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パッチ提供(第58回)◆日医標準レセプトソフト ver 4.5.0 全11件:診療行為/入退院登録/データチェック/明細書/CLAIM

■厳重注意事項

【厳重注意事項】
(1) データベース二重化の環境では、データベースの不整合が発生する場合が
  ありますので、従サーバ、主サーバの順でプログラム更新を実行してください。

(2) バージョンは 4.5.0 であってもプレリリース版をインストール
  しているシステムに対しては「プログラム更新」を行わないで
  ください。
  必ず正式リリース版にアップグレードを行ってからさらに
  「プログラム更新」を行ってください。

  インストールバージョンの確認方法

  kterm などで次のコマンドを入力してください。
  $ dpkg -s jma-receipt
  又は
  $ dpkg -s jma-receipt-hosp
  Version: 1:4.5.0-1+0jma0.pre.n (n は数字)
  というようにVersion情報にpreという文字列がある場合は
  プレリリース版です。

■プログラム更新処理手順について

プログラム更新処理手順について

「トップメニュー」から「03 プログラム更新」を選択します。

「更新」ボタンをクリックするかF12キーを押します。

「プログラム更新を実行します。よろしいですか?」に対し
「OK」をクリックするかF12キーを押します。

3分〜5分程度待ちます。
(ダウンロードを行うため回線の込み具合によりこれ以上かかる場合もあります。)

「状況」ボタンをクリックするかF11キーを押します。
画面中の一覧最下行の処理状態が「済」になればプログラムの取得は終了している
ことを表します。

これを確認したらメニューに戻って業務を再開してもかまいませんが
この処理は自動的に自システム(日レセ)の再起動を行いますのでその処理中には
画面がフリーズしたようにしばらく動かなくなることがあります。
しばらく(長くても1分程度)待っていただければ画面は動き出しますのでご注意
ください。

従サーバへのプログラム更新について

プログラム更新業務は接続している「日レセ」サーバ(通常は主サーバ)
に対してのみ修正プログラムの取り込みを行います。

従サーバに対しても修正プログラムの取り込みを行う必要がありますが
この場合は従サーバへ接続を切り替えて行います。
一番簡単な方法は従サーバマシンでglclientをローカル接続(-port  
オプションなし)を行い業務画面を表示させます。
後は、主サーバの場合と同様の操作を行ってください。

■プログラム更新により修正される内容について

第58回:平成24年05月29日(2012-05-29)提供分

* パッチ提供に関するドキュメントは 
   PD-450-58-2012-05-29.pdf
  です

(A)診療行為

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□対応範囲:診療行為
□管理番号:support20120323-015
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 会計照会から診療行為のまとめ入力をしたそうなのですが、その内容が診療行
 為画面で訂正からまとめ入力した日の診療行為を確認するために受診履歴から
 当該日付を選択しても、診療行為が何も表示されないとのことでした。
 添付資料(1)(2)を見ていただくとわかりますが、28日にフラグがたっていま
 すが、(3)の診療行為画面で開くと何も表示されません。
 この日だけでなく、3/16以降の保健組み合わせ008の診療行為が全てこ
 のような状態のようです。
 またこの患者様だけでなく他にもいらっしゃるとのことでした。
 データベースの受診履歴テーブルを見てみると、(4)の通り、008の保険組
 み合わせのレコードは存在するものの、zainum1〜に何も入っていない状況で
 す。
 また弊社の検証環境にで同様の入力をしましたが、このような現象は発生せず、
 診療行為画面を開いても正常に入っておりました。

□対応内容
 外来で包括分入力保険(9999)での算定がある場合、受診履歴の伝票番号が重
 複することがあります。
 複数端末から会計照会と診療行為を同時に登録した場合に伝票番号に不整合が
 発生することが原因です。
 このため、伝票番号が重複している受診履歴を診療行為や会計照会で修正を行
 うと受診履歴や収納に不整合が発生することがありました。
 伝票番号が重複していても正しく更新を行うように修正しました。
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□対応範囲:診療行為
□管理番号:OSC
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 診療行為入力画面では、先頭桁が半角数字あるいは半角英数で始まるコードは
 20桁まで任意の長さのコードが入力可能とありますが、10文字を超えると
 10文字目で1つスペースが空き11桁目が欠落し表示キーの入力コードに変
 換されずエラーとなる場合があります。
 エラーが表示された場合でも再度入力しなおすと表示キーに変換されます。

