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パッチ提供(第15回)◆日医標準レセプトソフト ver 4.6.0 全17件:診療行為/病名/入退院登録/入院会計照会/明細書/帳票/その他

■厳重注意事項

【厳重注意事項】
(1) データベース二重化の環境では、データベースの不整合が発生する場合が
  ありますので、従サーバ、主サーバの順でプログラム更新を実行してください。

(2) バージョンは 4.6.0 であってもプレリリース版をインストール
  しているシステムに対しては「プログラム更新」を行わないで
  ください。
  必ず正式リリース版にアップグレードを行ってからさらに
  「プログラム更新」を行ってください。

  インストールバージョンの確認方法

  kterm などで次のコマンドを入力してください。
  $ dpkg -s jma-receipt
  Version: 1:4.6.0-1+0jma0.pre.n (n は数字)
  というようにVersion情報にpreという文字列がある場合は
  プレリリース版です。

■プログラム更新処理手順について

プログラム更新処理手順について

「トップメニュー」から「03 プログラム更新」を選択します。

「更新」ボタンをクリックするかF12キーを押します。

「プログラム更新を実行します。よろしいですか?」に対し
「OK」をクリックするかF12キーを押します。

3分〜5分程度待ちます。
(ダウンロードを行うため回線の込み具合によりこれ以上かかる場合もあります。)

「状況」ボタンをクリックするかF11キーを押します。
画面中の一覧最下行の処理状態が「済」になればプログラムの取得は終了している
ことを表します。

これを確認したらメニューに戻って業務を再開してもかまいませんが
この処理は自動的に自システム(日レセ)の再起動を行いますのでその処理中には
画面がフリーズしたようにしばらく動かなくなることがあります。
しばらく(長くても1分程度)待っていただければ画面は動き出しますのでご注意
ください。

従サーバへのプログラム更新について

プログラム更新業務は接続している「日レセ」サーバ(通常は主サーバ)
に対してのみ修正プログラムの取り込みを行います。

従サーバに対しても修正プログラムの取り込みを行う必要がありますが
この場合は従サーバへ接続を切り替えて行います。
一番簡単な方法は従サーバマシンでglclientをローカル接続(-port  
オプションなし)を行い業務画面を表示させます。
後は、主サーバの場合と同様の操作を行ってください。

■プログラム更新により修正される内容について

第15回:平成24年01月26日(2012-01-26)提供分

* パッチ提供に関するドキュメントは 
   PD-460-15-2012-01-26.pdf
  です

(A)診療行為

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□対応範囲:診療行為
□管理番号:ncp20111227-003
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 診療行為入力画面で設定上限回数を超えたときの警告メッセージですが、入院
 履歴がない患者において「救急搬送診療料が入院期間中に算定されています。」
 のメッセージが表示されるようです。

□対応内容
 点数マスタに週上限回数が設定してある時、週上限の警告メッセージの内容が
 間違っていましたので修正しました。
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□対応範囲:診療行為
□管理番号:ncp20111228-009
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 医療機関から、処方入力しているのに入院患者の薬情が印刷できないと問い合
 わせがありました。
 印刷できない状況を確認すると、処方内容は登録しているのに帳票印刷画面に
 対象の日付分が表示されないという現象です。
 調べていますと決まった操作をした場合に同現象が起きることが分かりました。
 入院診療行為入力で診療区分60の血液検査等を11項目以上入力して登録し
 ます。
 その後同じ日の診療行為入力画面に投薬内容を同日付の環境で追加入力して登
 録します。
 (訂正診療日は使用しません。)
 薬情を発行するために、入院診療行為入力画面に患者を呼び出し帳票印刷ボタ
 ンを押しますが、診療日に登録した日付が表示されません。
 血液検査の内容は問わず項目数が11項目を超えるとなります。
 10項目以内であったり、生体検査などでは発生しません。
 いろんなパターンで検証しましたが、上記操作の場合のみ現象が起きます。

