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パッチ提供(第48回)◆日医標準レセプトソフト ver 4.5.0 全8件:診療行為/入退院登録/明細書/システム管理/その他

■厳重注意事項

【厳重注意事項】
(1) データベース二重化の環境では、データベースの不整合が発生する場合が
  ありますので、従サーバ、主サーバの順でプログラム更新を実行してください。

(2) バージョンは 4.5.0 であってもプレリリース版をインストール
  しているシステムに対しては「プログラム更新」を行わないで
  ください。
  必ず正式リリース版にアップグレードを行ってからさらに
  「プログラム更新」を行ってください。

  インストールバージョンの確認方法

  kterm などで次のコマンドを入力してください。
  $ dpkg -s jma-receipt
  又は
  $ dpkg -s jma-receipt-hosp
  Version: 1:4.5.0-1+0jma0.pre.n (n は数字)
  というようにVersion情報にpreという文字列がある場合は
  プレリリース版です。

■プログラム更新処理手順について

プログラム更新処理手順について

「トップメニュー」から「03 プログラム更新」を選択します。

「更新」ボタンをクリックするかF12キーを押します。

「プログラム更新を実行します。よろしいですか?」に対し
「OK」をクリックするかF12キーを押します。

3分〜5分程度待ちます。
(ダウンロードを行うため回線の込み具合によりこれ以上かかる場合もあります。)

「状況」ボタンをクリックするかF11キーを押します。
画面中の一覧最下行の処理状態が「済」になればプログラムの取得は終了している
ことを表します。

これを確認したらメニューに戻って業務を再開してもかまいませんが
この処理は自動的に自システム(日レセ)の再起動を行いますのでその処理中には
画面がフリーズしたようにしばらく動かなくなることがあります。
しばらく(長くても1分程度)待っていただければ画面は動き出しますのでご注意
ください。

従サーバへのプログラム更新について

プログラム更新業務は接続している「日レセ」サーバ(通常は主サーバ)
に対してのみ修正プログラムの取り込みを行います。

従サーバに対しても修正プログラムの取り込みを行う必要がありますが
この場合は従サーバへ接続を切り替えて行います。
一番簡単な方法は従サーバマシンでglclientをローカル接続(-port  
オプションなし)を行い業務画面を表示させます。
後は、主サーバの場合と同様の操作を行ってください。

■プログラム更新により修正される内容について

第48回:平成24年3月28日(2012-03-28)提供分

* パッチ提供に関するドキュメントは 
   PD-450-48-2012-03-28.pdf
  です

(A)診療行為

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□対応範囲:診療行為
□管理番号:kk27674
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 水俣市ひとり親の保険番号マスタの追加を依頼致したく、資料を送らせていた
 だきます。

□対応内容
 熊本県水俣市地方公費対応
 (平成24年4月診療以降で対応) ひとり親(343)

 計算方法
 (1)主保険の負担割合相当額を計算。四捨五入し10円単位とします。
 (2)その額の1/3を計算。四捨五入し10円単位とします。(患者負担)
 ※高齢者は、1/3計算をしません(後で償還払いをしていただく)。

 1.70歳未満で、主保険+ひとり親の場合
 例:3割 555点の場合
 5550円×0.3=1665円→ 1670円
 1670円÷3=556.66・・→ 560円(患者負担)

 限度額認定証を提示された場合
 例:3割 30000点の場合(一般区分)
 80100+(300000−267000)×0.01=80430(自己負担限度額)
 300000円×0.3=90000円
 90000円÷3=30000円
 30000円と80430円(自己負担限度額)を比較して、小さい
 30000円を患者負担とする。
 ※自己負担限度額の1/3(四捨五入し10円単位にした額)より、患者負担が大
  きくなる場合は、後で償還払いをしていただく。

 2.70歳未満で、マル長併用時
 例:3割 4500点の場合(972マル長)
 10000(自己負担限度額)
 45000円×0.3=13500円
 13500円÷3=4500円
 4500円と10000円(自己負担限度額)を比較して、小さい
 4500円を患者負担とする。
 ※自己負担限度額の1/3(四捨五入し10円単位にした額)より、患者負担が大
  きくなる場合は、後で償還払いをしていただく。

 3.70歳未満で、他公費併用時(51等)
 他公費一部負担金と上記により計算した1/3の金額を比較し、小さい額を患者
 負担とします。
 ※償還払いとなるケースについては不明
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□対応範囲:診療行為
□管理番号:support20120327-010
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 Do検索で「*」Enterしても、診療行為入力画面にまったく複写されない

□対応内容
 DOで、内服剤の「(減)」が自動算定された剤は、”*”での複写ができま
 せんでしたので修正しました。
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(B)入退院登録

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□対応範囲:入退院登録
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 入院(救命救急入院料)について
 「A300 救命救急入院料」「A301 特定集中治療室管理料」ですが、入
 院会計照会で入院料が表示される順序が従来の入院基本料の表示と異なってい
 るようです。
 あと、「8日以上60日以内の期間」で算定される入院料が、2か月後の
 「6/1〜6/9」までが表示されていないようです。

