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パッチ提供(第58回)◆日医標準レセプトソフト ver 4.8.0 全12件:受付/診療行為/病名/収納/明細書/総括表、公費請求書/API/帳票/地方公費・負担金計算関係

■厳重注意事項

【厳重注意事項】
(1) プログラム更新時において、データベースの構造変更処理が実行される場合が
  あります。
  データ量によっては、時間を要する場合がありますので、実行中は誤って、
  電源を切らないようにしてください。

(2) データベース二重化の環境では、データベースの不整合が発生する場合が
  ありますので、従サーバ、主サーバの順でプログラム更新を実行してください。

(3) バージョンは 4.8.0 であってもプレリリース版をインストール
  しているシステムに対しては「プログラム更新」を行わないで
  ください。
  必ず正式リリース版にアップグレードを行ってからさらに
  「プログラム更新」を行ってください。   インストールバージョンの確認方法   kterm などで次のコマンドを入力してください。   $ dpkg -s jma-receipt   Version: 1:4.8.0-1+0jma0.pre.n (n は数字)   というようにVersion情報にpreという文字列がある場合は   プレリリース版です。

■プログラム更新処理手順について

プログラム更新処理手順について

「トップメニュー」から「03 プログラム更新」を選択します。

「更新」ボタンをクリックするかF12キーを押します。

「プログラム更新を実行します。よろしいですか?」に対し
「OK」をクリックするかF12キーを押します。

3分〜5分程度待ちます。
(ダウンロードを行うため回線の込み具合によりこれ以上かかる場合もあります。)

「状況」ボタンをクリックするかF11キーを押します。
画面中の一覧最下行の処理状態が「済」になればプログラムの取得は終了している
ことを表します。

これを確認したらメニューに戻って業務を再開してもかまいませんが
この処理は自動的に自システム(日レセ)の再起動を行いますのでその処理中には
画面がフリーズしたようにしばらく動かなくなることがあります。
しばらく(長くても1分程度)待っていただければ画面は動き出しますのでご注意
ください。

従サーバへのプログラム更新について

プログラム更新業務は接続している「日レセ」サーバ(通常は主サーバ)
に対してのみ修正プログラムの取り込みを行います。

従サーバに対しても修正プログラムの取り込みを行う必要がありますが
この場合は従サーバへ接続を切り替えて行います。
一番簡単な方法は従サーバマシンでglclientをローカル接続(-port  
オプションなし)を行い業務画面を表示させます。
後は、主サーバの場合と同様の操作を行ってください。

■プログラム更新により修正される内容について

第58回:平成28年12月21日(2016-12-21)提供分

* パッチ提供に関するドキュメントは 
   PD-480-58-2016-12-21.pdf
   平成28年4月診療報酬改定対応(レセプト対応)(二版)
  です

(A)受付

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□対応範囲:受付
□管理番号:request20151029-002
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 新患さんの場合、頭書きの登録に時間がかかってしまうため受付をするとどう
 しても受付時間が違ってしまったり、受付順番が後になったりしてしまいます。
 そこで、割り込みや受付時間の変更ができるようにしてほしいと要望がありま
 した。

□対応内容
 受付業務で受付の順番を変更可能としました。

 1.受付で「現在の予約、受付状況」一覧に予約が存在しない時に受付順
  変更を可能とし「Shift+F3 受付順変更」を表示します。
  予約が存在する時は「予約/受付」押下で「現在の受付状況」に切り替えて受
  付順変更を行います。
 2.「Shift+F3 受付順変更」を押下し受付順変更を開始します。
  受付一覧から変更する受付を選択し「Shift+F6 前↑」「Shift+F7 次↓」
  で受付順を変更します。
 3.受付順変更後「Shift+F3 受付順更新」を押下して受付順を登録します。
  受付順変更で選択した受付は、受付時間の横に「*」を表示します。
 4.一覧に予約が存在する時は、予約時間・受付時間順での表示となります。
  受付時間に「**」表示があれば「予約/受付」押下し「現在の受付状況」
  を表示して受付順を確認します。
 5.受付一覧画面・受付画面で変更した受付順は相互に反映します。
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□対応範囲:受付
□管理番号:support20161007-015
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 「14予約」
 同じ時間帯に同じ患者を複数登録。
 同じ時間帯に別患者を登録。
 「11受付」
 複数登録した同じ患者の間になぜか別患者が入って表示されます。
 なぜ同じ患者番号の間に別患者番号が入ってしまうのでしょうか?

