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パッチ提供(第70回)◆日医標準レセプトソフト ver 4.7.0 全12件:受付/診療行為/病名/入退院登録/明細書/請求管理/総括表、公費請求書/帳票

■厳重注意事項

【厳重注意事項】
(1) プログラム更新時において、データベースの構造変更処理が実行される場合が
  あります。
  データ量によっては、時間を要する場合がありますので、実行中は誤って、
  電源を切らないようにしてください。

(2) データベース二重化の環境では、データベースの不整合が発生する場合が
  ありますので、従サーバ、主サーバの順でプログラム更新を実行してください。

(3) バージョンは 4.7.0 であってもプレリリース版をインストール
  しているシステムに対しては「プログラム更新」を行わないで
  ください。
  必ず正式リリース版にアップグレードを行ってからさらに
  「プログラム更新」を行ってください。   インストールバージョンの確認方法   kterm などで次のコマンドを入力してください。   $ dpkg -s jma-receipt   Version: 1:4.7.0-1+0jma0.pre.n (n は数字)   というようにVersion情報にpreという文字列がある場合は   プレリリース版です。

■プログラム更新処理手順について

プログラム更新処理手順について

「トップメニュー」から「03 プログラム更新」を選択します。

「更新」ボタンをクリックするかF12キーを押します。

「プログラム更新を実行します。よろしいですか?」に対し
「OK」をクリックするかF12キーを押します。

3分〜5分程度待ちます。
(ダウンロードを行うため回線の込み具合によりこれ以上かかる場合もあります。)

「状況」ボタンをクリックするかF11キーを押します。
画面中の一覧最下行の処理状態が「済」になればプログラムの取得は終了している
ことを表します。

これを確認したらメニューに戻って業務を再開してもかまいませんが
この処理は自動的に自システム(日レセ)の再起動を行いますのでその処理中には
画面がフリーズしたようにしばらく動かなくなることがあります。
しばらく(長くても1分程度)待っていただければ画面は動き出しますのでご注意
ください。

従サーバへのプログラム更新について

プログラム更新業務は接続している「日レセ」サーバ(通常は主サーバ)
に対してのみ修正プログラムの取り込みを行います。

従サーバに対しても修正プログラムの取り込みを行う必要がありますが
この場合は従サーバへ接続を切り替えて行います。
一番簡単な方法は従サーバマシンでglclientをローカル接続(-port  
オプションなし)を行い業務画面を表示させます。
後は、主サーバの場合と同様の操作を行ってください。

■プログラム更新により修正される内容について

第70回:平成27年4月23日(2015-04-23)提供分

* パッチ提供に関するドキュメントは 
   PD-470-70-2015-04-23.pdf
  です

(A)受付

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□対応範囲:受付
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 当日対象のドクターが100件以上ある時、受付で100件目以降となるドク
 ターコードで受付を行った時、受付の「現在の予約、受付状況」のドクター名
 が表示されていませんでしたので表示するように修正しました。
 また、受付一覧の選択一覧で、ドクターリストに表示されていないドクターで
 の受付があった時に名称が表示されませんでしたので修正しました。
 この時、ドクターリストは受付一覧に表示されているドクターのみ表示するよ
 うに変更しました。

□対応内容

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(B)診療行為

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□対応範囲:診療行為
□管理番号:support20150327-015
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 21診療行為にて内容入力後、登録ボタンを2回押して会計画面にて最後の登
 録を押したときに「診療行為CLAIM送信選択サブ」画面が出てF11登録のみを
 押しても登録されずに会計画面のままになる患者様が1名います。
 他の患者様は問題なく登録できます。

□対応内容
 診療行為の登録時にCLAIM送信画面を表示して登録を行った場合、登録エラー
 となってもエラーメッセージを表示しませんでした。
 CLAIM送信画面でもエラーメッセージを表示するように修正しました。
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□対応範囲:診療行為
□管理番号:request20150313-002
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 1)外来迅速検体検査加算の自動算定で、D017の3を複数回おこなった場合は複
 数回分の登録となるようにしてほしい。
 D017の3の場合は複数回あったら加算も複数項目分として請求できると社会保険
 診療報酬支払基金から指摘されたので。

□対応内容
 検査から外来迅速検体検査加算を自動発生する時に、検査が*2で入力された
 場合に1項目としていましたので、2項目とするように修正 しました。
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□対応範囲:診療行為
□管理番号:kk35518
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 倉敷市の医院さんで、054難病(上限2500円)と380障低所の公費を持って
 いる患者さんの問い合わせを受けました。
 内容としては、
 2/2は国保・難病・障低所で173点、一部負担170円
 2/6(1)は国保・難病・障低所で882点、一部負担180円
 2/6(2)は国保・障低所で712点、一部負担710円

 他一部負担入力画面では、
 2/2自院350円
 2/4他院1670円
 2/5他院480円
 2/6自院0円
 となっています。

 まず1つ目の質問として、
 2/5の時点で、難病公費での上限額が2500円に達しているので
 2/6(1)の一部負担金は上がってこないと思うのですが、180円であ
 がってくるのはなぜかというところです。

