルリン化ペプチド抗体定量(160197410)が24年4月から新設されたコー
 ドとなり、重複算定のチェックがおこなわれていません。

□対応内容
 改定で新規追加となったリウマトイド因子(RF)定量、抗ガラクトース欠陥
 IgG抗体定量、抗シトルリン化ペクチド抗体定量が主たるもの2つのチェッ
 クに対応していませんでしたので、チェックを行うように修正しました。
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(C)病名

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□対応範囲:病名
□管理番号:request20120704-002
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 病名が20個以上あるような患者様で新しい病名を追加登録すると、4.5.0etch
 版の時には自動的にスクロールが1番下に動いて登録した病名がすぐに確認で
 きていたのですが、4.6.0 lucid版では登録をした後、スクロールをしないと
 病名が見れなくなったそうです。
 登録した病名がスクロールをしなくてもすぐ画面上で確認できるようにはでき
 ないでしょうか?

□対応内容
 登録後、自動的にスクロールするように修正しました。
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□対応範囲:病名
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 患者病名画面、自院病名登録画面で病名欄から病名を入力時、病名から検索し
 た傷病名コードから未コード化傷病名とならない傷病名コードを優先して返却
 を行うようにしました。

□対応内容

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□対応範囲:病名
□管理番号:request20120301-005
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 病名コード登録時にコードの一部を入力すると、自院病名検索画面が表示され
 ますが、検索結果が1件の場合も選択番号を入力しなくてはなりません。
 診療行為画面(診療行為一覧選択サブ画面)であれば検索結果が1件の場合は
 選択番号を入力しなくてもEnterで確定がされます。入力の際に少しでも簡単
 に入力したいとのことですので、自院病名検索画面も診療行為一覧選択サブ
 画面と同様の仕様にしてほしいと要望をいただきました。

□対応内容
 患者登録画面で自院病名コードの一部を入力した場合、対象の自院病名が1件
 のときは選択画面で選択しなくてもそのまま確定を可能としました。
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(D)会計照会

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□対応範囲:会計照会
□管理番号:kk28978
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 大阪の医院様よりお問い合わせです。
 協会+長期
 1回目 7400円で会計
 2回目 2600円で会計
 3回目以降は長期で1万円上限額を超えているので請求なしとなっています。
 月中でマル障の保険をお持ちになりました。
 1日500円、月2回までの公費になります。
 協会+マル障+長期の組合せで保険一括変更をして収納更新をした際に、
 1回目が請求なし
 2回目が500円請求、
 3回目以降も請求なしとなりました。

 1回目で500円請求額が発生しないのはなぜでしょうか?
 月2回、500円なのに、1日分しか500円の請求額が発生しなかったのは
 なぜでしょうか?

□対応内容
 会計照会−収納更新時の負担金計算修正
 下記例の不具合について修正しました。

 1 診療行為入力を行う
  協会(3割)+972
  1日目 2465点 患者負担 7400円
  2日目 1000点 患者負担 2600円
  3日目 1000点 患者負担 0円
 2 会計照会−保険一括変更を行う
  協会(3割)+972
   ↓
  協会(3割)+大阪府180+972
 3 会計照会−収納更新を行う
  500円X月2回の負担金が発生しない
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(E)入退院登録

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□対応範囲:入退院登録
□管理番号:request20111115-003
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 療養病棟入院基本料の算定期間中に65歳になり次月会計テーブルが作成済の場
 合、転科転棟転室で療養病棟入院基本料(生活療養)を選択し直さないといけ
 ないが、入院料の変更漏れを防ぐために、入院会計照会に警告メッセージを表
 示してほしいとのことです。

□対応内容
 療養病棟入院基本料(有床診療所療養病床入院基本料)を算定する患者につい
 て、65歳となり生活療養の入院料への変更が行われていない場合、入院会計
 照会画面に警告メッセージを表示するようにしました。
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□対応範囲:入退院登録
□管理番号:お電話でのお問い合わせ8月9日−災害該当前期高齢一部負担金
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 入院で、主保険+特定疾患負担有り(5500円)+公費一般
 免除+災害該当で登録を行った場合に後期高齢者と70歳未満の場合は食事負
 担額として5500円まで負担金が上がりレセプトの公費(1)の一部負担金
 欄へも5500円と記載されます。

