パッチ提供(第80回)◆日医標準レセプトソフト ver 5.2.0 全12件:登録/診療行為/明細書/月次統計/帳票/地方公費・負担金計算関係/その他
▲厳重注意事項: プログラム更新時において、データベースの構造変更処理が実行される場合があります。 データ量によっては、時間を要する場合がありますので、 実行中は誤って電源を切らないようにしてください。
プログラム更新処理手順について ■WebORCAクラウド版: メンテナンスにて自動で適用されます。 ■WebORCAオンプレ版: ログイン画面よりユーザ名、パスワード入力後、「アップデート」ボタンを押下し、 プログラム更新をおこなってください。 プログラム更新後は画面左下にありますバージョン情報の「アプリケーション」 部分が提供日付となっていることをご確認ください。 ※ 下記コマンドでもプログラム更新が可能です $ systemctl stop jma-receipt-weborca $ sudo weborca-install $ systemctl start jma-receipt-weborca ■日レセオンプレ版(MONTSUQI): 「トップメニュー」から「03 プログラム更新」を選択します。 「更新」ボタンをクリックするかF12キーを押します。 「プログラム更新を実行します。よろしいですか?」に対し 「OK」をクリックするかF12キーを押します。 3分〜5分程度待ちます。 (ダウンロードを行うため回線の込み具合によりこれ以上かかる場合もあります。) 「状況」ボタンをクリックするかF11キーを押します。 画面中の一覧最下行の処理状態が「済」になればプログラムの取得は終了していることを表します。 これを確認したらメニューに戻って業務を再開してもかまいませんが この処理は自動的に自システム(日レセ)の再起動を行いますのでその処理中には 画面がフリーズしたようにしばらく動かなくなることがあります。 しばらく(長くても1分程度)待っていただければ画面は動き出しますのでご注意ください。 ※スタンバイサーバのプログラム更新について プログラム更新は基本的にマスタサーバのみおこないます。 レプリケーション状態ではスタンバイサーバ側のDB更新ができず、プログラム更新処理が エラーとなるため、スタンバイサーバではおこないません。 スタンバイサーバでは、障害発生時、マスタ昇格した際にプログラム更新をおこなってください。
* パッチ提供に関するドキュメントは PD-520-80-2025-04-23.pdf オンライン資格確認(インストールマニュアル、オンライン資格確認操作手引き) ※ 訪問診療/オンライン診療の資格確認はパッチ適用とともに、onshi-toolsのバージョンアップをおこなってください です ──────────────────────────────────── (A)登録 ──────────────────────────────────── □対応範囲:登録 □管理番号:support20250129-039 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 WebORCAオンプレ版ご利用中の医療機関様で患者登録画面の 「オン資格」ボタンを押下した際に表示されるオン資確認結果一覧の画面にて 同一の患者さんが違う患者番号で表示されています。 □対応内容 顔の資格確認のとき医療扶助の対象患者決定処理に誤りがありました。 医療扶助の資格有効性=6 で資格確認結果の負担者番号、受給者番号が空白で 返却されたとき、患者公費情報テーブル(TBL_PTKOHINF) を検索し、該当する 公費が1件の場合にその患者ID(PTID)を設定していました。 負担者番号、受給者番号が空白の場合は検索を行わないよう修正しました。 ──────────────────────────────────── ──────────────────────────────────── □対応範囲:登録 □管理番号:ncp20250411-031 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 名字の変更があった患者の登録時に、チェックボックスにチェックを入れ 「F9患者情報変更」を押して日レセの患者登録画面に新しい氏名の情報を反映させた後 次に限度額認定証の情報を患者登録画面に反映させて登録を押すと 「漢字氏名が変更されました。OKで旧姓履歴に追加します」のメッセージが表示されず 登録が完了してしまいます。その場合「入力履歴」に旧姓の登録がありません 旧姓履歴のメッセージが表示されないのはなぜでしょうか □対応内容 患者登録でオンライン資格確認で氏名変更を行い、患者登録画面を表示後に そのまま「オン資格」を押下してP034 オン資格限度額認定証・公費照会画面を 表示した場合、氏名変更の確認メッセージ「漢字氏名が変更されました。 OKで旧姓履歴に追加します。」を表示しませんでした。 「オン資格」押下時に確認メッセージを表示するように修正しました。 ──────────────────────────────────── (B)診療行為 ──────────────────────────────────── □対応範囲:診療行為 □管理番号:support20250318-004 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 厚生労働省から長期収載品の選定療養について、追加の疑義解釈(その4)が出ました。 https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/001451205.pdf 【包括される薬剤料について】 問2 薬剤料が包括される小児科外来診療料、在宅時医学総合管理料、 在宅がん医療総合診療料等を算定し院内処方を行った場合も長期収載品の 選定療養の対象となるか。 (答)長期収載品の選定療養の対象とはならない。 □対応内容 小児科外来診療料、小児かかりつけ診療料、在宅時医学総合管理料、 在宅がん医療総合診療料等を算定時に包括される院内投薬は長期収載選定療養の 対象外となります。 