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パッチ提供(第23回)◆日医標準レセプトソフト ver 5.1.0 全10件:診療行為/入退院登録/データチェック/明細書/CLAIM/API/その他(2020-04-23差替)

■厳重注意事項

【厳重注意事項】
(1) プログラム更新時において、データベースの構造変更処理が実行される場合が
  あります。
  データ量によっては、時間を要する場合がありますので、実行中は誤って、
  電源を切らないようにしてください。

(2) データベース二重化の環境では、データベースの不整合が発生する場合が
  ありますので、従サーバ、主サーバの順でプログラム更新を実行してください。

(3) バージョンは 5.1.0 であってもプレリリース版をインストール
  しているシステムに対しては「プログラム更新」を行わないで
  ください。
  必ず正式リリース版にアップグレードを行ってからさらに
  「プログラム更新」を行ってください。   インストールバージョンの確認方法   kterm などで次のコマンドを入力してください。   $ dpkg -s jma-receipt   Version: 1:5.1.0-1+0jma0.pre.n (n は数字)   というようにVersion情報にpreという文字列がある場合は   プレリリース版です。

■プログラム更新処理手順について

プログラム更新処理手順について

「トップメニュー」から「03 プログラム更新」を選択します。

「更新」ボタンをクリックするかF12キーを押します。

「プログラム更新を実行します。よろしいですか?」に対し
「OK」をクリックするかF12キーを押します。

3分〜5分程度待ちます。
(ダウンロードを行うため回線の込み具合によりこれ以上かかる場合もあります。)

「状況」ボタンをクリックするかF11キーを押します。
画面中の一覧最下行の処理状態が「済」になればプログラムの取得は終了している
ことを表します。

これを確認したらメニューに戻って業務を再開してもかまいませんが
この処理は自動的に自システム(日レセ)の再起動を行いますのでその処理中には
画面がフリーズしたようにしばらく動かなくなることがあります。
しばらく(長くても1分程度)待っていただければ画面は動き出しますのでご注意
ください。

従サーバへのプログラム更新について

プログラム更新業務は接続している「日レセ」サーバ(通常は主サーバ)
に対してのみ修正プログラムの取り込みを行います。

従サーバに対しても修正プログラムの取り込みを行う必要がありますが
この場合は従サーバへ接続を切り替えて行います。
一番簡単な方法は従サーバマシンでglclientをローカル接続(-port  
オプションなし)を行い業務画面を表示させます。
後は、主サーバの場合と同様の操作を行ってください。

■プログラム更新により修正される内容について

第23回:令和2年4月22日(2020-04-22)提供分

* パッチ提供に関するドキュメントは 
   PD-510-23-2020-04-22.pdf
   令和2年度4月改定資料
  です

(A)診療行為

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□対応範囲:診療行為
□管理番号:ncp20200403-010
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 システム管理マスタ 1038 診療行為情報 <その他>1:同日再診、訂正選択で
 0選択しない にしてあり、小児科外来診療を算定している医療機関様からの、
 診療行為入力画面の操作に関する問合せです。
 1)3月31日以前で4歳〜5歳だったため、再診料を算定し診療行為を登録している
 2)本日再診があったため、小児科外来診療料を算定し登録した
 3)同じ患者を表示し、続けて1)の(3/31以前の)診療行為の内容を訂正
   で表示し登録を押すと、「小児科外来診療料以外です。」と表示され、登録ができない。
 一度本日の診療内容を訂正で表示してから、前回の診療内容を訂正で表示し
 登録すると、「小児科外来診療料以外です。」は表示されないので、登録できます。

□対応内容
 3歳以上で3月までは出来高で4月から小児科外来診療料を算定している患者で
 当日に小児科外来診療料の算定がある場合に、3月までの受診履歴を展開した時、
 エラーとなることがありましたので対応しました。
 患者番号入力後、小児科外来診療料の同日再診の画面(明細が空白)
 を表示している時に訂正で3月までの受診履歴を展開した場合に現象が発生していました。
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□対応範囲:診療行為
□管理番号:ncp20200421-012
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 4月に小児科外来診療料を、6歳到達月の誕生日前及び誕生日後でそれぞれ算定致しました。
 2回の受診は共に時間外の受診でしたので、小児科外来診療料の入力コード先頭に
 1とスペースを追加致しました。
 誕生日前の入力では乳幼児時間外加算の行が追加されましたが、
 誕生日後の入力では加算等の追加はありませんでした。
 誕生日後の小児科外来診療料に時間外加算を算定するにはどのような
 操作を行えばよろしいでしょうか。

□対応内容
 6歳到達月に小児科外来診療料の算定があり、6歳の誕生日後に算定した
 小児科外来診療料に時間外区分を入力しても、時間外加算コードを
 自動算定しませんでしたので自動算定するように修正しました。
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□対応範囲:診療行為
□管理番号:ncp20200423-022
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 5.1.0第23回および5.0.0第60回適用環境に置いて、
  システム管理マスタ1007「自動算定・チェック機能制御情報」
   <自動算定情報>
    外来初診・再診料
     中途終了展開時の自動発生:1算定する
 の設定となっている環境において、
  111013850 初診料(新型コロナウイルス感染症・診療報酬上臨時的取扱)
 を診療行為入力して中途終了し、該当患者を該当診療日で呼び出す
 または中途表示を押して該当患者を選択すると、
  111000110 初診料
 に置き換わります。
 5.1.0第22回および5.0.0第59回の環境ではこの現象は発生しません。

□対応内容
 「初診料(新型コロナウイルス感染症・診療報酬上臨時的取扱)」の算定がある
 中途データを展開した時、初診料に変換して展開していました。
 変換しないように対応しました。
 ※4月22日提供 5.0.0(第60回)のパッチファイルを訂正しました。
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(B)入退院登録

