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パッチ提供(第46回)◆日医標準レセプトソフト ver 5.2.0 全15件:収納/明細書/請求管理/総括表、公費請求書/システム管理マスタ/点数マスタ/API/帳票/地方公費・負担金計算関係/その他


▲厳重注意事項:

  プログラム更新時において、データベースの構造変更処理が実行される場合があります。
  データ量によっては、時間を要する場合がありますので、
  実行中は誤って電源を切らないようにしてください。


プログラム更新処理手順について

■WebORCAクラウド版:
 メンテナンスにて自動で適用されます。

■WebORCAオンプレ版:
 ログイン画面よりユーザ名、パスワード入力後、「アップデート」ボタンを押下し、
 プログラム更新をおこなってください。

 プログラム更新後は画面左下にありますバージョン情報の「アプリケーション」
 部分が提供日付となっていることをご確認ください。

 ※ 下記コマンドでもプログラム更新が可能です
 $ systemctl stop jma-receipt-weborca
 $ sudo weborca-install
 $ systemctl start jma-receipt-weborca

■日レセオンプレ版(MONTSUQI):
 「トップメニュー」から「03 プログラム更新」を選択します。

 「更新」ボタンをクリックするかF12キーを押します。

 「プログラム更新を実行します。よろしいですか?」に対し
 「OK」をクリックするかF12キーを押します。

 3分〜5分程度待ちます。
 (ダウンロードを行うため回線の込み具合によりこれ以上かかる場合もあります。)

 「状況」ボタンをクリックするかF11キーを押します。
 画面中の一覧最下行の処理状態が「済」になればプログラムの取得は終了していることを表します。

 これを確認したらメニューに戻って業務を再開してもかまいませんが
 この処理は自動的に自システム(日レセ)の再起動を行いますのでその処理中には
 画面がフリーズしたようにしばらく動かなくなることがあります。
 しばらく(長くても1分程度)待っていただければ画面は動き出しますのでご注意ください。

※スタンバイサーバのプログラム更新について

 プログラム更新は基本的にマスタサーバのみおこないます。
 レプリケーション状態ではスタンバイサーバ側のDB更新ができず、プログラム更新処理が
 エラーとなるため、スタンバイサーバではおこないません。

 スタンバイサーバでは、障害発生時、マスタ昇格した際にプログラム更新をおこなってください。
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第46回:令和5年10月26日(2023-10-26)提供分

* パッチ提供に関するドキュメントは 
 PD-520-46-2023-10-26.pdf
 令和5年10月改定資料
 です

(A)収納

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□対応範囲:収納
□管理番号:ncp20230915-011
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 月の負担上限金額が18000円であるのに、レセプトにて一部負担18028円と
 表記される患者様がいます。
 (一か月分の自己負担金額を計上すると実際に18028円請求・支払いがあります)
 28円以上の支払いがある日を【21診療行為】にて開いてそのまま登録を行うと
 今回診療請求額欄が【-28】となり、上限額通りの正しい請求になります。
 通常日レセでは負担上限を超えると自動でその金額以上の請求はしない、
 や一括再計算を促す表示をするなどをして負担上限以上の請求を防止してくれると
 思いますが、今回はなぜ負担上限を超える請求をしてしまったのでしょうか。
 この原因とこれを防ぐためにはどうすればよいでしょうか。

□対応内容
 後期高齢2割の患者負担配慮措置について、以下事例の収納業務-一括再計算が
 正しく行われていませんでしたので修正しました。
 <事例>外来 後期高齢2割の患者負担配慮措置計算
 主保険単独での算定
 1日:4970点 患者負担7970円
 2日:8440点 患者負担8440円
 3日: 891点 患者負担 891円
 4日: 571点 患者負担 571円
 5日:1214点 患者負担 128円
 この後、3日の診療に訂正入力で複数科保険入力を行う。
 (主保険単独で異なる診療科で入力)
 (3日) 28点 患者負担 0円(※)
 この状態で、収納業務-一括再計算を行った場合、
 (※)が28円となっていたので、0円となるよう修正しました。
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(B)明細書