 前期高齢者1割の場合は2割計算で保険点数が5500円を超えると窓口負担
 もレセプトの公費(1)の負担金も0円となります。
 保険分が2割計算で5000円の場合は食事負担額として500円が窓口負担
 となりレセプトの公費(1)の負担金が500円となります。

 前期高齢者の場合のみ計算方法が違うのでしょうか。

□対応内容
 災害減免の食事負担計算修正

 前期高齢者(1割据え置き)+051(上限あり)の場合、患者食事負担が正
 しく計算されない不具合がありましたので修正しました。

 (例)入院
 前期高齢者(1割据え置き)+051(月上限5500円)
 (962免除+959災害該当)

 災害減免の場合も保険点数の2割計算額 < 051の月上限 となる場合につい
 て、残計算(051の月上限−保険点数の2割計算額)を行い、この残を元に
 食事負担を計算していました。
 その為、保険点数の2割計算額が5000円の場合は食事負担が500円とな
 っていました。
 又、保険点数の2割計算額が5500円を超える場合は患者食事負担が発生し
 ませんでした。
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(F)明細書

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□対応範囲:明細書
□管理番号:support20120726-010
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 高額長期疾病に係る特定疾病療養受領証を提出した70歳の前期高齢者1割負担の
 患者さんのレセプトです。
 現在、点数が5000点の時、2割計算をすると一部負担金は10000円となり特記事
 項欄に「02長」が印字されます。
 特記事項に「02長」の記載をするのは、
 「1万円を超えた場合」=「10001円以上」であり10000円では記載しないように
 と国保連合会から連絡があったと医療機関様より報告がありました。
 支払基金にも問い合わせましたが同じ回答でした。

□対応内容
 レセプト特記事項(02長)記載修正
 (平成24年4月診療分以降で対応)

 記載条件を下記のように修正しました。
 マル長の上限10000円に達した場合に記載
  ↓
 マル長の上限10000円を超えた場合に記載

 (例1)前期高齢(1割据え置き)+972
 請求点数5000点の場合(5000点X10円X2割=10000円)は
 02長の特記事項記載をしない
 (例2)後期高齢(1割)+972
 請求点数10000点の場合(10000点X10円X1割=10000円)
 は02長の特記事項記載をしない
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────────────────────────────────────
□対応範囲:明細書
□管理番号:kk28941
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 福祉医療費公費負担制度に係るレセプト等の記載が変更となりますので対応を
 よろしくお願いいたします。

□対応内容
 広島県国保・後期高齢レセプト記載(記録)対応(入・外)

 ”主保険+全国公費+地方公費+長期”と”主保険+地方公費+長期”の2種
 類の保険組み合わせで診療を行った場合の記載(記録)対応

 (月上限−公費1負担金)と(主+地+長の主保険負担相当額)
 を比較し、小さい金額を保険欄ー一部負担金に加算する

 (例1)入院
 後期1割+015(上限5000円)+191+972 請求点
 82444点
 後期1割+191+972 請求点11142点
         (10000) (10000)
 保険   93586   10000    15000 (※)
 公費1 82444  5000  → 5000
 公費2 93586 2800 2800
 (※)
 ・10000円−5000円=5000円
 ・(後期1割+191+972) 11142点X10円X1割=11140円
 5000円<11140円で、5000円を加算する

 (例2)入院
 後期1割+015(上限5000円)+191+972 請求点7000点
 後期1割+191+972 請求点4000点
  ( 7000) ( 7000)
 保険 11000 10000 11000 (※)
 公費1 7000 5000 → 5000
 公費2 11000 2800 2800
 (※)
 ・10000円−5000円=5000円
 ・(後期1割+191+972) 4000点X10円X1割=4000円
 5000円>4000円で、4000円を加算する
────────────────────────────────────
────────────────────────────────────
□対応範囲:明細書
□管理番号:kk289041
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 http://www.mhlw.go.jp/bunya/iryouhoken/iryouhoken12/dl/index-096.pdf
 上記URL49頁のウ(ア)より
 分点が発生した場合、レセプトの保険一部負担金額欄には括弧での再掲が記載
 されますが、括弧での再掲は記載不要とのことです。

