Mozcのインストール・設定・操作説明
メニュー
インストール
左のランチャーから「Dashホーム」を選択し、検索バーに terminal と入力し、候補一覧の「端末」を選択してターミナルエミュレータを起動してください。
以下のコマンドを実行してパスワードを入力し、Mozcをインストールします。
oruser@ubuntu12-04:~$ sudo apt-get install ibus-mozc
[sudo] password for oruser:
依存関係によりいくつかのパッケージが同時にインストールされます。「y」を押してインストールを実行します。
設定
インプットメソッドのカスタマイズ(AnthyからMozcに変更)
画面上部のメニューバーの以下のアイコンをクリックします。
(メニューバーにアイコンがない場合は、 ターミナルからiBusの「再起動」/ターミナルからiBusの「設定」を起動 の手順で、
ターミナルからiBusの「再起動」と「設定」の起動を行ってください)
iBusを再起動するため、「再起動」をクリックします。
「設定」をクリックします。
IBusの設定ウィンドウが表示されますので、「インプットメソッド 」タブをクリックします。
[インプットメソッドの選択]をクリックします
[日本語]から[Mozc]を選択し、クリックします。
「追加」をクリックし、Mozcを有効なインプットメソッドへ追加します。
Mozcを選択し、「上へ」をクリックします。リストの中で一番上のものが、デフォルトのインプットメソッド になります。
Mozcがデフォルトのインプットメソッド(リストの中の一番上)に設定されていることを確認し、「閉じる」をクリックして終了します。
グローバルインプットメソッドの設定
インプットメソッドの状態を全体で一つにしたい場合は「詳細」タブをクリックし、「すべてのアプリケーション間で同じインプットメソッドを共有する」のチェックボックスにチェックを入れます。これを有効にした場合はglclient2で以下のような動作になります。
glclient2の「入力メソッドの制御とカタカナ入力を無効にする」にチェックしなかった場合(デフォルト)は、「制御しない入力項目に対して」のみ状態を保持します。移動前のウィジットにより動きが変わるためインプットメソッドの状態の予測が難しくなります。
glclient2の「入力メソッドの制御とカタカナ入力を無効にする」にチェックした場合は、自動でON/OFFが切り替わらないため、手動で切り替えた状態を移動しても保持します。
好みで設定してください。
言語パネルの表示設定
画面上部のメニューバーのアイコンから「設定」をクリックします。
(メニューバーにアイコンがない場合は、 ターミナルからiBusの「再起動」/ターミナルからiBusの「設定」を起動 の手順で、
ターミナルからiBusの「設定」の起動を行ってください)
言語パネルの表示を「メニューに組み込む」から「常に表示する」に変更します。
言語パネルが常に表示されるようになります。
ターミナルからiBusの「再起動」/ターミナルからiBusの「設定」の起動
左のランチャーから「Dashホーム」を選択し、検索バーに terminal と入力し、候補一覧の「端末」を選択してターミナルエミュレータを起動してください。
・iBusの「再起動」
iBusを再起動するには、以下のコマンドを実行してください。
oruser@ubuntu12-04:~$ ibus-daemon -drx
・iBusの「設定」を起動
iBusの設定を起動するには、以下のコマンドを実行してください。
oruser@ubuntu12-04:~$ ibus-setup
操作説明
サジェスト機能・リアルタイム変換
携帯電話のような予測変換機能を備え、先頭から数文字入力するだけで、入力中の文字の変換結果/変換候補を自動的にいくつか表示します。
変換キーを押さなくても、一文字入力するたびに候補が絞りこまれていきます。
日時入力
「きょう」と入力すると、日付に変換することができます。「きのう」や「あした」も変換可能です。
数字入力
複数種類の数字表記に変換することができます。
電卓機能
「数式=」まで入力して変換することで計算結果を入力することができます。
↓「スペース」キー
文字入力パレット
言語パネルの「Character Input palette(文字入力パレット)」、または「Character Palette」から文字入力パレットを起動します。
任意の文字を選ぶと、選択した文字がクリップボードに格納されるので、貼り付けて使うことができます。
手書き文字認識
言語パネルの「Hand-written character recognition(手書き文字認識)」、または「Hand Writing」から手書き文字認識を起動します。
カーソルを動かしながら文字を描きます。
文字パレット同様、選択した文字がクリップボードに格納されるので、貼り付けて使うことができます。
※「文字入力パレット」と「手書き文字認識」は、文字表示の大きさを選択することができます。
辞書登録の流れ
辞書登録を行うには、言語パネルから「Dictionary tool(辞書ツール)」を起動します。
起動すると↓のウィンドウが表示されるので左上の「追加」をクリックします。
リストに列が追加されるので、よみ・単語・品詞・コメントを各欄に入力して、辞書登録が完了します。
管理メニューには↓の項目があります。
辞書のインポート・エクスポートも、フォーマットを指定して容易に行うことができます。
単語登録
言語パネルから「Word register tool(単語登録)」、または「Word Register」を起動します。
登録先辞書を指定して単語登録を行うことができます。
設定
Mozcの各種設定は言語パネルの「Property(Mozcの設定)」から行うことができます。
↑使い慣れたキー設定を選択することもできます。
↑サジェスト機能で表示する候補数も指定することもできます。