monodbc(MONTSUQI - HAKAMA ODBC)
日医標準レセプトソフトのミドルウェアであるMONTSUQIに接続するODBCドライバです。このODBCドライバはPostgreSQLデータベースではなく、MONTSUQIのdbsサーバーに接続します。
必要システム
- 32ビット版 Windows環境 (64ビット版 Windowsで32bit版の ODBCアドミニストレータで設定すれば使用できるようになります
- panda-1.4.5 (jma-receipt-4.5.0)以上
2010-12-07 ミドルウェア更新以降のpanda(hardy/lucid)を使用してください。
それ以前のpandaでは動作が不安定になることがあります。
インストール
※ 画面はWindows 7のものです。
- hakamaodbcsetup.exeをダウンロードして保存してください。
hakamaodbcsetup.exeを実行するとユーザーアカウント制御の画面が出ますので、「はい」で進むとインストール画面が表示されます。
[Next]をクリックします
ライセンスに同意したら[I Agree]をクリックします
インストールするフォルダを選択してください。
[Install]をクリックするとインストールが始まります
[Finish]をクリックするとインストール終了です
サーバー側の設定(dbsの起動)
hakamaodbcで接続するためにはサーバー側のdbsを起動する必要があります。jma-receipt-dbsパッケージがありますので、それをインストールします
$ sudo apt-get install jma-receipt-dbs
使用できるテーブル(定義体)が足りない場合は /etc/jma-receipt/dbs.dbdを編集して増やしてください
設定
[コントロールパネル]をクリックし「odbc」を検索すると「管理ツール データソース(ODBC)のセットアップ」が表示されるのでクリックします
[ODBC データ ソース アドミニストレーター]が開きます
[システムDSN]を選択するとインストールした 「Hakama ODBC Driver」が表示されますので「Hakama Datasource」を選択して「構成」をクリックします
「Hakama ODBC DSN Configuration」が開きますので接続するサーバーに合わせて設定します。
- Data Source(N)
- データソース名です。任意に変更してください。
- Description(D)
- 説明です。
- Server(H)
- サーバーのIPアドレス又はホスト名を入力してください
- Port(P)
- サーバー側のdbsサーバーのポート番号を入力してください。dbsサーバーのデフォルトでは8013です
- User(U)
- ユーザー名です。dbsで使用できるgluseraddで登録したユーザー名を入力します
- Password(W)
- gluseraddで登録したユーザー名と対になるパスワードを入力します
- Server Charset(C)
- サーバー側の文字コードです。monodbcではデータベースを UTF-8 にしてください
- ODBC Charset(O)
- ODBC側の文字コードです。使用するアプリケーションに合わせて変更してください
- [OK]→[OK]で設定を終了します
以上で設定終了です。ODBCを使用するアプリケーションで使用することが出来ます