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パッチ提供(第12回)◆日医標準レセプトソフト ver 5.1.0 全8件:登録/診療行為/明細書/点数マスタ/地方公費・負担金計算関係

■厳重注意事項

【厳重注意事項】
(1) プログラム更新時において、データベースの構造変更処理が実行される場合が
  あります。
  データ量によっては、時間を要する場合がありますので、実行中は誤って、
  電源を切らないようにしてください。

(2) データベース二重化の環境では、データベースの不整合が発生する場合が
  ありますので、従サーバ、主サーバの順でプログラム更新を実行してください。

(3) バージョンは 5.0.0 であってもプレリリース版をインストール
  しているシステムに対しては「プログラム更新」を行わないで
  ください。
  必ず正式リリース版にアップグレードを行ってからさらに
  「プログラム更新」を行ってください。   インストールバージョンの確認方法   kterm などで次のコマンドを入力してください。   $ dpkg -s jma-receipt   Version: 1:5.0.0-1+0jma0.pre.n (n は数字)   というようにVersion情報にpreという文字列がある場合は   プレリリース版です。

■プログラム更新処理手順について

プログラム更新処理手順について

「トップメニュー」から「03 プログラム更新」を選択します。

「更新」ボタンをクリックするかF12キーを押します。

「プログラム更新を実行します。よろしいですか?」に対し
「OK」をクリックするかF12キーを押します。

3分〜5分程度待ちます。
(ダウンロードを行うため回線の込み具合によりこれ以上かかる場合もあります。)

「状況」ボタンをクリックするかF11キーを押します。
画面中の一覧最下行の処理状態が「済」になればプログラムの取得は終了している
ことを表します。

これを確認したらメニューに戻って業務を再開してもかまいませんが
この処理は自動的に自システム(日レセ)の再起動を行いますのでその処理中には
画面がフリーズしたようにしばらく動かなくなることがあります。
しばらく(長くても1分程度)待っていただければ画面は動き出しますのでご注意
ください。

従サーバへのプログラム更新について

プログラム更新業務は接続している「日レセ」サーバ(通常は主サーバ)
に対してのみ修正プログラムの取り込みを行います。

従サーバに対しても修正プログラムの取り込みを行う必要がありますが
この場合は従サーバへ接続を切り替えて行います。
一番簡単な方法は従サーバマシンでglclientをローカル接続(-port  
オプションなし)を行い業務画面を表示させます。
後は、主サーバの場合と同様の操作を行ってください。

■プログラム更新により修正される内容について

第12回:令和1年8月28日(2019-08-28)提供分

* パッチ提供に関するドキュメントは 
   PD-510-12-2019-08-28.pdf
  です

(A)登録

 ────────────────────────────────────
□対応範囲:登録
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 電子メールアドレスは全角文字の入力を許可していますが、拡張漢字も
 入力できていましたので■に変換するように対応しました。

□対応内容
 
 ────────────────────────────────────

(B)診療行為

 ────────────────────────────────────
□対応範囲:診療行為
□管理番号:support20190809-009
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 21診療行為入力 当月点数累計 小児科外来診療料
 例えば、8/2、8/7日受診しそれぞれ小児科外来診療料(383点)を算定していますが、
 当月点数累計が837点となっています。
 383×2=766点のはずですが、71点多く表記されてしまいます。
 社内で検証したところ、社内では766点と正しく表記されてきました。

□対応内容
 小児科外来診療料を包括算定すると設定している時、小児科外来診療料と処方箋料を
 手入力して登録した後、訂正で展開した時、処方箋料の剤が包括対象となっていても、
 当月累計点数に累計されていましたので累計しないように修正しました。
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□対応範囲:診療行為
□管理番号:support20190819-011
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 診療行為入力→診療行為確認画面からのレセプトプレビュー表示についてお尋ねします。
 7/10 一般病棟(地域一般入院基本料)から地域包括ケア病棟(地域包括ケア入院医療管理料)に
 転棟された方ですが、
 7/3 6日分処方→レセプトプレビュー 処方日数6日
 〜7/9 レセプトプレビュー 処方日数6日
 7/10 7日分処方→レセプトプレビュー 処方日数13日
 7/11以降レセプトプレビュー 処方日数6日
 となります。(処置・点滴等の包括項目も同様の動きになります)
 包括入力されているにも関わらず、7/10のプレビューのみ処方日数が13日となる理由を
 ご教示いただけませんでしょうか?