 記載要領に則っていない記載であることは承知の上で、広島支払基金のシステ
 ム上エラーとなるようです。

□対応内容
 レセプト保険欄一部負担金(再掲)記載修正(括弧2つ)(長期併用時)
 下記例のような全国公費+長期の2種類の保険組み合わせを使用した場合の記
 載について

 (例)外来
 協会3割+015(上限5000円)+972 36445点
 協会3割+051(上限2250円)+972   416点
  (10000) (10000)
  ( 1250) ( 0) (※)
 保険 36861 10000 → 10000
 公1 36445 5000 5000
 公2 416 1248 1248
 (※)10000円−10000円(再掲(上))=0円
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────────────────────────────────────
□対応範囲:明細書
□管理番号:ncp20120720-011
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 70歳未満の低所得2の入院レセプトですが、5月診療分のレセプトが国保連
 合会より返戻となりました。
 理由は、高額療養費の現物給付をされている方の一部負担金は10円未満四捨
 五入してくださいとのことでした。
 現状では公費一部負担金額が10円未満端数処理なしで記録されてしまいます。

□対応内容
 70歳未満現物給付に関わる010(感37の2)のレセプト記載修正
 (010が高額療養費計算の合算対象外である場合)

 010の公費欄−一部負担金について、1円単位で記載していましたが、
 10円単位で記載するよう修正しました。

 (例)入院、70歳未満現物給付(低所得2)、高額4回目以降
 主保険単独 15812点
 主保険+010 2876点
  ( 8630) ( 8630)
 保険 18688 33230 → 33230
 公1 2876 26038 26040
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────────────────────────────────────
□対応範囲:明細書
□管理番号:kk29013
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 医療機関様より再度提出先にご確認して頂きました。
 やはり患者様から高額療養費の上限を超えたお金を医療機関で頂いているかど
 うかを関係なく総点数から計算して、高額療養費の上限額を超えていた場合は
 記載が必要とのことです。
 90,91,92の場合であっても、記載は必要のようです。

 前回サポートセンター様より頂いている添付資料については
 入院に関わる資料になっており、入院に関しては制度に変わりないようですが、
 外来は一部負担金欄に今回の場合35400円の記載とその上にカッコ書きで
 35400円の記載が必要とのことです。

□対応内容
 広島県地方公費(法別90・91・92)のレセプト記載(記録)対応修正

 以前の対応について、それぞれ修正を行いました。
 外来レセプト ・・・ 対応を取り止める
 入院レセプト ・・・ 平成24年9月診療分から対応を取りやめる

 --以前の対応--
 広島県地方公費(法別90・91・92)のレセプト記載(記録)対応

 国保の70歳未満現物給付対象者で、上記地方公費を含むレセプトが対象
 (国保+全国公費+地方公費や国保+地方公費 など)

 高額療養費が現物給付されている場合
   保険欄−一部負担金欄の記載をする
         ↓
   保険欄−一部負担金欄の記載をしない(空欄)
 --
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□対応範囲:明細書
□管理番号:お電話でのお問い合わせ8月9日−旧自賠レセその他欄記載
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 健保と旧自賠を併用していて、健保で生活習慣病管理料を算定し、旧自賠で処
 方せん料を算定したい。
 旧自賠で.820宣言し出来高算定(剤)
 処方せん料を手入力すると自賠責のレセプトの80その他欄の処方せんとリハ
 ビリの両方に処方せん料が計上され80その他の小計欄にも両方の点数、金額
 で計算されています。
 合計は正しく計算されます。

□対応内容
 レセプト点数欄(80その他)記載修正
 .820
 099999903 出来高算定(剤)
 120002910 処方せん料(その他)

