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パッチ提供(第2回)◆日医標準レセプトソフト ver 4.5.0 全11件:診療行為/収納/入退院登録/入院定期請求/データチェック/総括表・公費請求書/データ出力/帳票/その他
■厳重注意事項
【厳重注意事項】
(1) データベース二重化の環境では、データベースの不整合が発生する場合が
ありますので、従サーバ、主サーバの順でプログラム更新を実行してください。
(2) バージョンは 4.5.0 であってもプレリリース版をインストール
しているシステムに対しては「プログラム更新」を行わないで
ください。
必ず正式リリース版にアップグレードを行ってからさらに
「プログラム更新」を行ってください。
インストールバージョンの確認方法
kterm などで次のコマンドを入力してください。
$ dpkg -s jma-receipt
又は
$ dpkg -s jma-receipt-hosp
Version: 1:4.5.0-1+0jma0.pre.n (n は数字)
というようにVersion情報にpreという文字列がある場合は
プレリリース版です。
■プログラム更新処理手順について
プログラム更新処理手順について 「トップメニュー」から「03 プログラム更新」を選択します。 「更新」ボタンをクリックするかF12キーを押します。 「プログラム更新を実行します。よろしいですか?」に対し 「OK」をクリックするかF12キーを押します。 3分〜5分程度待ちます。 (ダウンロードを行うため回線の込み具合によりこれ以上かかる場合もあります。) 「状況」ボタンをクリックするかF11キーを押します。 画面中の一覧最下行の処理状態が「済」になればプログラムの取得は終了している ことを表します。 これを確認したらメニューに戻って業務を再開してもかまいませんが この処理は自動的に自システム(日レセ)の再起動を行いますのでその処理中には 画面がフリーズしたようにしばらく動かなくなることがあります。 しばらく(長くても1分程度)待っていただければ画面は動き出しますのでご注意 ください。 従サーバへのプログラム更新について プログラム更新業務は接続している「日レセ」サーバ(通常は主サーバ) に対してのみ修正プログラムの取り込みを行います。 従サーバに対しても修正プログラムの取り込みを行う必要がありますが この場合は従サーバへ接続を切り替えて行います。 一番簡単な方法は従サーバマシンでglclientをローカル接続(-port オプションなし)を行い業務画面を表示させます。 後は、主サーバの場合と同様の操作を行ってください。
■プログラム更新により修正される内容について
第2回:平成22年03月30日(2010-03-30)提供分
* パッチ提供に関するドキュメントは PD-450-02-2010-03-30.pdf 特定器材マスタの単位コード設定について です (A)診療行為 ──────────────────────────────────── □対応範囲:診療行為 □管理番号:kk21946 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 システム管理マスタ−「1039 収納機能情報」より 4:一括再計算順「1 診療日順」 5:一括再計算方法「1 一部負担金をクリアし先頭より再計算を行う」 設定に変更しましたが、以下のような結果になってしまいます。 診療日の順番 伝票の順番 点数 負担額 正しい負担額 1 3 4,946 200 200 2 4 2,641 200 200 3 1 2,486 200 200 4 5 2,400 なし なし 5 6 2,400 なし なし 6 2 2,486 200 なし 7 7 2,400 なし なし 8 8 2,400 なし なし 9 9 68 なし なし 伝票順の計算ですと2,486+2,486+4,946=9918となりますので、伝票番号4でも負 担額が発生してしまいます。 実際には4,946+2,641+2,486=10,073となりますので4回目以降は負担金は発生し ないはずなのですが、計算結果が伝票順の計算から変わりません。 一度診療行為の登録を行っているため、入金状態になっているのは何か関係して いますでしょうか。 □対応内容 一括再計算機能での負担計算修正(外来) 広島県地方公費(191、291)+長期 患者負担金相当額が長期の上限(972の場合10000円) を超える場合、以降の請求は無しとなるが、下記例の場合で、一括再計算を行う と正しい計算になりませんでしたので修正しました。 例)広島県 後期高齢1割(一般)+191+長期972 (191→1日200円 月4回の設定) 入力順 3月 6日 2000点 200円 3月13日 2000点 200円 3月 2日 5000点 200円 3月 4日 4000点 200円 3月 9日 2000点 0円 システム管理1039収納機能情報を設定し、収納で一括再計算を行います。 <一括再計算順> ”1診療日順” <一括再計算方法> ”1一部負担金をクリアし・・” 3月 6日 2000点 200円 3月13日 2000点 200円(※) 3月 2日 5000点 200円 3月 4日 4000点 200円 3月 9日 2000点 0円 (※) 0円となるよう修正しました ──────────────────────────────────── (B)収納 ──────────────────────────────────── □対応範囲:収納 □管理番号: □問い合わせ(不具合)及び改善内容 収納業務より外来のの月別請求書兼領収書発行を発行する際、システム管理の [1039 収納機能情報]の月別請求書兼領収書の設定で、「1前回請求額を印字 する」が選択されている場合でも、前回請求額が印字されない不具合がありま したので修正しました。 □対応内容 ──────────────────────────────────── ──────────────────────────────────── □対応範囲:収納 □管理番号:お電話でのお問い合わせ3月9日−一部入金取消 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 Ver.4.5.0の入金取消の日付対応の一部入金の取消についてリリース情報79ページ 4.入金額欄が空白の状態で入金額欄にEnterキーが押された場合診療日の入金 額をマイナスした値を表示します。 と記載されており、例では820円を12日に500円、13日に320円入金しています。 空白の状態でEnterキーを押した状態では入金額欄へは-320円が表示されています。 現在の動作では全体の金額にマイナスした値が表示されます。 (例の場合820円) □対応内容 入金額欄が空白の状態で入金額欄にEnterキーが押された場合診療日の入金額を マイナスした値を表示するよう修正しました。 ──────────────────────────────────── (C)入退院登録 ──────────────────────────────────── □対応範囲:入退院登録 □管理番号:support20100327-016 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 以下設定後、4月以降の入院会計照会画面で地域加算が表示されなくなります ●施設基準情報 有効期限をH22.4.1〜で以下を追加設定 ・医師配置加算1 ・夜間看護配置加算2 ↓ ●医療機関情報−入院基本 有効期限をH22.4.1〜で内容に変更がないためそのまま切替登録 ・地域加算はそのままの設定にて登録 ↓ ●病棟管理情報 有効期限をH22.4.1〜で以下を追加設定 ・有床診療所入院基本料2(3月末までは1) ・医師配置加算1→算定する ・夜間看護配置加算2→算定する 上記の設定を行なった後、入院中の患者の「入院会計照会」にて4月分を表示さ せると、3月まで表示していた地域加算が表示されなくなります。 病棟管理情報で設定を行なった変更は、反映表示されています。 入院中の患者を「入退院登録」にてH22.4.1付で「転科 転棟 転室」で異動登 録を行なっても、4月以降、地域加算は表示されませんでした。 ちなみに、病院での設定で上記の設定(入院料等は病院一般病床のもので設定) を行なうと4月以降、地域加算は表示されていました。 今回、表示されない地域加算は5等および6等です。 □対応内容 4月1日以降に有床診療所入院基本料2を算定時にシステム管理で設定してい る入院料加算とのチェック判定に不具合があり、加算算定が正常にできない不 具合がありましたので修正しました。 ──────────────────────────────────── (D)入院定期請求 ──────────────────────────────────── □対応範囲:入院定期請求 □管理番号:request20100326-004 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 入院定期請求時、印刷指示画面にて印刷帳票を「0請求書兼領収書・診療費明細 書」で印刷指示をかけると、診療費明細書が請求書兼領収書と同じサイズで印 刷されてしまいます。こちらの医療機関様では、請求書兼領収書はB5サイズ で運用されておりますので、こちらからの発行機能は使用できず、収納画面か ら個別の発行が必要となります。 当協議会のユーザー様は、こちらの医療機関様以外にも、A5・B5サイズで 運用されている医療機関様が多数ございます。システム管理情報1031で設 定のトレイから発行されるよう、修正をお願い致します。 □対応内容 定期請求から診療費明細書を発行する際、プリンタの情報の設定漏れがありま したので修正しました。 ──────────────────────────────────── (E)データチェック ──────────────────────────────────── □対応範囲:データチェック □管理番号:support20100324-010 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 本日、データチェックを行った際に不具合が発生したとご申告がありました。 ・同じエラー内容が複数行(項目により異なるが2行〜6行に渡り)チェックリ ストに印字される。 ・当月入力していない検査や薬に対してエラーが出る 例1)[内科]適応病名が有効な期間で登録されていません【尿一般 20日】 と出るが16日に来院はあるが尿一般未実施、20日に来院なしの患者。 会計照会で確認済 例2)[内科]適応病名が有効な期間で登録されていません【コールタイジン 点鼻液1日】 17日に診療があるが、1日受診なし、17日にもコールタイジンは処方なし。 