トップ > 日医標準レセプトソフト > 更新情報 > 改善・不具合等パッチ対応履歴 > Ver.5.0.0 > パッチ提供(第53回)◆日医標準レセプトソフト ver 5.0.0 全12件:受付/登録/診療行為/明細書/総括表、公費請求書/システム管理マスタ/API/帳票/その他(2019-11-27)

パッチ提供(第53回)◆日医標準レセプトソフト ver 5.0.0 全12件:受付/登録/診療行為/明細書/総括表、公費請求書/システム管理マスタ/API/帳票/その他

■厳重注意事項

【厳重注意事項】
(1) プログラム更新時において、データベースの構造変更処理が実行される場合が
  あります。
  データ量によっては、時間を要する場合がありますので、実行中は誤って、
  電源を切らないようにしてください。

(2) データベース二重化の環境では、データベースの不整合が発生する場合が
  ありますので、従サーバ、主サーバの順でプログラム更新を実行してください。

(3) バージョンは 5.0.0 であってもプレリリース版をインストール
  しているシステムに対しては「プログラム更新」を行わないで
  ください。
  必ず正式リリース版にアップグレードを行ってからさらに
  「プログラム更新」を行ってください。   インストールバージョンの確認方法   kterm などで次のコマンドを入力してください。   $ dpkg -s jma-receipt   Version: 1:5.0.0-1+0jma0.pre.n (n は数字)   というようにVersion情報にpreという文字列がある場合は   プレリリース版です。

■プログラム更新処理手順について

プログラム更新処理手順について

「トップメニュー」から「03 プログラム更新」を選択します。

「更新」ボタンをクリックするかF12キーを押します。

「プログラム更新を実行します。よろしいですか?」に対し
「OK」をクリックするかF12キーを押します。

3分〜5分程度待ちます。
(ダウンロードを行うため回線の込み具合によりこれ以上かかる場合もあります。)

「状況」ボタンをクリックするかF11キーを押します。
画面中の一覧最下行の処理状態が「済」になればプログラムの取得は終了している
ことを表します。

これを確認したらメニューに戻って業務を再開してもかまいませんが
この処理は自動的に自システム(日レセ)の再起動を行いますのでその処理中には
画面がフリーズしたようにしばらく動かなくなることがあります。
しばらく(長くても1分程度)待っていただければ画面は動き出しますのでご注意
ください。

従サーバへのプログラム更新について

プログラム更新業務は接続している「日レセ」サーバ(通常は主サーバ)
に対してのみ修正プログラムの取り込みを行います。

従サーバに対しても修正プログラムの取り込みを行う必要がありますが
この場合は従サーバへ接続を切り替えて行います。
一番簡単な方法は従サーバマシンでglclientをローカル接続(-port  
オプションなし)を行い業務画面を表示させます。
後は、主サーバの場合と同様の操作を行ってください。

■プログラム更新により修正される内容について

第53回:令和1年11月27日(2019-11-27)提供分

* パッチ提供に関するドキュメントは 
   PD-500-53-2019-11-27.pdf
  です

(A)受付

 ────────────────────────────────────
□対応範囲:受付
□管理番号:support20191101-005
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 受付の保険公費組合せ欄で保険を選択し、他の保険に選択しなおした際に
 先に選択した保険に薄いオレンジ色の背景色が表示される。
 時間が立つと背景色は消えるが、他の保険を選択すると再度、薄いオレンジ色の背景色が表示される。
 現在、受付等の動作に不具合はみられないが、医療機関様から原因究明依頼を受けております。

□対応内容
 受付の保険公費組合せリストを選択した時にカーソル移動の指示がなかったため、
 カーソル位置が前に選択した保険公費組合せにあり背景色が表示されていました。
 保険公費組合せ選択後は、「受付完了」にカーソル移動するようにしました。
 また、「受付順変更」を行っている時の受付の選択も同様でしたので、
 現在の予約、受付状況リストで受付を選択した時は、選択番号へカーソル移動するようにしました。
 ────────────────────────────────────

(B)登録

 ────────────────────────────────────
□対応範囲:登録
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 患者登録画面で公費の種類を「972 長期 」で登録済みの時、「972 長期」を
 「060 国保」に変更してもエラーになりませんでした。
 「972 長期」など法別番号が空白の公費の種類を「060 国保」など公費の
 リストにない保険に変更した為にチェックから漏れていました。
 公費の種類に保険の種類を入力した時にエラーとするように対応しました。

