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パッチ提供(第60回)◆日医標準レセプトソフト ver 4.5.0 全21件:診療行為/入退院登録/明細書/総括表、公費請求書
■厳重注意事項
【厳重注意事項】
(1) データベース二重化の環境では、データベースの不整合が発生する場合が
ありますので、従サーバ、主サーバの順でプログラム更新を実行してください。
(2) バージョンは 4.5.0 であってもプレリリース版をインストール
しているシステムに対しては「プログラム更新」を行わないで
ください。
必ず正式リリース版にアップグレードを行ってからさらに
「プログラム更新」を行ってください。
インストールバージョンの確認方法
kterm などで次のコマンドを入力してください。
$ dpkg -s jma-receipt
又は
$ dpkg -s jma-receipt-hosp
Version: 1:4.5.0-1+0jma0.pre.n (n は数字)
というようにVersion情報にpreという文字列がある場合は
プレリリース版です。
■プログラム更新処理手順について
プログラム更新処理手順について 「トップメニュー」から「03 プログラム更新」を選択します。 「更新」ボタンをクリックするかF12キーを押します。 「プログラム更新を実行します。よろしいですか?」に対し 「OK」をクリックするかF12キーを押します。 3分〜5分程度待ちます。 (ダウンロードを行うため回線の込み具合によりこれ以上かかる場合もあります。) 「状況」ボタンをクリックするかF11キーを押します。 画面中の一覧最下行の処理状態が「済」になればプログラムの取得は終了している ことを表します。 これを確認したらメニューに戻って業務を再開してもかまいませんが この処理は自動的に自システム(日レセ)の再起動を行いますのでその処理中には 画面がフリーズしたようにしばらく動かなくなることがあります。 しばらく(長くても1分程度)待っていただければ画面は動き出しますのでご注意 ください。 従サーバへのプログラム更新について プログラム更新業務は接続している「日レセ」サーバ(通常は主サーバ) に対してのみ修正プログラムの取り込みを行います。 従サーバに対しても修正プログラムの取り込みを行う必要がありますが この場合は従サーバへ接続を切り替えて行います。 一番簡単な方法は従サーバマシンでglclientをローカル接続(-port オプションなし)を行い業務画面を表示させます。 後は、主サーバの場合と同様の操作を行ってください。
■プログラム更新により修正される内容について
第60回:平成24年06月26日(2012-06-26)提供分
* パッチ提供に関するドキュメントは PD-450-60-2012-06-26.pdf です
(A)診療行為
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□対応範囲:診療行為
□管理番号:OSC
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
診療行為入力画面では、先頭桁が半角数字あるいは半角英数で始まるコードは
20桁まで任意の長さのコードが入力可能とありますが、10文字を超えると
10文字目で1つスペースが空き11桁目が欠落し表示キーの入力コードに変
換されずエラーとなる場合があります。エラーが表示された場合でも再度入力
しなおすと表示キーに変換されます。
□対応内容
診療行為画面で入力CDが複数登録されている場合、表示入力CDを画面表示
した後、表示CD以外の入力CDを表示されている入力CDに上書き入力した
場合、表示CDに変更しませんでしたので、正しく表示するように修正しまし
た。
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□対応範囲:診療行為
□管理番号:ncp20120529-022
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
骨塩定量(160147310)のマスタ設定で「前回検査日」=「2表示する(初回
実施日)」としていた場合、6歳未満の乳幼児加算がつく患者で上記マスタを
入力するとEnterを押すたびに「初回実施(840000085)」
「前回実施(840000087)」いずれかのマスタが増えていきます。
「前回検査日」=「1表示する(初回コメント)」に変更した場合も同様に、
Enterを押すと自動表示されるコメントマスタが乳幼児加算の下に増えていき
ました。
□対応内容
検査で前回検査日コメントを自動発生する場合、乳幼児加算を同時に自動発生
すると、前回検査コメントコードがEnterを押す毎に追加されていましたので
修正しました。コメントコードは乳幼児加算の下に自動発生します。
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□対応範囲:診療行為
□管理番号:ncp20120518-003
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
同日電話再診をした際にコメントを入力しているのですが4月から診療行為画
面で入力ができなくなりました。検証器では再現できず、5/17にプログラム更
新をかけてもらったのですが改善されません。
同日電話等再診
時間外対応加算2
明細書発行体制加算
電話再診( 回)840000001このコメントが入力後エンターを押すと消えてしま
います。
□対応内容
外来で一度削除した外来管理加算を自動発生する時に、再診料の剤にコメント
コードが入力されていた場合、コメントコードの直下に挿入していました。
この為、コメントコードが外来管理加算のコメントとなっていましたので、再
診料の剤の下に挿入するように修正しました。
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□対応範囲:診療行為
□管理番号:ncp20120607-022
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
チェックマスタ「B 診療行為の併用算定(同会計内)」に関する診療行為入
力時のチェックについてお尋ねします。例えば、「160036510 CEA」と
「113001310 悪性腫瘍特異物質治療管理料」をチェックマスタで登録した場合、
診療行為入力時にエラー情報が表示されますが、
「160036510 CEA」と「008600001 画面表示コメント」ではエラー情報が
表示されません。
ただし、中途表示や訂正表示のときは、エラー情報が表示されます。1回目の
入力時にエラー情報が出ないのはなせでしょうか?
