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パッチ提供(第79回)◆日医標準レセプトソフト ver 5.2.0 全9件:登録/診療行為/入退院登録/明細書/API/帳票/その他


▲厳重注意事項:

  プログラム更新時において、データベースの構造変更処理が実行される場合があります。
  データ量によっては、時間を要する場合がありますので、
  実行中は誤って電源を切らないようにしてください。


プログラム更新処理手順について

■WebORCAクラウド版:
 メンテナンスにて自動で適用されます。

■WebORCAオンプレ版:
 ログイン画面よりユーザ名、パスワード入力後、「アップデート」ボタンを押下し、
 プログラム更新をおこなってください。

 プログラム更新後は画面左下にありますバージョン情報の「アプリケーション」
 部分が提供日付となっていることをご確認ください。

 ※ 下記コマンドでもプログラム更新が可能です
 $ systemctl stop jma-receipt-weborca
 $ sudo weborca-install
 $ systemctl start jma-receipt-weborca

■日レセオンプレ版(MONTSUQI):
 「トップメニュー」から「03 プログラム更新」を選択します。

 「更新」ボタンをクリックするかF12キーを押します。

 「プログラム更新を実行します。よろしいですか?」に対し
 「OK」をクリックするかF12キーを押します。

 3分〜5分程度待ちます。
 (ダウンロードを行うため回線の込み具合によりこれ以上かかる場合もあります。)

 「状況」ボタンをクリックするかF11キーを押します。
 画面中の一覧最下行の処理状態が「済」になればプログラムの取得は終了していることを表します。

 これを確認したらメニューに戻って業務を再開してもかまいませんが
 この処理は自動的に自システム(日レセ)の再起動を行いますのでその処理中には
 画面がフリーズしたようにしばらく動かなくなることがあります。
 しばらく(長くても1分程度)待っていただければ画面は動き出しますのでご注意ください。

※スタンバイサーバのプログラム更新について

 プログラム更新は基本的にマスタサーバのみおこないます。
 レプリケーション状態ではスタンバイサーバ側のDB更新ができず、プログラム更新処理が
 エラーとなるため、スタンバイサーバではおこないません。

 スタンバイサーバでは、障害発生時、マスタ昇格した際にプログラム更新をおこなってください。
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第79回:令和7年3月25日(2025-03-25)提供分


* パッチ提供に関するドキュメントは 
 PD-520-79-2025-03-25.pdf
 令和7年4月診療報酬改定対応資料
 です

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(A)登録

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□対応範囲:登録
□管理番号:supportsupport20250218-012
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 オンライン認証で医療補助(生活保護)の患者の保険証番号を入力すると、
 「医療補助対象前の情報です」と表示される。
 なにか設定が必要だとおもうが、ORCAとマイナンバーの機械のどちらで行えばよいのか。
 
□対応内容
 オンライン資格確認で登録済みの医療扶助(生保)で照会した時に資格有効性が
 「4 資格無し」で返却された時、画面P031とP032で選択しても
 「医療扶助対応前の情報です。選択できません」とエラーとなっていました。
 選択を可能とし登録済保険情報照会の「4 資格無し」と同じ処理をするように修正しました。
 また「4 資格無し」の対応を以下のようにしました。
 画面P031で選択して「F12 患者確定」押下した時、そのままP02に戻っていましたが、
 患者番号をP02に展開して患者情報を表示するようにしました。
 なお、選択しているオンライン資格確認情報の選択は今まで通り解除します。
 画面P032で選択して「F12 患者確定」押下した時、「資格確認エラーです。選択できません。」と
 エラー表示していましたが、「資格で「該当なし」となっています。選択できません。」
 に変更しました。
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(B)診療行為

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□対応範囲:診療行為
□管理番号:support20250121-011
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 ジャディアンス錠に対するコメントが21診療行為画面では未入力ですが
 24会計照会画面には表示されています(レセプトにも印字される)
 21診療行為でどのような入力を行っておりこのようにコメントが記載されるのでしょうか。

□対応内容
 診療行為で名称を入力する「830XXXXXX」のコメントコードに数量(埋め込み値)を
 入力した時、埋め込み値が必要でないコメントコードでも埋め込み値を登録していました。
 この為、訂正で展開した時、入力したコメント名称でなく点数マスタの名称が展開されていました。
 「830000020 初診料算定科;」「830000021 再診料算定科;」は埋め込み値に
 診療科2桁を入力して、診療科名称を展開しますが、それ以外の埋め込み値の必要のない
 「830XXXXXX」は、埋め込み値(数量)の入力があっても登録しないように修正しました。
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□対応範囲:診療行為
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 入院の診療行為で点滴手技料のみを日付まとめで複数日を入力した時
 「登録」押下時に「警告!点滴手技料の算定できる液量ではありません。」の
 表示が終了しませんでした。
 警告の日をすべて表示後、登録するように修正しました。
 合わせて複数日付の時は警告メッセージに日を表示するようにしました。