□対応内容
 
 ────────────────────────────────────

(C)診療行為

 ────────────────────────────────────
□対応範囲:診療行為
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 院外投薬の剤の明細が50行ある時に一般名称編集を行うと異常終了
 していましたので正しく処理するように対応しました。

□対応内容
 
 ────────────────────────────────────
 ────────────────────────────────────
□対応範囲:診療行為
□管理番号:ncp20191111-018
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 10月1日〜10月31日入院している患者で10月31日の診療行為から
 「登録」で進んだ確認画面にあるレセプトプレビューで確認した調剤料と、
 別の日(例えば10月2日)の診療行為から「登録」で進んだ確認画面にある
 レセプトプレビュー、24会計照会で確認したレセプトプレビューの調剤料の回数と点数が異なります。
 10/31:調剤料30日 210点
 10/2:調剤料31日 217点
 24会計照会:調剤料31日 217点
 どうしてこのようなズレがおこりますか。

□対応内容
 入院の診療行為確認で「プレビュー」を行う時、診療月の診療内容に
 今回分を反映してレセプトを作成しますので、今回投薬があった時に当月の入院調剤料を再作成しますが、
 この時、前月の投薬から算定する入院調剤料の反映ができていませんでした。
 前月分の投薬内容を反映して入院調剤料を算定できるように対応しました。
 ────────────────────────────────────

(D)明細書

 ────────────────────────────────────
□対応範囲:明細書
□管理番号:support20191121-006
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 労災で入院している患者に在宅酸素療法指導管理料と酸素濃縮装置加算や
 呼吸同町式デマンドバルブ加算などを当月分、前月分合わせて入力しました(NO1参照)。
 「42明細書」で入院労災を一括作成し、紙レセで印刷した所、在宅の点数は15160点となっています(NO2.3参照)。
 その後「労災レセ電」でレセ電データを作成しCD-Rで提出したら、労働基準監督署より
 「レセ電データや総合計点数は合っているが、在宅の点数が12960点になっている」と連絡があったそうです。
 こちらでそのレセ電データをレセ電ビューアのレセプトプレビューで確認した所、
 確かに在宅の点数が12960点になっていました。
 内容を確認したら、摘要欄の在宅酸素療法指導管理料(その他)が本来なら2400点なのに
 200点と記載されています(NO4.5参照)。
 診療行為の入力を当月分と前月分を分けて入力し直しました(NO6参照)。
 その後再度労災レセを一括作成し、「労災レセ電」でレセ電データを作成し直して確認したら
 レセ電ビューアのレセプトプレビューで在宅の点数が15160点になりました。
 当月分と前月分を分けて入力すれば解決されることはわかりましたが、
 なぜ当月分と前月分を合わせて入力した時に、紙レセで印刷した内容と
 レセ電データを確認した内容の記載に違いが起こるのでしょうか?

□対応内容
 在宅で一つの剤にデータ区分が「2 加算」、告示識別区分1が「1」の加算項目が11以上入力があった場合、
 労災のレセ電データの点数の記録に誤りがありました。
 例)
 在宅酸素療法指導管理料に酸素濃縮装置加算や呼吸同調式デマンドバルブ加算などを当月分、前月分合わせて入力
 114003710 在宅酸素療法指導管理料(その他)
 114006210 酸素濃縮装置加算
 114006310 酸素ボンベ加算(携帯用酸素ボンベ)
 114015710 呼吸同調式デマンドバルブ加算
 114041610 在宅酸素療法材料加算(その他)
 114041310 在宅持続陽圧呼吸療法用治療器加算(CPAPを使用)
 114041710 在宅持続陽圧呼吸療法材料加算
 114006210 酸素濃縮装置加算
 114006310 酸素ボンベ加算(携帯用酸素ボンベ)
 114015710 呼吸同調式デマンドバルブ加算
 114041610 在宅酸素療法材料加算(その他)
 114041310 在宅持続陽圧呼吸療法用治療器加算(CPAPを使用)
 114041710 在宅持続陽圧呼吸療法材料加算
 レセ電データでは、
 114003710 在宅酸素療法指導管理料(その他)の点数が誤った点数で記録される。
 ────────────────────────────────────