□対応内容
 診療行為画面で入力CDが複数登録されている場合、表示入力CDを画面表示
 した後、表示CD以外の入力CDを表示されている入力CDに上書き入力した
 場合、表示CDに変更しませんでしたので、正しく表示するように修正しまし
 た。
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□対応範囲:診療行為
□管理番号:kk27928
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 今回は三重県の医療機関へ桑名市の方が受診した場合です。
 小児慢性特定疾患医療券を添付致します。
 一応、
 ・名古屋市役所子ども青少年局子育て支援部
 子育て支援課
 ・三重県桑名保健福祉事務所
 へ確認した所
 >1.2.3.4について
 制度的には全国公費(52)と同様の取り扱いであり負担者番号も同じだそう
 です。
 (例:名古屋市の場合:52236023
 三重県の場合:52246014)
 >5について
 全国公費(52)と同様に自己負担限度額に患者食事負担は含みます
 >6について
 例えば、外来上限額5200円の患者・疾患名がI型糖尿病
 A診療所とB診療所を受診した場合、A診療所で5200円負担しB診療所でも
 5000円負担したら、上限額の5200円以上負担した分は償還払いするが名古屋市
 と三重県は、償還払いをせずに患者が管理表または領収書を持参し窓口で提示
 したら上限額までしか負担しない制度になっているそうです。
 愛知県では償還払いを行っているが、名古屋市では行っておらず、三重県は全
 体で償還払いをしていないそうです。
 >7について
 はい。
 21通院精神のように他一部負担累計のように他医院で負担した金額が入力でき
 るよう対応願います。

□対応内容
 愛知県・三重県の小児慢性特定疾患対応
 (平成23年4月診療以降で対応)
 自医院分(入院と外来)と他医院分をあわせた自己負担限度額までの負担金計
 算が行えるよう対応しました。

 ・保険番号:152(法別52)
 ・平成21年5月改正(特定疾患等の見直し)の対象とします。

 1.患者登録−公費欄の入力について
  ”152”の適用期間(開始日)は、平成23年4月1日以降の日付で登録
   してください。
 2.患者登録−所得者情報−公費負担額欄の入力について
  「入外上限額」「他一部負担累計」の入力を可能とします。
  ・入外上限額については、入院がある場合は入院の自己負担限度額を、入院
   がない場合は外来の自己負担限度額を入力してください。
  ・他一部負担累計については、他医院分の一部負担を入力してください。
 3.負担金計算
  自医院分(入院と外来)と他医院分をあわせた自己負担限度額までの負担金
  計算とします。患者食事負担も上限額に含みます。
 4.レセプト
  全国公費(052)に準ずる記載とします。
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(B)入退院登録

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□対応範囲:入退院登録
□管理番号:お電話でのお問い合わせ5月7日−認知症治療入院基本料
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 認知症治療入院基本料について、再入院の場合
 3月以前は初回入院日より起算して期間を算定しましたが4月以降は今回入院
 日より起算して期間の計算がされています。
 こちらは変更になったのでしょうか。

 また、3月以前に入院があり、4月に継続で再入院した場合3月以前に30日
 以内算定されてる場合も4月の再入院日より起算して期間の計算されてますが
 こちらの場合はこのような算定になるのでしょうか。

 例)24.1.27〜2.16入院 60日以内
   24.4.16〜継続入院 この日より30日間30日以内の期間を算定

□対応内容
 認知症治療病棟入院料について、継続再入院時の起算日判定を初回入院日とす
 るよう修正しました。
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□対応範囲:入退院登録
□管理番号:お電話でのお問い合わせ5月7日−夜間急性期看護補助体制加算
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 A207-3夜間50対1または、100対1急性期看護補助体制加算のについては
 7対1または、10対1の入院基本料算定時のみの算定となるかと思います。
 システム管理5001で自動発生の設定をしていると、病室情報に亜急性期入
 院医療管理料を入力している場合も自動発生します。
 削除は可能ですが自動算定されないようにはできますでしょうか。

□対応内容
 システム管理「5001 病棟管理情報」で以下の入院料加算が「算定する」の設
 定であっても、特定入院料又は短期滞在手術基本料での入院登録時は、加算の
 自動算定を行わないよう対処しました。
 ・夜間急性期看護補助体制加算(50対1、100対1)
 ・看護職員夜間配置加算
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□対応範囲:入退院登録
□管理番号:ncp20120518-021
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 昨日弊社がサポートする医療機関様よりコールがあり現象としては日レセのプ
 ロセスが落ちていたのですが、その少し前にsyslog上に下記ログが残っていま
 した。
 PostgreSQL: ERROR: duplicate key violates unique constraintはどのよう
 な状況で発生するのでしょうか。
 病院様は普段通りの業務をされていたそうです。

□対応内容
 1日上限額のある地方公費が適用される患者について退院登録を行った際に、
 プログラム内部で仮計算に使用している一時データが日別収納マスタに残って
 しまう不具合がありましたので修正しました。
 なお、この一時データは実際の負担金額計算には影響のないものです。
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(C)データチェック

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□対応範囲:データチェック
□管理番号:ncp20120501-040
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 チェックマスタの「2診療行為と病名」で、一致条件「2完全一致」疑い病名
 「1認める」で登録している場合
 3月までは病名が入っていれば特にデータチェックに上がってこなかったが、
 4月からは「適用病名が有効な期間で登録されていません」とデータチェック
 に上がってくるようになったと医院様よりお問い合わせをいただきました。
 病名を部分一致にすればチェックに上がってきませんでしたが、病名は完全一
 致でないと困るそうです。