 2つ目の質問として、
 レセでの一部負担金額は、054難病公費で350円、380障低所で1058円と
 なっているのですが、国保から、障低所の一部負担金額は1058円ではなく
 1062円です、と訂正の連絡が入ったそうです。
 4円の端数はどこから生じたのでしょうか。

□対応内容
 負担金計算時の収納内部項目編集修正
 システム管理2010-負担金計算(3)タブ-全国公費併用時の特別計算
 (外来)の設定が「1」の場合の収納内部項目編集に不備がありましたので修
 正しました。

 (例)国保(3割)+054難病(上限2500円)+岡山県地方公費380
 2月2日:国保+054+380 (173点) 患者負担170円
 2月6日(1):国保+054+380 (882点) 患者負担180円
 2月6日(2):国保+380 (712点) 患者負担710円
 他一部負担入力
 2月4日 1670円
 2月5日 480円
 <レセプト>
 保険      1767
 公費1(054) 1055 350 → 350
 公費2(380) 1767 1058 1062(※)
 (※)
 2月6日(1)の負担金計算時の収納内部項目編集に不備がありました。パッ
 チ適用後に再計算又は診療訂正登録を行い、再度レセプト作成すると「106
 2」が記載されます。
 <補足>
 岡山県地方公費全般について、システム管理2010に設定がない場合、「全
 国公費併用時の特別計算(外来)」のデフォルト設定値を「1」とし、負担金
 計算を行っています。
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□対応範囲:診療行為
□管理番号:ncp20150415-005
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 産婦人科のクリニック様で、外来で特定疾患を算定していた患者様が、お産で
 入院となりました。
 退院後、また外来受診をされましたが、その際、特定疾患が算定できず、手入
 力してもエラーとなりました。
 長野県国保連合会審査管理課にこの場合の算定について問い合わせたところ、
 関東信越厚生局に問い合わせしてくださり、点数表のB000特定疾患療養管理料
 の注3の記載は保険での入院の場合に該当し、お産等の自費入院の場合は退院
 から1月以内であっても特定疾患療養管理料が算定できるとの回答だったとの
 ことでした。
 現状、エラーではじかれ、特定疾患の算定ができない為、レセプト提出ができ
 ておりません。

□対応内容
 退院日から1月以内のチェックで自費保険の入院は警告とするようにしました。
 管理料算定日の直近の退院日の保険組合せが自費保険
 (保険の種類の頭が「98」)であれば警告とし「警告!退院日より1月以内
 です」を表示します。
 自費保険以外であればエラーとなります。
 これは管理料の手入力の場合のみ入力可能となります。
 病名からの自動発生では退院日の保険判定は行いませんので、1月以内であれ
 ば自動発生しません。

 現在、プログラムによりチェックしている管理料は以下となります。
 初診算定日と退院日の1カ月チェック
 113001810 特定疾患療養指導料(診療所)
 113001910 特定疾患療養指導料(100床未満)
 113002010 特定疾患療養指導料(100以上)
 113700610 慢性疾患生活指導料(診療所)
 113700710 慢性疾患生活指導料(100床未満)
 113700810 慢性疾患生活指導料(100床以上)
 113002310 皮膚科特定疾患指導管理料(2)
 113000910 皮膚科特定疾患指導管理料(1)
 113002910 難病外来指導管理料
 113002210 小児療養指導料   ※退院日のみチェック
 113002850 てんかん指導管理料
 113010110 耳鼻咽喉科特定疾患指導管理料
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(C)病名

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□対応範囲:病名
□管理番号:support20150414-014
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 例えば、「もやもや病」という病名をコード登録後、患者病名として病名コー
 ド入力した場合の疾患区分の表示に青文字で表示されるはずの”特定疾患対象”
 の文字が表示されません
 いったん病名コード登録した後に、再表示すると表示されます
 また、病名欄に直接入力した場合も表示されます

□対応内容
 特定疾患コードと難病外来コードの両方が設定された病名を登録した自院病名
 を患者病名登録画面で入力したときに、右上の「特定疾患対象」の表示が行わ
 れませんでしたので修正しました。
 例)もやもや病
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(D)入退院登録

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□対応範囲:入退院登録
□管理番号:ncp20150129-025
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 下記のように入院登録を行った患者にハイケアユニット管理料が算定されてほ
 しいところが、一般入院基本料が算定されているそうです。
 H26.08.29 ? H26.10.10 療養病棟 回復期リハ
 H27.01.27 一般病棟 ハイケアユニット算定の病室
 回復期リハの入院が関係しているのでしょうか。

