現在参考提供している撮影部位マスタの設定改善
- キーワード
点数算定 撮影部位マスタ ユーザ定義マスタ マスタ更新
- 注意
日医標準レセプトソフト(日レセ)をクリーンインストールした点数マスタに
含まれる撮影部位マスタ(35件)は参考提供マスタの扱いにあたりますが
そのままの設定で点数算定をされた場合に撮影方法によっては低い点数で
算定してしまう可能性がありますので見直しをお願いすることになりました。
- 対象ユーザ
全ての日レセユーザ
- 現象
例えば単純撮影では診断料+撮影料+フィルム料(例では半切1枚とします)の
各点数より 画像診断の点数を算定しますが参考提供しています撮影部位で
「顔面部」、「頸部」、「鎖骨」を使用しますと127点129点の算定となります。
正しくは169点171点です。他にも「胃」や「膀胱」の部位を造影撮影以外で
使用された場合に同様な現象が発生します。
- 原因
該当マスタの部位区分の設定に誤りがありました。
- 対処
この撮影部位マスタについてはユーザが自由に登録できるマスタと位置づけていま
すのでマスタ更新業務により変更することはできません。パッケージのアップグレードを
した場合は、以前のマスタがそのまま引き継がれます。
よってユーザにより撮影部位マスタを見直して頂き、あらかじめサンプル提供されてきた
「顔面部」「頸部」「鎖骨」「胃」「膀胱」の5つの部位を単純撮影で使う可能性のある
場合は、設定を改めるかまたは新たに撮影部位を作成していただく必要があります。
操作マニュアルに撮影部位マスタの作成方法を追加しましたので参考にしてください。
また ver1.0.3以降、クリーンインストールした場合に予め含まれる撮影部位マスタは数件に
絞り、名称にも「(参考マスタ)」とつける処置をいたしました。
以前とコードも違っていますのでご確認ください。