□対応内容
 データチェックの「1薬剤と病名」、「2診療行為と病名」、「6投与禁忌薬剤と
 病名」のチェックについて、チェックマスタの適応病名の一致条件が「完全一
 致」の場合に、患者の病名がチェックマスタと同じ場合でも、病名の疑いコン
 ボボックスに「1 疑い」または「3 急性かつ疑い」が設定されている場合は適
 応病名でないと判定していましたが、これを適応病名と判定するように修正し
 ました。
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(D)明細書

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□対応範囲:明細書
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 医療観察のレセプトコメント自動記載対応
 1)算定日コメント自動記載
 188003110 医療観察退院前訪問指導料
 (例)5月20日に算定

 *医療観察退院前訪問指導料
  算定 20日         380 X 1

 注)840000079(精神科退院前訪問指導料算定 日)のコメントコードが
   同一剤にある場合は自動記載しない。

 2)初回算定日コメント自動記載
 188006210 医療観察認知療法・認知行動療法(イ以外の場合)
 188007010 医療観察認知療法・認知行動療法(精神科救急体制の精神保健指定医)
 (例)5月20日に初回算定

 *医療観察認知療法・認知行動療法(イ以外の場合)
  初回算定日 5月20日    420 X 1

□対応内容

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□対応範囲:明細書
□管理番号:request20120517-002
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 自賠責で再就労療養指導管理料を算定した場合は、その回数と合計金額を指導
 管理欄に記入する。とあるのですが、現在あるコードを使用すると80その他に
 記載されてしまいます。件数が多いので手書きは厳しいとのことで早急な対応
 をお願いいたします。

□対応内容
 労災・自賠責レセプトの再就労療養指導管理料の集計先変更
 101130005 再就労療養指導管理料(精神疾患を主たる傷病とする場合)
 101130010 再就労療養指導管理料(その他の疾患の場合)
 「点数」欄 点数集計先
        80その他 → 13指導 へ変更
 「摘要」欄 診療区分
        80 → 13 へ変更
 【重要】
 マスタ更新を行ってからレセプト作成を行ってください。
 (該当点数マスタの診療区分、診療種別、点数欄集計先識別を変更)
 診療訂正を行わなくても上記記載となるよう対応しています。
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□対応範囲:明細書
□管理番号:ncp20120312-006
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 月途中で前期高齢→後期高齢へ変更になり在総診を算定している患者のレセプ
 ト一部負担金記載についてお教え願います。
 例:1/10で75歳になる患者
 〜H24.1.9まで 国保(1割)
 H24.1.10〜  後期高齢(1割) で登録してあります。

 1/5 在宅時医学総合管理料 を算定
 1/15 在宅患者訪問診療料 を算定 しました。

 1月のレセプトは国保分と後期高齢分が出てきて各々のレセプトに一部負担金
 が記載されます。
 連合会へ提出した所、後期高齢分が一部負担金記載不要と返戻されてきました。
 以前同様な内容で問い合わせた時に
 >お問い合わせいただきました内容での一部負担金の記載は必要です。
 >返戻の対象となった理由につきましては、おそらく在医総管を算定していな
  いレセプトの摘要欄に
 >在医総管算定患者である旨注記が必要であったのではないかと思われます。
 と回答をいただいたので、その旨を伝えました。

 医院が埼玉県国保連合会業務1課に確認した所、注記があっても在医総管を算
 定していないレセプトに一部負担金の記載があった場合は返戻します。
 と言われたそうです。
 このような場合、一部負担金を記載させない方法はあるのでしょうか?

□対応内容
 月途中で前期高齢から後期高齢に保険変更時のレセプト対応
 (平成24年3月診療分以前の外来レセプト対応)

 前期高齢で在総診を算定
 (月1回の算定の為、後期高齢では在総診の算定は無し)
 上記の場合、後期高齢も現物給付対象である事から保険欄−一部負担金の記載
 を行っていますが、在総診の算定がない為、記載すると返戻になるとの事で、
 ”記載なし”にも出来るよう対応しました。

 【重要】
 マスタ更新を行い、”記載なし”にしたいレセプトの保険で、099999909 【レ
 セプト】保険欄−一部負担金記載なしを診療行為入力してください。 その後、
 レセプト作成を行ってください。
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(E)CLAIM

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□対応範囲:CLAIM
□管理番号:orca-claim01394
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 サポート病院から報告があり、20バンドル目が6項目目以降を受け取れない
 ケースがあるようです。
 CLAIMインスタンスとL0030.log を添付します。
 
 BUN
 
 此処まで取込が終わっているようです。
 ORCAは 4.6J の最新パッチ適用(5/16)です。

□対応内容
 レコードの読み込み方法に不備があり、最後の数百バイトの読み込みに失敗し、
 その部分の情報が欠落していましたので修正しました。
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