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パッチ提供(第13回)◆日医標準レセプトソフト ver 4.8.0 全31件:登録/照会/診療行為/会計照会/入退院登録/データチェック/明細書/総括表、公費請求書/月次統計/帳票/地方公費・負担金計算関係/その他

■厳重注意事項

【厳重注意事項】
(1) プログラム更新時において、データベースの構造変更処理が実行される場合が
  あります。
  データ量によっては、時間を要する場合がありますので、実行中は誤って、
  電源を切らないようにしてください。

(2) データベース二重化の環境では、データベースの不整合が発生する場合が
  ありますので、従サーバ、主サーバの順でプログラム更新を実行してください。

(3) バージョンは 4.8.0 であってもプレリリース版をインストール
  しているシステムに対しては「プログラム更新」を行わないで
  ください。
  必ず正式リリース版にアップグレードを行ってからさらに
  「プログラム更新」を行ってください。   インストールバージョンの確認方法   kterm などで次のコマンドを入力してください。   $ dpkg -s jma-receipt   Version: 1:4.8.0-1+0jma0.pre.n (n は数字)   というようにVersion情報にpreという文字列がある場合は   プレリリース版です。

■プログラム更新処理手順について

プログラム更新処理手順について

「トップメニュー」から「03 プログラム更新」を選択します。

「更新」ボタンをクリックするかF12キーを押します。

「プログラム更新を実行します。よろしいですか?」に対し
「OK」をクリックするかF12キーを押します。

3分〜5分程度待ちます。
(ダウンロードを行うため回線の込み具合によりこれ以上かかる場合もあります。)

「状況」ボタンをクリックするかF11キーを押します。
画面中の一覧最下行の処理状態が「済」になればプログラムの取得は終了している
ことを表します。

これを確認したらメニューに戻って業務を再開してもかまいませんが
この処理は自動的に自システム(日レセ)の再起動を行いますのでその処理中には
画面がフリーズしたようにしばらく動かなくなることがあります。
しばらく(長くても1分程度)待っていただければ画面は動き出しますのでご注意
ください。

従サーバへのプログラム更新について

プログラム更新業務は接続している「日レセ」サーバ(通常は主サーバ)
に対してのみ修正プログラムの取り込みを行います。

従サーバに対しても修正プログラムの取り込みを行う必要がありますが
この場合は従サーバへ接続を切り替えて行います。
一番簡単な方法は従サーバマシンでglclientをローカル接続(-port  
オプションなし)を行い業務画面を表示させます。
後は、主サーバの場合と同様の操作を行ってください。

■プログラム更新により修正される内容について

第13回:平成27年6月25日(2015-06-25)提供分

* パッチ提供に関するドキュメントは 
   PD-480-13-2015-06-25.pdf
   平成27年1月診療報酬改定対応(難病・小児慢性対応)第五版
   入院EFファイル記録内容変更(平成27年度)
  です

(A)登録

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□対応範囲:登録
□管理番号:support20150528-008
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 難病法の負担金を修正した際の日レセの動きについて確認させていただきます。
 修正の手順は以下の通りに行っております。
 1.平成27年4月から平成27年9月末日までの負担金(5000円)の歴を「次月複
 写」で作成し、登録。
 2.診療行為等を入力後、負担金の設定の間違いに気づき、平成27年9月から、
 さかのぼった順番でそれぞれ選択し削除を行い、4月分のみ選択し、直接金額を
 2500円に修正し、「次月複写」を行ったところ、平成27年10月からの歴で「50
 00円」と修正前の負担金で歴が作成される。
 3.負担金の歴を全て削除し、4月分を「2500円」で再度作成後、「次月複写」
 を行ったところ、やはり、「5000円」で作成される。

□対応内容
 患者登録で所得者情報タブの公費負担額の登録で、既に登録された負担額の履
 歴を削除後、そのまま[次月複写]押下で負担額の複写追加をした場合、削除し
 た履歴の内容を複写の対象としていましたので含めないように修正しました。
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□対応範囲:登録
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 「難病の患者に対する医療等に関する法律に基づく特定医療の給付に係る公費
 負担者番号及び受給者番号の設定について」の一部改正について

