不具合対応◆日医標準レセプトソフト ver 2.7.0 全2件:受付/病名
■概要
日医標準レセプトソフト(以下、日レセ)ver2.7.0 に対する不具合対応を提供します。
■対象となるバージョン
ver 2.7.0■不具合の内容と原因
(1) 受付
患者の年齢がnnヶ月の場合に画面がクラッシュしてしまう不具合がありましたので修正しました
(2) 病名
一覧表示の条件設定を「0 入院・入院外」、「00 全科」以外の場合にプログラム誤りをしていましたので修正しました
■不具合に対する対処
これらの不具合を解消するために、ver.2.7.0ユーザのみパッチ提供をします。■対象のみなさまにやっていただくこと
ver.2.7.0ユーザのみ、今回提供パッチの適用をお願いいたします。■厳重注意事項
【厳重注意事項】
(1)バージョンは 2.7.0 であってもプレリリース版をインストール
しているシステムに対しては「プログラム更新」を行わないで
ください。
必ず正式リリース版にアップグレードを行ってからさらに
「プログラム更新」を行ってください。
インストールバージョンの確認方法
kterm などで次のコマンドを入力してください。
$ dpkg -s jma-receipt
又は
$ dpkg -s jma-receipt-hosp
Version: 1:2.7.0-1+0jma0.pre.n (n は数字)
というようにVersion情報にpreという文字列がある場合は
プレリリース版です。
■プログラム更新処理手順について
プログラム更新処理手順について 「トップメニュー」から「03 プログラム更新」を選択します。 「更新」ボタンをクリックするかF12キーを押します。 「プログラム更新を実行します。よろしいですか?」に対し 「OK」をクリックするかF12キーを押します。 3分〜5分程度待ちます。 (ダウンロードを行うため回線の込み具合によりこれ以上かかる場合もあります。) 「状況」ボタンをクリックするかF11キーを押します。 画面中の一覧最下行の処理状態が「済」になればプログラムの取得は終了している ことを表します。 これを確認したらメニューに戻って業務を再開してもかまいませんが この処理は自動的に自システム(日レセ)の再起動を行いますのでその処理中には 画面がフリーズしたようにしばらく動かなくなることがあります。 しばらく(長くても1分程度)待っていただければ画面は動き出しますのでご注意 ください。 従サーバへのプログラム更新について プログラム更新業務は接続している「日レセ」サーバ(通常は主サーバ) に対してのみ修正プログラムの取り込みを行います。 従サーバに対しても修正プログラムの取り込みを行う必要がありますが この場合は従サーバへ接続を切り替えて行います。 一番簡単な方法は従サーバマシンでglclientをローカル接続(-port オプションなし)を行い業務画面を表示させます。 後は、主サーバの場合と同様の操作を行ってください。
■プログラム更新により修正される内容について
第1回:平成18年03月02日(2006-03-02)提供分
(A)受付 (B)病名 * 提供についてのリリースはこちらです (11−1:この番号はPDFファイル内の項番) ───────────────────────────────────── □管理番号:support20060228-010 □問い合わせ(不具合)内容 受付 先日、2.5から2.7にバージョンアップしたのですが、一人の患者がどうしても 受付入力できません。受け受け画面で患者番号を入力し「Enter」したとた んにglclientは致命的なエラーによってクラッシュしました(セグメンテ ーションエラー)とでます。直接診療画面から診療入力は可能なため診療 に差し支えはありません。当患者は、国保の乳児患者で公費負担有ります。 同様な患者では再現しないためバージョンアップの際にDBが破損したか、 バージョン2.5での患者登録の際におかしくなったか不明ですが、できまし たらWoodyからSargeにバージョンアップする際にPostgresqlのバージョン も上がると思いますが、その前にDBの不整合を検知するソフトの提供をお願 いしたいと思います。何とぞよろしくお願い申し上げます。 またこの状態が起こる可能性があるDB上のエラーがわかりましたらお教え下 さい。 □対応内容 患者の年齢がnnヶ月の場合に画面がクラッシュしてしまう不具合がありま したので修正しました。 (22−1) ───────────────────────────────────── □管理番号:support20060301-023 □問い合わせ(不具合)内容 病名 病名を削除すると、すべの病名が一時的に消えてしまいます。その後 「前回患者」を選択すると、消した病名以外のすべての病名が再び出てきま す。今までと違う挙動です。複数の病名を削除するときに今までより面倒で す。 □対応内容 一覧表示の条件設定を「0 入院・入院外」、「00 全科」以外の場合に プログラム誤りをしていましたので修正しました。 ─────────────────────────────────────