 上記の診療行為入力を行った場合、点数欄(80その他)記載に不具合があり
 ましたので修正しました。

 <点数欄(80その他)>
 処方せん 68点
      68点 ← 不要な記載がされていた
 薬 剤
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────────────────────────────────────
□対応範囲:明細書
□管理番号:kk29114
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 広島県ユーザー様より、下記理由にて、レセプトが返戻された旨、対応してほ
 しいとのご連絡がありました。
 ■返戻理由
 一部負担金額をご確認ください。
 保険の一部負担金額は、15,420円、公費10の一部負担金額は15,000円ではない
 でしょうか?
 また公費91に係る点数は全点数をご記載下さい。
 ■レセプトに記載されている内容
 主保険…> 後期高齢者
 公費(1)…> 結核(感37の2)(法別10)
 公費(2)…> 重度心身障害(法別91広島県単独公費)
 (療養の給付欄)
 保険…> 請求点=57,535点、 負担金額=15,840円(840円)
 (1)  …> 請求点=841点   負担金額=15,420円
 (2)  …> 請求点=56,694点 負担金額=800円
 尚、同レセプトは、7/4のパッチプログラム適用前に作成、請求されております。

□対応内容
 広島県後期高齢レセプト記載(記録)対応(入・外)
 ”主保険+全国公費+地方公費”と”主保険+地方公費”又は”主保険+全国
 公費”と”主保険+地方公費”の2種類の保険組み合わせで診療を行った場合
 の記載(記録)対応

 (例)入院 低所得1
 後期1割+010 請求点 841点
 後期1割+291 請求点 56694点
  ( 840 ) ( 840 )
 保険 57535 15840 15420 (※1)
 公費1 841 15420 → 15000 (※2)
 公費2 56694 800 800
 (※1)
 15000円(上限)ー420円(公費1一部負担)=14580円
 840円+14580円=15420円
 (※2)
 420円+14580円=15000円
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────────────────────────────────────
□対応範囲:明細書
□管理番号:kk29080
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 入院で国保・特疾(負担なし)・県障 低2 3ヶ月越の方のレセプトが返戻
 になりました。
 いままでは国保のほうで修正していただいていたそうです。
 食事療養の記載で(1)も(2)も回数、金額が載ってきています。
 (1)特疾も(2)県障害も食事をもつのであがってくるのだと思いますが、(1)特疾
 が食事をもつので、(2)県障はゼロになればいいとおもいます。
 返戻せんではどちらか一方とのことになっているのでどのように修正すればい
 いですか?

□対応内容
 新潟県国保・後期高齢レセプト記載(記録)対応(入)
 レセプト食事療養の記載(記録)対応

 (例)国保(低所得2)
 (ア)保険と公費1の内容が異なり、保険と公費2の内容が同じ場合
 ・入院会計保険組み合わせ(国保+091+261 と 国保+261)
 保険 90 57600 18900 90 57600 18900
 公費1 18 11520 3780 → 18 11520 3780
 公費2 90 57600 18900 72 46080 15120

 (イ)保険と公費1と公費2の内容が同じ場合
 ・入院会計保険組み合わせ(国保+091+261)
 保険 90 57600 18900 90 57600 18900
 公費1 (記載省略) → (記載省略)
 公費2 (記載省略) 0 0 0

 ※国保+091+261の保険組み合わせ分について、レセ電”97”の負担
 区分は、"4" → "2" となります。
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────────────────────────────────────
□対応範囲:明細書
□管理番号:8/15 自賠責新様式 オーバーレイ印刷
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 標題の件にて、添付レセプトの赤枠部分を以下の名称に変更していただけます
 よう、お願いいたします。

 (誤)単位
 (正)単価

□対応内容
 自賠責レセプト(新様式)の平成19年4月改正様式(枠あり)について、請
 求額の計算欄の文言に誤りがありましたので修正しました。

 <入院外>
 A(イX単位X ) → A(イX単価X )
 B(ロX単位) → B(ロX単価)

 <入院>
 A(イX単位X ) → A(イX単価X )
 B(ロX単位) → B(ロX単価)
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□対応範囲:明細書
□管理番号:ncp20120731-027
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 生保をお持ちの患者様で、月の途中で53(児童保護措置)をお持ちになった
 場合のレセプトですが、明細書の個別作成を行った場合、「ファイル書き込み
 エラー FILE=RECE090【保険情報編集】」となり明細書の作成が出来ません。

