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パッチ提供(第12回)◆日医標準レセプトソフト ver 4.6.0 全20件:診療行為/病名/会計照会/入退院登録/明細書/CLAIM/帳票

■厳重注意事項

【厳重注意事項】
(1) データベース二重化の環境では、データベースの不整合が発生する場合が
  ありますので、従サーバ、主サーバの順でプログラム更新を実行してください。

(2) バージョンは 4.6.0 であってもプレリリース版をインストール
  しているシステムに対しては「プログラム更新」を行わないで
  ください。
  必ず正式リリース版にアップグレードを行ってからさらに
  「プログラム更新」を行ってください。

  インストールバージョンの確認方法

  kterm などで次のコマンドを入力してください。
  $ dpkg -s jma-receipt
  Version: 1:4.6.0-1+0jma0.pre.n (n は数字)
  というようにVersion情報にpreという文字列がある場合は
  プレリリース版です。

■プログラム更新処理手順について

プログラム更新処理手順について

「トップメニュー」から「03 プログラム更新」を選択します。

「更新」ボタンをクリックするかF12キーを押します。

「プログラム更新を実行します。よろしいですか?」に対し
「OK」をクリックするかF12キーを押します。

3分〜5分程度待ちます。
(ダウンロードを行うため回線の込み具合によりこれ以上かかる場合もあります。)

「状況」ボタンをクリックするかF11キーを押します。
画面中の一覧最下行の処理状態が「済」になればプログラムの取得は終了している
ことを表します。

これを確認したらメニューに戻って業務を再開してもかまいませんが
この処理は自動的に自システム(日レセ)の再起動を行いますのでその処理中には
画面がフリーズしたようにしばらく動かなくなることがあります。
しばらく(長くても1分程度)待っていただければ画面は動き出しますのでご注意
ください。

従サーバへのプログラム更新について

プログラム更新業務は接続している「日レセ」サーバ(通常は主サーバ)
に対してのみ修正プログラムの取り込みを行います。

従サーバに対しても修正プログラムの取り込みを行う必要がありますが
この場合は従サーバへ接続を切り替えて行います。
一番簡単な方法は従サーバマシンでglclientをローカル接続(-port  
オプションなし)を行い業務画面を表示させます。
後は、主サーバの場合と同様の操作を行ってください。

■プログラム更新により修正される内容について

第12回:平成23年12月21日(2011-12-21)提供分

* パッチ提供に関するドキュメントは 
   PD-460-12-2011-12-21.pdf
  です

(A)診療行為

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□対応範囲:診療行為
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 入院診療行為入力で、算定日をまとめて入力する時に1行に22文字以上入力
 した場合、警告が解除できませんでした。
 日付の行は22文字以上入力した時はエラーとするように修正しました。

□対応内容

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□対応範囲:診療行為
□管理番号:kk26963
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 神戸市の自立支援助成の受給者証を持ってこられたケースの対応のお願いです。

 主保険 兵庫県国保
 公費  精神通院
 窓口負担が1回400円、月2回800円が明確に記載されています。
 京都市の医療機関名(今回の問い合わせ医療機関)が記載されています。

 京都府の基本設定では、兵庫県の「100」自立支援法市助成医療費を入力す
 るだけでは低所得の400円になりません。

□対応内容
 神戸市地方公費京都府対応
 神戸市用(100、200)の公費を京都府の医療機関で使用した場合のレセ
 プト対応です。

 自立支援医療+神戸市用(100、200)の保険組合せを使用した場合、レ
 セプトの自立支援医療の一部負担額欄に神戸市用(100、200)の負担金
 額を記載します。
 <注意事項>
 神戸市の方については、神戸市用の自立支援の受給者証しか所持されていませ
 んが、自立支援医療と神戸市用(100又は200)の公費を登録します。
 又、所得者情報で、自立支援医療の入外上限額は必ず”9999999”、他
 一部負担累計”0”と入力します。
 生活保護の方については、入外上限額を”0”とします。(その場合、神戸市
 用(100、200)の公費登録は不要です。)

