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パッチ提供(第79回)◆日医標準レセプトソフト ver 4.8.0 全9件:診療行為/明細書/総括表、公費請求書/CLAIM/地方公費・負担金計算関係

■厳重注意事項

【厳重注意事項】
(1) プログラム更新時において、データベースの構造変更処理が実行される場合が
  あります。
  データ量によっては、時間を要する場合がありますので、実行中は誤って、
  電源を切らないようにしてください。

(2) データベース二重化の環境では、データベースの不整合が発生する場合が
  ありますので、従サーバ、主サーバの順でプログラム更新を実行してください。

(3) バージョンは 4.8.0 であってもプレリリース版をインストール
  しているシステムに対しては「プログラム更新」を行わないで
  ください。
  必ず正式リリース版にアップグレードを行ってからさらに
  「プログラム更新」を行ってください。   インストールバージョンの確認方法   kterm などで次のコマンドを入力してください。   $ dpkg -s jma-receipt   Version: 1:4.8.0-1+0jma0.pre.n (n は数字)   というようにVersion情報にpreという文字列がある場合は   プレリリース版です。

■プログラム更新処理手順について

プログラム更新処理手順について

「トップメニュー」から「03 プログラム更新」を選択します。

「更新」ボタンをクリックするかF12キーを押します。

「プログラム更新を実行します。よろしいですか?」に対し
「OK」をクリックするかF12キーを押します。

3分〜5分程度待ちます。
(ダウンロードを行うため回線の込み具合によりこれ以上かかる場合もあります。)

「状況」ボタンをクリックするかF11キーを押します。
画面中の一覧最下行の処理状態が「済」になればプログラムの取得は終了している
ことを表します。

これを確認したらメニューに戻って業務を再開してもかまいませんが
この処理は自動的に自システム(日レセ)の再起動を行いますのでその処理中には
画面がフリーズしたようにしばらく動かなくなることがあります。
しばらく(長くても1分程度)待っていただければ画面は動き出しますのでご注意
ください。

従サーバへのプログラム更新について

プログラム更新業務は接続している「日レセ」サーバ(通常は主サーバ)
に対してのみ修正プログラムの取り込みを行います。

従サーバに対しても修正プログラムの取り込みを行う必要がありますが
この場合は従サーバへ接続を切り替えて行います。
一番簡単な方法は従サーバマシンでglclientをローカル接続(-port  
オプションなし)を行い業務画面を表示させます。
後は、主サーバの場合と同様の操作を行ってください。

■プログラム更新により修正される内容について

第79回:平成30年2月26日(2018-02-26)提供分

* パッチ提供に関するドキュメントは 
   PD-480-79-2018-02-26.pdf
  です

(A)診療行為

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□対応範囲:診療行為
□管理番号:ncp20180122-006
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 データチェックにて「診療年月に院外処方がありません。【小児科外来診療料
 (処方せんを交付(○○日】」のエラーが出ます。
 診療入力内容は下記で、院外入力で包括診療として処方せん料も自動算定され
 ています。
 (1014 包括診療行為設定情報、小児科外来診療料【1包括算定する(会計デー
 タ作成)】を設定)
 (1101 データチェック機能情報2、小児科外来診療料または小児かかりつけ診
 療料を「処方せん交付」で算定した月に院外処方がない場合【1チェックする】
 を設定】)
 113003510 小児科外来診療料(処方せんを交付)初診時
 .230
 620009062   ベネトリン吸入液0.5%
 059000001   大塚生食注
 001000106*1 1日1回朝食後
 処方内容に059?作成したコードが含まれているためエラーになっている様です
 が、処方せん料は自動算定されているためエラーにならない様にすることはで
 きないでしょうか?

□対応内容
 診療行為の包括剤設定で、投薬が包括対象で診療種別が院内・院外の指定がな
 い剤に薬剤と「059xxxxxx」の入力がある時、院外投薬でも包括剤となっていま
 した。
 院外投薬(剤点数がゼロ)の剤は、包括剤としないように対応しました。
 剤点数がゼロで「059xxxxxx」のみの剤も包括剤となっていましたが、院外投
 薬ですので包括対象外となります。
 また、薬剤・器材の入力が前にない時、「059xxxxxx」のみの剤の包括判定を行
 っていませんでしたので行うようにしました。
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□対応範囲:診療行為
□管理番号:包括診療行為設定情報について
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 小児入院医療管理料および緩和ケア病棟入院料の包括設定について、現状シス
 テム管理1014の在宅医療が「包括する」設定になっています。
 いずれも第2部第2節在宅療養指導管理料、第3節薬剤料、第4節特定保険医療材
 料が包括対象外ですので、初期値を「包括しない」へ変更していただくことは
 可能でしょうか。
 なお緩和ケア病棟については、第12部放射線治療も包括対象外となりますので、
 あわせてご検討いただけますと幸いです。