□対応内容
 診療行為確認画面からのレセプトプレビューで、今回入力の包括対象の剤と同じ内容の
 出来高の剤が登録済みの時、出来高の剤に今回分の回数を追加していましたので、
 包括対象の剤とするように修正しました。
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□対応範囲:診療行為
□管理番号:ncp20190801-020
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 運動器リハの発症日および病名コメントがレセプト記載されない患者がいるとの
 お問い合わせをいただいています。
 (運動器リハビリテーション料、単位、実施日数はレセ記載されています)
 現象がおきているのは特定の患者のみで、それ以外の患者については
 同様の登録方法(※)で正常にレセ記載されているようです。
 ※算定履歴画面より、「履歴登録」にて登録しています。

□対応内容
 各リハビリテーション開始日を診療行為画面と算定履歴の履歴登録画面から入力する時、
 開始日で各リハビリテーション終了日の予約コードが登録済みの時、エラーとするようにしました。  リハビリテーション終了日の入力では開始日のチェックをしていましたが、リハビリテーション開始日の
 入力時にチェックをしていませんでしたので、レセプト記載が不適切となることがありました。  (例)診療行為入力画面から、「099800132 運動器リハビリテーション終了日」を登録します。  登録後、同日で「099800131 運動器リハビリテーション開始日」を入力時にエラーとなります。  算定履歴画面の「履歴登録」で「099800131 運動器リハビリテーション開始日」を追加します。
 この時、算定日を1.で運動器リハビリテーション終了日を登録した診療日付としたときにエラーとなります。
 併せて、同じ月に同じリハビリテーション開始日を複数日登録している場合に、算定日毎の終了日付を
 「リハビリコメント登録画面」から登録した時に、終了日付の設定がない算定日が存在する場合、
 「履歴登録画面」の履歴一覧の終了日付の横に(※)を表示するようにしました。
 複数の算定日がある場合、終了日のある最後の算定日の終了日を表示しますので、どの算定日の
 終了日か確認するためです。
 (例)運動器リハビリテーション開始日を同じ月に2回入力します。
 算定履歴の「履歴登録」で月2回算定した開始日を選択して「F8 コメント」でコメント登録画面へ遷移します。
 最初の日を選択して、終了日付を登録します。
 戻った時、該当のリハビリテーション開始日の終了日付に(*)を表示します。 ──────────────────────────────────── (C)明細書 ──────────────────────────────────── □対応範囲:明細書 □管理番号:kk57195 □問い合わせ(不具合)及び改善内容  愛媛地方公費195をご使用の患者様でレセ電ファイルを出力したところ、  レセ電コードの負担区分が消失してしまいます。  ・主保険 国保  ・195 マル障  ・054 難病(区分供  7月分につきましてレセ電コードエラー  CO,01, ,810000001,福祉 30日 □対応内容  愛媛県地方公費に関するレセ電記録修正  愛媛県地方公費を含む保険組み合わせで診療した日をレセプト摘要欄に「福祉 〇〇日」の  コメント記載(記録)していますが、以下の事例の場合、「福祉 〇〇日」の  コメント記録で負担区分が記録されない不具合がありましたので修正しました。  <事例>  1日: 国保単独 .950で自費コードのみを入力  2日:・国保+54+愛媛県地方公費195 請求点数あり      診察料、院外処方、処方せん料      <複数科保険入力>     ・国保+愛媛県地方公費195 請求点数0点      院外処方のみ  「福祉 〇〇日」のコメント記録で負担区分が記録されない  CO,01,,810000001,福祉 〇〇日  【修正後】  CO,01,4,810000001,福祉 〇〇日 ──────────────────────────────────── ──────────────────────────────────── □対応範囲:明細書 □管理番号:support20190806-004 □問い合わせ(不具合)及び改善内容  6月分の返戻です。  返戻理由は「療養の給付」欄の保険の一部負担金額に金額が記載している上に(18,000)と  記載されているのが、返戻理由です。  ・「12登録」では後期高齢者 現役並所得3割 難病(上限額20000円)   精神通院 をお持ちの方です。  ・在宅患者さんです。  ・治療は精神通院では院外の投薬のみなので、保険請求はしていません。  ・難病では在医総管と在宅患者訪問治療料を算定しています。  5月までは「療養の給付」欄の保険の一部負担金額に金額の記載がされなかったのに  6月のレセプトから記載されるようになった。  (7月のレセプトも記載されている)  社内のでも同じ様にやってみたところ、同じ現象になりました。  6月から何か仕様が変わったのでしょうか?  (18,000)と記載されていると返戻になるのでしょうか? □対応内容  レセプト保険欄−一部負担金の記載判定修正  以下の事例の場合、レセプト保険欄−一部負担金の記載判定に不備があり、  不要な保険欄−一部負担金が記載される不具合がありましたので修正しました。  <事例>  後期高齢(3割)、946高齢者現役「1」(28区ウ)  54難病(上限額:20,000円)と21精神通院の公費あり  ・後期高齢+54 請求点数6030点   診察料、院外処方、処方せん料  <複数科保険入力>  ・後期高齢+21 請求点数0点   院外処方のみ  ※システム管理2005−レセプト・基本1(1)   0点全国公費レセプト記載を「0 記載しない」で設定  不要な保険欄−一部負担金が記載されていた  ( 18,000)  後期 6030 18,090  054 12,060  【修正後】  後期 6030  054 12,060 ──────────────────────────────────── (D)点数マスタ ──────────────────────────────────── □対応範囲:点数マスタ □管理番号: □問い合わせ(不具合)及び改善内容  2019年10月からの消費税増税に関する帳票記載内容の変更となります。  ユーザーが点数マスタに登録している自費コードについて金額項目に消費税込みの  金額を設定し、かつ金額内容項目を「4 税込み」設定されているコードについては、  2019年10月から10%の消費税を含んだ金額に変更して登録を行って頂く必要があります。  これについて対象となる自費コードの確認が容易となるよう、以下の2帳票に  金額内容項目の記載を行うよう対応しました。(CSV出力した場合も同様)  ・点数マスターリスト(自費)・・・未使用だった「部位区分」欄に税抜き、   税込みの記載を行うよう対応  ・入力コード点数マスタ一覧・・・・自費コードについて名称の先頭に   【税込】【税抜】の記載を行うよう対応  上記帳票を確認し、点数マスタに「4 税込み」設定されている場合は、  以下手順でマスタの有効期間を追加登録してください。  1.(Z01)点数マスタ設定画面で該当自費コードを入力する。  2.画面左上の「通常」ボタンを押下し「改正」に切り替える。  3.有効年月日欄を「R 1.10.1 〜99999999」と上書きし「確定(F12)」を押下する。  4.金額欄を10%の税込み金額に変更し、「登録(F12)」を押下。    「更新します。よろしいですか?」のメッセージはそのまま「OK」を押下する。  5.(Z01)点数マスタ設定画面に戻り、「前回CD(F3)」を押下するか、    自費コードの再入力を行い、有効開始年月日に「R1.10.1 〜99999999」が    追加されていることを確認する。    (次画面で金額が10%税込み金額に置き換わっている事も確認) □対応内容 ──────────────────────────────────── (E)地方公費・負担金計算関係 ──────────────────────────────────── □対応範囲:地方公費・負担金計算関係 □管理番号:kk57242 □問い合わせ(不具合)及び改善内容  札幌市の障害(保険番号:843)を使用した際の患者負担金の上限について  確認させてください。  まず前提として、札幌市障害の患者負担の上限月額は、院内処方で  6,000円、院外処方で3,000円ですが、同月内に、院外処方の受診日、  院内処方の受診日、両方がある場合は、上限額は院内処方の6,000円を  適用できます。  (札幌市内のが眼科クリニック様が札幌市に確認されました)  しかし、日レセで診療行為を入力する際に、1日目を院外処方、2日目を  院内処方とした場合、上限額は院外処方の3,000円が適用され、2日目の  院内処方の算定でも3,000円のままになります。 □対応内容  北海道地方公費負担金計算修正(外来)  事例の場合の負担金計算について修正しました。  <事例>  ・システム管理1001−院外処方区分を「0院内」で設定  ・システム管理2010−負担金計算(1)−   「月−院内−上限額」参照条件(外来)を「1」(※)で設定  ・主保険3割+北海道地方公費843(院内上限額6000円、院外上限額3000円)  診療行為入力(日付の右横は「院内」の状態)  1日:院外処方を     .212(内服薬剤(院外処方))     薬剤     で入力。1日の請求点数3000点の場合  この場合、院内上限額6000円を参照して計算をしていましたので、  院外処方の場合は(※)の条件の対象外とするように修正しました。  修正後は、患者負担が6000円→3000円となります。 ────────────────────────────────────
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