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□対応範囲:明細書
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 以下の算定がある場合、外来レセプトの病床数を記載するよう対応しました。
 113045950 特定疾患療養管理料(100床未満・罹患後症状持続)(特例)
 113046250 特定疾患療養管理料(100床未満の病院)(特例)(10月以降)

□対応内容
 
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□対応範囲:明細書
□管理番号:request20220418-001
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 システム管理マスタの機能追加の要望をさせて頂きたいと思います。
 91マスタ登録の101システム管理のマスタ2005レセプト・総括印刷情報の
 0点全国公費レセプト記載を「0 記載しない」に設定すると、請求点数0点の公費は
 記載されませんが、現在の仕様ですと社保・国保両方ともに0点の記載が適用となります。
 しかし、レセプト記載について支払基金・愛知県国保連合会に質問した所、
 支払基金では公費の請求点数が0点の時でも記載が必要であるが、
 愛知県国保連合会からは公費の請求点数が0点の場合は0点記載が不要であると
 ご回答がありました。
 その為、社保・国保それぞれで請求点数のレセプトの記載が違いましたので、
 レセプトの記載について社保・国保それぜれに対応できるように設定変更を要望致します。

□対応内容
 請求点数が0点の全国公費をレセプト記載するか否かの設定について、
 一部のレセプトにのみ記載することを可能としました。
 1.システム管理2005(レセプト・総括印刷情報)-「基本1
   (1)」-【0点全国公費レセプト記載(提出用)】に
   「2記載する(社保)」
   「3記載する(国保・広域)」
   を追加する。
 2.「2記載する(社保)」を設定した場合は、請求点数が0点
   の全国公費を社保レセプト(公費のみのレセプト含む)に
   のみ記載する。(入外)
 3.「3記載する(国保・広域)」を設定した場合は、請求点数が0点の
   全国公費を国保レセプト及び後期高齢レセプトにのみ記載する。(入外)
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(C)請求管理

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□対応範囲:請求管理
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 移行データ、患者番号一括変更等により、日レセの患者番号と返戻データの
 患者番号が異なる場合において、返戻データの患者番号を日レセの患者番号と
 紐付けることによりそれらの返戻データのオンラインによる請求を可能としました。
 1.保険情報による患者番号の紐付けは、上部の一覧から選択時に行う。
   紐づけ処理を行いたい返戻データを選択すると、紐づけできなかった
   返戻レセプトの保険情報又は公費情報で検索処理を行い、対象の患者が
   1件だった場合は自動的に紐づけを行う。
 2.返戻レセプトの保険情報と患者の保険情報が枝番まで完全に一致した場合、
   該当する患者と紐づけを行う。
 3.返戻レセプトの保険情報と患者の保険情報が枝番を除いて一致し、
   他に対象の保険情報と一致する患者が存在しない場合に該当する患者と
   紐づけを行う。
 4.公費単独の返戻レセプトの場合、第一公費の公費情報と患者の公費情報が
   完全に一致した場合、該当する患者と紐づけを行う。
 5.第一公費の負担者番号の先頭が「28」、受給者番号が「9999996」のときは
   第二公費の公費情報で検索を行う。
   このとき、レセプト種別の左に「*」を表示する。
 6.マイナンバーカードによるオンライン資格確認を行うことができない
   レセプトの場合、保険情報での検索ができないため紐づけできない。
 7.紐づけできた返戻レセプトについて、診療年月に該当の保険が存在
   しないときは下段の患者番号の左に「*」を表示する。
 8.紐づけできなかった返戻レセプトについて、一致する保険情報がないときは
   「※※該当患者なし※※」と表示する。
 9.紐づけできなかった返戻レセプトについて、一致する保険情報が
   複数存在するときは「※※ 複数該当 ※※」と表示する。
 10.負担者番号、受給者番号の先頭の空白は除いて検索を行う。
 11.記号番号の先頭の空白は除き、全角変換を行って検索を行う。
   ※レセ電データに半角での記録が可能なため、他社レセコンで作成した
    レセ電データの返戻の場合に対応
 12.紐づけ処理を行いたい返戻データを選択したときに表示するのは、
    取込時に紐づけできなかった返戻レセプトのみとする。
 13.請求管理と紐づけてある返戻レセプトの患者番号の解除はできない。
 14.氏名検索で選択した患者がテスト患者のときは紐づけできない。
 15.「H01 レセプト請求管理登録」で患者番号を入力している場合は、
    「患者設定」に遷移できない。
 16.「H05 患者番号設定」で紐づけした返戻レセプトは、「H03返戻データ一覧」、
    「H04 返戻詳細」で患者番号の左に「*」を表示する。
 17.紐づけを解除した返戻レセプトは、一覧から返戻データを選択しても
    自動で紐づけ処理は行わない。
 18.医保分のみ対象とする。
 19.返戻データ取込時に、全ての返戻レセプトが患者番号で紐づけが
    できなかった場合でもデータの取り込みを行う。