□対応内容
 受付画面の「現在の予約、受付状況」一覧で予約時間が同じ予約が存在する時
 、表示順が受付一覧更新毎に違うことがありましたので同じ順番で表示するよ
 うに対応しました。
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(B)診療行為

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□対応範囲:診療行為
□管理番号:ncp20161130-023
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 1日目に初診と他医撮影のコンピュータ断層診断450点を算定。
 2日目にMRI撮影(1.5テスラ以上の機器)とEEG脳波検査(8誘導以上)を算定
 した場合、2日目の方で登録をした時にコンピュータ断層診断450点が自動算定
 されてきてしまいます。
 ただ、MRI撮影のみを入れて登録をかけると、コンピュータ断層診断は自動算
 定されてきません。
 なぜか一緒に脳波検査を入れると自動算定されてきます。
 点数本を確認しても、脳波検査を行った時にコンピュータ断層診断が取れると
 いう記載が見つけられませんでした。
 どういう解釈で自動算定しているのか、教えて頂ければと思います。

□対応内容
 診療行為入力で、画像診断入力時に登録時に自動発生する画像診断管理加算等
 がチェックマスタにより併用算定エラーとなる時、同時に脳波検査判断料の対
 象検査の入力があった場合、併用算定エラーとなっていませんでした。
 併用算定エラーとして自動発生しないように修正しました。
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□対応範囲:診療行為
□管理番号:request20151225-002
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 診療行為画面(右下)の簡易病名欄の表示ですが、病名登録時に「レセプト表
 示期間」を設定している病名は設定期間を過ぎてもそのまま表示されてしまい
 ます。
 医療機関様より、診療行為入力時に簡易病名欄で確認を行っているが、レセプ
 ト記載されない病名がそのまま表示されているのはおかしいとのご指摘があり
 ました。(他社レセコンでは対応しているそうです。)
 簡易病名欄は、レセプト記載される病名と同じ表示にしていただきますようお
 願い致します。

□対応内容
 システム管理に設定することでレセプト表示期間外の病名を診療行為入力画面
 で表示対象外とすることを可能としました。
 表示対象外であっても診療行為入力で自動算定などの適応は行います。
 1.システム管理の「1007 自動算定・チェック機能制御情報」の病名表示区
   分を「2 表示する(レセプト表示のみ)」と設定します。
 2.病名にレセプト表示期間の設定がある時、診療年月がレセプト表示対象外
   であれば外来分診療行為入力画面の病名欄に表示しません。
   また、レセプト表示区分が「1 表示しない」の病名は有効期間に関係な
   く画面表示しません。
   画面表示はしませんが、病名は存在するので初・再診料、指導料等の自動
   算定の対象とします。画面に表示しない病名が存在する場合、<非表示病
   名あり>を最終行に表示します。
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(C)病名

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□対応範囲:病名
□管理番号:request20160407-004
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 病名の転帰日の入力について、登録済みの病名を1つ選択し転帰を選択すると、
 転帰日欄には本日の日付が反転した状態で入り、そのまま日付入力を進めるこ
 とができます。
 しかし、病名番号欄で複数の病名を選択して一括変更を行う場合は、転帰を選
 択すると転帰日欄は本日の日付が確定状態で入ってしまい、日付を一度削除し
 なければ正しい日付へ変更できない状態となっています。
 病名一括変更の時も、個別で転帰を入れる時と同じように転帰日を反転させた
 状態で表示させるよう要望を頂いております。

□対応内容
 患者病名の簡単修正画面の転帰日欄にシスム日付を表示する時、反転して表示
 を行うようにしました。
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(D)収納

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□対応範囲:収納
□管理番号:ncp20161130-025
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 医療機関様より、外来月別領収書の記載がおかしいとお問合せがありました。
 保険一括変更後の収納更新が行われていない状態でしたので、一括再計算を行
 うと月2日上限にもかかわらず、3日目に一部負担金が発生してきました。
 以前はこのような動きではなかったと記憶していますがどのような原因が考え
 られますでしょうか?