□対応内容
 システム管理「1014 包括診療行為設定情報」に以下の対応をしました。
 1.平成28年4月からの改正で包括診療の内容が変更となった入院料につい
   て、新規追加時の初期表示を変更しました。
   「518 緩和ケア療養入院料」の開始日が「H28.4.1」以降の時、診療区分の
   放射線治療と在宅医療の初期表示を「0 包括しない」とします。
   「514 小児入院医療管理料1、2」、「515 小児入院医療管理料3、4」、
   「516 小児入院医療管理料5」の開始日が「H28.4.1」以降の時、診療区分
   の在宅医療の初期表示を「0 包括しない」とします。
   「524 地域包括ケア病棟入院料」の開始日が「H28.4.1」以降の時、診療区
   分の手術の初期表示を「0 包括しない」とします。(H28.4に対応済みです)
   これらの場合、新規追加時は診療区分の変更はできません。変更する場合
   は登録後に変更して下さい。
   なお、記載のない診療区分はH28.3.31までと同じ内容です。

 2.改正により診療区分の「包括しない、包括する」が変更となった場合、
   「F12 登録」押下時に、有効期間内で診療区分に変更ある場合、警告表
   示を行います。
   「新規」の時は、「警告!平成28年4月から診療区分の包括内容に変更
   があります。期間変更して下さい。」を表示し、開始日にカーソル移動し
   ます。
   「変更」時は、「警告!平成28年4月から診療区分の包括内容に変更が
   あります。期間追加して下さい。」を表示し、「F12 登録」へカーソル
   移動します。

 対象は以下となります。
 「518 緩和ケア療養入院料」
 「514 小児入院医療管理料1、2」
 「515 小児入院医療管理料3、4」
 「516 小児入院医療管理料5」
 「524 地域包括ケア病棟入院料」

 3.「514 小児入院医療管理料1、2」、「515 小児入院医療管理料3、4」
   「516 小児入院医療管理料5」の「放射線治療」の初期表示が「1 包括
   する」となっていましたので、開始日に関係なく「0 包括しない」と表
   示するようにしました。
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(B)明細書

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□対応範囲:明細書
□管理番号:1/22 0点公費のレセプト記載入院 外来
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 請求点数0点公費のレセプト記載は外来のみの対応でしたでしょうか。

□対応内容
 入院基本料を「後期高齢単独」で算定包括された投薬を「後期高齢+010
 (感37の2)」で算定
 上記の状態で、点検用レセプトを作成した場合、システム管理2005-点検
 用タブ-点検用レセプト記載が
 「1 0点公費を記載する」
 「1 包括診療分・持参薬を記載する」
 であれば、該当公費の0点記載を行うよう修正しました。
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□対応範囲:明細書
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 自賠責(第三者行為)入院レセプト記載修正
 入院基本料を「主保険+第三者行為」で算定し、180日を超える入院(選定
 入院)となった場合の自賠責(第三者行為)入院レセプト記載で、請求点数に
 入院基本料の点数が集計されていましたので選定入院料の点数が集計されるよ
 う修正しました。
 又、入院料の摘要欄記載についても、入院基本料の名称・点数が記載されてい
 ましたので選定入院料の名称。点数が記載されるよう修正しました。

□対応内容

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□対応範囲:明細書
□管理番号:support20171031-018
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 「精神通院+生活保護」のレセプト一部負担金の件でご連絡いたしました。
 審査機関へ確認をしたところ、レセプトの一部負担金の記載については「東京
 都福祉保健局精神保健福祉課」の資料を基に審査しているようです。
 審査機関のレセプトチェックシステムが「精神通院+生活保護」を持っている場
 合、公費①の一部負担金に「0円」と載せると初めて「精神通院+生活保護」で
 請求してきたとわかるようなシステムになっているようです。
 ※レセプト自体は精神単独で請求となるようです。
 そのため、「精神通院+生活保護」の場合にレセプト一部負担金に「0円」を記
 載していないと「注意」と引っかかり、エラーの通知をするようです。
 現状、医療機関様には「精神通院+生活保護」の組み合わせの場合レセプト一部
 負担金に「0円」と記載するために「一部負担金金額置換」コードを使用してい
 ますが、なにかシス管の設定で簡単に変更出来る機能はありませんでしょうか。
 もしない場合は機能追加を検討していただけますと幸いです。