□対応内容
 同じ適用開始日で登録した生保(12)と児童保護(53)で同一診療月に診療を行っ
 た場合、レセプト作成で保険履歴ファイル作成時にエラーとなりましたので修
 正しました。
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□対応範囲:明細書
□管理番号:support20120809-033
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 オンライン請求で返戻レセプトデータを含めて送ったところ、お一人だけエラ
 ーになったとのこと。
 こちらでデータを確認いたしましたが、原因がわかりません。

 エラー内容▼
 「請求データと履歴管理ブロックの検索番号が一致していません。又は検索番
 号の不備です。請求データ・・・

□対応内容
 返戻データの取込み時にcsvデータの取込み条件に不備があり、検索番号が返
 戻理由レコード(レコード識別HR)の500バイト以降に記録されている場合に当
 該番号の取込みができず、再請求時のレセ電データへの記録ができない不具合
 がありましたので修正しました。
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────────────────────────────────────
□対応範囲:明細書
□管理番号:ncp20120807-001
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 先月請求のレセプドでは精密持続点滴注射加算がレセプト上に記載されている
 のですが、今月請求レセプトを確認しましたところ、対象薬剤が入力されてい
 るにもかかわらず、精密持続点滴注射加算が記載されていませんでした。
 会計カードにて確認しますと、精密持続点滴注射加算が記載されています。
 レセプトに記載されるようにはならないのでしょうか。

□対応内容
 入院レセプトについて以下の対応を行いました。
 手術入力日に精密持続点滴注射加算と注射薬剤を1剤でまとめて入力し、点滴
 手技料が算定されていない場合のレセプト記載について、摘要欄に精密持続点
 滴注射加算の明細が記載されない不具合がありましたので修正しました。
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────────────────────────────────────
□対応範囲:明細書
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 転帰済みの傷病名についてレセプト表示期間を設定した場合に、表示期間が転
 帰日以降となっても転帰日に該当する診療年月のレセプトまでしか記載できま
 せんでしたが、システム管理の設定により転帰日に関係なく表示期間によるレ
 セプトへの記載可能としました。

□対応内容
 システム管理「2005 レセプト・総括編集情報」に「転帰済傷病名記載区分」
 で表示期間を転帰日より優先する設定を追加しました。
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(G)日次統計

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□対応範囲:日次統計
□管理番号:request20120703-002
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 収納日報(期間指定)を出力した直後(正確には締め処理の直後)に会計登録
 を行うと,翌日の日報に計上されない患者が発生する場合がある。
 仕様上『締め処理の1分後が翌締め処理の開始時間となる』ため発生している
 と思われるが,これを改善して欲しい。
 との事でした。
 具体的には『?X:00』と『X:01?』の間の約60秒の間に登録を行った患者が抽出
 対象から漏れている為,内部的な仕様の変更が必要かと思いますので,よろし
 くお願い致します。

□対応内容
 日次統計「収納日報(期間指定)」について、日次統計業務で締め処理を行っ
 た直後に診療行為入力を行った場合、診療行為の登録時刻が「分」の単位まで
 同じだと締め処理を行う前の期間の収納日報に収納が計上されていましたので、
 この場合でも締め処理後の期間の収納日報に収納を計上するように修正しまし
 た。
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(H)月次統計

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□対応範囲:月次統計
□管理番号:request20111024-005
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 統計データで取得するデータには、患者登録の住所データの後半部分が反映さ
 れていないので、後半部分のデータも取得できるようにして欲しい。

□対応内容
 日次統計、月次統計より出力する統計データの住所欄に、患者登録画面で入力
 された番地方書を含めた内容を出力するようにしました。
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□対応範囲:月次統計
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 (1)日次・月次統計業務より、標準帳票・公開帳票の登録を行えるようにしま
した。
 (2)登録順の変更を行えるようにしました。

□対応内容

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□対応範囲:月次統計
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 日次・月次統計業務のパラメータ説明画面にユーザーが自由に入力を行えるメ
 モ欄を追加しました。標準帳票のパラメータ説明への補足を記述したりするこ
 とが可能です。

