パッチ提供(第62回)◆日医標準レセプトソフト ver 5.2.0 全6件:診療行為/入退院登録/入院会計照会/API
▲厳重注意事項: プログラム更新時において、データベースの構造変更処理が実行される場合があります。 データ量によっては、時間を要する場合がありますので、 実行中は誤って電源を切らないようにしてください。
プログラム更新処理手順について ■WebORCAクラウド版: メンテナンスにて自動で適用されます。 ■WebORCAオンプレ版: ログイン画面よりユーザ名、パスワード入力後、「アップデート」ボタンを押下し、 プログラム更新をおこなってください。 プログラム更新後は画面左下にありますバージョン情報の「アプリケーション」 部分が提供日付となっていることをご確認ください。 ※ 下記コマンドでもプログラム更新が可能です $ systemctl stop jma-receipt-weborca $ sudo weborca-install $ systemctl start jma-receipt-weborca ■日レセオンプレ版(MONTSUQI): 「トップメニュー」から「03 プログラム更新」を選択します。 「更新」ボタンをクリックするかF12キーを押します。 「プログラム更新を実行します。よろしいですか?」に対し 「OK」をクリックするかF12キーを押します。 3分〜5分程度待ちます。 (ダウンロードを行うため回線の込み具合によりこれ以上かかる場合もあります。) 「状況」ボタンをクリックするかF11キーを押します。 画面中の一覧最下行の処理状態が「済」になればプログラムの取得は終了していることを表します。 これを確認したらメニューに戻って業務を再開してもかまいませんが この処理は自動的に自システム(日レセ)の再起動を行いますのでその処理中には 画面がフリーズしたようにしばらく動かなくなることがあります。 しばらく(長くても1分程度)待っていただければ画面は動き出しますのでご注意ください。 ※スタンバイサーバのプログラム更新について プログラム更新は基本的にマスタサーバのみおこないます。 レプリケーション状態ではスタンバイサーバ側のDB更新ができず、プログラム更新処理が エラーとなるため、スタンバイサーバではおこないません。 スタンバイサーバでは、障害発生時、マスタ昇格した際にプログラム更新をおこなってください。
* パッチ提供に関するドキュメントは PD-520-62-2024-06-11.pdf 令和6年6月診療報酬改定対応資料 です (A)診療行為 ──────────────────────────────────── □対応範囲:診療行為 □管理番号:ncp20240603-111 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 システム管理[1007 自動算定・チェック機能制御情報]にて外来初診・再診料を 自動算定しない設定としています。 今回の改定で追加された発熱患者等対応加算は手入力となることから、 小児科外来診療料と発熱患者等対応加算のセットを作成しましたが、 このセットで入力を行った場合、外来感染対策向上加算(医学管理等)等の 加算が自動算定されない不具合を確認しました。 □対応内容 外来感染症対策向上加算等を算定可能な、医学管理料・在宅医療を入力した時、 算定可能であれば外来感染対策向上加算・連携強化加算・サーベイランス強化加算を 自動算定しますが、発熱患者等対応加算の入力がある時は自動算定しません でしたので自動算定するように修正しました。 ──────────────────────────────────── ──────────────────────────────────── □対応範囲:診療行為 □管理番号:在医総管・施医総管 在宅緩和ケア充実診療所・病院加算自動発生 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 在医総管・施医総管入力し、自動発生した加算(在宅緩和ケア充実診療所・病院加算) の間に、行挿入で「.143」を入力し、剤を分けて登録する運用をされていた ユーザーがあったそうです。 6月分から訂正で展開する際に「登録時と診療内容が違います。必ず登録をして 点数を変更して下さい。」のメッセージが発生し、展開時に 在宅緩和ケア充実診療所・病院加算が自動発生するようです。 <例> .140 114038910 施医総管(在支診等以外・月1回・2〜9人) .143 在宅緩和ケア充実診療所・病院加算(施医総管)(2〜9人) ↓↓↓ 訂正にて展開 .140 114038910 施医総管(在支診等以外・月1回・2〜9人) 在宅緩和ケア充実診療所・病院加算(施医総管)(2〜9人) .143 在宅緩和ケア充実診療所・病院加算(施医総管)(2〜9人) 診療年月が5月以前は、訂正時に警告メッセージも出ませんし、展開時に 自動発生もされません。 5月以前の動作に戻すことは可能でしょうか。 □対応内容 在宅時医学総合管理料、施設入居時等医学総合管理料の入力で自動算定する 「在宅緩和ケア充実診療所・病院加算」などを自動算定後に「.143 管理加算料」で 別剤にして登録した時、訂正展開時に新設となった在宅時医学総合管理料、 施設入居時等医学総合管理料の剤に加算を自動算定していました。 