□対応内容
 会計照会の保険一括変更時の処理(収納データ項目クリア)に不備があり、事
 例の不具合が起きていましたので、収納データ項目クリアについて見直しを行
 いました。(パッチ適用後に、事例の手順で入力を行った場合、不具合が起き
 ないよう修正)
 (事例)外来、後期高齢1割、大阪府地方公費187(日上限額500円、
 月2回)
 1日目:後期高齢 請求点数200点 患者負担200円
 ・会計照会で1日目の保険一括変更(後期高齢→後期高齢+187)を行います。
 ・会計照会で収納更新又は保険変更した日の診療訂正登録は行っていません。
 2日目:後期高齢+187 請求点数200点 患者負担200円
 3日目:後期高齢+187 請求点数1000点 患者負担0円
 この状態で、収納業務-一括再計算を行った場合、3日目の患者負担は0円と
 なるのが正しいですが、500円で計算されてしまいます。
 再度、一括再計算を行うと0円になります。

<補足>
 会計照会で収納更新又は保険変更した日の診療訂正登録を行っている場合は不
 具合は起きません。不具合が起きる方は、現物給付対象者で、かつ、同月に主
 保険単独と公費併用が混在する場合です。
 事例の場合、不具合により1日目を主保険単独と内部的に判定してしまい、正
 しい計算がされていませんでした。
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(E)明細書

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□対応範囲:明細書
□管理番号:ncp20161206-022
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 4月より追加された遠隔モニタリング加算を算定した場合、前回算定日のコメン
 ト記載が必要です。
 ORCAでは、これが自動記載されるよう対応されていますが、心臓ペースメーカー
 指導管理料を毎月算定し、遠隔モニタリング加算を4ヶ月に1度、4月分で算定し
 ていた医療機関のレセプトにおいて、遠隔モニタリング加算の前回算定日に前
 月が自動記載されたため、審査支払機関により遠隔モニタリング加算の前回算
 定日が前月であると判断され、査定されたそうです。
 点数マスタやシステム管理マスタで設定が見つけられないのですが、遠隔モニ
 タリング加算の算定日を自動記載させる設定はどちらにございますでしょうか。

□対応内容
 レセプトコメント自動記載修正
 遠隔モニタリング加算の前回算定年月コメント記載に不備がありましたので修正
 しました。
 (例)
 平成28年4月診療
 113001610 心臓ペースメーカー指導管理料(イ以外)
 平成28年6月診療
 113001610 心臓ペースメーカー指導管理料(イ以外)
 113018070 1 遠隔モニタリング加算
 平成28年8月診療
 113001610 心臓ペースメーカー指導管理料(イ以外)
 平成28年10月診療
 113001610 心臓ペースメーカー指導管理料(イ以外)
 113018070 1 遠隔モニタリング加算
 <修正前>
 6月レセプト
 *心臓ペースメーカー指導管理料(イ以外)
 遠隔モニタリング加算 1月
 前回算定年月 28年 4月 420X1
 10月レセプト
 *心臓ペースメーカー指導管理料(イ以外)
 遠隔モニタリング加算 1月
 前回算定年月 28年 8月 420X1
 <修正後>
 6月レセプト
 *心臓ペースメーカー指導管理料(イ以外)
 遠隔モニタリング加算 1月 420X1
 10月レセプト
 *心臓ペースメーカー指導管理料(イ以外)
 遠隔モニタリング加算 1月
 前回算定年月 28年 6月 420X1
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(F)総括表、公費請求書

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□対応範囲:総括表、公費請求書
□管理番号:support20161019-027
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 ORCAでH28.7月診療分を外来分でEFファイルを作成。
 厚生局のソフトでEFファイル統合ツールで統合し同じく厚生局のソフトで平
 成28年形式チェックソフトを行ったら添付ファイル(EF外来ファイルチェッ
 ク結果参照)のようにレセプト科区分がセットされていませんとチェックされ
 ました。
 チェック結果を確認した所、どうやら包括算定の内容がエラーになっているよ
 うです(添付ファイルEF参照)。
 ORCAで作成したEFファイル(Eファイル)にはレセプト科区分は登録さ
 れているようですが、統合すると包括診療分が記録から消えてしまうのでしょ
 うか?

