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パッチ提供(第17回)◆日医標準レセプトソフト ver 5.1.0 全9件:登録/受付一覧/明細書/システム管理マスタ/チェックマスタ/API/地方公費・負担金計算関係/その他

■厳重注意事項

【厳重注意事項】
(1) プログラム更新時において、データベースの構造変更処理が実行される場合が
  あります。
  データ量によっては、時間を要する場合がありますので、実行中は誤って、
  電源を切らないようにしてください。

(2) データベース二重化の環境では、データベースの不整合が発生する場合が
  ありますので、従サーバ、主サーバの順でプログラム更新を実行してください。

(3) バージョンは 5.1.0 であってもプレリリース版をインストール
  しているシステムに対しては「プログラム更新」を行わないで
  ください。
  必ず正式リリース版にアップグレードを行ってからさらに
  「プログラム更新」を行ってください。   インストールバージョンの確認方法   kterm などで次のコマンドを入力してください。   $ dpkg -s jma-receipt   Version: 1:5.1.0-1+0jma0.pre.n (n は数字)   というようにVersion情報にpreという文字列がある場合は   プレリリース版です。

■プログラム更新処理手順について

プログラム更新処理手順について

「トップメニュー」から「03 プログラム更新」を選択します。

「更新」ボタンをクリックするかF12キーを押します。

「プログラム更新を実行します。よろしいですか?」に対し
「OK」をクリックするかF12キーを押します。

3分〜5分程度待ちます。
(ダウンロードを行うため回線の込み具合によりこれ以上かかる場合もあります。)

「状況」ボタンをクリックするかF11キーを押します。
画面中の一覧最下行の処理状態が「済」になればプログラムの取得は終了している
ことを表します。

これを確認したらメニューに戻って業務を再開してもかまいませんが
この処理は自動的に自システム(日レセ)の再起動を行いますのでその処理中には
画面がフリーズしたようにしばらく動かなくなることがあります。
しばらく(長くても1分程度)待っていただければ画面は動き出しますのでご注意
ください。

従サーバへのプログラム更新について

プログラム更新業務は接続している「日レセ」サーバ(通常は主サーバ)
に対してのみ修正プログラムの取り込みを行います。

従サーバに対しても修正プログラムの取り込みを行う必要がありますが
この場合は従サーバへ接続を切り替えて行います。
一番簡単な方法は従サーバマシンでglclientをローカル接続(-port  
オプションなし)を行い業務画面を表示させます。
後は、主サーバの場合と同様の操作を行ってください。

■プログラム更新により修正される内容について

第17回:令和1年12月24日(2019-12-24)提供分

* パッチ提供に関するドキュメントは 
   PD-510-17-2019-12-24.pdf
   marutyofutankin-receiptichibufutankin_2019-12-24.pdf
  です

(A)登録

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□対応範囲:登録
□管理番号:support20191122-011
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 社内ORCAにて、動作確認を行っていたところ空き番号であるはずの「123456」に対し、
 新規患者を登録しようとすると「患者番号が登録済みです。再度入力して下さい。」
 とエラーが出てしまい患者登録が行えませんでした。
 社内にある、Ubuntu18.04 ORCA5.1、Ubuntu16.04 ORCA5.0のORCAにて確認しましたが
 いずれも同様のエラーが出てしまいました。(Windowsクライアントにて確認)
 パッチは今日時点最新のものが当たっている状態です。
 上記の設定では、患者番号「123456」は使用できないのでしょうか。

□対応内容
 システム管理に登録してある患者番号の構成桁数以上の患者番号の登録がある場合、
 新規の患者番号と先頭からすべて一致する桁数以上の患者番号が登録されている時に
 更新前のチェックでエラーとしていました。
 患者番号が全桁一致する患者番号が登録済みでない時は、登録できるように対応しました。
 ※患者番号の桁数は全患者合わせるようにしてください。
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(B)受付一覧

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□対応範囲:受付一覧
□管理番号:【クラウド】
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 クラウド版の操作です。
 「11受付」画面でエラーが出たら、強制終了してしまいます。
 強制終了されないようにならないでしょうか。

□対応内容
 受付一覧や診療科担当医選択画面でエラーメッセージダイアログ(U1ERR)を
 表示した後、クライアントが強制終了したり、実行中のAPIがエラーになる場合が
 ありましたので修正しました。
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(C)明細書

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□対応範囲:明細書
□管理番号:support20180110-012
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 以下のケースにおいて、返戻となりました。
 入院レセプト
 実日数
  国保、前期高齢者1割+マル長 12日
    〃  + 15更正医療(患者負担2,500円)
                 11日
 レセプト 療養の給付
                 負担金額 円
                 (8,860円)
   保険  31,244点   10,000円
   (1) 30,100点    2,500円
 弊社の説明
  マル長は、全実日数にかかわるので患者負担は、10,000円。
  公費の1日分(1,144点、1,140円)は公費医療ではないので
  ( )内は、10,000円−1,140円=8,860円。
  患者は1,140円+2,500円を支払った。
  保険者は、31,244点分ー10,000円を支払う。
  公費は、 8,860円−2,500円=6,360円を支払う。
 京都府国保連合会の見解
  弊社の説明と会わない部分のみ
  公費負担医療は(30,100点X2割=60,200円)であり
  10,000円を超えているので、10,000円が対象になる。
  したがって下記でレセプトを出してほしい。
                負担金額 円
               (10,000円)
  保険  31,244点   11,140円
  (1) 30,100点    2,500円
  保険者は、31,244点分ー11,140円を支払う
  公費は 10,000円−2,500円=7,500円を支払う
 レセプト記載要領の療養の給付を読んでも、この部分は明確にわからず
 ご教授いただきたくメール致しました。