訂正時は自動算定しないように修正しました。 ──────────────────────────────────── ──────────────────────────────────── □対応範囲:診療行為 □管理番号:support20240603-030 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 21診療行為で生活習慣病管理料2を算定し登録した後に再度同日再診で開き、 自費保険を選択した状態で.950のあとに健康診断の料金を入力し、登録で 進もうとすると「K177 警告!!当月に生活習慣病管理料を算定しています。」が 出てくると連絡がありました。 社内環境(WebORCAクラウド)でも確認してみたところ、複数科保険では 同じエラーが出てこず、一度生活習慣病管理料2をいれて登録した後に 再度同じ患者を開き、保険を変更せずに同日再診料などが入っているだけで 登録を押しても同じエラーを確認しました。 □対応内容 生活習慣病管理料1または生活習慣病管理料2を算定した日に同日算定で 診療行為を入力し「登録」押下した時、警告メッセージを表示していましたので 表示しないように修正しました。 ──────────────────────────────────── (B)入退院登録 ──────────────────────────────────── □対応範囲:入退院登録 □管理番号:support20240603-079 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 退院登録時に「負担金計算に失敗しました。包括点数の治験減点分の点数を 確認してください」と表示されて退院登録できませんでした。 6月1日で転科・転棟・転出を行いましたが変わりませんでした。 入院会計照会を確認すると6月から「栄養管理体制減産規定該当(短手3)」の フラグが立っており、フラグを削除するとエラーが表示されなくなり、 退院登録を行うことができました。 □対応内容 <令和 6年改正対応> 短手3の入院料フラグが立ってない日に 190876890 栄養管理体制減算規定該当(短手3) 190876910 身体的拘束最小化減算規定該当(短手3) の算定がある場合、退院登録において「負担金計算に失敗しました。 入院料未算定日に入院料加算(減算)が算定されています」のエラーメッセージを 表示する事としました。 又、退院時仮計算・入院定期請求・入院レセプト・データチェックの各処理においても 同内容のエラーメッセージを表示する事としました。 ※「短手3の入院料フラグが立ってない日」の減算規定該当については フラグをクリアしてください。 ──────────────────────────────────── (C)入院会計照会 ──────────────────────────────────── □対応範囲:入院会計照会 □管理番号:support20240605-059 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 回復期リハビリテーション病棟入院患者かつ回復期リハビリテーション病棟入院料 算定要件に該当しない患者に対し6月1日以降「療養病棟入院基本料1(入院料27)」で 転科・転棟・転室を行った。 上記患者のADL入力画面を確認したところ、「入院料と医療区分・ADL区分の評価が 一致しない日があります」とメッセージが表示されてしまう。 □対応内容 回復期リハビリテーション病棟入院料、地域包括ケア病棟入院料等の病棟、病室に 算定要件に該当しない患者が入院し「療養病棟入院料1(入院料27)」 「療養病棟入院料2(入院料27)」を算定時は(I47)医療区分・ADL区分登録画面に 「入院料と医療区分・ADL区分の評価が一致しない日があります」のメッセージを 表示しないよう修正しました。 ──────────────────────────────────── (D)API ──────────────────────────────────── □対応範囲:API □管理番号:support20240605-044 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 APIにて「院患者医療区分・ADL点数登録」を連携した際、DesignRの項目が 入院会計照会のADL画面にて反映されません。 医療区分(処置・患者状態)とADLは反映されています。 何が原因でしょうか。 □対応内容 入院患者医療区分・ADL点数登録API(/orca32/hsptevalmodv2)を実行した際の レスポンス項目[DESIGN-Rの合計点(Designr_Total_Score_Daily)]に正しい値が 返却されない(患者の算定入院料が返却されてしまう)不具合を修正しました。 なお、[DESIGN-Rの合計点]の登録自体は正しく行われます。 ──────────────────────────────────── 令和>