□対応内容
診療行為画面で、チェックマスタの併用算定チェックを診療行為コードのみ対
象としていますが、適用コードにコメントコードなど、診療行為コード以外が
登録してあった場合に、併用算定チェックを行っていましたので、適用コード
も診療行為コード以外はチェックを行わないようにしました。
データチェックでコメントコードも併用算定チェックの対象とするように登録
が可能になっていますが、診療行為入力では、入力時のチェック対象としてい
ません。
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□対応範囲:診療行為
□管理番号:kk28477
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
福山市の後期高齢者の患者様です。
低所得者であり、適用区分IIで、1割です。
福山市の場合、外来1日上限200円(4日まで)なのですが、点数1585点なのに、
請求金額140円になります。
再計算しても、変わりません。
□対応内容
広島県地方公費(障害)の外来負担金計算対応(平成24年4月診療分〜)
高齢者現物給付で、主保険+障害の場合、下記計算を行っていましたが、平成
24年4月診療分からは下記計算を行わないよう対応しました。
----
平成24年3月診療分までの計算
・上位所得者(3割)
(44400円−診療済みの3割相当分累計額)と1日上限額を比較する。
・一般所得者(1割)
(12000円−診療済みの1割相当分累計額)と1日上限額を比較する。
・低所得者(1割)
( 8000円−診療済みの1割相当分累計額)と1日上限額を比較する。
例)後期高齢1割+191
1日目 15000点 患者自己負担額 200円
2日目 3000点 患者自己負担額 0円
※ 15000点X10円X1割=15000円
12000円ー15000円=0円
0円<200円
----
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□対応範囲:診療行為
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
診療行為入力画面で、200行目以上で商品名コードを入力した時、挿入エラ
ーとなり器材コードが自動発生しませんでしたので、自動発生するように修正
しました。
□対応内容
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□対応範囲:診療行為
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
外来の診療行為の登録時に一般名処方加算(処方せん料)の警告チェックを追
加しました。
(1)一般名処方加算(処方せん料)を手入力した時に投薬の入力はあるが、加算
点数算定対象となる薬剤が入力されていない場合、「警告!一般名処方加算
(処方せん料)の対象薬剤がありません。」と表示します。
ただし、投薬の入力がなく、処方せん料と一般名処方加算を入力された場合は
警告表示をしません。
(2)処方せん料を手入力し、一般名処方加算(処方せん料)の入力がなかった時
に、一般名処方加算が算定可能であれば、「警告!一般名処方加算(処方せん料)
の算定が可能です。」と表示します。この時、手入力した処方せん料を削除す
れば、登録時に処方せん料と一般名処方加算の自動算定を行います。
□対応内容
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□対応範囲:診療行為
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
診療行為で訂正の展開時に、自動発生した処方せん料と一般名加算(処方せん
料)を展開するようにしました。
併せて、診療行為画面で登録を押下した時に、処方せん料と一般名加算(処方
せん料)の警告チェックを追加しました。
院外内服投薬数と画面の処方せん料が違う場合
「警告!内服薬剤が7種類以上となります。処方せん料を確認して下さい。」
「警告!内服薬剤が7種類未満です。処方せん料を確認して下さい。」
表示後、対象の処方せん料にカーソル移動します。
処方せん料を削除して登録を行うと、処方せん料を再度自動算定できます。
処方せん料の入力がある場合に一般名処方加算の警告チェックを行います。
「警告!一般名処方加算(処方せん料)の算定が可能です。」
「警告!一般名処方加算(処方せん料)の対象薬剤がありません。」
すべて、平成24年4月診療分からの対応となります。
(3月までは処方せん料の展開はしません。)
処方せん料、一般名処方加算を手入力した場合も同様のチェックを行いますの