 ※プログラム更新後、上記登録を行い再計算を行います。
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□対応範囲:診療行為
□管理番号:kk26874
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 平成24年1月より、仙台市の乳幼児医療費助成制度が子ども医療費助成制度
 へと変更になるようです。

□対応内容
 宮城県仙台市子ども医療費助成制度対応
 (平成24年1月診療分〜)
 外来 3歳以上〜小学3年 初診時のみ 日上限額500円
 入院 小学就学後〜中学3年 日上限額500円
    月上限回数10回
 使用する保険番号
 ・0歳〜2歳
  583 社保
  183 国保・4国保組合
  783 その他の国保組合
 ・3歳〜小学就学前
  263 社保・国保・4国保組合
  363 その他の国保組合
 ・小学就学後〜中学3年
  463 社保・国保・4国保組合
  563 その他の国保組合

 保険番号263、463
  外来・・初診時のみ一部負担金が発生します
  入外・・社保の70歳未満現物給付対象者でない場合、
      80,100+@を超える金額を患者負担に加算します。
 保険番号363、563
  外来・・初診時のみ一部負担金が発生します
  入外・・70歳未満現物給付対象者でない場合、80,100+
      @を超える金額を患者負担に加算します。

 ※70歳未満現物給付対象者でない場合の計算例
  入院 請求点数 49,514点 主保険3割の場合
  49,514点×10円×3割=148,542円(四捨五入)148540円
  80,100+((495,140−267,000)×0.01)=82,381円
  148,540円−82,381=66,159円
               (この金額を患者負担に加算)
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□対応範囲:診療行為
□管理番号:お電話でのお問い合わせ12月12日−病名疾患区分からの自動発生
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 Ver.4.6.0からの病名疾患区分より難病外来指導管理料の自動算定についてのお
 問い合わせです。
 リリース情報には、主病区分により優先が決定できない時は、「09 難病外来指
 導管理料」を優先とします。と記載されています。
 疾患区分に「05 特定疾患療養管理料」と「09 難病外来指導管理料」がある場合
 でどちらも主病名の場合上記に該当すると思うのですが診療開始日が「05 特定
 疾患療養管理料」病名が先の場合、特定疾患療養管理料を自動発生します。
 診療開始日が同じ場合、登録順が「05 特定疾患療養管理料」病名が先の場合特
 定疾患療養管理料を自動発生し、「09 難病外来指導管理料」病名が先の場合難
 病外来指導管理料を自動発生します。
 入力順を変更(↓↑にて)しても登録順が先の管理料を自動発生します。

 どちらも主病名ではない場合は事例1のように難病外来指導管理料を自動発生し
 ますが上記の場合の事例がないのですがこの動作は仕様でしょうか。

 胃炎 開始日23.4.1 主病名 特定疾患療養管理料
 スモン 開始日23.4.2 主病名 難病外来指導管理料
 特定疾患療養管理料を自動発生

 胃炎 開始日23.4.1 主病名 特定疾患療養管理料 先に登録
 スモン 開始日23.4.1 主病名 難病外来指導管理料 後に登録
 特定疾患療養管理料を自動発生

 スモン 開始日23.4.1 主病名 難病外来指導管理料 先に登録
 胃炎 開始日23.4.1 主病名 特定疾患療養管理料 後に登録
 難病外来指導管理料を自動発生

 ご確認いただけますでしょうか。

□対応内容
 病名の疾患区分から自動発生する指導料で、同じ診療科で疾患区分09と05
 の病名が共に主病だった場合、先の病名の疾患区分が05であれば、難病外来
 指導料ではなく、特定疾患指導料を算定していました。
 疾患区分が09の病名が主病であれば、難病外来指導料を算定するように修正
 しました。
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□対応範囲:診療行為
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 薬剤の併用禁忌チェックについて
 チェックマスタの「4 薬剤と併用禁忌」でユーザが登録した併用禁忌
 チェック内容を診療行為入力時にも行うようにしました。

□対応内容

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□対応範囲:診療行為
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 特定器材商品名マスタ(ユーザ設定点数マスタ)に金額と単位コードを追加し
 ました。