□対応内容
 入院料算定で以下の特定入院料を算定し、異動処理を行った後に異動取消しを
 実施した場合に、異常な入院診療会計が作成される不具合がありました。
 ・救命救急入院料3(広範囲熱傷特定集中治療管理料)
 ・救命救急入院料4(広範囲熱傷特定集中治療管理料)
 ・特定集中治療室管理料(広範囲熱傷特定集中治療管理料)
 不具合となる事例
 1.4月11日に上記いずれかの特定入院料により入院登録を行う。
 2.4月11日異動日で転科、転棟、転室処理を行う。(入院料の変更は無し)
 3.異動取消しを実施すると、6月1日から6月9日迄の特定入院料算定期間
   が欠落した状態で6月分の入院診療会計が作成される。
 異動取消し時の会計作成を異動日の翌月末(事例では5月末)までとする対処
 が不足していたので修正しました。
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□対応範囲:入退院登録
□管理番号:ncp20120323-030
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 プログラム更新・マスタ更新を行った医療機関様においてシステム管理マスタ
 の病室管理情報にて「2 療養病棟療養環境加算1」の設定が入っているのに
 H24.3月に入院登録した患者において入院会計照会にて算定されない。

□対応内容
 3月21日提供の改正対応パッチプログラムを適用後に、3月分の入院登録を
 行った患者について、病室設定されている入院料加算の取得に失敗する場合が
 あり、該当する加算が入院会計に自動算定できない現象がありました。
 病室の有効期間開始日が平成22年4月1日以降に設定されている病室への入
 院登録時に現象が発生します。
 該当する患者については、パッチプログラム適用後に入院日より異動処理
 (転科、転棟、転室)を行い、入院料加算の算定を行ってください。
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(C)明細書

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□対応範囲:明細書
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 災害入院レセプト(公費併用分)の記載(記録)対応
 入院時食事療養費及び入院時生活療養費の自己負担免除措置が終了した
 平成24年3月診療以降の災害入院レセプトについて
 1.併用する公費が食事・生活療養費を給付の対象としない場合
   (全額患者負担となる場合)
   今まで通り、主保険単独レセプトとする。
 2.併用する公費が食事・生活療養費を給付の対象とする場合
   (全額患者負担とならない場合)
   公費併用レセプトとする。公費欄の請求点は”0”を記載(記録)する。

 (例1)協会3割+51(上限額5000円)の場合
     入院:3月1日〜31日
       請求点  負担金  回数  請求円  標準負担
 保険     38914   免除    93   59520    24180
 公費1      0   5000

 (例2)後期高齢1割+15(上限額0円)の場合 (低所得1)
     入院:3月1日〜31日
       請求点  負担金  回数  請求円  標準負担
 保険     38914   免除 0   93    59520        9300
 公費1           0          0

□対応内容

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(D)システム管理

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□対応範囲:システム管理
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 「4.病棟設定に入院料加算のユーザ設定画面新設」で「入院料加算(F10)」を
 押下した後に表示される「入院料加算設定」画面に、施設基準で登録されてい
 ない加算が登録できてしまうようです。

□対応内容
 施設基準のチェックを行うようにしました。
 また、システム管理「5001 病棟管理情報」、「5002 病室管理情報」にて入院
 会計で自動算定を行う加算を設定する際、入院料との算定可否チェックを行な
 っていましたが、システム管理を登録するタイミングでは実際に算定する入院
 料が確定しない場合があり、厳密なチェックができないこと、また入退院登録
 業務で入院料が確定した際に厳密なチェックを行なっていることからシステム
 管理でのチェックは廃止しました。
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□対応範囲:システム管理
□管理番号:3/26 施設基準設定
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 1006施設基準情報設定において、有効期間を新たにH24.4.1から開始とした直
 後に展開した場合、新設された施設基準コード(3001以 降)は追加されてい
 なため、エラーが表示されます
 エラーをスキップして登録すると、「新規の登録をします」のメッセージが
 表示され、3001以降のコードが表示されるようになりま すが、基本新たな有
 効開始日を追加した場合には、登録後に施設基準コードを設定する方法でよ
 いのでしょうか。

□対応内容
 4月1日からの施設基準情報を登録するため、継続中の期間を区切り新たに追
 加した場合、施設基準コード3001以上の登録ができませんでしたので修正しま
 した。
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(E)その他

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□対応範囲:その他
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 診療情報提供サービスから3月26日に提供された診療行為マスターにおいて施
 設基準コードが見直されました。
 変更のありました中でも、自動算定を行っている時間外対応加算2の施設基準
 が訂正されたことによる影響を考え時限的な対応を行いました。
 4月1日から施設基準 3155 (時間外対応加算2)に設定がない場合、時間外対
 応加算2の自動算定は行いませんので、算定する場合はこちらを設定してくだ
 さい。

 4月1日からの施設基準情報の設定が、754から3155へ変更となっていない場合
 について、平成24年4月2日までは、マスターメニューから業務メニューへ遷移
 する時に、「施設基準コードの地域医療貢献加算が時間外対応加算2へ変更さ
 れていません。」と表示します。

 表示の条件は、3月31日又は4月1日時点の施設基準754(地域医療貢献加算)が
 ”1”で、3001、3155、3002(時間外対応加算)がすべて”0”であった場合
 に表示します。
 ※マスタ更新処理を行い最新の状態にしてください。

□対応内容

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