□対応内容
 難病の実施機関番号追加対応
 難病の公費負担者番号は法別番号2桁・都道府県番号2桁・実施機関番号3桁
 ・検証番号1桁の計8桁の算用数字で構成されています。
 平成27年7月1日から実施機関番号に「602」が追加される事になりまし
 たので「602」についても、「601」・「501」同様の難病対応(平成
 27年1月改正対応資料参照)を行いました。
 「602」・・・自己負担限度額が0円で、食事自己負担なしの方
 <補足>
 既に支給認定された患者の医療受給者証の変更時期にばらつきがある事を想定
 し、「601」+自己負担限度額が0円の場合(食事負担が免除とならない方
 を除く)は、今までどおり食事自己負担なしとします。
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□対応範囲:登録
□管理番号:request20150226-002
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 H27.2.24のパッチで診療科および保険組合せコンボボックスのリスト数が変更
 されましたが、11受付も同様に選択できるようにしてください。

□対応内容
 診療科コンボボックスのリスト数を99としました。
 修正範囲は患者登録と受付です。
 また、患者登録と受付の当日の保険組合せの表示件数を15件から30件に変
 更しました。
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□対応範囲:登録
□管理番号:request20150129-001
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 患者登録画面で患者を呼び出したときに最初に表示される保険ですが、国保と
 自費の登録がある場合に、国保の有効期限が入力してあると、必ず自費が表示
 されます。
 医療機関様では、国保の場合有効期限の記載があるため、患者登録時に有効期
 限の入力をされていますが、保険確認時に最初に表示されるのが自費のため、
 大変煩わしいとのことです。
 おそらく、表示の優先順位の最初の条件が、適用終了日の日付が大きいものか
 ら表示しているかと思いますが、適用終了日の入力があっても、有効期限前で
 あれば、適用終了日を99999999とみなせば、保険が優先されて表示されるかと
 思います。
 国保と自費の登録があり、国保の有効期限が入力されている場合でも、有効期
 限前であれば、保険が優先されて表示されるように要望致します。

□対応内容
 患者登録画面での主保険の表示について優先表示するようにしました。
 システム管理の「1017 患者登録機能情報」の保険初期表示区分を設定して、
 保険の初期表示を変更します。
 ・「1 自費以外」
  有効期間内の自費保険(98X)以外の保険とする。
  対象の保険がなければ1件目となる。
 ・「2 自費・労災・自賠責・治験以外」
  有効期間内の自費・労災・自賠責・治験等(9XX)以外の保険とする。
  対象の保険がなければ1件目となる。
 なお、保険の表示順はシステム管理の設定に関係なく、従前通り有効開始日順
 となります。初期表示の保険が1件目とは限りません。
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(B)照会

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□対応範囲:照会
□管理番号:support20150604-013
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 「13照会」にて期間指定を行い、診療行為を回数指定で検索します。
 検索結果では1患者複数月あった場合は月ごとに表示され、回数及び合計は一番
 上に記載され件数はあっています。
 そのデータをCSV出力で抽出すると、1患者複数月あった場合は月ごとに表示
 され、回数及び合計とも全ての行に同じ件数が記載されていますので、結果重
 複している計算となります。

□対応内容
 CSVファイルの編集を画面に合わせました。
 1患者につき診療行為の回数の編集を複数月分行う場合、2月目以降について
 は診療年月と算定日以外の項目については編集を行わないようにしました。
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(C)診療行為

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□対応範囲:診療行為
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 外来分入力で投薬での薬剤を50明細以上入力した時、「登録」ボタンで画面
 がフリーズしましたので修正しました。

□対応内容

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□対応範囲:診療行為
□管理番号:ncp20150617-014
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 以下3つの検査を行った場合、主たるもの1つしか算定できないはずですが、
 診療行為画面で2つの検査が入力できてしまいます。
 抗シトルリン化ペプチド抗体定量
 抗ガラクトース欠損lgG抗体定量
 MMP?3

 診療行為に抗ガラクトース欠損lgG抗体定量を入力し、MMP?3、抗シトルリ
 ン化ペプチド抗体定量の順に入力すると、「抗シトルリン化ペプチド抗体定量、
 MMP?3上記検査は重複算定できません」とエラーが出ます。
 MMP?3を削除すると抗シトルリン化ペプチド抗体定量、抗ガラクトース欠
 損lgG抗体定量の2つが入っていても登録できてしまいます。
 本当であれば、抗シトルリン化ペプチド抗体定量、抗ガラクトース欠損lgG抗
 体定量も重複算定できませんとエラーが出るべきではないでしょうか。

