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パッチ提供(第49回)◆日医標準レセプトソフト ver 5.2.0 全12件:登録/診療行為/明細書/帳票/その他


▲厳重注意事項:

  プログラム更新時において、データベースの構造変更処理が実行される場合があります。
  データ量によっては、時間を要する場合がありますので、
  実行中は誤って電源を切らないようにしてください。


プログラム更新処理手順について

■WebORCAクラウド版:
 メンテナンスにて自動で適用されます。

■WebORCAオンプレ版:
 ログイン画面よりユーザ名、パスワード入力後、「アップデート」ボタンを押下し、
 プログラム更新をおこなってください。

 プログラム更新後は画面左下にありますバージョン情報の「アプリケーション」
 部分が提供日付となっていることをご確認ください。

 ※ 下記コマンドでもプログラム更新が可能です
 $ systemctl stop jma-receipt-weborca
 $ sudo weborca-install
 $ systemctl start jma-receipt-weborca

■日レセオンプレ版(MONTSUQI):
 「トップメニュー」から「03 プログラム更新」を選択します。

 「更新」ボタンをクリックするかF12キーを押します。

 「プログラム更新を実行します。よろしいですか?」に対し
 「OK」をクリックするかF12キーを押します。

 3分〜5分程度待ちます。
 (ダウンロードを行うため回線の込み具合によりこれ以上かかる場合もあります。)

 「状況」ボタンをクリックするかF11キーを押します。
 画面中の一覧最下行の処理状態が「済」になればプログラムの取得は終了していることを表します。

 これを確認したらメニューに戻って業務を再開してもかまいませんが
 この処理は自動的に自システム(日レセ)の再起動を行いますのでその処理中には
 画面がフリーズしたようにしばらく動かなくなることがあります。
 しばらく(長くても1分程度)待っていただければ画面は動き出しますのでご注意ください。

※スタンバイサーバのプログラム更新について

 プログラム更新は基本的にマスタサーバのみおこないます。
 レプリケーション状態ではスタンバイサーバ側のDB更新ができず、プログラム更新処理が
 エラーとなるため、スタンバイサーバではおこないません。

 スタンバイサーバでは、障害発生時、マスタ昇格した際にプログラム更新をおこなってください。
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第49回:令和6年1月29日(2024-01-29)提供分

* パッチ提供に関するドキュメントは 
 PD-520-49-2024-01-29.pdf
 医療扶助交付番号記載対応
 です

(A)登録

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□対応範囲:登録
□管理番号:kk91509
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 大阪府のクリニック様より、主保険+石綿+地方公費(80障害)の保険組み合わせが、
 ORCAの診療行為の画面で表示がないため、お会計が出来ないとお問い合わせがありました。
 上記の組み合わせで請求をするようにと、国保連合より返戻があったとの事です。

□対応内容
 主保険+066石綿+地域公費の保険組み合わせの作成を可能としました。
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(B)診療行為

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□対応範囲:診療行為
□管理番号:ncp20231222-021
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 複数科処方 向精神薬多剤 内服薬7種以上
 心療内科で向精神薬多剤の処方があり、内科で7種以上の処方入力を行った時の
 診療行為画面で登録を押した際に向精神薬多剤のメッセージは出ますが、
 7種以上のメッセージが表示されず、診療行為確認画面では内科の処方箋料は
 7種類以上の40点に減算されます
 複数科入力を使用せず、それぞれ診療行為を登録すればそれぞれで多剤の
 メッセージは出ますが、複数科入力の際は確認メッセージは出ない仕様なのでしょうか
 この場合7種未満の点数としたい場合は手入力するしかないのでしょうか