包括される院内投薬に「099209909 先発医薬品患者希望」又は(選)の薬剤の 入力時がある時、長期収載品選定療養患者負担額の対象外とすることは出来ませんので 警告表示を行うように対応しました。 1.包括される院内投薬に「099209909 先発医薬品患者希望」の入力時 「警告!選定療養対象外となりますので(患者希望)は入力しないで下さい。」 2.包括される院内投薬に(選)の薬剤の入力時 「警告!選定療養対象外となりますので(選)の医薬品は入力しないで下さい。」 3.「登録」または「包括診療」押下時に包括処理を行い、包括対象となった 院内投薬に「099209909 先発医薬品患者 希望」又は(選)の薬剤がある時 「警告!選定療養対象外ですが、選定療養費(特別料金)が発生します。」を表示します。 そのまま「登録」した場合、長期収載品選定療養患者負担額を計算し登録します。 4.包括される院内投薬の長期収載品の選定療養に関する 取扱いのコメントの有無はチェックしません。 ──────────────────────────────────── ──────────────────────────────────── □対応範囲:診療行為 □管理番号:request20241127-001 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 令和6年12月以降、「医療情報取得加算」の自動算定機能を要望いたします □対応内容 初診料等診察料を自動算定する時、医療情報取得加算の自動算定を可能としました。 1.システム管理「1006 施設基準情報」の「0991 医療情報取得加算(自動算定)」に 設定がある時、診察料自動算定時に医療情報取得加算を自動算定します。 2.初診料・再診料・外来診療料・小児科外来診療料・小児かかりつけ診療料の 自動算定に算定可能であれば、医療情報取得加算を自動算定します。 また、初診料(情報通信機器)・再診料(情報通信機器)・外来診療料 (情報通信機器)の手入力時に算定可能であれば、医療情報取得加算を自動算定します。 小児科外来診療料・小児かかりつけ診療料を手入力した時、 外来腫瘍化学療法診療料・外来リハビリテーション料などを手入力した時は 今まで通り、医療情報取得加算は手入力となります。 3.自動算定は令和7年4月1日の診療日から行います。 ──────────────────────────────────── (C)明細書 ──────────────────────────────────── □対応範囲:明細書 □管理番号: □問い合わせ(不具合)及び改善内容 レセプト作成処理で編集する地方公費請求書テーブル(TBL_KOHSKY)について、 高額療養費が現物給付されていない場合も「負担金額1(FTNMONEY1)」の金額記録が されていたので修正しました。 ※全国公費(法別51,52,54を除く)+地域公費(請求書で請求)の併用ケース 【事例】:外来 協会3割+015更生(月上限額5000円)+地域公費(負担なし) 請求点数:3000点 所得区分:一般(公費欄に967の登録あり) <TBL_KOHSKY「FTNMONEY1」> 修正前:9000 修正後:0 □対応内容 ──────────────────────────────────── (D)月次統計 ──────────────────────────────────── □対応範囲:月次統計 □管理番号:support20250331-029 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 WebORCA用のカスタマイズ帳票にて、固定長テキストで患者情報データを 出力するカスタマイズプログラムがあります。 COBOLプログラム内でカナ氏名を半角カナに変換し、月次の「CSV出力」から クライアント保存にて文字コードを「UTF8」で保存すると添付の テキストデータのとおり、全角カナのままで出力されます。 tbl_toukeicsv_bには添付画像の通り半角で格納されておりますので、本体の クライアント保存側の処理と判断してお問合せさせていただきました。 ちなみに文字コードを「S−jis」とすると半角カナで正常に出力されますが このファイルを取り込む上位システムがUTF8のため、UTF8での対応を希望されております。 こちらについて、UTF8での半角カナ出力の対応は可能でしょうか。 □対応内容 「51 日次統計」「52 月次統計」の「CSV出力」で、文字コードを「3 UTF−8」で 選択してCSVデータを作成したとき、半角カナの項目が全角カナで出力していましたので 半角カナで出力するように修正しました。 ──────────────────────────────────── (E)帳票 ──────────────────────────────────── □対応範囲:帳票 □管理番号: □問い合わせ(不具合)及び改善内容 診療録(カルテ1号紙)の文言を変更しました。 「業務災害又は通勤災害の疑いがある場合は、その旨」を 「業務災害、複数業務要因災害又は通勤災害の疑いがある場合は、その旨」 「被保険者証被保険者手帳」を「被保険者資格に係る情報」 □対応内容 ──────────────────────────────────── ──────────────────────────────────── □対応範囲:帳票 □管理番号:request20240404-001 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 現在院外処方せんの「使用期間」の日付は空欄で印刷されるが、患者が日付を 書き込んでしまうことがあるので、ORCAからの印刷時に日付を記載できないか。 □対応内容 処方箋の使用期間にプログラムオプションの設定、または、予約コード入力で 年月日記載を可能としました。 処方箋の使用期間である交付年月日を含めた4日後を超える使用期間の時は、 予約コードで使用期間を入力します。 プログラムオプション設定は交付年月日を含めた4日後を自動記載します。 1.