□対応内容
 検査の重複チェックで、抗シトルリン化ペプチド抗体と抗ガラクトース欠損I
 gG抗体が重複エラーとなっていませんでしたので、重複エラーとなるように
 修正しました。
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□対応範囲:診療行為
□管理番号:request20130906-010
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 「1030帳票編集区分情報」にて後発医薬品への変更可署名を「1変更可(一般)
 」としているユーザです。
 ジェネリックを希望しない患者については、「099209903後発変更不可」コー
 ドを入力していますが、これだと1つ1つの薬剤に対して入力する必要があり
 ます。
 他レセコンだと一括で後発不可にできるコードがあるそうですが、日レセにも
 同様の機能を搭載していただけないでしょうか?

□対応内容
 院外投薬で後発品変更不可の処方毎の予約コードを入力し、処方せん単位の指
 定を可能としました。
 システム予約マスタ
 099209910 後発品変更不可(処方単位)
 <留意事項>
 処方単位での後発品変更不可指示の入力対応について厚生労働省では「後発医
 薬品のさらなる使用促進のためのロードマップ」を平成25年4月に策定し、
 目標を達成するために促進策を検討しています。
 また、財務省からは後発医薬品の使用割合の目標を年度中に80%に引き上げ、
 16年度の診療報酬改定で対応する必要があると提言を行いました。
 このような国の取り組みに対し今回実装する本機能は、相反するもののようで
 はありますが、決して先発品を推奨するものではなく、ごく少数ではあるが先
 発品を希望する患者へのサービスとして、医療事務員の負担軽減を目的とした
 ものです。
 この機能を使用する場合で処方せんプログラムをカスタマイズしている場合は
 修正する必要がありますのでご注意ください。
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(D)会計照会

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□対応範囲:会計照会
□管理番号:request20150305-003
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 保険一括変更画面に40件の保険組合せが表示されますが、表示されていない
 保険組合せ番号のため変更後に手入力をしたがエラーになり一括変更ができま
 せん。手入力できるようにしてほしいとのことです。

□対応内容
 会計照会の保険一括変更画面に表示する保険組合せの内、削除分については当
 月に入力のある保険組合せのみ表示するようにしました。
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(E)入退院登録

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□対応範囲:入退院登録
□管理番号:6/1 難病患者生活療養減額
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 難病患者については、重篤な病状または集中的治療を要する者に該当するため、
 生活療養標準負担額の減額対象者に加える旨の通知が出ています。
 上記の件で1食260円の計算にする方法がないか問合せがありました。
 支払基金の担当者から指摘があったとのことです。

□対応内容
 地域包括ケア病棟入院料、及び地域包括ケア入院医療管理料について生活療養
 の対象となる患者が難病公費で入院した場合に、「重篤な症状又は集中的治療
 を要する者」として生活療養標準負担額の算定を可能とするよう修正しました。
 (厚生労働大臣告示第四百八十八号の規定追加に伴う対応となります。)
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(F)データチェック

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□対応範囲:データチェック
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 適応病名関係をリニューアルしました。
 薬剤と病名のチェックについて仕様から見直しを行いました。
 主な内容
  チェックマスタ「薬剤と病名」、「診療行為と病名」マスタについて、適応
  病名参照区分を追加しました。
  参照区分が「参照する」の場合、データチェック時にチェックマスタに加え
  て適応病名からもデータチェックを行います。
  (システム管理「1101 データチェック機能情報2」の設定をチェックマス
  タ単位で可能とする。)
 詳細はホームページを参照してください。

 マスタの適用について
 プログラム更新によりテーブルを新設します。プログラム更新処理が完了した
 後にマスタ更新を実施してください。マスタ名は医薬品傷病名マスタとなりま
 す。なお、従前の適応病名マスタは検査と病名としてそのまま残ります。

□対応内容

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(G)明細書

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□対応範囲:明細書
□管理番号:kk35869
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 患者様の住民票は神戸にあり、現住所は神奈川県です。
 この公費を、使用することは可能です。
 神戸市の障害者支援課の自立支援医療担当に確認しました。
 負担額も自立支援医療受給者証の通りです。
 兵庫県では、公費として100がありますが、他県での対応はどうすればよいでし
 ょうか?
 保険組み合わせは、003 国保 精神通院 自立支援 (284117)であっても、会計
 時に患者負担があがりません。
 国保と自立支援の組み合わせは、不可という認識で正しいでしょうか?