 金額は算定器材コードで指定した特定器材マスタの金額種別が「2 都道府県購
 入価格」の場合に設定できます。
 点数計算は以下による金額から算定します。
  特定器材商品名マスタの金額が0円の場合
   算定器材コードで指定した特定器材マスタの金額
  特定器材商品名マスタの金額が0円でない場合
   特定器材商品名マスタの金額
 レセプト電算データの単価も点数算定に使用したマスタの金額を記録します。

 単位は算定器材コードで指定した特定器材マスタの単位が設定されていない
 (000)場合に設定できます。
 レセプト電算データの単位は当マスタに設定がある場合はこれを記録します。

□対応内容

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(B)病名

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□対応範囲:病名
□管理番号:ncp20111202-022
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 「同じ病名が複数登録されています」とデータチェックでエラーが出たという
 お問合せがございました。
 ORCA単体でお使いになっておられ、電子カルテとの連動はありません。
 診療行為画面右下に「アレルギー性鼻炎」が二つ見え、1つは内科、1つは
 「ar」という診療科になっていますがそもそも診療科は、全角でしか登録でき
 ないはずですが・・・
 どうやって登録されたのかが全くわかりません。

□対応内容
 患者病名登録時、年齢右の診療科をエラーになるように入力し、エラーの診療
 科をそのままにして病名入力後登録を行うと、エラーの診療科で登録ができて
 しまいましたので修正しました。
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(C)会計照会

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□対応範囲:会計照会
□管理番号:ncp20111129-013
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 会計照会画面より[F4剤変更]機能を使って、検査EFの剤変更をします。
 検査EFが入力された番号を選択し、入力されている内容に特定機材コード
 (700590000)数量1を挿入して登録しますと、会計照会画面での数
 量表示が「1/1」と表示されます。
 診療行為入力画面から訂正処理で同様な操作をして、会計照会画面を確認しま
 すと「1」と表示されます。
 表示の不具合でしょうか?

□対応内容
 会計照会の剤変更で、フィルムを算定している場合に検査でも分画数の設定を
 して登録していました。
 画像診断のフィルム以外は分画数の設定をしないように修正しました。
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(C)入退院登録

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□対応範囲:入退院登録
□管理番号:request20110929-002
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 退院日と同日に自賠責保険で入院した場合についてなんですが、、退院日と同
 日に入院登録すると保険のレセプトに自賠責の入院歴が印字されるようになっ
 ております。
 入院日をずらせば印字しないようにできますが、金額も変わってくるため医療
 機関はあまりしたくないようです。
 こういったケースはあまりないようですが、退院日と同日に再入院した場合で
 も保険が違っていれば他の保険の入院歴を印字しないように対応を検討してい
 ただけないでしょうか。

□対応内容
 医保での退院日と同日に自賠責保険(又は労災保険)で再入院した場合に、医
 保レセプトの摘要欄に自賠責保険(又は労災保険)で再入院した入院歴が記載
 されていましたので修正しました。
 これに伴い、医保で退院日に算定した食事と、自賠責保険(又は労災保険)で
 再入院日に算定した食事の計算に誤りがありましたので併せて修正しました。
 自賠責保険(又は労災保険)の退院日に医保で再入院した場合も同様です。
 同日再入院日の食堂加算については、退院分で食事の算定がある場合は退院分
 で算定することとし、再入院分での算定は行わないこととします。退院分で食
 事の算定が無い場合は再入院分での算定を行うこととします。
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□対応範囲:入退院登録
□管理番号:support20111216-005
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 ◇入院期間:H23.9.5〜H23.11.1
 保険組合せを[0001 後期高齢者]から[0002 後期高齢者 特定負有(入院
 上限額:5,500円)]に変更して退院再計算の請求確認画面で登録をクリックす
 ると「今回請求額がゼロ以下になります。調整金を再入力して下さい。」とい
 うエラーが表示されて登録できません。
 エラーを閉じると調整金1欄にカーソルがあたります。
 操作手順につきましては、
 1.[0001 後期高齢者]でH23.9のみ定期請求、H23.10とH23.11は退院登録時
 に請求。(すべて未入金の状態。)
 2.保険組合せを[0001 後期高齢者]から[0002 後期高齢者 特定負有]に
 変更し、H23.9分を再度定期請求。(正常に処理は終了しました)
 3.H23.10分とH23.11分の退院再計算を行おうとしたところ、エラーが発生。
 ※各診療月の請求金額は下記の通りです。
 <H23.9>
 訂正請求額:18,582
 <H23.10>
 訂正前請求額:48,764
 訂正後請求額:9,864
 <H23.11>
 訂正前請求額:9,303
 訂正後請求額:5,613
 システム管理マスタ[5000 医療機関情報−入院基本]の退院再計算は
 「1 収納訂正」の設定になっております。