□対応内容
 
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(D)総括表、公費請求書

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□対応範囲:総括表、公費請求書
□管理番号:support20230810-028
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 EFファイル作成について、お伺いしたく存じます。
 添付資料1にありますように、入院外のEFファイルを作成すると
 DB更新処理エラー TABLE=tbl_efout【EFファイル作成】のエラーが
 出てしまい次に進むことができませんでした。
 入院の場合は通常通り作成することができること確認取れております。

□対応内容
 外来EFファイル作成処理時に外来Kファイルも併せて作成を行いますが、
 作成データの処理件数が多い場合プログラム内部で保持してる処理連番の
 記録オーバーが発生し異常終了する不具合がありましたので修正しました。
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□対応範囲:総括表、公費請求書
□管理番号:support20231002-026
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 ORCAの画面操作で患者の受診診療科の修正を行った時に、ORCA画面表示・
 請求情報は修正後の診療科になっていますがEFファイルで出力すると、
 一部項目が修正前の診療科のままになっています。
 また、複数科を受診した履歴のある患者の診療情報を電子カルテから
 取り込んだ時に、今回以外の診療科で取り込まれる事があり医事職員が
 全件目視で確認して手直し対応している状況です。

□対応内容
 外来EFファイルの診療科記録について実際に算定を行った診療科を
 記録するように修正しました。
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(E)システム管理マスタ

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□対応範囲:システム管理マスタ
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 管理コード「1051 オンライン資格確認情報」の文言を
 「1051 オンライン資格確認等情報}に変更しました。

□対応内容
 
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(F)点数マスタ

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□対応範囲:点数マスタ
□管理番号:【WebORCA】
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 服用方法(001から始まるコード)の登録について、電子処方箋の用法マスタと
 紐づけの対応を行いました。
 参考のための事前提供となります。
 詳細は別途資料を準備しますのでアナウンスをお待ちください。

□対応内容
 
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(G)API

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□対応範囲:API
□管理番号:request20221012-001
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 日医標準レセプトソフトとのAPI連携について
 回復期リハビリテーション病棟入院料に係る算定要件に該当しない患者の
 算定入院基本料は医療区分に関わらず入院料Iの算定となるかと思いますが
 入院患者の医療区分・ADL点数情報をAPI連携で取得した際に
 「Evaluation_Daily」にはFが返されました。
 https://www.orca.med.or.jp/receipt/tec/api/hospadlinfo.html
 上記URLのレスポンス一覧には「Evaluation_Difference」の情報がございましたが
 返された情報に「Evaluation_Difference」はありませんでした。
 今回の患者のような場合に実際の算定入院料の入院料Iの情報を取得できるように
 機能追加を要望させていただきます。

□対応内容
 入院患者医療区分・ADL点数情報返却API(/api01rv2/hsptevalv2)に
 算定入院料の返却項目を追加しました。
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(H)帳票