□対応内容
 神戸市地方公費神奈川県対応
 神戸市用公費(100、200)を神奈川県の医療機関で使用した場合のレセ
 プト対応

 自立支援+神戸市用公費の保険組合せを使用した場合、レセプトの自立支援の
 一部負担金額欄に神戸市用公費の負担金額を記載します。
 <注意事項>
 神戸市の方については、神戸市用の自立支援の受給者証しか所持されていませ
 んが、自立支援と神戸市用公費の両方を登録して下さい。
 又、所得者情報で、自立支援の入外上限額は必ず”9999999”、他一部
 負担累計は”0”と入力して下さい。
 生活保護の方は、入外上限額を”0”として下さい。
 (生活保護の方は、神戸市用公費の登録は不要です。)
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□対応範囲:明細書
□管理番号:support20150515-011
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 難病を持っている入院中の患者様ですが、入院目的が難病対象外のため、難病
 患者等入院診療加算のみ難病として算定している。

 ORCAでは難病患者等入院診療加算が算定されているが、返礼レセプトでは、算
 定されていないことになっており、「請求点数と打ち分けが不一致です」と返
 礼されてくる。

□対応内容
 入院料算定している保険組合せと、診療行為入力画面で入力した入院料加算の
 保険組合せが異なる場合、当該入院料加算がレセ電データの診療行為レコード
 (レコード識別:SI)に記録されないケースがありましたので修正しました。
 (請求点数等は問題ありません)
 レセ電の記録から漏れるケース
  診療行為入力した入院料加算の保険組合せと、該当日の入院料算定の保険組
  合せが異なる場合で、加算算定日以外の入院料算定に、入院料加算を算定し
  た保険組合せが存在する場合。
 不具合事例
  入院料の保険組合せ
  5月1日~5月1日 0001(協会)
  5月2日~     0002(協会+公費)
  診療行為入力から入力した入院料加算
  5月1日に保険組合せ0002(協会+公費)
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□対応範囲:明細書
□管理番号:support20150602-027
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 EFファイルについて、エラーで帰ってきたとの報告がありました。

□対応内容
 EFファイル作成処理で保険組合せの有効期間の切れた診療が対象月に含まれ
 ていた場合、該当する保険組合せの診療がEFファイルの記録から欠落する不
 具合がありました。
 業務メニュー「42 明細書」でEFファイル用の処理を実行した際に保険組合せ
 の切れた診療がある場合は、処理結果画面に患者番号と「レセプトが種別不明
 です」とエラーメッセージを表示するようにしました。
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□対応範囲:明細書
□管理番号:ncp20150604-027
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 5月27日のパッチ提供により、特記事項「09 施」と初・再診ダミーコードが
 ある場合に「【配】○回」というコメントが自動表示されるよう設定されまし
 たが、ある医療機関様では「配2回」等のコメント(配にカッコが付かないも
 の)を登録されていた為にコメントが重複する現象が発生しています。この場
 合にコメント記載済みとして処理できるようにする対処をお願い致します。

□対応内容
 配置医師の診察回数コメント自動記載修正
 (C50)コメント入力画面で「区分99(レセプト摘要欄コメント)で入力
 したコメント」又は、診療行為入力画面で「診療区分99で入力したコメント」
 に
 配〇回
 配〇〇回
 配〇〇〇回
 のいずれかで始まるコメントがある場合、配置医師の診察回数コメントを自動
 記載しないよう修正しました。
 ※〇は任意の文字
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□対応範囲:明細書
□管理番号:kk35975
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 後期(1割)+54難病+89マル福のレセの一部負担金欄に何も記載されない事例
 があり、記載漏れで返戻になったそうです。
 負担金記載のコメントマスタで入力すれば対応可なのですが、同様の保険組合せ
 で会計しても算定点数によっては記載されます。

□対応内容
 高額療養費現物給付判定修正(レセプト)
 システム管理2010-レセプト(3)タブ
 保険欄の括弧再掲(下)金額計算(高齢者)
 主+全+地(分点ありの場合)