□対応内容
 システム管理マスタ[5000 医療機関情報−入院基本]の退院再計算を「1 収
 納訂正」の設定にしている状態で、下記の手順で処理を行うと請求確認画面で
 登録ボタンをクリックした際に「今回請求額がゼロ以下になります。調整金を
 再入力して下さい。」のエラーメッセージが表示されて登録が行えませんでし
 たので修正しました。
 (1)月跨ぎで退院登録処理を行う(退院請求が2月分となるようにする)。
 (2)入院期間の保険組合せを全て変更する(医保→医保+公費等)。
 (3)退院再計算処理を行う。
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(D)明細書

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□対応範囲:明細書
□管理番号:ncp20111118-009
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 10月分レセプトを11/5に一括作成を行い、病棟別出力を行った場合に、
 11月に転科転棟すると月に関係なく、最後の診療科の病棟で出力されてしま
 います。
 10月分レセプトのチェックを行う際に病棟毎にレセプトを振り分けなければ
 ならないのですが、11月の転科転棟の内容を取ってしまうと、さらに振り分
 けの作業を行わなければなりません。
 当月のレセプトの病棟出力なのに、翌月の診療科で出力されてしまうと、振り
 分け作業も行わなければならないため、使用することが大変厳しい状況です。
 病棟別出力を行う際には、当月最後の診療科で出力することはできないでしょ
 うか?

□対応内容
 入院レセプトの一括作成時に病棟別出力を行ったとき、対象診療月の翌月以降
 に転科転棟した場合も病棟設定の対象としていたために対象診療月と異なる病
 棟が設定されていましたので修正しました。
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 ────────────────────────────────────
□対応範囲:明細書
□管理番号:ncp20111104-009
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 診療行為の画像診断の入力で、単純撮影のフィルム四つ切1枚を2分画で撮影
 した場合
 レセプトプレビューでは「四つ切 1枚 2分画」と確認できるので、入力方
 法は間違っていないと思うのですが、レセ電ビューアのレセプトプレビューで
 確認すると「四つ切 1枚」となっていて、レセ電には2分画である情報が含
 まれていないため返戻となるようです。

□対応内容
 画像診断フィルムのレセプト記載及びレセ電記録について
 以下の対応を行いました。
 (点数マスタ診療行為コードの先頭1桁目が”7”でデータ区分が”3”であ
 るものが対象)
 (1)名称に(〇分割)がつくフィルムの場合
  分画数入力が1を超える場合、レセプト記載で”〇分画”の記載をしません。
  (例)
   四ツ切(4分割) 1枚 4分画
     ↓
   四ツ切(4分割) 1枚
 (2)名称に(〇分割)がつかないフィルムの場合
  分画数入力が1を超える場合、レセ電記録で特定器材レコード(TO)に”〇
  分画”のコメントを記録します。
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□対応範囲:明細書
□管理番号:kk26717
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 広島県福祉医療公費負担制度に係るレセプト等の記載について、福山医師会様
 から[2011/10/12]付けで資料が提示されておりますが、同内容につきまして広
 島国保へ確認したところ、資料内容にある「負担金額欄・・・患者窓口負担が、
 負担区分に応じた高額医療費の自己負担限度額を超えない場合は空欄とします」
 とは、「地方公費(90・91・92)の患者窓口負担額が高額療養の上限額
 を超えることはないのでレセプトの負担金額欄へ記載が必要無い」と言う意味
 であるため、それに順ずるようにレセコン側で対応して欲しいとのことでした。