で、今まで警告の表示がなかったのに警告表示をすることになります。
また、登録時に削除した場合も警告が表示されます。
□対応内容
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□対応範囲:診療行為
□管理番号:request20120607-002
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
39+291+長期+低所2の保険組合せで外来診療を行い、3日目までの診療で負担
金が8,000円以上10,000円未満となる場合、4日目の診療でも負担金が発生する
と問い合わせをいただきました。
動作を確認したところ、
1)3日目までの診療で負担金が10,000円を超えると、次回以降に負担金は発生
しませんでした。
2)上記の保険組合せから長期を外した場合、負担金が8,000円を超えると負担
金は発生しませんでした。
3)レセプトの一部負担金は8,000円と記載されております。
現在は、保険組合せから長期を外していただいておりますが、月の合計で負担
金が10,000円を超えると、特記事項に「02長」が必要になるので、診療行為に
て「099990102 特記事項02 長」のコメントを手入力していただいております。
3日目までの診療で負担金が8,000円を超えた場合、次回以降の窓口請求が発生
しないよう対応いただきますようお願い申し上げます。
□対応内容
広島県地方公費(障害)の外来負担金計算修正
(高齢者現物給付、かつ、低所得者)
主保険+障害+長期(972)の外来負担計算について、下記長期併用時の計
算方法において、低所得者の場合は比較金額を(8000円)とするよう修正
しました。
<長期併用時の計算方法>
前回診療分までの負担相当額が長期の上限(10000円)を超えている場合
は、患者負担を0円とする。残額(10000円−前回診療分までの負担相当
額)が日上限額未満の場合は、その額を患者負担とする。
※低所得者の場合は比較金額を(8000円)とする
※負担相当額=請求点数×10円×負担割合(10円単位)診療日毎に累計す
る
※前期高齢者(1割据え置き対象者)の場合、負担相当額計算の負担割合は
”2割”で計算
例)後期高齢1割+191+972(低所得者)
1日目 9000点 患者自己負担額 200円
2日目 3000点 患者自己負担額 0円
※ 9000点X10円X1割=9000円
8000円ー9000円=0円
0円<200円
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□対応範囲:診療行為
□管理番号:support20120621-018
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
診療行為画面の「前回処方」ボタンから、再印刷指示画面にて薬情の再発行を
行うと、「ドクター入力エラー」と表示されて薬情の発行ができません。
ドクター名を確認すると「001701内科 02透析」と表示されています。ド
クター名を選択すると空白が表示され、空白を設定すると通常通り再印刷が行
えます。但し、薬情にドクター名は印字されません。
どの診療日を選択しても、ドクター名は同じ表示です。
該当の患者さんは1名だけです。
□対応内容
前回処方画面で、当日有効な保険組合せが15件以上あった場合、画面に不具
合が発生していました。
保険組合せを15件まで表示するように修正しました。
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(B)入退院登録
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□対応範囲:入退院登録
□管理番号:ncp20120515-018
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
精神科急性期治療病棟入院料1を算定。
一度退院して特別な関係のある医療機関に入院後、退院し再入院した場合、継
続入院となり初回入院日から30日をカウントし入院基本料を算定しますが、OR
CAの動作では、再入院した日から30日のカウントされています。
その為、4月26日までが30日以内(1,931点)ではなく5月19日までが30日以内で
計算されてきています。
継続入院の場合、初回の入院日から30日がカウントされてくるように修正して
いただきますようお願い致します。
入院基本料の算定については、山梨県支払基金 審査業務第1課 水越様に確
認しております。
例)
3月28日に入院し4月6日に退院
4月20日から再入院
※7日から19日の間は特別な関係のある医療機関に入院しています。
□対応内容