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□対応範囲:入退院登録
□管理番号:ncp20200127-013
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 外泊(他医受診)減算後の点数に誤りがあるとのことで返戻になった事例がございました。
 通常算定:一般病棟特別入院基本料 標欠(100分の10減額) 546点
 外泊時:入院基本料減算(100分の10)(他医受診)(出来高入院料)
 標欠(100分の10減額) 491点
 返戻事由:他医受診による減算時は「491点」ではなく「492点」でしか受け付けられない
 入院期間中に他医療機関を受診した場合に、入院基本料を減算する必要があり、
 入院基本料の100分の10を減算するフラグを外泊欄に立てていらっしゃいます。
 計算すると、546点×0.9=491.4点となります。
 しかしながら、返戻事由を確認すると、端数処理の仕方が問題で返戻に
 なっているように見受けられます。

□対応内容
 入院料の標欠と他医受診が同日であった場合の点数計算について
 減算コード毎に端数処理(四捨五入)を行っていたのを、
 計算の最終結果に対してのみ端数処理を行うよう見直しました。
 (計算途中の端数は保持しています。)
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 *行の計算結果に対して端数処理
 【パッチ適用前の端数処理】
  一般病棟特別入院基本料
 *入院基本料減算(100分の10)(他医受診)(出来高入院料)
 *標欠(100分の10減額)
 【パッチ適用後の端数処理】
  一般病棟特別入院基本料
  入院基本料減算(100分の10)(他医受診)(出来高入院料)
 *標欠(100分の10減額)
 ------------------------------------------------
 紙レセプト、会計カード、カルテ3号紙の点数記載、レセ電データ、
 入院EFファイルの点数記録について修正を行いました。
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(C)データチェック

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□対応範囲:データチェック
□管理番号:support20200401-042
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 小児科外来診療料(処方せんを交付)のデータチェック機能について
 (診療行為コード:113003610)
 「院内処方を行わない場合は「1.処方箋を交付する場合」で算定する。」
 に準じて計算をしますが、処方をしていない診療行為のケースで該当の
 コードを算定した所、データチェックにてエラーが挙がってきます。

□対応内容
 4月以降は当該チェックを行わないようにしました。
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(D)明細書

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□対応範囲:明細書
□管理番号:ncp20200409-011
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 特定器材の商品名マスタを診療行為入力した場合に、単位が正しくレセ記載
 およびレセ電記録されないとのお問い合わせが医療機関様からあり、
 社内検証機でも現象が再現しましたので、不具合であれば、修正をお願いいたします。
 例
 点数マスタにて058xxxxxxで
  A器材 器材コード:736420000(基金マスタの単位:000) 単位:010個
  B器材 器材コード:736410000(基金マスタの単位:033g)
 の登録を行う。
 診療行為画面で、
  A器材 1
  B器材 100
 の順で入力した場合に、診療行為画面での入力時点では、
  A器材 1個
  B器材 100g
 となっていますが、レセプト記載およびレセ電記録が
  A器材 1個
  B器材 100個
 となります。
  B器材 100
  A器材 1
 の順で入力した場合は
  B器材 100g
  A器材 1個
 と、正しい記載となります。
 同一剤でA器材のような単位登録した商品名マスタの下に、B器材のような
 単位登録のない商品名マスタが複数ある場合、それらが全てA器材と
 同じ単位で記載されるようです。

□対応内容
 特定器材の単位記載修正
 以下の事例の場合、単位が正しくレセプト記載(記録)されない
 不具合がありましたので修正しました。
 (例)
 点数マスタ:058000002
 ・算定器材コード:736420000(マスタの単位は「000 」)
  ・単位コード:「010個」を設定
 点数マスタ:058000003
 ・算定器材コード:736410000(マスタの単位は「033g」)
  ・単位コード:設定なし
 【診療行為入力】
 .400
 058000002
 736420000 1
 058000003
 736410000 100
 【レセプト】
 736410000 の単位が100「個」で記載(記録)していましたので、
 100「g」で記載(記録)するように修正しました。
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(E)CLAIM

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□対応範囲:CLAIM
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 claim-receiverを利用しているユーザから病名登録で主病名が設定されない
 というお問い合わせがありました。

□対応内容
 claimでの主病名設定項目名に誤りがあり、正しく情報を受け取れませんでしたので
 修正しました。
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(F)API

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□対応範囲:API
□管理番号:ginbee-support02962
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 クラウドORCA本環境におきまして、中途終了患者情報一覧API
(/api01rv2/tmedicalgetv2)を使用して患者検索した際に、指定した患者IDの
 患者が存在しない場合、その旨のエラーメッセージ(エラーコード:10)と併せ、
 レスポンスに別の患者情報が入って返却されます。
 また、その患者は当該医療機関に実在しない患者になります。
 エラーメッセージについては仕様通りの挙動ですが、別の患者情報が返却される
 点につきましては、御社のAPI仕様ページに説明がなく、
 挙動的には不具合のように見受けられます。

□対応内容
 APIの中途データ取得(/api01v2/tmedicalgetv2)で存在しない患者番号を
 送信した時、前回検索した患者の情報を返却していましたので
 返却しないように修正しました。
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(G)その他

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□対応範囲:その他
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 第60回パッチにより、以下のテーブルを変更しました。
 患者保険情報テーブル(TBL_PTHKNINF)
 DB管理情報は S-050000-1-20200410-1 となります。

□対応内容
 
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□対応範囲:その他
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 令和2年4月診療報酬改定における診療報酬請求に係る月次業務に対応しました。
 詳細は別途資料を参照してください。
 ※要マスタ更新

□対応内容
 
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