 「主保険+地方公費」分の高額療養費現物給付判定について、
 ・上記システム管理設定が「0」
 (主+地の主保険負担相当額)と(主保険の月上限額)を比較し、
 (主+地の主保険負担相当額)>(主保険の月上限額)となる場合、
 【高額療養費が現物給付される】とみなします。(変更なし)
 ・上記システム管理設定が「1」
 「0」の場合と同様の判定を行っていましたが、
 (主+地の主保険負担相当額)と(主保険の月上限額-公費1の一部負担金)
 を比較し、
 (主+地の主保険負担相当額)>(主保険の月上限額-公費1の一部負担金)
 となる場合、【高額療養費が現物給付される】とみなすよう修正しました。

 (例)外来
 後期高齢1割+54難病+愛知県地方公費189 請求点数6000点
 後期高齢1割+愛知県地方公費189 請求点数6000点
 ※低所得2、難病の月上限額5000円
  (6000)
  (8000)(※3)
 保険 12000 → 9000
 公費1(a) 6000 5000 5000
 公費2(b) 12000

 (主+地の主保険負担相当額)・・・1割6000円(※1)
 (主保険の月上限額-公費1の一部負担金)・・・8000円
 (低所得2)-5000円=3000円(※2)
 (※1)>(※2)となる為、【高額療養費が現物給付される】とみなす。
 (保険欄-一部負担金の記載がされます)

 <補足>(※3)について
 愛知県地方公費は、公費1の一部負担金を括弧再掲(下)に加算する設定がさ
 れているので、
 3000円+5000円=8000円で記載がされています。
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□対応範囲:明細書
□管理番号:support20150611-007
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 Ubuntu14.04-V4.8をWinPCにてJAVAを使用しレセプトの自賠責の印刷を行おうと
 した際に、選択したものすべてにチェックされたままになります。
 例)新様式にチェック→従来様式にチェックと選択すると両方にチェックがつ
 いた状態にとなる。
 実際には最後に選択した形式での発行となるようですがこれは何か設定が足り
 ないのでしょうか。

□対応内容
 monsiaj(Java版クライアント)の「その他の設定」でルック&フィールが"Nimrod"
 の場合、「42 明細書」のレセプト作成指示画面で自賠責項目(新様式、従来様
 式、第三者行為)を一度選択状態にした後、他のレセプト項目を選択しても未
 選択状態に戻らない不具合がありましたので修正しました。
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□対応範囲:明細書
□管理番号:お電話でのお問い合わせ6月16日-食事回数レセプト記載
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 第一公費 難病、第二公費生保で食事療養は難病単独、特別食加算のみ生保の
 場合
 レセプトの第二公費の食事回数が紙レセだと空欄、レセ電だと0となります。
 第一公費と別の回数の場合でも、同じ記載でした。

□対応内容
 入院レセプト食事回数欄記載修正
 主保険又は公費の食事請求額が入院時生活療養の環境療養のみの場合
 食事回数が空欄となっていましたので、「0」を記載するよう修正しました。
 (例)
 入院料は協会単独(前期高齢)の保険組み合わせで算定。(生活療養)
 食事なし。入院時生活療養の環境療養のみ算定。
 <食事の内容>
 入院時生活療養(1)環境療養 398×30
 <レセプト>
      回   請求円
 保険       11940
      ↓
 保険    0   11940
 主保険又は公費の食事請求額が特別食加算のみの場合
 食事回数が空欄となっていたので、特別食加算の食数を記載するよう修正しま
 した。
 (例)
 入院料は難病単独の保険組み合わせで算定。食事あり。
 生保単独の保険組み合わせで特別食加算を診療行為入力。
 <食事の内容>
 難病:入院時食事療養(1) 3食 1920×30
 生保:特別食加算(食事療養) 3食 228×1
 <レセプト>
            回   請求円
 公費1(難病)    90   57600
 公費2(生保)         228
              ↓
 公費1(難病)    90   57600
 公費2(生保)     3    228
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(H)総括表、公費請求書

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□対応範囲:総括表、公費請求書
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 入院EFファイルの記録内容について、点数マスタの点数識別が「6 %減算」
 の時はFファイルの行為明細点数(F-14)に"0"を設定することとされていますが、
 入院会計で他医療機関受診の減算を入力された場合、"0"以外の値が記録される
 不具合がありましたので修正しました。
 記録内容の詳細については以下を参照してください。
 平成27年度DPC導入の影響評価に係る調査関連情報
 (http://www.prrism.com/dpc/15dpc.html)
 に掲載されている「平成27年度「DPC導入の影響評価に係る調査」実施説明
 資料」の136頁「・行為明細点数:(F-14,EF-14)」

