パッチ提供(第2回)◆日医標準レセプトソフト ver 4.6.0 全1件:明細書
■厳重注意事項
【厳重注意事項】
(1) データベース二重化の環境では、データベースの不整合が発生する場合が
ありますので、従サーバ、主サーバの順でプログラム更新を実行してください。
(2) バージョンは 4.6.0 であってもプレリリース版をインストール
しているシステムに対しては「プログラム更新」を行わないで
ください。
必ず正式リリース版にアップグレードを行ってからさらに
「プログラム更新」を行ってください。
インストールバージョンの確認方法
kterm などで次のコマンドを入力してください。
$ dpkg -s jma-receipt
Version: 1:4.6.0-1+0jma0.pre.n (n は数字)
というようにVersion情報にpreという文字列がある場合は
プレリリース版です。
■プログラム更新処理手順について
プログラム更新処理手順について
「トップメニュー」から「03 プログラム更新」を選択します。
「更新」ボタンをクリックするかF12キーを押します。
「プログラム更新を実行します。よろしいですか?」に対し
「OK」をクリックするかF12キーを押します。
3分〜5分程度待ちます。
(ダウンロードを行うため回線の込み具合によりこれ以上かかる場合もあります。)
「状況」ボタンをクリックするかF11キーを押します。
画面中の一覧最下行の処理状態が「済」になればプログラムの取得は終了している
ことを表します。
これを確認したらメニューに戻って業務を再開してもかまいませんが
この処理は自動的に自システム(日レセ)の再起動を行いますのでその処理中には
画面がフリーズしたようにしばらく動かなくなることがあります。
しばらく(長くても1分程度)待っていただければ画面は動き出しますのでご注意
ください。
従サーバへのプログラム更新について
プログラム更新業務は接続している「日レセ」サーバ(通常は主サーバ)
に対してのみ修正プログラムの取り込みを行います。
従サーバに対しても修正プログラムの取り込みを行う必要がありますが
この場合は従サーバへ接続を切り替えて行います。
一番簡単な方法は従サーバマシンでglclientをローカル接続(-port
オプションなし)を行い業務画面を表示させます。
後は、主サーバの場合と同様の操作を行ってください。
■プログラム更新により修正される内容について
第2回:平成23年06月10日(2011-06-10)提供分
* パッチ提供に関するドキュメントは
PD-460-02-2011-06-10.pdf
です
(A)明細書
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□対応範囲:明細書
□管理番号:ncp20110609-006
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
「21診療行為」で投薬内容を入力し「登録」とすると手帳記載加算(薬剤情報
提供料)を算定します。よろしいですか?
と表示されるので「OK]として登録しました。
レセ電データを確認すると
120002370
113701310 13 と表示されオンライン請求でエラーとなりました。
正しい内容は
120002370 10
113701310 3 となります。
こちらで検証した所、診療行為画面で薬剤情報提供料コード
(120002370)と手帳記載加算コード(113701310)を手入力すると正しいレセ
電データとなりました。
不具合かと思われますので、レセ請求に為至急対応お願い致します。
□対応内容
診療区分13、14 で自動発生したデータが基本項目でデータ区分2の場合にレセ
電データの記録方法に誤りがありました。
例えば、薬剤情報提供料と手帳記載加算を自動発生にて算定した場合は以下の
ようになります。
(誤)
13 120002370 薬剤情報提供料
113701310 手帳記載加算(薬剤情報提供料) 13点
(正)
13 120002370 薬剤情報提供料 10点
113701310 手帳記載加算(薬剤情報提供料) 3点
【留意事項】プログラム更新処理によるパッチ適用後に再度レセプト作成処理
を行ってください。
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