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日医標準レセプトソフト◆ミドルウェア 更新

更新日

2012-10-15

概要

日医標準レセプトソフト ミドルウェア更新

== Debian hardy版 Ver 4.6.0

■対象

* panda
* gtk+panda2

■修正内容

(1) glclient2でのCLISTの表示行指定の不具合

glclient2のCLISTの行指定の解釈が間違っていたため、該当行を最下行に表示す
る場合に、最下行から1行下(非表示領域)に表示することがありました。

例 病名登録画面で病名が20以上ある状態で病名を新規追加した場合等

(2) glclient2でのCLISTでのTABキーによるフォーカス移動の修正

glclient2のTABキーによるフォーカス移動で一度CLISTにフォーカスが移動する
とCLISTから他のウィジェットに移動できない不 具合を修正しました。


(3) 不安定環境のための環境変数の追加

一部の環境で、wfcのプロセスがSEGVにより異常終了する現象が報告されています。
異常終了の原因の詳細は不明ですが、wfc内部のユーザ管理機能を無効化すれば
現象の発生を防げることを確認しました。
そこでユーザ管理機能を無効化する環境変数を追加しました。

環境変数の設定方法

/etc/init.d/jma-receiptの16行目付近に以下の行を追加し、日レセを再起動し
ます。

----
PATH=/sbin:/bin:/usr/sbin:/usr/bin:/usr/X11R6/bin
export PATH
export DISABLE_KV_SERVER=1 # <- この行を追加
----

※注意

環境変数によるユーザ管理機能の無効化は、定常的にwfcがSEGVする一部の医療機関向けです。
ユーザ管理機能を無効化するため以下の副作用が生じます。

* マスターメニューのユーザ管理画面にログインユーザが表示されなくなる
* moninfoコマンドでログインユーザが表示されなくなる
* プログラム更新において、実施クライアント以外に接続中のクライアントが存在してもプログラム更新が実施される
  (プログラム更新で日レセを再起動するため、接続中のクライアントに接続エラーが表示される)

■対応方法

パッケージをアップグレード後、日レセを再起動してください。

apt-line は以下です。

deb http://ftp.orca.med.or.jp/pub/ubuntu hardy4.6 jma

■パッケージ

libgtkpanda2.0-0_2.0.3+p1-0+u1jma2_i386.deb
libgtkpanda2.0-dev_2.0.3+p1-0+u1jma2_i386.deb
panda-client-common_1.4.6+p9-u1jma1_i386.deb
panda-client2_1.4.6+p9-u1jma1_i386.deb
panda-client_1.4.6+p9-u1jma1_i386.deb
panda-dbg_1.4.6+p9-u1jma1_i386.deb
panda-dev_1.4.6+p9-u1jma1_i386.deb
panda-fdd_1.4.6+p9-u1jma1_i386.deb
panda-server_1.4.6+p9-u1jma1_i386.deb

== Debian lucid版 Ver 4.6.0

■対象

* panda
* gtk+panda2
* libglade-panda2

■修正内容

(1) glclient2でのCLISTの表示行指定の不具合

glclient2のCLISTの行指定の解釈が間違っていたため、該当行を最下行に表示す
る場合に、最下行から1行下(非表示領域)に表示することがありました。

例 病名登録画面で病名が20以上ある状態で病名を新規追加した場合等

(2) glclient2でのCLISTでのTABキーによるフォーカス移動の修正

glclient2のTABキーによるフォーカス移動で一度CLISTにフォーカスが移動する
とCLISTから他のウィジェットに移動できない不 具合を修正しました。

(3) マスターメニュー、業務メニューのWeb表示の変更

マスターメニュー、業務メニューで使用しているWeb表示ウィジェットのHTMLレンダリングエンジンを変更しました。
フォントやレイアウトが多少変わりますが機能的には変わりません。 (4) 不安定環境のための環境変数の追加 一部の環境で、wfcのプロセスがSEGVにより異常終了する現象が報告されています。 異常終了の原因の詳細は不明ですが、wfc内部のユーザ管理機能を無効化すれば 現象の発生を防げることを確認しました。 そこでユーザ管理機能を無効化する環境変数を追加しました。 環境変数の設定方法 /etc/init.d/jma-receiptの16行目付近に以下の行を追加し、日レセを再起動し ます。 ---- PATH=/sbin:/bin:/usr/sbin:/usr/bin:/usr/X11R6/bin export PATH export DISABLE_KV_SERVER=1 # <- この行を追加 ---- ※注意 環境変数によるユーザ管理機能の無効化は、定常的にwfcがSEGVする一部の医療機関向けです。 ユーザ管理機能を無効化するため以下の副作用が生じます。 * マスターメニューのユーザ管理画面にログインユーザが表示されなくなる * moninfoコマンドでログインユーザが表示されなくなる * プログラム更新において、実施クライアント以外に接続中のクライアントが存在してもプログラム更新が実施される (プログラム更新で日レセを再起動するため、接続中のクライアントに接続エラーが表示される) ■対応方法 パッケージをアップグレード後、日レセを再起動してください。 apt-line は以下です。 deb http://ftp.orca.med.or.jp/pub/ubuntu lucid4.6 jma ■パッケージ libglade-panda2.0-0-dbg_2.0.3-u2jma2_i386.deb libglade-panda2.0-0_2.0.3-u2jma2_i386.deb libglade-panda2.0-dev_2.0.3-u2jma2_i386.deb libgtkpanda2.0-0-dbg_2.0.3+p5-u2jma1_i386.deb libgtkpanda2.0-0_2.0.3+p5-u2jma1_i386.deb libgtkpanda2.0-dev_2.0.3+p5-u2jma1_i386.deb panda-client-common_1.4.6+p9-u2jma1_i386.deb panda-client2_1.4.6+p9-u2jma1_i386.deb panda-dbg_1.4.6+p9-u2jma1_i386.deb panda-dev_1.4.6+p9-u2jma1_i386.deb panda-fdd_1.4.6+p9-u2jma1_i386.deb panda-server_1.4.6+p9-u2jma1_i386.deb
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