□対応内容
 広島県地方公費(法別90,91,92)のレセプト記載(記録)対応
 国保の70歳未満現物給付対象者で、上記地方公費を含むレセプトが対象とな
 ります。
 (国保+全国公費+地方公費や国保+地方公費 など)
 高額療養費が現物給付されている場合
  保険欄−一部負担金欄の記載をする
   ↓
  保険欄−一部負担金欄の記載をしない(空欄)
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□対応範囲:明細書
□管理番号:kk26855
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 東京都 国保+21通院精神+93患者票+82マル都医療のレセプト記載について連合
 会より連絡があったそうです。
 国保と国保+マル都医療と国保+21通院精神+93患者票の保険組み合わせで入力し
 ました。
 レセプトに
 公費1 21通院精神
 公費2 82マル都医療
 公費3 93患者票
 の順番で負担者番号や実日数、療養の給付が記載されますが東京都国保連合会管
 理課に確認した所、21通院精神と93患者票はセットなので
 公費1 21通院精神
 公費2 93患者票
 公費3 82マル都医療
 の順番で記載するようにとのことです。(レセ電データも同様です)

 現状のORCAでは、紙レセプト・レセ電データ共に
 公費1 21通院精神
 公費2 82マル都医療
 公費3 93患者票
 の順番で記載されるので実日数や療養の給付も同様です。

 現状のORCAの記載では間違いの為毎回医院へ連絡をするそうなので
 公費1 21通院精神
 公費2 93患者票
 公費3 82マル都医療
 の順番で記載するよう修正願います。

□対応内容
 東京都地方公費のレセ記載順対応

 地方公費の優先順位を(193)、(182・282)、以下保険番号順とし
 ます。

 (例)主保険+021+193と主保険+182+180で診療行為入力を行
 った場合
 第1公費:021
 第2公費:193
 第3公費:182
 第4公費:180
 の順で記載します。
 ────────────────────────────────────
 ────────────────────────────────────
□対応範囲:明細書
□管理番号:support20111203-006
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 レセプト電算テーブルのレセ電データ項目で、検査の場合に回数は、1回なの
 に、日にちの情報は、全ての日に1のフラグがたつ場合があります。
 入院データで事象が発生しました。(外来はまだテストしていません。)

□対応内容
 入院分のレセプト電算データに記録する算定日情報について、検査判断料の直
 後に診療識別90、92、97のいずれかが記録される場合に、検査判断料の
 算定日以外に回数が記録されていました。また、特別食加算を算定時に算定日
 以外に回数が記録されていましたので修正しました。
 算定日情報の記録に準じて食事の記録を以下のように見直しました。

 例 入院期間 11月1日から11月30日(食事は3食/日)
   特別食加算 11月1日に1食、11月2日と3日に2食

 修正前の記録内容
 97 入院時食事療養(1)     3食  920 × 30
 特別食加算(食事療養)        1食    76 ×  1
 特別食加算(食事療養)        2食  152 ×  2
   食事療養標準負担額(一般) 3食  780 × 30

 修正後の記録内容
 97 入院時食事療養(1)     3食 1920 ×  1
 特別食加算(食事療養)        1食   76 ×  1
   食事療養標準負担額(一般) 3食  780 ×  1
 97 入院時食事療養(1)     3食 1920 ×  2
 特別食加算(食事療養)        2食  152 ×  2
   食事療養標準負担額(一般) 3食  780 ×  2
 97 入院時食事療養(1)     3食 1920 × 27
   食事療養標準負担額(一般) 3食  780 × 27
 ※紙レセプトの摘要欄に記載されているイメージでの記録となります。
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□対応範囲:明細書
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 災害レセプト(災2)のコメント記載(記録)修正
 (災2)
 猶予措置等に係る診療等とそれ以外の診療等を区別することが困難な明細書

 ”それ以外の診療等”に関わる一部負担金と食事標準負担額の記載(記録)に
 ついて下記のように修正しました。
 平成23年3月診療分
 【震災以前一部負担金】       〇〇〇円
 【震災以前食事生活療養標準負担額】 〇〇〇円