会計照会で確認済 全てではないが、データチェックでおかしな事になっているのはどうしてです か? と問い合わせがあり、確認したところ以上のような症状が確認できました。 □対応内容 確認項目「9 診療行為と病名」のチェックで、適応病名が既に転帰済みとなっ ている場合のエラーメッセージ編集に不具合があり、直前に編集したエラーメ ッセージが繰り返し編集されていましたので修正しました。 ──────────────────────────────────── (F)総括表・公費請求書 ──────────────────────────────────── □対応範囲:総括表・公費請求書 □管理番号:support20100312-046 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 主従サーバの構成で主サーバ側では問題なくレセ電FD記録出来ます。 従側で(コンソールは主を参照)記録を行うと、記録画面で[媒体がマウント できませんでした]と出て記録出来ません。 従側FD装置にてFDのフォーマットやマウントは行えます。 フォーマット(MSDOS形式)をし直したり、媒体を変更しても事象は変わりません。 □対応内容 クライアントホスト情報の取得に失敗していましたので修正しました。 また、system.db のサイズがMCPDATA のサイズを超えており一部アプリで不具 合が発生していましたので修正しました。 ──────────────────────────────────── (G)データ出力 ──────────────────────────────────── □対応範囲:データ出力 □管理番号:support20100325-033 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 4.4から4.5にバージョンアップしたところ、データ出力でSRYACCT_MAINと SRYACCT_SUBが一覧表示されずSRYACCTのみ表示されています 但し、SRYACCTのフィールドは1つも表示されません データベースはあるのですが、どうすればデータ出力の一覧に表示されるよう になるのでしょうか □対応内容 データ出力、外部媒体業務について、診療会計、請求管理、収納マスタが分割 前のスキーマを元に出力するようになっており、処理に失敗していました。 この為、分割後のスキーマを元にするように修正しました。 外部媒体業務は、スキーマの選択ボタンに1つ分の空きしかなかったので、各 スキーマの選択は分割する前のボタンにまとめました。 ↓ □SEIKYU_MAIN, KOH, ETC □SRYACCT_MAIN, SUB □SYUNOU_MAIN, NYUIN ──────────────────────────────────── (H)帳票 ──────────────────────────────────── □対応範囲:帳票 □管理番号: □問い合わせ(不具合)及び改善内容 セット登録画面から印刷するセット一覧表で、数値を埋め込むコメントコード に登録されている埋め込み数値が名称と同じ位置に印刷されていましたので、 数量と同じ位置に編集するように修正しました。 □対応内容 ──────────────────────────────────── ──────────────────────────────────── □対応範囲:帳票 □管理番号:3/26 電話問合せ 入院診療費明細書 点数表示 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 入院診療費明細書の表示を点数表示に設定していますが、金額表示されますと のお問合せがございました。 1.点数表示されていないのと、医療機関名称等の内容が、帳票の下部に表示さ れないようです。 2.また、プレビュー画面から明細書を選択して印刷ボタンを押下しても印刷処 理が行われません。それと、プログラムオプションの網掛けの設定が「0」 になっていても、プレビュー画面から出力すると、薄い網掛けの印字が行わ れてしまうようです。 □対応内容 お問い合わせの内容について修正を行いました。 ──────────────────────────────────── (I)その他 ──────────────────────────────────── □対応範囲:その他 □管理番号:support20100326-015 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 データ移行プログラムにてデータ移行してみました。保険情報以外の部分はほ ぼ問題なく完了しましたが、保険だけは殆ど成功しませんでした。保険者番号 が昔の国保の6桁や政府管掌の4桁のレコードは移行できてるのですが、現在 の協会けんぽの保険者番号が8桁のとか後期高齢者の保険者番号が8桁のは全 部ダメでした。 これはどうしてなのでしょうか? □対応内容 患者保険情報のデータ移行で、保険番号マスタの終了に対応していませんでし た。 政管の終了日が、2010.03.01 より後のデータを移行した時、患者情報取得失 敗のエラーとなっていました。 患者保険情報の終了日が、保険番号マスタの終了日以降であった時、保険番号 マスタの終了日にするように修正しました。 ────────────────────────────────────
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