精神科急性期治療病棟入院料について、継続入院による入院登録時に初回入院
を起算日として入院会計を作成するように修正しました。
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(C)明細書
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□対応範囲:明細書
□管理番号:support20120427-034
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
医療機関様より、国保から3月分の51公費+災害の入院のレセプトが全て返
戻されてきた。
公費分点数(1) の縦計と療養の給付欄 の公費(1)の点数 の不一致になるの
で、公費分点数(1) には点数を出さないようにして頂きたい。との事でした。
□対応内容
災害入院レセプト(公費併用分)のレセ電負担区分記録対応
(入院時食事療養費及び入院時生活療養費の自己負担免除措置が終了した平成
24年3月診療以降の災害入院レセプト)
併用する公費が食事・生活療養費を給付の対象とする場合(全額患者負担とな
らない場合)公費併用レセプトとし、公費欄の請求点は”0”を記載(記録)
するよう対応済みですが、公費欄の請求点を”0”記載(記録)する事から、
レセ電(SI:診療行為レコード)の負担区分を主保険単独の負担区分「1」
で記録するよう対応しました。(食事療養・生活療養(診療識別:97)を除
く)
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□対応範囲:明細書
□管理番号:5/28 介護療養(法別24) レセプト
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
障害児施設(法別79)で、食事療養上限額(14,880円)を超えた場合、生活保
護との併用である場合には、障害児施設単独でのレセプト請求となります。レ
セプトの取扱いについては、療養介護(と生活保護併用)についても障害児施
設に準拠する方法となるのでしょうか?
□対応内容
24(療養介護)+12(生活保護)の入院レセプト対応(主保険がない場合)
ア)食事療養に係る標準負担額が14880円以上の場合は、24(療養介護)
単独のレセプトとする。
イ)併用レセプトの場合(食事療養に係る標準負担額が14880円未満の場
合)の12(生活保護)の請求点は”0”を記載(記録)する。
レセ電(SI:診療行為レコード)の負担区分を公費単独の負担区分「5」
で記録する。(食事療養・生活療養(診療識 別:97)を除く)
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□対応範囲:明細書
□管理番号:support20120607-014
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
特別食加算の自費での算定方法を教えてください。
.950 保険外(消費税なし)
197000470 特別食加算(食事療養)
という入力をしてプレビューで確認をしたところレセプトに記載はされていな
かったということでそのままオンライン請求をしていただくとコード4534でエ
ラーになってしまいました。
先月はそのまま請求をしたそうですが、基金から連絡があり「食事のところに
本人に請求をするはずのものが記載されています。」というご指摘を受けたそ
うです。
今月も同じ入力でコード4534のエラーが出た為なぜエラーになるのかというこ
とでお問い合わせがありました。レセ電データを確認させていただくと特別食
加算の記載がされていました。
□対応内容
診療行為入力画面で入力された特別食加算について、診療種別区分が.950、
.960の保険外で入力された場合でもレセ電データに含まれてしまう不具合があ
りましたので、.970(食事)の場合のみレセ電データに含めるよう修正しました。
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□対応範囲:明細書
□管理番号:support20120605-005
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
福岡国保連合会のレセプト担当者様に伺いましたが、前期高齢者の場合、点数
が6001点以上となれば一部負担金の記載が必ず必要とのことです。
福岡県支払基金にも確認しましたが、国保連合会と一緒の回答でした。2割相当
額が¥12,010を超えているということではなく、点数(6001点以上)によって
高額療養の判断を行っているとのことです。至急対応をお願いできないでしょ
うか?