□対応内容
 外来EFファイルに包括となる診療を記録する場合、入院分と同様、包括点数
 を「F-18 出来高実績点数」に記録すると相関チェックにおいて「【EFg-1】出
 来高実績点数確認」のエラーとなることから、これについてゼロ点を記録する
 よう修正しました。
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(G)API

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□対応範囲:API
□管理番号:support20161205-023
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 APIより来院患者一覧を取得した際に、Physician_Codeと
 Physician_WholeNameが一致しないことがありました。

 /api01rv2/visitptlstv2に対して下記の内容でリクエストを送りました。
 Request_Number 01
 Visit_Date 2016-12-05
 Department_Code 27

 上記リクエストに対して3件の
 "Visit_List_Information/Visit_List_Information_child"が帰ってきましたが、
 そのうち最後の1件のPhysician_CodeとPhysician_WholeNameが一致しないもの
 でした。
 例: 1件目 Physician_Code 10004
     Physician_WholeName 森田
    2件目 Physician_Code 10005
     Physician_WholeName 宮崎
    3件目 Physician_Code 10005
     Physician_WholeName 森田
 ※3件目の正しい値はCode 10004 WholeName 森田です。
 バグだと思うのですが調査いただけないでしょうか。

□対応内容
 APIの来院患者一覧(visitptlstv2)で来院患者一覧に既にドクターコードが
 存在している場合、前行のドクターコードを編集していました。
 この為、ドクターコードとドクター名が違うことがありましたので、正しく編
 集するように修正しました。
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(H)帳票

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□対応範囲:帳票
□管理番号:support20161117-005
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 後発医薬品数量シェア(置換え率)の数量と診療科別医薬品使用量統計の数量
 が大幅に異なるため調査願います。
 2つの帳票は、H28.10・入院・投薬で処理しています。
 見比べると、殆どの薬剤で後発医薬品数量シェアの数量が少ないです。
 その中でも添付資料に★印を付けた薬剤に関しては2000以上数量が異なります。

□対応内容
 「9999 包括入力分」により入力された医薬品が集計対象外としていましたの
 で対象とするように修正しました。
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□対応範囲:帳票
□管理番号:ncp20161203-001
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 医療機関様より、プログラムの仕様変更の有無についてお問合せがありました。
 一例としては、月次統計の保険請求確認リストの提出先区分の変更について、
 今までは広域連合の区分は6だったが、先月か今月からか区分が4に変更にな
 っている。とのことでした。

□対応内容
 第57回(11月28日)パッチ提供において「自賠責レセプト(PDFファイル)
 のクライアント保存」対応時に保険請求確認リストに自賠責を記載する対応を
 行った際の不具合です。
 本来は入力パラメタとCSV出力の提出区分は異なる値でしたが入力パラメタと
 同じ値をCSV出力の提出区分にセットしていましたので元の区分に修正を行い
 ました。

 月次統計の入力パラメタの提出先区分
  0:全部、1:社保、2:国保、3:特別療養費、4:広域連合、
  5:労災、6:アフターケア、8:自賠責、9:公害
 CSV出力データの提出先区分
  1:社保、2:国保、3:特別療養費6:広域連合、7:労災、
  8:アフターケア、9:公害、10:自賠責
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(I)地方公費・負担金計算関係

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□対応範囲:地方公費・負担金計算関係
□管理番号:kk50074
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 【徳島県】ひとり親家庭等医療費助成事業に係る診療(調剤)報酬明細書記載
 方法について(通知)
 の資料が医療機関に届いていますのでご報告させていただきます。

□対応内容
 徳島県地方公費対応(ひとり親149)
 (平成28年10月診療分以降)

 入院負担金計算について、全国公費併用(保険番号010を除く)の場合、公
 費一部負担金は償還払いとなります。
 (補足)
 外来負担金計算については、同様の対応を平成28年11月28日パッチで提
 供済みです。
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