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パッチ提供(第49回)◆日医標準レセプトソフト ver 4.7.0 全3件:診療行為/データチェック

■厳重注意事項

【厳重注意事項】
(1) プログラム更新時において、データベースの構造変更処理が実行される場合が
  あります。
  データ量によっては、時間を要する場合がありますので、実行中は誤って、
  電源を切らないようにしてください。

(2) データベース二重化の環境では、データベースの不整合が発生する場合が
  ありますので、従サーバ、主サーバの順でプログラム更新を実行してください。

(3) バージョンは 4.7.0 であってもプレリリース版をインストール
  しているシステムに対しては「プログラム更新」を行わないで
  ください。
  必ず正式リリース版にアップグレードを行ってからさらに
  「プログラム更新」を行ってください。   インストールバージョンの確認方法   kterm などで次のコマンドを入力してください。   $ dpkg -s jma-receipt   Version: 1:4.7.0-1+0jma0.pre.n (n は数字)   というようにVersion情報にpreという文字列がある場合は   プレリリース版です。

■プログラム更新処理手順について

プログラム更新処理手順について

「トップメニュー」から「03 プログラム更新」を選択します。

「更新」ボタンをクリックするかF12キーを押します。

「プログラム更新を実行します。よろしいですか?」に対し
「OK」をクリックするかF12キーを押します。

3分〜5分程度待ちます。
(ダウンロードを行うため回線の込み具合によりこれ以上かかる場合もあります。)

「状況」ボタンをクリックするかF11キーを押します。
画面中の一覧最下行の処理状態が「済」になればプログラムの取得は終了している
ことを表します。

これを確認したらメニューに戻って業務を再開してもかまいませんが
この処理は自動的に自システム(日レセ)の再起動を行いますのでその処理中には
画面がフリーズしたようにしばらく動かなくなることがあります。
しばらく(長くても1分程度)待っていただければ画面は動き出しますのでご注意
ください。

従サーバへのプログラム更新について

プログラム更新業務は接続している「日レセ」サーバ(通常は主サーバ)
に対してのみ修正プログラムの取り込みを行います。

従サーバに対しても修正プログラムの取り込みを行う必要がありますが
この場合は従サーバへ接続を切り替えて行います。
一番簡単な方法は従サーバマシンでglclientをローカル接続(-port  
オプションなし)を行い業務画面を表示させます。
後は、主サーバの場合と同様の操作を行ってください。

■プログラム更新により修正される内容について

第49回:平成26年7月29日(2014-07-29)提供分

* パッチ提供に関するドキュメントは 
   PD-470-49-2014-07-29.pdf
  です

(A)診療行為

────────────────────────────────────
□対応範囲:診療行為
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 マル長患者で、月途中から公費(全国公費又は地方公費)が適用となった診療
 月の対応で7月24日にパッチ提供した対応に不具合がありましたので修正し
 ました。(外来分)
 例:患者登録
 ・後期高齢1割(H26.4.1~99999999)
 ・972(H26.4.1~99999999)
 ・015(H26.7.16~99999999)月上限額10000円
 <外来>
 7月1日 後期高齢1割+972 請求点数7000点
 7月10日 後期高齢1割+972 請求点数7000点
 7月16日 後期高齢1割+015+972 請求点数15000点
 ◆7月分レセプト
        (10000)   (  0 )
 保険 29000  10000  → 10000
 公1 15000    0      0
 「主保険+マル長」・「主保険+公費+マル長」のいずれかの保険組み合わせ
 で、複数日の診療がある場合、括弧再掲が正しく記載されていませんでしたの
 で修正しました。

□対応内容
 7月24日提供のパッチ適用前はデータチェックの薬剤と併用禁忌チェックの動作
 として、薬剤と併用禁忌マスタに登録がある場合に相互作用マスタからのチェ
 ックを行なっていましたが、パッチ適用後は薬剤と併用禁忌マスタに登録がな
 い場合も相互作用マスタからのチェックを行うようになっていましたのでパッ
 チ適用前の動作となるように修正しました。
────────────────────────────────────

(B)データチェック

────────────────────────────────────
□対応範囲:データチェック
□管理番号:ncp20140725-003
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 今までは診療行為入力時に相互作用マスタからの禁忌薬剤一覧画面が出ていた
 場合でもデータチェックにはエラー出力が出ていませんでしたが、2014-07-24
 付のパッチ提供後より「併用禁忌の薬剤が入力されています(相互作用マスタ
 より)」のエラーが出るようになりました。
 今回のパッチ提供内容には下記2点が改善内容として記載されているのは確認し
 ましたが、薬剤の併用禁忌についても変更があったのでしょうか。
 1.電子点数表より併用算定チェックを行う機能を実装しました。
  (事前にシステム管理[1101 データチェック機能情報2]の設定が必要です。)
 2.チェックマスタ[B 診療行為の併用算定(同会計内)]の併用算定チェッ
  クは診療行為業務のみで行っていましたが、データチェックでも行うように
  しました。

□対応内容
 7月24日提供のパッチ適用前はデータチェックの薬剤と併用禁忌チェックの動作
 として、薬剤と併用禁忌マスタに登録がある場合に相互作用マスタからのチェ
 ックを行なっていましたが、パッチ適用後は薬剤と併用禁忌マスタに登録がな
 い場合も相互作用マスタからのチェックを行うようになっていましたのでパッ
 チ適用前の動作となるように修正しました。
────────────────────────────────────
────────────────────────────────────
□対応範囲:データチェック
□管理番号:ncp20140725-012
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 H26.7.24のプログラム更新とマスタ更新を行った状態で、データチェックを行
 った結果「診療行為が併用算定誤りです(同会計)」が多数発生したと医療機
 関様からご連絡をいただきました。
 ”鼻処置”を算定した患者様全員同様の結果がでていました。
 設定を確認したところ、「103データチェック」の「B診療行為の併用算定(同
 会計内)」で”鼻処置”に設定が作成されており、下記の2項目が設定されてい
 ました。
  ・140019810 口腔咽頭処置
  ・140019710 鼻処置
 診療行為には1回の診療には鼻処置は1回しか入っていないことも確認しました。
 また、診療行為で登録時にエラーメッセージは表示されていません。
 試しに、「103データチェック」の「B診療行為の併用算定(同会計内)」の”
 鼻処置”から「鼻処置」を外してデータチェックを行ったところエラーはなく
 なりました。
 医療機関様は同会計内で誤って鼻処置を2回いれないようにするため設定を作
 成されていたようなのですが、「103データチェック」の「B診療行為の併用算
 定(同会計内)」に今回のような登録を行っていても登録している診療行為が
 2回以上登録されていなければチェックにひっかからないのではないでしょう
 か。

□対応内容
 「103データチェック」の「B診療行為の併用算定(同会計内)」について、適
 用コードにチェックマスタと同じ診療行為コードの登録を行った場合、その診
 療行為を1回のみ算定した場合でもデータチェックで同一会計の併用算定エラ
 ーとなる不具合がありましたので修正しました。
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