□対応内容

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□対応範囲:総括表、公費請求書
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 入院EFファイルの記録内容について、平成27年度より外泊の記録方法が変更
 となり対応を行いました。
 (1) 平成27年3月迄の記録
   Eファイル、Fファイルとも外泊コードのみ記録(各1レコード)
 (2) 平成27年4月以降の記録
   Eファイル(1レコード)、Fファイル(入院基本料と外泊の2レコード)
 また入院期間が180日を超えた期間に外泊し、請求が発生しない場合について外
 泊と同様の記録とすることとされましたので対応を行いました。
 (1) 平成27年3月迄の外泊記録
   請求自体が無い為、記録なし。
 (2) 平成27年4月以降の記録
   Eファイル(1レコード)、Fファイル(入院基本料と外泊の2レコード)
   外泊分の出来高実績点数(F-18)は入院基本料100%減算分のマイナス点数記録。
 記録内容の詳細については以下を参照してください。
 平成27年度DPC導入の影響評価に係る調査関連情報
 (http://www.prrism.com/dpc/15dpc.html)
 に掲載されている「平成27年度「DPC導入の影響評価に係る調査」実施説明
 資料」の138頁「・外泊の扱い」

□対応内容

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□対応範囲:総括表、公費請求書
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 入院EFファイルの記録内容について、平成27年度より特定入院料算定時の記
 録として「特定入院料を算定しないとした場合に算定する入院料等」を包括分
 として記録することになりました。
 上記、包括分の入力は、事前にシステム管理「1007 自動算定・チェック機能制
 御情報」の包括登録設定を「1 包括分入力をする」として、診療行為入力より
 保険組合せ「9999 包括分入力」で入力してください。
 入力例
 .900
  190117710 一般病棟7対1入院基本料
  190079470 一般病棟入院期間加算(14日以内)
  190****** ← 他にも入院料加算の算定があれば続けて入力してください。
  190****** ←  (同 上)
  */3-16   ← 該当期間が3日から16日の場合
 外泊日は、次のように入力します。
 .900
  190117710 一般病棟7対1入院基本料
  190107290 外泊(入院基本料の減額)
 記録内容の詳細については以下を参照してください。
 平成27年度DPC導入の影響評価に係る調査関連情報
 (http://www.prrism.com/dpc/15dpc.html)
 に掲載されている
 「平成27年度「DPC導入の影響評価に係る調査」実施説明資料」記録事例
 (179頁)「d )特定入院料に包括される診療項目作成例」

□対応内容

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(I)月次統計

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□対応範囲:月次統計
□管理番号:ncp20150509-008
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 医療機関様より、統計データの出力が出来ない月があると連絡があり、調査し
 ておりますが、解決に至っておりません。
 お手数をお掛け致しますが、エラーメッセージ(STS=22)の意味、原因、解決方
 法等、ご教授頂けると助かります。

□対応内容
 入院の月次統計データ作成時に対象診療年月に保険等の変更で保険組合せ番号
 が変更になり、入院会計に登録されていた保険組合せ番号が存在しない状態の
 患者が複数対象となる場合、統計データ作成時の患者情報設定に不具合があり、
 エラーとなりましたので修正しました。
 例)
 協会 保険組合せ0001
 国保 保険組合せ0002
 協会を削除して国保を登録、入院会計は保険組合せ0001
 から変更せず
 エラーメッセージ:月次統計データ(基本情報) 書き込みエラー STS=22
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□対応範囲:月次統計
□管理番号:ncp20150610-024
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 月次統計メニューから適応病名情報更新(薬剤)を処理しました。
 しかし、診療行為に使用している点滴薬剤(ユナシン)のチェックマスタが自
 動作成されませんでした。

□対応内容
 月次統計より【適応病名情報更新(薬剤)】を実行してチェックマスタの登録
 を行う際、診療入力の情報から薬剤を取得する場合は[投薬]で入力されたも
 ののみを対象としていましたが、[投薬]以外で入力された薬剤についても適
 応病名マスタに存在するものは対象とするように修正しました。
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□対応範囲:月次統計
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 適応病名情報更新(薬剤)
 適応病名情報更新(検査)