□対応内容
レセプト高額療養費の現物給付判定修正
高額療養費が現物給付されたかどうかの判定を見直しました。
外来:高齢者現物給付(主保険単独、公費併用)
外来:70歳未満現物給付(主保険単独、公費併用)
入院:70歳未満現物給付(主保険単独、公費併用)
請求点数X10円X負担割合(1円単位)の累計(負担相当額)が上限額を超
えている場合を高額療養費が現物給付されたとみなします。
(例1)前期高齢単独(1割据え置き)(一般)
・6001点以上の場合・・高額療養費が現物給付されたとみなします
(6001点X10円X2割=12002円>12000円)
・6000点以下の場合・・高額療養費が現物給付されたとみなしません
(6000点X10円X2割=12000円=12000円)
(例2)後期高齢単独(1割)(一般)
・12001点以上の場合・・高額療養費が現物給付されたとみなします
(12001点X10円X1割=12001円>12000円)
・12000点以下の場合・・高額療養費が現物給付されたとみなしません
(12000点X10円X1割=12000円=12000円)
※災害免除は請求点数に関係なく、現物給付されたとみなします
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□対応範囲:明細書
□管理番号:kk28516
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
山梨県のマル老(141)併用時のレセプト記載についてご要望がございます。
4月診療分(入院)について、国保連合会より下記内容について指摘があった
そうです。
【登録内容】
・入院患者
・国保(限度額認定証C:上限35400)+141マル老1割(低所得:上
限24600円)
・「31入退院登録」および「21診療行為」の保険組み合わせは国保+
141マル老1割・高額療養費の現物給付対象
【レセプト特記事項欄】
・19低所
【レセプト療養の給付欄の負担金額欄】
・保険欄→空白・(1)欄→24600円
【連合会からの指摘内容】
・特記事項欄に19低所得の記載があり、高額療養費の現物給付対象であれば、
レセプト療養の給付欄の負担金額の保険欄に35400円の記載が必要である。
・19低所得に限らず、高額療養費の現物給付対象であれば上限金額を記載し
てください。との事です。
また、現在は返戻にはしていないが、今後返戻になる可能性がある。
□対応内容
山梨県地方公費41老人のレセプト記載対応(平成24年4月診療分〜)
70歳未満現物給付で、主保険+41老人の場合、高額療養費が現物給付され
ている場合でも、保険欄−一部負担金欄は空欄としていましたが、平成24年
4月診療分からは金額記載するよう対応しました。
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□対応範囲:明細書
□管理番号:kk28624
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
愛知県独自の特定疾患医療給付事業の対象としています血清肝炎・肝硬変の高
額療養制度における所得区分の取扱いについてです
平成24年3月までは一律の金額でしたが、平成24年4月以降からは所得に
応じて変更になりました
□対応内容
愛知県地方公費”191”のレセプト記載対応(平成24年4月診療分〜)
国保・後期高齢レセプト(現物給付)の保険欄−一部負担金欄の記載について、
所得区分に応じた金額での記載とするよう対応しました。
※平成24年3月診療分までは、一律一般の金額で記載
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□対応範囲:明細書
□管理番号:kk28639
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
後期高齢者+972マル長+89マル福(名古屋市福祉給付金制度対象)患者
で、月の途中から15更生医療公費になった患者のレセ印字について、愛知県
国保連合会より、療養の給付の一部負担金印字が誤っていると指摘がありまし
た
現在の印字は、添付資料のとおりですが、( )書きの下段の “(0)”は
“(5000)”が正しいとのことでした
※更生医療負担分の5000円を89マル福が負担するので、(5000)に
なるとの指摘
□対応内容
愛知県後期高齢レセプト記載(記録)対応(入・外)
(1)”後期+全国公費+地方公費”と”後期+地方公費” の2種類の保険組
み合わせで診療を行った場合の記載 (記録)対応
(例)外来
後期1割+021(上限5000円)+189 請求点15000点
後期1割+189 請求点410点
(12000) (12000)
( 410 ) ( 5410 )(※)
保険 15410 12410 12410
公費1 15000 5000 → 5000
公費2 15410
(※)公費1一部負担金(5000円)を加算する。
(2)”後期+全国公費+地方公費+長期”と
”後期+地方公費+長期”の2種類の保険組み合わせで
診療を行った場合の記載(記録)対応
(例)外来
後期1割+015(上限5000円)+189+972 請求点
15000点
後期1割+189+972 請求点410点
(10000) (10000)
( 0 ) ( 5000 )(※)
保険 15410 10000 10000
公費1 15000 5000 → 5000
公費2 15410
(※)公費1一部負担金(5000円)を加算する。
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□対応範囲:明細書
□管理番号:kk28519
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
国保+更正(15)+身障(法別81、公費の種類195)+マル長のレセプトの保険一