□対応内容

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(I)点数マスタ

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□対応範囲:点数マスタ
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 点数マスタ登録で、改正処理を行うなど有効期間を変更した時に、警告を表示
 するようにしました。
 対象コードは以下となります。
 診療行為(1xxxxxxxx)
 医薬品(6xxxxxxxx)
 特定器材(7xxxxxxxx)
 コメント(8xxxxxxxx)
 点数マスタ設定画面で「確定」ボタンをクリックした時、各画面で「登録」
 ボタンをクリックした時に警告メッセージを表示します。

□対応内容

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(J)チェックマスタ

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□対応範囲:チェックマスタ
□管理番号:request20110518-004
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 チェックマスタの「薬剤と病名」をお使いの医院様より「リストに終わった薬
 剤が印刷されてきて来て、かなりの枚数が出る。何とかなりませんか?」と問
 合せがありました。
 経過措置が終了した薬剤は、薬剤と病名で登録されている薬剤リストの対象外
 となるようにお願いできますでしょうか。

□対応内容
 (X91)チェックマスタ―帳票出力設定画面に基準日の項目を追加し、基準日時
 点で有効期限の切れの薬剤・診療行為はチェックマスタ一覧に編集しないよう
 にしました。
 (基準日の初期値はシステム日付とし、任意の日付に変更が可能です。)
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(K)API

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□対応範囲:API
□管理番号:request20120731-003
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 現在、OrcaのAPIを使用し、診療行為をORCAに送っているのですが、フリーコメ
 ントで入力した内容が25文字で切られてしまい、コメントの全文が連携され
 ません。

 最低でも、ORCAで入力出来る40文字フル桁連携出来るように修正して頂きたい
 のですが。

□対応内容
 APIの中途データ登録で、フリーコメントのコメント内容が25文字までの登録
 となっていましたので、40文字まで登録できるように修正しました。

 また、APIでは剤の明細数を40まで登録可能としていましたが、20まで
 しか登録できませんでしたので、40まで登録できるように修正しました。
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(L)帳票

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□対応範囲:帳票
□管理番号:genericname20120803-002
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 ミルタックスパップ30mg(620007796)を一般名処方した時に、一般名は
 「ケトプロフェンパップ30mg」で出ていますが、一般名コードが、
 「2649729S1ZZZ」となっています。
 厚生労働省のリストでは例外品目となっており、「2649729SAZZZ」が、
 正しいコードになるかと思います。

□対応内容
 QRコードについて厚生労働省一般名処方マスタ(平成24年7月1日現在)の
 例外コードに対応しました。
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□対応範囲:帳票
□管理番号:request20111110-001
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 ORCBG01V01診療科別医薬品使用統計量で院内処方分のみ薬剤使用量を出したい
 が処置薬剤まで含まれてくる。処置や検査などで診療区分を区切ってある薬剤
 を除いた、院内処方分のみを抽出できるようにしていただきたいと要望があり
 ました。

□対応内容
 診療科別医薬品使用量統計の抽出条件に診療区分を追加しました。
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□対応範囲:帳票
□管理番号:request20110906-002
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 集計テーブルが処理日のため、定期請求をかける前に環境設定で3/31に変更し、
 定期請求処理をかけていただけば未収金一覧にあがってきます。処理後は必ず
 環境設定を当日の日付に戻してください。

□対応内容
 (1)実行パラメータの処理区分に下記の区分を追加しました。
  3:期間内の請求分(期間外の訂正・入金を含む)
  4:期間内の請求分(期間外の訂正・入金を含まない)
  これらの区分が指定された場合は収納(収納明細)の最初の処理日が期間内
  のものを対象に未収金一覧表の作成 を行います。
 (2)未収金一覧表(伝票別)について、入外区分のパラメータに“0”が指定
 された場合、入院・外来両方の未収金一覧表を作成するようにしました。
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□対応範囲:帳票
□管理番号:request20120206-003
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 会計カード(ORCBG007)のフォームについて。
 病名が多いと、病名印字の為に複数ページ使ってしまうことがあり用紙が無駄
 になる。会計カードは入力した内容の確認の為に使用している為、病名印字は
 不要な場合が多い。
 印刷時の設定で病名印字の有無を決められるようになると良い。
 また印字項目について他メーカに比べると絞り込みの機能がない。診区の範囲
 を指定できるようになるなどして欲しい。
 説明文の中に病棟別や診療科別の設定があるか、数字1桁なのか2桁なのか等
 の説明を加えて欲しい。