□対応内容
 診療行為で複数科入力した時、院外投薬の最初の診療科が「向精神薬多剤投与」の
 対象で、次の診療科が「内服7種類以上」の対象の時、確認メッセージ
 「向精神薬多剤投与となります。逓減しますか?」で「OK」した時に、
 「内服薬剤が7種類以上になります。7種類以上の処方せん料にしますか?」の
 確認メッセージを表示しませんでした。
 「向精神薬多剤投与」を確定しても、診療科が違う場合は
 「内服薬剤の7種類以上」の確認メッセージを表示するようにしました。
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□対応範囲:診療行為
□管理番号:ncp20240115-023
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 特養入所者で患者登録の特記事項09施を設定している患者に、21診療行為で
 自動発生した初診料(DUMMY)のコードの後に空白を1文字置いて7桁で初診算定日を
 入力した際、過去に診察料を算定しない入力をしている場合「エラー情報0902
 今回算定済み 1日の算定上限回数を超えています。算定できません。」の
 メッセージが出て再診料(DUMMY)への切り替えができません。
 過去に診療入力がなければ上記操作で再診料(DUMMY)への切り替えが可能です
 ダミーコードではない通常の初診料であれば過去に診療入力があっても
 再診料への切り替えは可能ですが、これは仕様でしょうか。

□対応内容
 診療行為で「09 施」を登録し、「初診料(DUMMY)」を自動算定した時に、
 「初診料(DUMMY)」の横に初診算定日を入力し、「再診料(DUMMY)」に
 変換しますが、最終来院日がない場合は、エラー「初診料が算定されていません。
 初診料を入力して下さい。」になっていました。
 エラーとならないように対応しました。
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(C)明細書

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□対応範囲:明細書
□管理番号:support20240104-004
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 当院労災にて入院中の患者様のレセプトについての問い合わせになります。
 療養病棟入院中コロナに感染したため、在宅患者支援療養病床初期加算
 (療養病棟入院基本料)(特例)350点を算定しておりますが、後期高齢の
 レセプトには反映されるのですが、労災での算定を行うとレセプトに反映されません。
 設定等で反映させることはできますでしょうか?

□対応内容
 労災又は自賠責(労災準拠)での入院で、「190291450 在宅患者支援療養病床初期加算
 (療養病棟入院基本料)(特例)」を算定した場合、レセプト摘要欄に「190291450」の
 名称及び点数回数が記載されない不具合がありましたので修正しました。
 (レセプト ・・ 摘要欄以外は問題なし)
 (レセ電データ ・・ 問題なし)
 又、会計カードについても同様の不具合がありましたので修正しました。
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□対応範囲:明細書
□管理番号:request20220630-001
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 第三者行為で受診中の患者が、月の途中で前期高齢から後期高齢の保険に
 変わった場合(1ヶ月間、第三者行為の受診がある場合)健保のレセプトは2枚に分かれ、
 摘要欄にそれぞれの保険の期間が載りますが、保険会社へ提出する第三者行為の
 レセプトは2枚に分かれるが、「診療期間」は区切られず、摘要欄にも期間の
 記載がないため、いつ保険が変わったのかが分からないとのことでした。
 「診療期間」に有効な保険の期間(前期高齢、後期高齢)と同様の日付が
 それぞれのレセプトに印字されるようにならないでしょうか?という
 お問い合わせがございました。

□対応内容
 自賠責(第三者行為)レセプトの「診療期間」の記載について改善を行いました。
 1.自賠責(第三者行為)レセプト(入外)を対象とする。
 2.月途中で医療保険が変更となった場合
  (1)医療保険変更前の自賠責(第三者行為)レセプトの
  「診療期間」(至)を医療保険(有効終了日)より大きな日付で記載しないようにする。
  (2)医療保険変更後の自賠責(第三者行為)レセプトの
  「診療期間」(自)を医療保険(有効開始日)より小さな日付で記載しないようにする。
 3.補足
   入院は、入院会計の保険組み合わせに第三者行為を含む保険組み合わせが
   ない場合の「診療期間」の記載について、上記の改善を行う。
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□対応範囲:明細書
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 生活保護(医療扶助)の交付番号について
 レセプト摘要欄に交付番号の記載が必要な場合、現行はコメント入力にて
 対応していただいていますが、受給者番号と同様に交付番号も一覧入力を可能とし、
 レセプト記載する対応をしました。
 詳細は別途資料を参照してください。

□対応内容
 
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(D)帳票

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□対応範囲:帳票
□管理番号:support20231205-010
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 セット登録一覧表にはセットの入力CDが印字されるのですが、
 ご指摘いただきましたとおり、CSVには出力対象となっていないようです。