□対応内容
 入院で帳票印刷の対象とならない剤のみを15剤以上登録した後、改めて該当
 日に投薬等の帳票印刷の対象となる剤を登録した場合、帳票印刷画面へ表示す
 る対象とならないことがありましたので修正しました。
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□対応範囲:診療行為
□管理番号:ncp20120107-007
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 電子カルテから「初診」を送っているのですが日レセの「診療行為入力」画面
 で展開されたときに下記の場合に「再診」が自動発生されてしまい、Claimで
 送信した「初診」になりません。
 1.「診療行為入力」画面にて
   診察料なしで自費のみを算定して会計処理を行いました。
 2.再度「診療行為入力」画面を表示し、
   同じ患者番号を入力すると、「再診」が自動発生されます。
 ※日レセのClaim接続設定は「外来診察料展開」を「1 診察料変換」にして
  おります。

 1回目で診察料を算定する場合は再診から初診に変更することはできています。
 上記の場合でも初診に変更できるようにはならないでしょうか?

□対応内容
 初診料の算定されている中途終了データの展開で最終算定日が同日の時は診察
 料の変換を行っています。
 この為、当日の受診履歴に診察料の算定がなくても再診料へ変換していました。
 中途データに初診料があり受診履歴に診察料の算定がない場合は、初診料のま
 ま展開するように修正しました。
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□対応範囲:診療行為
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 外来の前回処方・再印刷指示画面の「再印刷」ボタンをクリックした時に表示
 する確認画面で、「F10 全部」ボタンをクリックしても処理をしていませんで
 したので修正しました。

□対応内容

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□対応範囲:診療行為
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 新生児の取扱いについて修正しました。
 1日生まれの場合28日まで新生児、29日から乳幼児の算定となります。

(注意)
 生後28日目に乳幼児の点数を算定している会計データを訂正で展開した時、
 乳幼児のコードがエラーとなります。
 また、手術などの乳幼児加算は新生児加算に自動変換しますので警告が発生し
 ます。

□対応内容

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□対応範囲:診療行為
□管理番号:kk27232
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 先日、 「仙台市子ども医療費助成制度」のプログラム提供がございましたが、
 1入院につき10日を限度として1日500円の利用者一部負担金が発生する
 場合の入力を試してみたところ複数月一度も退院せずに入院した場合、1ヶ月
 毎に1日500円(上限10日分)が計算されているようです。
 申し訳ございませんが、再度ご確認をお願い致します。

□対応内容
 宮城県仙台市子ども医療費助成制度対応
 (平成24年1月診療分〜)
 件名のパッチ対応を12月21日に行いましたが、
 入院(小学就学後〜中学3年)について再度対応しました。
 対象保険番号 : 463、563
 制度内容 : 日上限額500円(1入院10日分限度)
 ”初回”入院日を基準日として、1入院10日分限度の計算をします。
 <計算例1>
 (1)入院:1月5日〜
  ・1月分の患者負担は、500円X10日=5000円
  ・2月分の患者負担は、0円
  (1月5日が基準日。残算定日数は0日。)
 <計算例2>
 (1)入院:1月25日〜
  ・1月分の患者負担は、500円X7日=3500円
  ・2月分の患者負担は、500円X3日=1500円
  (1月25日が基準日。残算定日数は3日。)
 <計算例3>
 (1)入院:1月5日〜1月15日
  ・退院分の患者負担は、500円X10日=5000円
 (2)再入院:1月20日〜
  入退院登録:”1初回”で登録した場合
  ・1月分の患者負担は、500円X10日=5000円
  (1月20日が基準日。残算定日数は10日。)
  (退院分と併せて1月分の患者負担計は、
   5000円+5000円=10000円となる。)
  入退院登録:”2継続”で登録した場合
  ・1月分の患者負担は、0円
  (1月5日が基準日。残算定日数は0日。)
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(B)病名

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□対応範囲:病名
□管理番号:ncp20120113-008
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 1)22病名画面を開く
 2)[0当月」から「2全体]を選択する
 3)なぜか病名が表示される(どの患者かは不明)
 上記の状況がある医院でおきました。
 たまにこのようなことがおきるとの事です。
 連絡いただいて画面や操作を確認したのですが、確かに生じました。
 3)のときですが、患者番号の欄は空白です。