 上記以外の診療分
 【非減免対象分扱い一部負担金】   〇〇〇円
 【非減免対象分扱い食事標準負担額】 〇〇〇円

□対応内容

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□対応範囲:明細書
□管理番号:kk27152
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 先日、東大阪市より「国民健康保険一部負担金の減免及び徴収猶予の取扱い」
 の変更についての通知が送付されました。
 この「国民健康保険一部負担金の減免及び徴収猶予の取扱い」とは、国保の一
 部負担金分を東大阪市が助成するというもので、これまでは健保分は通常通り
 レセプト請求し、一部負担金分は書面で東大阪市に別請求するという扱いにな
 っておりました。
 患者負担はありません。
 これが、H24年1月請求分より国保連合会に請求することとなり、該当の患者レ
 セプトには下記の通り記載するよう通知されました。
 ・電子レセプトの場合
 レセプト情報内の「保険者レコード(HOレコード)」内にある「証明書番号」
 に、「国民健康保険一部負担金減免徴収猶予承認不承認通知書」に記載されて
 いる「決定区分」の番号1又は2を入力する。
 ・紙レセプト
 摘要欄に「国民健康保険一部負担金減免徴収猶予承認不承認通知書」に記載さ
 れている「決定区分」の番号「決定区分1又は2」と記載する。

□対応内容
 東大阪市国保の減免レセプト記載(記録)対応
 保険者番号”270280”又は”67270280”の減免対象者について、
 減免公費登録(960〜963)を行う際、公費受給者番号欄(1桁目)に
 「国民健康保険一部負担金減免徴収猶予承認不承認通知書」に記載されている
 決定区分の番号”1”又は”2”を入力して下さい。
 ”1”又は”2”の入力を行った場合は、下記の通りとなります。
 <レセプト>
 摘要欄に”決定区分1”又は”決定区分2”を記載します。
 <レセ電>
 HOレコードの証明書番号欄に”1”又は”2”を記録します。
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(E)CLAIM

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□対応範囲:CLAIM
□管理番号:support20111122-025
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 新APIの病名登録時、一連病名による登録方法で『急性上気道炎の疑い』な
 どを送信した場合、疑いフラグが『急性かつ疑い』ではなく『疑い』のみで登
 録されてしまいます。

□対応内容
 CLAIMで病名コードの設定はなく病名のみ設定の場合、「急性上気道炎の疑い」
 のように疑いフラグに「急性」「の疑い」が設定される病名のとき疑いフラグ
 の設定ができていませんでしたので修正しました。
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(F)帳票

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□対応範囲:帳票
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 入院診療費明細書および月次帳票の会計カードについて、自費保険の入院時食
 事(生活)療養費の標準負担額の編集を行わないようにしました。
 (自費保険の場合、入院時食事(生活)療養費=標準負担額となるためです)

□対応内容

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□対応範囲:帳票
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 チェックマスタリストの「1 薬剤と病名」、「2 診療行為と病名」及び「6 投
 与禁忌薬剤と病名」について以下の修正を行いました。
 (1)”#”が編集さていている病名(疑い病名を認めない設定がされている病名)
  が明細にある場合、帳票の見出しに”#”の説明を記載するようにしました。
 (2)”完”・”前”・”後”の一致条件が編集さていている病名(部分一致以外
  の条件が指定されている病名)が明細にある場合、帳票の見出しに”完:完
  全一致”等の説明を記載するようにしました。
 (3)”×”が記載されている薬剤・診療行為(チェックしない設定の薬剤・診療
  行為)が明細にある場合、帳票の見出しに”×”の説明を記載するようにし
  ました。(「1 薬剤と病名」、「2 診療行為と病名」のみ)

□対応内容

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トップ > 日医標準レセプトソフト > 更新情報 > 改善・不具合等パッチ対応履歴 > Ver.4.6.0 > パッチ提供(第12回)◆日医標準レセプトソフト ver 4.6.0 全20件:診療行為/病名/会計照会/入退院登録/明細書/CLAIM/帳票

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