(E)総括表、公費請求書

 ────────────────────────────────────
□対応範囲:総括表、公費請求書
□管理番号:support20191108-008
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 101システム管理マスタの4100公害医療機関情報で診療報酬請求書
 「01名古屋市」と設定して出力される公害診療報酬等請求書について、
 2019年10月より消費税増税に伴い手数料の計算が以下の通り変更と
 なっていますのでご修正いただけないでしょうか
 2019年9月まで 件数×324円乗じた金額
 2019年10月から 件数×330円乗じた金額

□対応内容
 名古屋市の公害診療報酬等請求書について、手数料の計算の消費税増税対応を行いました。
 ────────────────────────────────────

(F)システム管理マスタ

 ────────────────────────────────────
□対応範囲:システム管理マスタ
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 システム管理「4001 労災自賠医療機関情報」の損傷区分リストを選択した際に
 プログラム内でカーソル移動の指示が無かったため、カーソル位置が
 前に選択した損傷区分にあり背景色が表示されていました。
 損傷区分リスト選択後は、損傷区分名にカーソル移動するよう修正しました。

□対応内容
 
 ────────────────────────────────────

(G)API

 ────────────────────────────────────
□対応範囲:API
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 保険・公費一覧取得(/api01rv2/insuranceinf1v2)の公費情報の返却件数が
 99件でしたのでオンラインと同じ200件に修正しました。

□対応内容
 
 ────────────────────────────────────
 ────────────────────────────────────
□対応範囲:API
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 push-exchangerより処方箋のデータを取得する設定の場合、診療行為画面で
 「頭書き」で処方箋を印刷した時、処方箋のデータに前回の処方箋データの情報が
 残っていましたので、正しく作成するように対応しました。

□対応内容

 ────────────────────────────────────

(H)帳票

 ────────────────────────────────────
□対応範囲:帳票
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 1回の処方で処方箋の枚数が10枚以上となる場合に異常終了していましたので
 10枚以上でも印刷するように対応しました。
 大枚数を50枚までとし、51枚目の内容は破棄します。
 また、中途終了時に院内投薬の処方箋・お薬手帳を印刷する時、在宅で院内薬剤の入力があり
 薬剤点数が0点の剤が印刷対象となりませんでしたので対象とするようにしました。
 また、QRデータは50剤以上となる場合に異常終了していましたので、50剤まで作成するようにしました。

□対応内容
 
 ────────────────────────────────────

(I)その他

 ────────────────────────────────────
□対応範囲:その他
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 グループ診療構成でタイトルバーの医療機関名に他医療機関の名称が
 表示される不具合がありましたので修正しました。

□対応内容
 
 ────────────────────────────────────
 ────────────────────────────────────
□対応範囲:その他
□管理番号:request20181030-001
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 日レセVer5.0.0よりQRコード付き処方箋等の再印刷機能を実装した際に、
 処方箋のpdfをDBに格納するようにした、と回答を頂きました。
 外来数が過多の医院にて、処方箋が多いため、処方箋の発行数に連動
 してバックアップデータ量が日々増大しております。
 これは、システム管理[8000 印刷データ等削除機能情報]の[日次帳票]の設定にしたがって、
 業務メニュー[44 総括表・公費請求書]より総括表の印刷処理がおこなわれた際に
 削除しているようですが、総括表の印 刷を行った後から一週間経過時点で一日辺り500MB強の容量となり、
 バッグアップの保存デバイスの容量が足りなくなる他、所要時間の増大になっており非常に不便になっています。
 DBを直接操作する処理を開示できないとのことから、「処方箋のpdfをDBに格納」を
 「する/しない」と、設定を切り替えるようにしていただけませんでしょうか。

□対応内容
 QR付き処方箋の再印刷データの保存についてプログラムオプションで指定可能としました。
 システム管理より「ORCHC02Q」のプログラムオプションで
 再印刷データを作成しない SAIPRT=1 と設定した時、QR付き処方箋の再印刷データを作成しません。
 業務メニューの「再印刷」の再印刷選択画面に印刷情報を作成しません。
 ※マスタ更新有
 ────────────────────────────────────
トップ > 日医標準レセプトソフト > 更新情報 > 改善・不具合等パッチ対応履歴 > Ver.5.0.0 > パッチ提供(第53回)◆日医標準レセプトソフト ver 5.0.0 全12件:受付/登録/診療行為/明細書/総括表、公費請求書/システム管理マスタ/API/帳票/その他(2019-11-27)

このページのトップへ