処方箋の使用期間が交付年月日の4日後より後の時、予約コード 「099208103 【処方箋使用期間】令和 年 月 日」に年月日を入力することで 処方箋の使用期間に年月日を記載します。 「099208103 07 04 15 」の入力で「令和7年4月15日」が使用期間となります。 2.予約コード「099208103 【処方箋使用期間】令和 年 月 日」の年月日の チェックを行います 年月日の暦日チェック 年月日が診療日付(交付年月日)より過去日である場合はエラーとします。 年月日が診療日付(交付年月日)より4日未満の場合は警告とします。 (診療日付4月1日であれば、4月1日、2日、3日が警告対象です) 年月日が診療日付(交付年月日)より180日を超える場合は警告とします。 3.予約コードは処方箋ごと(診療科・保険組合せごと)に入力します。 4.プログラムオプション 使用期間の印字 USEYMDKBN=0:印字しない(デフォルト) USEYMDKBN=1:印字する USEYMDKBN=1 と設定した場合、処方箋の使用期間に年月日を記載します。 交付年月日(診療日付)を含めた4日後を年月日とします。 (交付年月日が4月1日であれば、4月4日を使用期間に記載します) 予約コード「099208103 【処方箋使用期間】令和 年 月 日」の入力があれば 予約コードの年月日を優先します。 5.リフィル処方箋、分割調剤の2枚目以降は、使用期間の記載は行いません。 6.中途データ登録時、診療行為登録時に発行する処方箋に記載します。 「前回処方」から印刷する時は、「再印刷」の時のみ記載します。 「処方箋印刷」では記載しません。 7.処方箋印刷API(/api01rv2/prescriptionv2)に 処方箋使用期間(Expiration_Date)を追加します。 処方箋使用期間を記載する時に設定します。 8.処方箋使用期間を記載する時にQRデータ、CSVデータ、電子処方箋CSVデータに 使用期限年月日レコード「52」を出力します。 ──────────────────────────────────── ──────────────────────────────────── □対応範囲:帳票 □管理番号:request20241003-001 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 長期収載品の対応で、院内処方ですが処方箋を発行されている医療機関様より、 薬剤毎に「在庫状況等を踏まえ提供困難」が印字されると見づらいとご指摘がありました。 処方箋に「在庫状況等を踏まえ提供困難」を印字しない設定を設けてほしいと 強い要望がありました。 □対応内容 院内処方の処方箋についてオプション設定により長期収載品の理由を記載しないようにしました。 1.プログラムオプション 院内処方長期収載品の理由コメント印字 INNAICHOKI=0:印字する(デフォルト) INNAICHOKI=1:印字しない INNAICHOKI=1 と設定した場合、院内処方箋に長期収載品理由コメントを記載しません。 2.対象外とする長期収載品の理由コメントは以下とします。 「820101320 医療上必要:効能・効果に差異」 「820101321 医療上必要:副作用、相互作用、治療効果に差異」 「820101322 医療上必要:ガイドラインにて切り替えないことが推奨」 「820101323 医療上必要:剤形上の違い」 「820101324 在庫状況等を踏まえ提供困難」 ──────────────────────────────────── (F)地方公費・負担金計算関係 ──────────────────────────────────── □対応範囲:地方公費・負担金計算関係 □管理番号:kk114771 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 和歌山県の公費についてご連絡いたします。 保険番号281 岩出子 ですが、年齢と負担金の変更があったお客様より連絡があり、 岩出市ホームページを確認したところそれについての記載がありました。 https://www.city.iwade.lg.jp/kodomo-katei/2019-0404-1820-13.html 患者の計算があったため104保険番号の画面で年齢を18に延長しましたが 負担金は1割で発生したため取り急ぎ、146乳幼児で計算してもらいました。 改めて地域公費の更新がありますでしょうか。 □対応内容 平成29年7月25日(2017-07-25)パッチ対応分 「和歌山県岩出市子ども医療費(保険番号281)の負担金計算対応(外来)」について、 令和7年1月診療分から制度内容が変更となりましたので保険番号281に対して 行っていました制度対応は令和6年12月診療分までとしました。 (令和7年1月診療分からは保険番号146を使用) ──────────────────────────────────── (G)その他 ──────────────────────────────────── □対応範囲:その他 □管理番号: □問い合わせ(不具合)及び改善内容 第80回パッチにより、以下のテーブルを変更しました。 資格確認訪問診療テーブル(TBL_ONSHI_HOUMON) DB管理情報は S-050200-1-20250327-1 となります。 ※データベーススキーマチェックは最新版をダウンロードしてください。 □対応内容 ──────────────────────────────────── ──────────────────────────────────── □対応範囲:その他 □管理番号: □問い合わせ(不具合)及び改善内容 第80回パッチにより、以下のテーブルを変更しました。 資格確認訪問診療テーブル(TBL_ONSHI_HOUMON) DB管理情報は S-050200-1-20250327-1 となります。 ※データベーススキーマチェックは最新版をダウンロードしてください。 □対応内容 オンライン資格確認における訪問診療とオンライン診療の機能を実装しました。 詳細は別途資料を参照してください。 ────────────────────────────────────