□対応内容
 
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(C)入退院登録

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□対応範囲:入退院登録
□管理番号:ncp20250312-031
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 R7.2月から栄養管理体制の基準を満たさなくなったので、
 5000.医療機関情報-入院基本で栄養管理体制:1栄養管理体制基準未適合で設定しました。
 一般病棟の設定で地域包括ケア入院医療管理料1を算定している患者様について、
 60日以上となったので、転科転棟転室で「算定要件に該当しない患者」で登録しました。
 入院会計照会で一般病棟特別入院基本料612点が算定されましたが、
 この日についても栄養管理体制減算規定該当(入院基本料)40点が発生し、40点減算されます。
 特別入院基本料については、栄養管理体制減算の対象外と思われます。
 一般病棟特別入院基本料の算定日について、減算とならないようにする方法を
 教えて頂けますでしょうか。

□対応内容
 一般病棟特別入院基本料を算定時に点数マスタのコード表用番号から判定を行い
 栄養管理体制減算の自動算定を行わない仕様としていますが、令和6年改正で
 一般病棟特別入院基本料のコード表用番号が変更されたことで減算が
 自動算定されてしまう状態でしたので、これを修正しました。
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(D)明細書

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□対応範囲:明細書
□管理番号:ncp20250305-038
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 疾患別リハビリテーション料と15円以下の薬剤を入力した際に、レセプトに
 実施日数のコメントが記載されません
 入力例)
 * その他(リハビリ)
 R運動器リハビリテーション料(2)(理学療法士による場合) 1単位
 【般先長】ロキソニンゲル1%〔25/本〕 3g
 91-101-2005 レセプト・総括印刷情報「基本1(2)」タブの設定が15円以下薬剤レセプト記録
 「0記載しない」だと実施日数のコメントが記載されず、
 「1 記載する」の設定に変更すると実施日数のコメントが記載されます

□対応内容
 以下事例のコメント自動記載(実施日数コメント記載)が正しく
 行われていませんでしたので修正しました。
 (薬剤(薬剤点が0点)を含む剤に対してコメント自動記載を行う事例)
 事例1:シス管2005-15円以下薬剤レセプト記載「0 記載しない」

 【診療行為入力】
 .800
 180756010 1 運動器リハビリテーション料(2)(理学療法士による場合)
 622000401 3 ロキソニンゲル1%
 (※この入力の場合、薬剤点が0点となる)
 【レセプト記載(記録)】
 80*運動器リハビリテーション料(2)(理学療法士による場合)
  1単位           170X  1
 ↓
 80*運動器リハビリテーション料(2)(理学療法士による場合)
  1単位実施日数 1日    170X  1
 事例2:シス管2005-15円以下薬剤レセプト記載「1 記載する」

 【診療行為入力】
 上記と同じ

 【レセプト記載(紙レセプトのみ)】
 80*運動器リハビリテーション料(2)(理学療法士による場合)
  1単位           170X  1
 ロキソニンゲル1% 3g
 実施日数 1日          0X  1
 ↓
 80*運動器リハビリテーション料(2)(理学療法士による場合)
  1単位実施日数 1日    170X  1
 ロキソニンゲル1% 6g     0X  1
 ※事例2の対応については、薬剤点が0点でない入力事例においても修正しました。
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(E)API

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□対応範囲:API
□管理番号:support20241107-041
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 「入院会計照会:ADL入力」の「3.消化管出血」
 (※出血を認めた日から7日間まで、本項目に該当するものとする。)につきまして、
 画面からは連続して8日間以上の入力ができるのですが、APIから送ると
 「結果コード[0151]:連続して算定可能な日数を超えています」というエラーとなります。

□対応内容
 入院患者医療区分・ADL点数登録
 API(/orca32/hsptevalmodv2)で医療区分「3 消化管等の体内からの出血が
 反復継続している状態」を8日以上送信した場合にエラーとならないよう修正しました。
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□対応範囲:API
□管理番号:densyo_APIMD02893
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 ORCAと連携をするクラウド型電子カルテを利用されているユーザー様より
 引き換え番号付き紙の処方箋を出力しようとすると「ORCA」から以下のエラーが返却されました。
 エラーコード W3が表示される、とご連絡がありました。
 1月にリリースされている「電子処方箋対応【ダミーコード等対応】」に
 関連するものと推察されますが、実際の処方内容を確認したところ、
 ダミーコードを記録する例に当てはまらないようにも思われます。
 エラーとなった処方内容は以下の2つです
 処方1
  Rp アムロジンOD錠5mg 1錠
    アジルバ錠10mg 1錠
    リピディル53.3mg 1錠 分1朝 35日分
  Rp モーラスパップ30mg 63枚

□対応内容
 モーラスパップ30mgの一般名コードがダミーコードで記録されていました。
 SQLの条件が不足していたことが原因でしたので修正しました。
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(F)帳票

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□対応範囲:帳票
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 様式38の3(外来後発医薬品使用体制加算の施設基準に係る届出書添付書類)に
 関する後発医薬品数量シェア(置換え率)の集計で令和7年3月7日事務連絡
 「後発医薬品の出荷停止等を踏まえた診療報酬上の臨時的な取扱いについて」の対応を行いました。

□対応内容
 
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(G)その他

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□対応範囲:その他
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 令和7年4月診療報酬改定の対応を行いました。
 詳細は別途資料を参照してください。

□対応内容
 
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