部負担が10000円となっているが、12760円と記載してください。と国保より連
絡がありました。35668点が国保+更正(15)+身障(法別81、公費の種類195)
+マル長で2760点が国保+身障(法別81、公費の種類195)+マル長の入力をして
います。診療実日数は保、公1、公2共、全日数が必要です。
□対応内容
愛媛県国保・後期高齢レセプト記載(記録)対応(高齢者のみ)(入・外)
(1)”主保険+全国公費+地方公費”と”主保険+地方公費”
又は”主保険+全国公費”と”主保険+地方公費”
の2種類の保険組み合わせで診療を行った場合の記載(記録)対応
(例)入院
国保(前期)1割+015(上限999999設定) 請求点50000点
国保(前期)1割+195 請求点9000点
(44400) (44400)
( 0 )(※1)
保険 59000 53400 44400 (※2)
公費1 50000 44400 → 44400
公費2 9000
(※1)記載(記録)を行う。
(上限額−公費1一部負担金)と(公費2のみに関わる主保険の負担相当額)
を比較し、小さい金額を記載(記録)する。
44400円−44400円=0円(上限額−公費1一部負担金)
9000円(公費2のみに関わる主保険の負担相当額)
0円<9000円
(※2)
44400円+0円=44400円(再掲(上)(下)の合算金額)
(2)”主保険+全国公費+地方公費+長期”と
”主保険+地方公費+長期”又は
”主保険+全国公費+長期”と
”主保険+地方公費+長期”の2種類の保険組み合わせで診療を行った
場合の記載(記録)対応
(例)外来
後期1割+015(上限5000円)+195+972 請求点
15000点
(10000) (10000)
( 2760 ) (※1)
保険 17760 10000 12760 (※2)
公費1 15000 5000 → 5000
公費2 17760
(※1)記載(記録)を行う。
公費2のみに関わる主保険の負担相当額を加算する。
0円+2760円=2760円
(※2)
10000円+2760円=12760円(再掲(上)(下)の合算金額)
(3)”主保険+全国公費+地方公費+長期”
の保険組み合わせで診療を行った場合の記載(記録)対応
(例)外来
後期1割+015(上限5000円)+195+972 請求点
15000点
(10000) (10000)
( 0 )(※)
保険 15000 10000 10000
公費1 5000 → 5000
公費2
(※)”0”記載(記録)を行う。
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(D)総括表、公費請求書
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□対応範囲:総括表、公費請求書
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
業務メニュー「44 総括表・公費請求書」よりレセ電データ作成して審査支払
機関に提出したが、提出したデータに全ての患者が記録されていない場合があ
る。
後日改めてレセ電データの作成を行うと全ての患者が正常に記録される。
□対応内容
この問い合わせが複数ユーザから寄せられましたが、再作成時に現象が再現し
ないことから原因の特定が困難となっていました。
このことから、レセ電データの作成漏れを防ぐ為と、早急な原因特定を可能と
する為、請求管理テーブルにデータが存在し、かつレセ電テーブルにデータが
存在しない場合について、「44 総括表・公費請求書」でレセ電データ作成時
に「レセ電データが存在しません」とエラーメッセージを表示します。
(該当患者の患者番号も併せて表示を行います)個別指示画面でのレセ電デー
タ作成時は既に画面でのチェックを行っていますので、一括作成時のみとしま
す。また、該当患者については請求管理画面の年齢欄の下に「レセ電データが
ありません」と表示します。
ただし、下記に該当するレセプトについてはエラーとしていません
1.システム管理2005 で保険者が特定できない災害該当レセプトのレセ電記録を
記録しないと設定してる場合
2.システム管理2005 でレセ電出力区分の設定を行っていない場合
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□対応範囲:総括表、公費請求書
□管理番号:support20120615-007
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
サポートセンタ様より下記お返事をいただきましたので、病院様にお伝えしレ
セプト提出先へ確認をしていただきした。
’L2118のエラーについて不備な点が見当たりませんでした。
レセプト提出先へご確認いただけますでしょうか。’
病院様より国保連合会様からの下記お答えをいただきました。
’返戻データを取り込みます時に、一人の患者様に対して
(1)書き換え可能なデータと(2)変更してはいけないデータの2種類を準備して
います。
修正して”L2118 履歴管理ブロックに返戻時の履歴管理ブロックと異なった
内容が記録されています。”
というエラーが出る原因として考えられますのは、’傷病詳記が途中で切れて
しまっていること’か’元とデータが変わってしまっていること’と思います。
データを取り込む時か請求する時に傷病詳記が切れてしまっているのではない
でしょうか。’
□対応内容
症状詳記文字数拡張に伴う対応に一部不備があり、症状詳記レコードを含む患
者が返戻となった場合にその文字数により返戻データが途中で切れた形式で取
り込まれたり、まったく取り込まれない場合がありましたので修正しました。
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