□対応内容
 ptid=0で登録された病名データが存在する場合、患者病名画面で患者番号未入
 力状態で年齢右の診療科、表示期間、入外区分を変更した場合に病名一覧に
 ptid=0の病名が表示されましたので修正しました。
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□対応範囲:病名
□管理番号:お電話でのお問い合わせ12月16日−病名補足コメント
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 Ver.4.6.0の補足コメントについて以下の2点の動作は仕様でしょうか。
 1、病名欄へ病名をワープロ入力
 補足コメント欄で入力CD検索を押下すると、自院病名以外の入力があるので自
 院病名検索はできませんとエラーになる。
 2、補足コメントを先にワープロ入力
 その後病名を入力すると補足コメントが消える。

□対応内容
 補足コメント欄で入力CD検索を押下すると、「自院病名以外の入力があるので
 自院病名検索はできません」とエラーになり検索が行えませんでしたので修正
 しました。
 患者病名画面で補足コメントを入力後、入力CD検索より病名を入力した場合に
 補足コメントが消えましたので修正しました。
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(C)入退院登録

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□対応範囲:入退院登録
□管理番号:kk27233
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 群馬県公費の運用について、ご教授ください。
 社保+福祉をお持ちで、高額療養費限度額認定証を取得していない患者様が入
 院された場合、高額療養費の限度額の部分(通常、限度額認定証ありの患者様
 が窓口で一部負担として支払う部分)を福祉医療費が持ち、
 自己負担分(1or3割)分 − 高額療養費 の差額を患者が窓口負担し、後日
 保険者へ申請により、患者へ償還払いされます。
 本年2月に資料提供させて頂きました中の、多数該当に関する事務取扱方法
 (文書記載ページp86〜)に記載されておりますが、福祉が持つ部分は、限
 度額認定証ありの一部負担金と同様に、1〜3回目と多数該当で変わってきま
 すが、現状、多数該当と認識させることが出来ず、福祉医療費(連記式)請求
 書、明細書にも、扱いの略称等が表記されません。
 また、上記の患者様の請求金額がきちんと表示されず、都度手計算をしている
 状態です。

□対応内容
 群馬県地方公費負担計算対応(平成23年4月診療分〜)
 (70歳未満かつ”社保又は国保組合”である場合を対象とします。)

 主保険+(145、245、146、246、143、243)の保険組み合わせの場合、かつ、
 限度額認定証がない場合
 <保険番号”965”(高額4回目)が公費登録してあり、該当月である場合>

 44,400円を超える金額を患者負担とし窓口請求します。
 【負担割合計算額】 と 【44,400円】 を比較し、金額を計算します。
 所得者情報参照し、低所得者である場合は
 【負担割合計算額】 と 【24,600円】 を比較し、金額を計算します。

 (例1)請求点数35,555点 主保険3割 所得区分:一般
 35,555点×10円×3割=106,665円(四捨五入)106,670円
 106,670−44,400=62,270円(患者負担)

 (例2)請求点数35,555点 主保険3割 所得区分:低所得
 35,555点×10円×3割=106,665円(四捨五入)106,670円
 106,670−24,600=82,070円(患者負担)
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□対応範囲:入退院登録
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 同日再入院日に食堂加算の自動算定ができませんでしたので修正しました。
 食堂加算の自動算定ができない事例
  1/20-1/25 入退院(食事及び食堂加算は退院日を除く1/24まで算定)
  1/25 より食堂加算算定可能病棟へ同日再入院を行った場合の25日分の食堂加
  算が自動算定されない。

□対応内容

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□対応範囲:入退院登録
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 同日再入院時の食事算定について、入退院登録画面で食事を「2 特食」と指
 定された場合であっても、再入院日の食事が一般食で会計作成されてしまう不
 具合がありましたので修正しました。

□対応内容

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(D)入院会計照会

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□対応範囲:入院会計照会
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 有効終了日のある保険組合せを一括修正欄に指定して終了日99として更新を行
 った場合、保険組合せの有効終了年月の翌月以降の会計データも更新対象とな
 っていましたので有効終了年月の翌月以降は更新しないよう修正しました。

□対応内容

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□対応範囲:入院会計照会
□管理番号:ncp20120113-020
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 包括診療行為設定にて、「522 精神療養病棟入院料」を包括処理している医療
 機関において、日次統計の「入院診療データ一括登録」を行うと、本来包括さ
 れる診療行為が、包括されておらず、該当する診療行為が登録されている日付
 を「21 診療行為」画面で、訂正診療日で開くと、包括診療として、登録される
 ようです。
 訂正診療日で開けば、包括されるとの事ですので、包括診療行為設定には、誤
 りが無いものと思います。
 何が原因でしょうか?