□対応内容
 月次統計からセット登録一覧(ORCBGSETLST)で出力するCSVデータに
 入力CDがありませんでしたので、入力CD1から入力CD5として
 備考の次に追加しました。
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□対応範囲:帳票
□管理番号:support20231225-027
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 (1)一括再計算該当者チェック表の【患者請求額に変更のない方】のリス
  トに上がる理由は何でしょうか
 (2)【患者請求額に変更がある方】のリストに上がった方を収納で「一括再
  計算」処理をした後再度一括再計算該当者チェック表の処理をかけると
  【患者請求額に変更のない方】に上がりました。
  どのような理由によるものでしょうか

□対応内容
 月次統計(一括再計算該当者チェック表)に以下の不具合がありましたので修正しました。
 <事例>後期高齢者(1割)、低所得2
 1日目:請求点数 512点
 2日目:請求点数 8125点
 この状態で一括再計算該当者チェック表を実施した場合(システム管理1039の
 一括再計算方法は「0」で設定)、【患者請求額の変更がない方】
 備考欄:該当者チェック抽出分(データ項目値が変更となる収納あり)
 という内容で該当者となりましたので、該当者とならないよう修正しました。
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□対応範囲:帳票
□管理番号:support20240111-027
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 日次統計の収納日報にて2023年までは初再診の人数と点数等はあっていた
 とのことですが、1月に入って手術をした際に再診料を取らずに
 短期滞在手術等基本料を取った患者が初再診の欄が空白になり、当日の初再診の
 人数としてカウントされておりませんでした。
 点数の方はカウントできていたので本日は人数のところだけ手書きして
 いただきましたが、なにか1月からプログラムの方で修正パッチ等が
 ありましたでしょうか。

□対応内容
 令和5年12月25日パッチで対応しました収納日報(外来)の「初再診欄の表示」
 及び「再診件数カウント」について(令和6年1月診療分以降)、
 対応条件を修正しました。
 [R5.12.25パッチの対応内容]
 複数科保険入力等で診察料がなく、かつ、「099409901(実日数算定)」
 又は「099999902(他保険にて診察料算定済)」を算定している会計は、
 初再診欄に再診を表示せず、再診件数カウントもしない。
 [修正後の対応内容]
 医保の「複数科保険入力分」のみを対象とし、診察料がなく、かつ、
 「099409901(実日数算定)」を算定している会計は、初再診欄に再診を表示せず、
 再診件数カウントもしない。
 ※医保の「複数科保険入力分」でない場合や
  医保分以外(自費(治験)・労災・自賠責・公害保険)は、
  診察料がなく、かつ、「099409901(実日数算定)」を算定している会計も
  表示およびカウントをする。
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□対応範囲:帳票
□管理番号:ncp20240116-032
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 セットの一覧印刷を行ったところ数量と剤型がかぶって印字されます。
 18.04の時にはこのような現象はありませんでした。

□対応内容
 セット一覧帳票で数量と単位が重なって印刷されていましたので、
 重ならないように対応しました。
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□対応範囲:帳票
□管理番号:ncp20231226-023
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 東京のとある診療所からですが、作業簡素化を目指していることから
 押印を省略する運用をされています。
 しかし、現在日レセで利用できる領収書はどれも「領収印なき領収書は
 無効です」の印字がなされるため、この一文の削除と領収印欄(枠線)の
 削除する機能を有してほしい、とのことです。

□対応内容
 請求書兼領収書に記載されている「※領収印なき領収書は無効です。」の
 文言を削除しました。
 1.標準プログラムの請求書兼領収書が対象。
 2.「※領収印なき領収書は無効です。」の下段に注意事項
   等を印字している場合は該当行を一段上げる。
 ※再印刷時の注意事項
  パッチプログラム適用前に作成された請求書兼領収書を(XA02)再印刷選択画面から
  再印刷した場合に、「※領収印なき領収書は無効です。」の文言は削除されますが、
  バーコードが印刷された請求書兼領収書を再印刷した場合は文言が削除されず
  作成時の状態で再印刷されます。
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(E)その他

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□対応範囲:その他
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 第49回パッチにより、以下のテーブルを変更しました。
  月代り受給者番号テーブル(TBL_MONTHLYNUM)
  処方箋管理テーブル(TBL_SHOHO_KANRI)
 DB管理情報は S-050200-1-20240118-2 となります。
 ※データベーススキーマチェックは最新版をダウンロードしてください。

□対応内容
 
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