パッチ提供(第76回)◆日医標準レセプトソフト ver 5.2.0 全9件:登録/診療行為/API/帳票/地方公費・負担金計算関係
▲厳重注意事項: プログラム更新時において、データベースの構造変更処理が実行される場合があります。 データ量によっては、時間を要する場合がありますので、 実行中は誤って電源を切らないようにしてください。
プログラム更新処理手順について ■WebORCAクラウド版: メンテナンスにて自動で適用されます。 ■WebORCAオンプレ版: ログイン画面よりユーザ名、パスワード入力後、「アップデート」ボタンを押下し、 プログラム更新をおこなってください。 プログラム更新後は画面左下にありますバージョン情報の「アプリケーション」 部分が提供日付となっていることをご確認ください。 ※ 下記コマンドでもプログラム更新が可能です $ systemctl stop jma-receipt-weborca $ sudo weborca-install $ systemctl start jma-receipt-weborca ■日レセオンプレ版(MONTSUQI): 「トップメニュー」から「03 プログラム更新」を選択します。 「更新」ボタンをクリックするかF12キーを押します。 「プログラム更新を実行します。よろしいですか?」に対し 「OK」をクリックするかF12キーを押します。 3分〜5分程度待ちます。 (ダウンロードを行うため回線の込み具合によりこれ以上かかる場合もあります。) 「状況」ボタンをクリックするかF11キーを押します。 画面中の一覧最下行の処理状態が「済」になればプログラムの取得は終了していることを表します。 これを確認したらメニューに戻って業務を再開してもかまいませんが この処理は自動的に自システム(日レセ)の再起動を行いますのでその処理中には 画面がフリーズしたようにしばらく動かなくなることがあります。 しばらく(長くても1分程度)待っていただければ画面は動き出しますのでご注意ください。 ※スタンバイサーバのプログラム更新について プログラム更新は基本的にマスタサーバのみおこないます。 レプリケーション状態ではスタンバイサーバ側のDB更新ができず、プログラム更新処理が エラーとなるため、スタンバイサーバではおこないません。 スタンバイサーバでは、障害発生時、マスタ昇格した際にプログラム更新をおこなってください。
* パッチ提供に関するドキュメントは PD-520-76-2024-12-23.pdf です ──────────────────────────────────── (A)登録 ──────────────────────────────────── □対応範囲:登録 □管理番号:ncp20241205-008 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 67歳の患者様が、国保から後期高齢者(2割)+マル福に変更になりました マイナンバーカードで受付を行い、オン資格より保険追加を行ったところ 「警告!適用開始日時点での年齢が75歳未満です」とエラーメッセージが 表示され「閉じる」を押下すると、資格取得日「20241107」と表示され カーソルも選択されているのでエンターを押下→「R6.11.7」と表示されたが、 補助の欄の負担割合が「1割」と表示されました。オンライン資格確認結果も、 患者様がお持ちの保険証も「2割」となっているが、「1割」と表示されてしまったのは なぜでしょうか □対応内容 オンライン資格確認で75歳未満で保険が後期高齢者保険の時に保険追加をした場合、 患者登録画面で展開する保険の負担割合(補助区分)がオンライン資格確認の負担割合 でなく初期表示の1割で展開していました。 展開時に75歳未満の警告メッセージを表示した為に設定したオンライン資格確認の 負担割合をクリアしていました。 オンライン資格確認の展開時に警告メッセージを表示しないように修正しました。 患者登録画面に展開後、「Enter」押下で警告メッセージを表示します。 ──────────────────────────────────── ──────────────────────────────────── □対応範囲:登録 □管理番号:support20241211-020 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 【内容】 マイナンバーカードでオンライン資格確認をおこなってもらったが、 限度額適用認定証が以下のエラーで取り込めない。 「0094 適用開始日が保険適用の開始日以前です」 上記エラーメッセージが表示されたため、保険開始日を限度額適用認定証の日 (資格取得日)に合わせて再度「公費確定」をおこなったが、 同メッセージが表示されていまい取り込めない。 【確認】 限度額適用認定証の日付が保険開始日以前(同じ日を含む)だと取り込めない 認識でしょうか。 