□対応内容
 入院診療データ一括登録の処理を行った場合、入院料に包括される項目が包括
 扱いとならないことがありましたので修正しました。
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□対応範囲:入院会計照会
□管理番号:お電話でのお問い合わせ11月24日−入院会計照会表示
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 入院会計照会で以下の入力をすると91日以上、180以上の日付が変わってきます。
 この動作が仕様かどうかご教授ください。
 23.3.22入院
 一般病棟入院登録
 91日以上 23年6月20日 180日以上 23年9月17日
 こちらは正しい動作だと思います。

 精神病棟入院登録
 91日以上 23年6月20日 180日以上 23年9月16日
 23年3月22日〜4月30日自院歴作成
 23年5月1日〜継続入院登録
 91日以上 23年6月19日 180以上 23年9月17日
 有床診療所の場合も同じになります。

 入院登録した場合は180日以上の日付が1日ずれていて歴作成を使用した場合
 91日以上の日付が1日ずれています。

□対応内容
 精神病棟(又は有床診療所)に入院登録時の入院会計照会180日以上表示を
 修正しました。
 自院歴からの継続入院登録時の91日以上表示については次回以降のパッチで
 修正する予定です。
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(E)明細書

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□対応範囲:明細書
□管理番号:kk27210
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 「86被爆」+「87長崎障害」を使用した場合は問題ありませんでした。
 ただし、こちらの確認不足だったのですが「87長崎障害」ではなく「87長崎障
 円単」を使用した場合の記載の対応がされていないようです。
 「87長崎障害」と同様に「87長崎障円単」への対応をお願いいたします。

□対応内容
 長崎県地方公費レセプト記載対応
 <”主保険+186+287”と”主保険+287”>
 又は、<”主保険+186”と”主保険+287”>の2種類の保険組み合わ
 せで診療行為入力を行った場合の保険欄−
 一部負担金及び一部負担金再掲記載対応

 (例)入院 後期高齢:一般所得者(1割)

 後期高齢+186 請求点 8825点
 後期高齢+287 請求点 2998点
              (11830)  (8830)
                       (3000)
 保険  11823点  11830 → 11830
 公費1  8825点
 公費2  2998点
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(F)帳票

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□対応範囲:帳票
□管理番号:ncp20120110-011
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 点数マスタよりリスト抽出を実施すると、84000001「電話再診( 回)」の
 抽出が出来ない。
 リストの対象範囲には、コメントのその他は、800000000〜899999999も含まれ
 ると明記されている。
 抽出条件として、
 「コメント」と「その他」にチェックで「入力コード点数マスタ一覧」では、
 抽出不可
 「診療行為」「医薬品」「コメント」にチェックで「入力コード点数マスタ
 一覧」では、抽出可能
 本来は、のチェックのみで抽出可能ではないでしょうか?
 84・・・から始まるコメント以外にも抽出にかかっていないみのが有るかもし
 れません。
 あわせての確認をお願い致します。

□対応内容
 入力コード点数マスタ一覧を出力する際に「コメント」の「その他」の条件か
 ら800000000〜899999999が対象外となっていましたので修正しました。
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(G)その他

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□対応範囲:その他
□管理番号:ncp20111216-006
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 データ移行ツールについてご質問がございます。
 患者公費情報の「負担者番号」ですが、「データ移行仕様書:データフォーマ
 ット編(第8版)」によると属性は「英数」と表記されているのですが、実際
 に全角文字の項目を移行しようとするとエラーとなり移行されません。
 日レセに直接入力を行うと、負担者番号欄には全角入力が可能ですのでこちら
 について改善は可能でしょうか。

□対応内容
 負担者番号について全角文字の移行を可能としました。
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