□対応内容
 (1)現在のパラメータ「診療科区分」を「編集区分」に変更し、下記の区分内
 容に変更を行いました。

 ※2、3を新たに追加
 1:会計カードを診療科毎に編集する。
 2:病名を非表示にする。
 3:会計カードを診療科毎に編集し、病名を非表示にする。(1+2)

 (2)パラメータ説明について、下記内容の変更を行いました。
  (1)病棟番号の必須桁数の記載を追加しました。
  (2)診療科について、診療科コードを入力するように記載を変更しました。
  (3)入外区分の指定が0の場合、外来の会計カードの編集を行う記載を追
     加しました。

 (3)システム管理業務で日次・月次統計帳票の登録を行う際のパラメータ形式に
   ついて、現状のPTNUM,YM,YMDなどに加え、数値、半角項目チェックを行う識
   別子を新たに追加し、日次・月次統計業務よりパラメータを入力する際の
   チェック強化を行うようにしました。

 <追加する識別子>
  A:半角項目
  A1〜A10:半角項目(Aの後の数字は最大文字数。)
  N1〜N10:数値項目
   (Nの後の数字は最大桁数。必須項目の場合、初期値に"0"を編集する。)
  N01〜N010:数値項目
   (Nの後の数字は最大桁数。入力内容が最大桁数に満たない場合は前ゼロ
    を補完する。)
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□対応範囲:帳票
□管理番号:request20111130-003
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 入院患者通算日数一覧表(ORCBG004)で、処理区分 『1 基準日時点で入院
 している患者および基準日に属する月に退院した患者』を選択した場合、既に
 退院した患者さんも出てきますが、いつ退院したか分からない為、退院日の項
 目の追加を要望されました。

□対応内容
 入院患者通算日数一覧表および長期入院対象患者一覧表に退院日を追加しまし
 た。
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□対応範囲:帳票
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 (1)会計カードに表示している傷病名について補足コメントの記載を行うよう
 にしました。補足コメントを加えた文字数が1行の最大文字数を超える場合は
 次の行に折り返して編集します。
 (2)傷病名欄の1行の最大文字数を全角26文字から全角28文字に増やしま
 した。

□対応内容

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□対応範囲:帳票
□管理番号:support20120811-003
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 請求書兼領収書:標準プログラム名 ORCHC03V03A5
 本日8/11に自費保険で診察料は算定せず自費の検査を入力後「複数科保険」で
 組合を選択し院外処方内容を入力し登録した所請求書兼領収書の合計点数が
 *****と表記されました。
 請求確認画面の発行方法は 4全体をまとめて発行

□対応内容
 外来の請求書兼領収書(ORCHC03,〃V02,〃V03,〃V03A5)を診療行為業務から発
 行する際、自賠責保険で患者負担が無い場合の請求書兼領収書を発行した直後
 に複数保険入力を行った患者の請求書兼領収書を「4全体をまとめて発行」で
 発行すると、合計点数欄が"*********"と編集される不具合がありましたので
 修正しました。
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(M)その他

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□対応範囲:その他
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 タイトルバーにログイン中のユーザ名を表示するようにしました。

□対応内容

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□対応範囲:その他
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 第32回パッチにより、以下の1テーブルのスキーマを変更しました。
  統計覚書(TBL_TOUKEIMEMO)
 DB管理情報は S-040600-1-20120821-1 となります。

□対応内容

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トップ > 日医標準レセプトソフト > 更新情報 > 改善・不具合等パッチ対応履歴 > Ver.4.6.0 > パッチ提供(第32回)◆日医標準レセプトソフト ver 4.6.0 全39件:登録/診療行為/病名/会計照会/入退院登録/明細書/日次統計/月次統計/点数マスタ/チェックマスタ/API/帳票/その他(2012-08-28)

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