 対象となる薬剤、検査について、チェックマスタの登録の仕様を変更しました。
 適応病名マスタの内容をチェックマスタに複写を行うのをやめ、新しい設定項
 目の[適応病名マスタからの直接データチェック]の設定を「1 行う」として
 登録するように変更しました。

□対応内容

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(J)帳票

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□対応範囲:帳票
□管理番号:support20150525-009
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 ■ ORCA Ver4.8.0(Precise)
 【13 照会】からの検索結果と「カルテ3号用紙一括出力(ORCBZ002)」
 の処理結果に1000件以上の誤差があります。
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 <処理内容>
 【13 照会】
 診療年月日:H27.4.1~H27.4.30
 入外区分:2 外来
 ※処理件数・・・1610

 【52 月次統計】カルテ3号用紙一括出力
 診療開始年月:H27.4
 診療終了年月:H27.4
 診療科コード:空欄
 入外区分:2(外来)
 患者番号:空欄
 ※処理件数・・・358
 ---------------------------
 H27.3でも同様に処理を行いましたが、同じように1000程誤差がありました。
 一括出力時に印刷されていない患者についても患者番号を指定して処理すると
 3号用紙は出力可能でした。

□対応内容
 ver4.8.0で月次統計からカルテ3号用紙一括出力を実行した時、対象の患者で
 カルテ3号用紙の対象データが存在しなかった場合に処理を終了していました。
 対象がなくても次の患者の処理を行うようにしました。
 カルテ3号用紙にプログラムオプション[保険適応編集]の追加に対応していま
 せんでした。
 [保険適応編集] HKNCOMBIKBN=1,2 の時に印刷対象がない患者が発生します。
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□対応範囲:帳票
□管理番号:support20150604-005
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 24 会計紹介→(Shift)+(F12)カルテ印刷→(F12)で印刷 で印刷される診療
 の点数等(外来)で、合計の負担金がマイナス金額なのにプラス金額で印刷さ
 れます。マイナスが表示されません。

□対応内容
 外来のカルテ3号紙で、負担金がマイナスとなる時に合計の負担金がマイナス
 表示になっていませんでしたので、マイナス表示するように修正しました。
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□対応範囲:帳票
□管理番号:ncp20150609-022
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 レセ電ビューアで確認した点数と日レセから出力した社保総括表の点数が合わ
 ないとご連絡がありました。
 点数が合わないのは、「医保本人と公費の併用」でした。
 レセ電データと総括表・保険請求確認リストでの照合を行いましたが点数が合
 いませんでした。
 他の項目はすべてレセ電ビューアの点数と総括表の点数が一致しているのは確
 認しました。

□対応内容
 保険請求確認リストのプログラムに不備がありましたので修正しました。
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□対応範囲:帳票
□管理番号:ncp20150617-005
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 薬剤と病名のチェックマスタ一覧表に内服、外用薬、点滴、注射と種類別に印
 刷したいのですが良い方法がありますでしょうか。
 出力順指定を「区分番号順」にしてみたのですが、上記のような分け方にはな
 っていないようでした。

□対応内容
 出力順指定に区分番号順が選択された場合、薬剤については薬剤の種類(内服
 薬、外用薬、注射薬)、カナ名称順に編集を行うよう修正しました。
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□対応範囲:帳票
□管理番号:ncp20150617-005
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 処方せんQRコードの一般名コードについて
 以下の医薬品を一般名で記載した場合、QRコードの一般名コードは一般名処
 方マスタの対応する例外コードを記録するようにしました。
 一般名コード:2619702QAZZZ
  グルコン酸クロルヘキシジン消毒用液5W/V%「ファイザー」
 一般名コード:2649731SAZZZ
  フェルビナクパップ70mg「サワイ」
 一般名コード:2649732SAZZZ
  フルルビプロフェンテープ20mg「ユートク」
 一般名コード:2649732SBZZZ
  フルルビプロフェンテープ40mg「ユートク」