この場合は、保険開始日を資格取得日より前に設定することはできないため、 (保険有効期限より前は使用ができない期間)限度額適用認定証は手入力する ということでよろしいでしょうか。 □対応内容 患者登録でオンライン資格確認の限度額認定証から公費を追加する時、限度額認定証の 開始日が追加する公費の保険番号マスタの開始日より前であった場合、患者登録画面に 公費展開後に「適用開始日が保険適用開始日以前です」のエラーとなっていました。 追加する公費の開始日が保険番号マスタの開始日より前であった場合、 保険番号マスタの開始日で展開するように修正しました。 ──────────────────────────────────── ──────────────────────────────────── □対応範囲:登録 □管理番号:ncp20241202-027 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 医療扶助の資格確認情報について確認させていただきます。 「オンライン資格確認操作手引き」に 資格確認情報:「有効(医療扶助 未登録)」が 表示されるケースとして、 ・該当医療機関が福祉事務局の委託先ではない(有効な医療券・調剤券情報は存在するが、 委託先医療機関コードが一致しない) ・無効(福祉事務局より委託されていたが、有効期間が過ぎている(当月有効な医療券・調剤券情報がない) ・その公費負担者番号、受給者番号では、まだ医療券・調剤券情報が登録されていない と記載があります。 オンライン資格確認の手引なので、顔認証の患者についての記載のみです。 顔認証ではない医療扶助の患者ですでに患者登録に医療扶助の登録がされている 患者が再来されたときの動作として、患者登録または診療行為を開いた時の 資格確認情報にも「有効(医療扶助 未登録)」が表示される仕様でしょうか。 さらに、オンライン認証の状態欄も空欄でしょうか。 □対応内容 オンライン資格確認一覧(P031、P032)で医療扶助で資格有効性が 「6:有効(未登録)」の時、状態が空白でしたので「有効(未)」を 表示するように修正しました。 ──────────────────────────────────── (B)診療行為 ──────────────────────────────────── □対応範囲:診療行為 □管理番号:ncp20241209-018 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 C005 在宅患者訪問看護・指導料 の注6に規定する厚生労働大臣が定める者に 該当する患者に対し、114741270 乳幼児加算(訪問看護・訪問看護(同一)) (厚労大臣が定める者)を算定しようとすると、入力しても消えて 114016270 乳幼児加算(訪問看護・訪問看護(同一))に置き換わってしまい、 .143で剤を区切り、手技料とは別剤で入力すると、K191乳幼児加算(訪問看護・訪問看護(同一)) (厚労大臣が定める者)警告!この加算は手技料と同一剤に入力してください。 と警告表示されます。 114741270は注加算コード1415の通番2の為、手技料と同一剤に入力する必要がある 項目かと存じますが、114016270に自動で置き換わらないようにするには どのように入力すればよろしいでしょうか。 □対応内容 診療行為で6歳未満の患者に「在宅患者訪問看護・指導料」を入力した時、 「乳幼児加算(訪問看護・訪問看護(同一))(厚労大臣が定める者)」を入力しても 「乳幼児加算(訪問看護・訪問看護(同一))」自動算定していました。 剤内に「乳幼児加算(訪問看護・訪問看護(同一))(厚労大臣が定める者)」の 入力がある時は、「乳幼児加算(訪問看護・訪問看護(同一))」を 自動算定しないように修正しました。 ──────────────────────────────────── (C)API ──────────────────────────────────── □対応範囲:API □管理番号:【WebORCA】 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 電子処方箋CSVで医師氏名と患者氏名について最大文字数を超えて 記録していましたので20文字までに修正しました。 □対応内容 ──────────────────────────────────── ──────────────────────────────────── □対応範囲:API □管理番号:request20231004-001 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 診療科・ドクターコードはシステム管理マスタに登録し、且つAPIのレスポンスにも 診療科・診療科名称、ドクターコード・ドクター名の両方の値が返ってきます。 が、診療内容についてはシステム管理マスタに登録されますが、レスポンスには 診療内容名称の項目は無く、説明にも「システム管理マスタの診療内容情報の 診療内容コードを参照して下さい。」