□対応内容
 公費のみのレセプトで、レセプト記載する全国公費の月上限額が0円の場合、
 システム管理設定により、公費一部負担金の「0」記載を可能としました。
 1.システム管理2005(レセプト・総括印刷情報)「基本1(2)」タブに設定
   項目「全国公費一部負担金記載(公費のみのレセプト)」を追加しました。
   0 上限0円時は「0」を記載しない(デフォルト)
   1 上限0円時は「0」を記載する
 2.対象とする全国公費の公費番号は、015、016、021、024、
   038、051、052、054、079、012、025で、月上限額が
   0円の場合です。
 3.設定が「1」であっても、012(生活保護)単独レセプト、及び、
   025(残留邦人等)単独レセプトの場合は、「0」を記載しません。
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(C)総括表、公費請求書

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□対応範囲:総括表、公費請求書
□管理番号:support20180125-006
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 EFファイルで診療行為名称の右側に半角数字が入っている現象が見られます。
 例)Amy 0005
 上記現象は最新のプログラム更新(1/24時点)を適用している当バージョンの日
 レセにて発生しております。
 当方が確認てきている情報としては、以下項目の出力で上記現象の発生が確認
 できております。
  ・診療行為コード:160019210 診療行為名称:クレアチニン
  ・診療行為コード:160020310 診療行為名称:Amy
 また、外来のFファイルにも上記項目含まれておりますが、半角数字が入って
 いる現象は1レコードも確認できませんでした。
 ※入院のFファイルでも上記項目にて半角数字を含まずに出力されているレコ
  ードも存在しているようです。
 診療行為名称の右側に半角数字が入っている表示は正しいのでしょうか。

□対応内容
 12月20日のパッチ提供で対応した「食事の保険組合せ指定」でプログラム対応
 に不備があり、入院Fファイルの「F-11診療明細名称」に不要な半角数字が混
 入する場合がありましたので修正しました。
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(D)CLAIM

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□対応範囲:CLAIM
□管理番号:support20180125-010
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 現在弊社のカルテではclaimを使ってオルカの診療行為をカルテに反映してい
 ますが、自費のコメントは返却されていないようです。
 (画面キャプチャの自費コメントテストの内容がorcaclaim返信.txtには含ま
 れていない)
 これはオルカの仕様なのでしょうか?

□対応内容
 CLAIMの請求確認画面での返却で、診療区分が保険外(95,96)の剤にコメント
 コードが入力されている時、点数マスタの名称を編集していましたので、コメ
 ントコードの入力内容を編集するように対応しました。
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(E)地方公費・負担金計算関係

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□対応範囲:地方公費・負担金計算関係
□管理番号:kk52920
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 愛媛県地方公費の第二公費集計方法についてご連絡致します。
 H29.12診療分より集計方法が変更されておりますが、国保連合会より、
 H29.11診療分以前のレセプトについてもH29.12以降に月遅れで請求する場合は、
 H29.12以降の集計方法で提出するようにと連絡がありました。

□対応内容
 愛媛県地方公費レセプト記載(記録)修正
 平成29年12月20日にパッチ提供した愛媛県地方公費レセプト記載対応で、【シ
 ステム管理2010-レセプト(1)タブ-「全国公費併用分請求点数集計」が(0、0)
 であっても、平成29年11月診療分までは、内部的に設定値を(3、1)としてレセ
 プト記載(記録)を行います。】としましたが、平成29年11月診療以前分
 (月遅れ請求分)も平成29年12月診療以降分と同様の記載が必要なため、上記
 【】の対応は取り止めました。
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□対応範囲:地方公費・負担金計算関係
□管理番号:support20180105-026
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 社保・生保併用の入院レセプト
 東京支部の回答は
 療養の給付
  保険 負担金額 15000円
  公費(1)  36520円(福祉事務所が支払能力に応じて決定した金額)
 上記の記載が正しいといわれています。
 また、窓口負担(実際に患者様が病院で支払われる額)も36520円といわれて
 います。

□対応内容
 生活保護の医療券に記載された入院の月上限額は、医療費部分だけでなく、食
 事負担も含むものとして負担金計算を行います。
 1.生活保護の食事負担計算について、「(生活保護の医療券に記載された月
   上限額)-(計算した生活保護の一部負担金)」(※1)が0円でない場
   合、(※1)と食事標準負担額を比較し、小さい方を食事負担とする。
 2.生活保護単独の場合は、(※1)と食事療養費を比較し、小さい方を食事
   負担とする。
 3.生活保護のレセプト公費一部負担金は、一部負担金と食事負担の合計額を
   記載する。
 4.「残留邦人等」も生活保護同様に取り扱う。
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