□対応内容
 同一月において、【主保険+公費+長期】分と【主保険+長期】分が
 混在する場合のレセプト保険欄一部負担金記載について、
 「長期の月上限額に達するまで患者から負担金を徴収する」計算で
 負担金計算を行う場合、従来の「長期の月上限額を上限とする」
 金額記載とは別に、「患者徴収額と【主保険+公費+長期】分の
 公費負担額の合算額」での金額記載もシステム管理設定で可能としました。
 令和2年1月診療分以降について金額記載対応を行います。
 【重要】
 審査支払機関に「長期の月上限額に達するまで患者から負担金を徴収する」計算で
 負担金計算を行い、「患者徴収額と【主保険+公費+長期】分の公費負担額の合算額」
 での金額記載を求められた場合以外で、金額記載方法を変更する場合は、
 必ず審査支払機関に確認が必要です。詳細は別途資料を参照してください。
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(D)システム管理マスタ

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□対応範囲:システム管理マスタ
□管理番号:ncp20191217-014
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 システム管理マスタ1045「予約・受付機能情報」の<予約>初期表示ドクターですが、
 1010職員情報の有効終了日が「R 2.12.31」等で、本日時点で
 登録が有効なドクターが選択肢に表示されません。
 職員情報の有効終了日を「99999999」で登録すると、初期表示ドクターの
 選択肢に表示されるようです。
 また、職員情報の有効期間が「R2. 1. 1」〜「99999999」のように本日現在で
 有効でない場合でも、予約の初期表示ドクターの選択肢に表示されました。

□対応内容
 システム管理の「1045 予約・受付機能情報」の初期表示ドクターのリストに
 システム管理の有効終了日と有効終了日が一致するドクターコードを
 表示していましたので有効開始から有効終了日の期間で有効なドクターコードを
 表示するようにしました。
 表示件数は99件のため表示されない場合はドクターコードは入力してください。
 選択したドクターコードの有効終了日がシステム管理の有効終了日より前であった時は、
 有効終了日を画面に表示するようにしました。また、選択したドクターコードの
 有効終了日はシステム管理の有効終了日と同じでも有効開始日がシステム管理の
 有効開始日より後であった場合は、有効開始日を画面に表示するようにしました。
 (例)「1045 予約・受付機能情報」の有効期間が「00000000から99999999」
 ドクターの有効期間が00000000からR1.11.30を選択した時「有効終了日:R01.11.30」
 ドクターの有効期間がR02.1.1から99999999を選択した時「有効開始日:R02.1.1」
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(E)チェックマスタ

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□対応範囲:チェックマスタ
□管理番号:ncp20191216-001
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 またチェックマスタ登録時に短手3が名称検索にかかりません。
 短期滞在手術等基本料2もかかりません。

□対応内容
 短期滞在手術等基本料2、3の判定に誤りがありましたので修正しました。
 患者照会画面の検索画面でも同様のため修正しました。
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(F)API

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□対応範囲:API
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 APIの症状詳記登録(/orca25/subjectivesv2)で診療年月に和暦など
 数値以外が送信された場合に診療日付エラーでなく診療科エラーとなって
 いましたので診療日付エラーとするように修正しました。

□対応内容
 
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(G)地方公費・負担金計算関係

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□対応範囲:地方公費・負担金計算関係
□管理番号:request20180418-001
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 更生医療と長期を使用した場合の患者負担について要望致します。
 例えば更生医療の上限が2500円で更生医療の上限に達している場合、
 現状日レセでは保険+長期で入力した分は10000円までの差額7500円を
 請求してくるかと思います。
 しかし、支払基金熊本支部より患者の負担は2500円が正しいと資料を頂きました。
 現在のレセプトでは、更生医療から差額7500円が入ってくる上に患者に
 対しても7500円を請求する2重請求となっています。
 また、国保連合会より公費の負担がマル長の上限10000円を超えない場合は、
 10000から括弧の再掲を引いた額を患者請求するようにと指摘がありました。
 以前より同様のお問い合わせを何度かさせていただいており、その度に
 調整金と一部負担金変換マスタを使用して調整するようにとご回答頂いていますが、
 医療機関様より調整金を使った領収書を出すと患者の信用問題に関わるので
 正しい領収書を出せるようにしてほしいと言われています。

□対応内容
 同一月において、【主保険+公費+長期】分と【主保険+長期】分が混在する場合の
 【主保険+長期】分の負担金計算について、従来の「長期の月上限額に達するまで患者から
 負担金を徴収する」計算とは別に、
 「(長期の月上限額)−(【主保険+公費+長期】分の主保険負担相当額)」での計算も
 システム管理設定で可能としました。
 令和2年1月診療分以降について計算対応を行います。
 詳細は別途資料を参照してください。
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(H)その他

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□対応範囲:その他
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 2019-11-27提供のオプションマスタを更新すると、
 追加していたオプション情報が消えてしまいます。

□対応内容
 プログラムオプションに帳票データ取得用のオプション(API_DATA,API_CUSTOM_ID)を
 設定していた場合はその設定を保持するようにしました。
 なお、マスタ更新後は当該オプションは最下部の配置となります(仕様上、提供マスタ
 のオプションの並びに整列されるため。当該オプションは最後の定義の扱い)。
 当該オプションが設定されていなかった場合、オプションの追加は行いません。
 また、別件ですがコメントの状態のオプションをユーザーが設定変更していた場合に
 マスタ更新の際に更新データの内容に上書きされていましたが、この場合も更新前の
 値を保持するよう修正しました。
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□対応範囲:その他
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 2020年祝日について対応しました。
 国民祝日は、以下のURLにある”「国民の祝日」について”を参照してください。
 https://www8.cao.go.jp/chosei/shukujitsu/gaiyou.html

□対応内容

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