とあるのみで、これが為にデータベースへの 直接アクセスが避けられない状態です。(受付一覧:/api01rv2/acceptlstv2) いずれもシステム管理情報に登録されるものなので、診療内容についても 区分のみでなく名称の項目を返すようにして下さい。 □対応内容 APIシステム管理情報の取得(/api01rv2/system01lstv2) リクエスト番号(Request_Number)=06 または class=06 でシステム管理 「1012 診療内容情報」の返却を実装しました。 レスポンス(xml_medicalinfv2res)は基準日で有効なデータを 最大100件返却します。 ──────────────────────────────────── ──────────────────────────────────── □対応範囲:API □管理番号:request20230106-001 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 先月、システム管理情報取得API(/api01rv2/system01lstv2)に入金区分を 取得する機能が追加されましたが、同様に状態コードを取得する機能を 追加してほしいです(状態1~3) 状態区分を活用する医療機関がかなり増えており、その情報を連携させるために 必要なAPIとなります。 □対応内容 APIシステム管理情報の取得(/api01rv2/system01lstv2) リクエスト番号(Request_Number)=07 または class=07 でシステム管理 「1018-1020 患者状態コメント情報」の返却を実装しました。 1.レスポンス(xml_ptconditionv2res)は基準日で有効なデータを それぞれ最大100件返却します。 Condition1_Information(患者状態コメント情報1)にシステム管理 「1018 患者状態コメント情報」を編集します。 Condition2_Information(患者状態コメント情報2)にシステム管理 「1019 患者状態コメント情報」を編集します。 Condition3_Information(患者状態コメント情報3)にシステム管理 「1020 患者状態コメント情報」を編集します。 2.患者状態コメント情報1から3に登録なかった場合は「対象がありません」を返却します。 3.患者状態コメント情報1から3のいずれかに100件超がある場合は 「対象が100件以上となる患者状態コメント情報があります」を返却します。 ──────────────────────────────────── (D)帳票 ──────────────────────────────────── □対応範囲:帳票 □管理番号:support20241209-017 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 44総括表から社保分を印刷したところ、医保単独(本人)欄の小計が、 本来ならば8桁になるところ、6桁で表示されてしまうと医療機関より 問い合わせがありました。 □対応内容 「44 総括表・公費請求書」で作成する社保の診療報酬請求書(医科・入院外) (様式第一(二))の医療保険欄の一部負担金について、一千万の位の 記載ができていませんでしたので記載できるように修正しました。 ──────────────────────────────────── (E)地方公費・負担金計算関係 ──────────────────────────────────── □対応範囲:地方公費・負担金計算関係 □管理番号:kk102972 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 12月1日から変更となった、熊本地域公費「441 熊子ども」と国保の併用で 診療行為を入力すると、1月の負担上限700円ではなく、保険割合(2割)の 計算となります。 社内で確認したところ、包括分入力が入るとそのような現象が出るようです。 なお、収納登録から2割で計算された日を「再計算」で再計算すると、700円となります。 □対応内容 令和6年12月診療分以降の熊本市こども医療費・ひとり親家庭等医療費負担金計算対応について、 以下事例の不具合がありましたので修正しました。 <事例> 外来 3歳 システム管理1001-都道府県番号「43熊本」 複数科保険入力を行う ・「国保+441」で算定 請求点数1069点 患者負担2140円→(修正後)700円 ・「9999 包括分入力」で算定 120002370 薬剤情報提供料 113701310 手帳記載加算(薬剤情報提供料) ※複数科保険入力において、「9999 包括分入力」で算定がある場合の考慮が もれていたため、「国保+441」が償還払い扱いとなり、2割計算した患者負担となっていました。 ──────────────────────────────────── 事例>