□対応内容
 入院登録時の特定入院料の通算日数のカウントについて修正しました。
 特定入院料を算定できる日数の限度は、他の特定入院料を算定した日数を控除
 して計算していましたが、これについて、施設基準で治療室を単位として算定
 を行う特定入院料に限り、既に算定済みの特定入院料(治療室単位で算定する
 ものに限る)と日数を通算するように修正しました。
 例:救命救急入院料を算定した後にハイケアユニット入院医療管理料の算定を
 行う場合、ハイケアユニットの上限日数21日から、救命救急入院料を算定済
 みの日数を控除して日数を限度して算定を行う。
 なお、施設基準が治療室単位でない特定入院料の場合は、他の算定済み特定入
 院料と日数の通算は行わないものとします。
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□対応範囲:入退院登録
□管理番号:support20150421-010
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 難病と生保併用で入院のレセプトの標準負担金額の公費1(難病)と公費2
 (生保)にそれぞれ23400円が記載されている事例がありました。基金に問い
 合わせされたところ、公費2の欄を「0」で記載するようにとのことでした。
 標準負担金額の公費2の欄に「0」を表示することは可能でしょうか。

□対応内容
 難病(54)・小児慢性(52)の食事負担計算修正
 ・難病単独で入院登録
 (生活保護世帯、月上限額0円、公費負担者番号(5桁目から3桁)が「6
 01」)
 この場合、食事が全額自己負担になっていましたので、「食事負担なし」とな
 るよう修正しました。
 ・小児慢性単独で入院登録
 (生活保護世帯、月上限額0円、公費負担者番号(5桁目から2桁)が「70
 」)
 この場合、食事が半額自己負担になっていましたので、「食事負担なし」とな
 るよう修正しました。
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(E)明細書

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□対応範囲:明細書
□管理番号:12/3 複数科保険入力 発症日記載
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 公費と公費対象外と打ち分けたときに、保険適用分と公費適用分とで、それぞ
 れ2つずつ発症日が記載されます。

□対応内容
 レセプト摘要欄のリハビリ開始日記載修正
 以下のような事例のリハビリ開始日記載を修正しました。
 (例)
 3月30日:後期高齢+難病(054)
 運動器リハビリテーション開始日
 運動器リハビリテーション料(1)
 4月1日:後期高齢+難病(054)
 運動器リハビリテーション料(1)
 4月3日:後期高齢
 運動器リハビリテーション開始日
 運動器リハビリテーション料(1)
 <4月レセプト摘要欄>
 *運動器リハ:発症 27年3月30日
 *運動器リハ:発症 27年4月 3日
 *運動器運動器リハビリテーション料(1)
 === 以下 難病 適用分 ===
 *運動器リハ:発症 27年3月30日
 *運動器リハ:発症 27年4月 3日
 *運動器運動器リハビリテーション料(1)
 ↓
 *運動器リハ:発症 27年4月 3日
 *運動器運動器リハビリテーション料(1)
 === 以下 難病 適用分 ===
 *運動器リハ:発症 27年3月30日
 *運動器運動器リハビリテーション料(1)
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(F)請求管理

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□対応範囲:請求管理
□管理番号:4/9 請求管理第三者行為
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 第三者行為から健保へ変更となったときに、レセプト個別作成で削除扱いとし
 ても請求管理を開くと、データが残っていますと のお問合せがありました。

□対応内容
 第三者行為から医保に変更等で自賠責の診療がなくなった患者をレセプトの自
 賠責の個別作成で指定したときに、作成済みの請求管理の削除を行う選択を行
 った場合の削除処理の条件に不備があり、自賠責の請求管理が削除できません
 でしたので削除できるようにしました。
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(G)総括表、公費請求書

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□対応範囲:総括表、公費請求書
□管理番号:support20150324-008
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 DPCの実施説明資料136ページ F-14行為明細点数については、出来高実績点数と
 同様にきざみ計算後の点数を記録するよう記載されております。
 現状は所定点数が記録されており、上記記録方法にはなっていません。

□対応内容
 点数マスタのきざみ点数による点数計算を行う診療行為についてEFファイルの
 F-14行為明細点数にきざみ計算後の点数を記録するように修正しました。
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(H)帳票

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□対応範囲:帳票
□管理番号:support20150403-038
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 薬剤情報提供書につきまして、ご連絡いたします。
 点数マスタで「1日1回就寝前に」の服用時点に登録をしております。
 例えば、眼・耳用リンデロン軟膏を処方した場合、「1日1回就寝前に」とい
 う服用方法を入力しました。
 薬剤情報提供書を出力した際、服用時点の「寝」に「15」と表示されてしま
 います。「全15g」と出てほしいところですが、「全g」と表示されてしま
 います。

□対応内容
 外用薬については服用時点の編集をやめて全量を正しく編集するように修正し
 ました。
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トップ > 日医標準レセプトソフト > 更新情報 > 改善・不具合等パッチ対応履歴 > Ver.4.7.0 > パッチ提供(第70回)◆日医標準レセプトソフト ver 4.7.0 全12件:受付/診療行為/病名/入退院登録/明細書/請求管理/総括表、公費請求書/帳票(2015-04-23)

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