更新日
2016-01-14
概要
日医標準レセプトソフト ミドルウェア更新
== 日レセ Ver 4.8.0 Ubuntu precise版およびUbuntu trusty版
■修正内容
(1) 診療行為入力画面からの画面遷移で画面がフリーズしたりグレーになる不具合の修正(2)
> 診療行為入力画面から診療行為選択画面などのダイアログを表示して、その後また
> 診療行為入力画面に戻った際にカーソルがどこにもない状態になることがあります。
> その状態で画面遷移を行うと画面が診療行為入力画面のまま更新されなかったり、
> 画面がグレーになる不具合がありました。
>
> 不具合はubuntu 14.04のみで発生します。
> 原因はgtk2の描画上の問題と考えられますが詳細は不明です。
>
> 対策として前々回のミドルウェア更新
> http://www.orca.med.or.jp/receipt/update/package/middleware-20150420.html
> で導入した GLCLIENT_DELAY_DRAW_WINDOW=1 の機能(画面遷移時に1ピクセル画面サイズが変化する)
> を常時適用するようにしました。
上記の不具合の対策について再検討を行いGLCLINET_DELAY_DRAW_WINDOWの常時適用
を廃止した上で不具合が発生しないよう修正しました。
(2) ポップアップ通知の形式変更
ポップアップ通知のダイアログについて、診療行為入力画面で短時間に
複数ポップアップ通知が出るような操作をした場合に、前の通知が終わらないと
次の通知が表示されないため、表示している患者と通知のずれが発生することが
ありました。
そこでポップアップ通知の実装を変更して複数の通知がある場合は通知の
ダイアログをカスケードして表示するようにしました。
ダイアログはメインウィンドウの右上に表示されます。複数表示する場合は表示中
のダイアログの下に表示します。最下部まで到達した場合は重ねて表示します。
またマウスカーソルONでダイアログを非表示にするようにしました。
■対応方法
パッケージをアップグレードしてください。
apt-line は以下です。
precise
deb http://ftp.orca.med.or.jp/pub/ubuntu precise4.8 jma
trusty
deb http://ftp.orca.med.or.jp/pub/ubuntu trusty4.8 jma
■パッケージ
precise
panda-client-common_1.4.9+p32-u3jma1_amd64.deb
panda-client2_1.4.9+p32-u3jma1_amd64.deb
panda-dbg_1.4.9+p32-u3jma1_amd64.deb
panda-dev_1.4.9+p32-u3jma1_amd64.deb
panda-libs_1.4.9+p32-u3jma1_amd64.deb
panda-server_1.4.9+p32-u3jma1_amd64.deb
trsuty
panda-client-common_1.4.9+p32-u4jma1_amd64.deb
panda-client2_1.4.9+p32-u4jma1_amd64.deb
panda-dbg_1.4.9+p32-u4jma1_amd64.deb
panda-dev_1.4.9+p32-u4jma1_amd64.deb
panda-libs_1.4.9+p32-u4jma1_amd64.deb
panda-server_1.4.9+p32-u4jma1_amd64.deb