□対応内容

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(K)地方公費・負担金計算関係

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□対応範囲:地方公費・負担金計算関係
□管理番号:kk35631
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 短期滞在手術等基本料を算定する入院が月をまたぐ場合の患者請求について
 【広島県地域公費】
 平成27年4月1日診療分から、短期滞在手術等基本料を算定する入院が月をまた
 いだ場合は、手術又は検査を行った月に、該当入院の合計日数分の一部負担金
 を患者負担として徴収することとなりました。
 日レセ(ORCA)の対応としては、システム管理情報2010地方公費保険番号
 付加情報の短期滞在手術等基本料2、3の特別計算への登録というご回答でした
 が、前記に登録した場合でも短期滞在手術基本料を算定する入院初月の日数分
 しか公費一部負担金が発生しません。翌月退院日までの公費一部負担金も発生
 するよう、修正をお願い致します。
 入院の場合、収納→再発行から請求金額を修正することもできません。

□対応内容
 短期滞在手術等基本料算定時の入院負担金計算対応
 平成27年4月診療分から、広島県の「乳幼児90」「ひとり親家庭92」
 「重度91」の受給者が入院し、短期滞在手術等基本料が算定された場合、
 次のとおり取扱うこととなりました。
 (1)一部負担金は、入院日数分を徴収すること。
 (2)入院が月をまたいだ場合は、手術又は検査を行った月に、当該入院の
 合計日数分の一部負担金を患者負担として徴収すること。
 <対応方法>
 1.入院会計照会で、手術又は検査を行った日の短期滞在手術等基本料に
 「1」をたてる。
 2.入院日数分の一部負担金を徴収する為、システム管理2010-負担金
 計算(3)タブ-短期滞在手術等基本料2,3の特別計算を「1」で設定す
 る。(該当の地方公費は全て)
 入院が月をまたがない場合は、この設定をしておけば、入院日数分の一部負
 担金の算定が可能 となる。
 3.【入院が月をまたいだ場合】は、手術又は検査を行った月に、当該入院
 の合計日数分の一部負担金を患者負担として徴収する為、以下の診療行為入
 力を行う。

 (1)短期滞在手術等基本料に「1」をたてた日に、対象の保険組合せで
 "099409908"(一部負担金まとめ算定)の診療行為入力を行う。
 「099409908*回数」の入力を行う事で、日額×回数(日数)で計算した額の
 算定が可能となる。
 (2)一部負担金を0円にしたい日がある場合は、該当日に対象の保険組合
 せで"099409909"(一部負担金算定対象外)の診療行為入力を行う。(複数日
 有る場合は、対象の保険組合せで、日毎に入力が必要)
 <重要>
 日額×回数(日数)で計算した額が請求期間の「主保険又は上位公費の一部
 負担額」を超える額になる場合は、「主保険又は上位公費の一部負担額」に
 置き換えます。
 (入力例)
 後期高齢+広島県地方公費191の保険組合せで4月29日に入院。
 4月30日に手術又は検査を行い、5月3日に薬剤が支給され、退院。
 1.入院会計照会で、4月30日の短期滞在手術等基本料に「1」をたてる。
 2.診療行為で
 ・4月30日・・・後期高齢+広島県地方公費191の保険組合せで、
 「099409908*5」の入力を行う。
 200円×5日=1000円の一部負担金を算定。
 ・4月29日、5月1日、5月2日、5月3日・・・該当日の一部負担金を
 0円にする必要がある為、後期高齢+広島県地方公費191の保険組合せで、
 日毎に099409909の入力を行う。
 ※広島県の「乳幼児90」「ひとり親家庭92」「重度91」に特化した対応
 では有りません。
 ※日上限額設定がある地方公費を対象とし、短期滞在手術等基本料算定時で、
 該当のシステム予約コードの入力がある場合、上記の動作とします。
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(L)その他

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□対応範囲:その他
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 第73回パッチにより、以下のテーブルを追加又は変更しました。
  医薬品傷病名DB傷病名リンクテーブル(TBL_TEKIOU_DISEASE)
  医薬品傷病名DB医薬品テーブル(TBL_TEKIOU_MEDICINE)
  チェック2テーブル(TBL_CHKSND)
 また、マスタ更新に医薬品傷病名マスタを追加しました。
 DB管理情報は S-040700-1-20150625-4 となります。

□対応内容

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トップ > 日医標準レセプトソフト > 更新情報 > 改善・不具合等パッチ対応履歴 > Ver.4.8.0 > パッチ提供(第13回)◆日医標準レセプトソフト ver 4.8.0 全31件:登録/照会/診療行為/会計照会/入退院登録/データチェック/明細書/総括表、公費請求書/月次統計/帳票/地方公費・負担金計算関係/その他(2015-06-25)

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