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□対応範囲:帳票
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 様式38の3(外来後発医薬品使用体制加算の施設基準に係る届出書添付書類)
 に関する後発医薬品数量シェア(置換え率)の集計で、令和5年9月21日事務連絡
 「後発医薬品の出荷停止等を踏まえた診療報酬上の臨時的な取扱いについて」の
 対応を行いました。
 1.除外する集計は令和6年3月診療分までとします。
 2.カットオフ値については除外しないで集計します。

□対応内容
 
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(I)地方公費・負担金計算関係

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□対応範囲:地方公費・負担金計算関係
□管理番号:kk88359
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 東京都の医療機関様で、マル青が負担なししか受診しないからと公費の番号「189」に
 マル青無の設定をしているそうです。
 7月のレセプトから公費の一部負担金が記載されていると提出先に指摘され
 返戻になったそうですが、以下の第40回の対応が関係しているのでしょうか。

□対応内容
 東京都高校生等医療費助成制度の外来負担金計算対応
 (都道府県「13東京」、保険番号「189マル青有」)を令和5年6月26日パッチで
 行いましたが、該当保険番号マスタの「日-上限額」の金額設定が0円の場合、
 薬代(レセプト「20投薬」に集計する点数)を除いた請求点数の3割計算額が
 一部負担金となっていましたので修正しました。
 <事例>外来 協会+189
 薬代(レセプト「20投薬」に集計する点数)を除いた請求点数288点
 患者負担860円 → 0円(※)
 (※)の計算が0円となるよう修正しました。
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□対応範囲:地方公費・負担金計算関係
□管理番号:ncp20231013-023
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 高齢者現役並みの方で治療薬補助の公費併用の場合、院内処方だと
 9,000円になるはずですが、なぜか上限18,000円となってしまい金額が
 おかしくなってしまいます。
 (例)
 10/1 保険単独:8000円
 10/5 保険単独:1500円 治療薬補助併用:8500円
 診療行為登録後に収納登録より一括再計算をすると、差額分の未収が出てきますが、
 その後に診療行為で訂正をすると、やはり18,000を超えた分が返金となって
 出てしまいます。

□対応内容
 高齢者(3割負担)+全国公費併用時(法別15,21,54を除く)の外来負担金計算において、
 患者自己負担限度額を18000円(公費負担限度額)に置き換えて計算していたため、
 事例のような不具合がありました。
 <事例>外来、高齢者(3割)、096治療薬補助
 1日目:主保険単独 3742点 患者負担11230円
 2日目:主保険単独 215点 患者負担 650円
 複数科保険入力
 主保険+096治療薬補助 9430点 患者負担(※)6120円→9000円
 (※)治療薬の上限9000円 > 18000-(11230+650)=6120円 の計算になっていましたので、
 患者自己負担限度額を18000円に置き換えて計算しないよう修正しました。
 <補足>
 一括再計算では公費優先の計算を行うため、正しい計算がされています。
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(J)その他

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□対応範囲:その他
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 新型コロナウイルス感染症の感染症法上の取扱いについて
 治療薬補助の対応で不具合について修正を行いました。
 詳細は別途資料を参照してください。

□対応内容
 
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□対応範囲:その他
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 第46回パッチにより、以下のテーブルを新設及び変更しました。
 オンライン返戻明細テーブル(TBL_HENREI_BODY)
 患者公費情報テーブル(TBL_PTKOHINF)
 用法テーブル(TBL_YOUHOU)
 用法コード対応テーブル(TBL_YOUHOUCHG)
 DB管理情報は S-050200-1-20231010-2 となります。
 ※データベーススキーマチェックは最新版をダウンロードしてください。

□対応内容
 
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□対応範囲:その他
□管理番号:support20230927-020【WebORCAオンプレミス】
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 WebORCAオンプレ版の以下環境でclaimが動作しない現象が発生しました。
 claim.err.logを見るとNo such file or directoryと出ており、claimサービス
 の再起動で正常化はしたのですが、原因調査をいたしたく。
 想定できる原因ありますでしょうか?

□対応内容
 WebORCAのプログラム更新処理でClaimサーバの再起動を
 行っていませんでしたので再起動するように修正しました。
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