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パッチ提供(第84回)◆日医標準レセプトソフト ver 4.8.0 全5件:診療行為/点数マスタ/帳票
■厳重注意事項
【厳重注意事項】 (1) プログラム更新時において、データベースの構造変更処理が実行される場合が
あります。
データ量によっては、時間を要する場合がありますので、実行中は誤って、
電源を切らないようにしてください。
(2) データベース二重化の環境では、データベースの不整合が発生する場合が
ありますので、従サーバ、主サーバの順でプログラム更新を実行してください。
(3) バージョンは 4.8.0 であってもプレリリース版をインストール
しているシステムに対しては「プログラム更新」を行わないで
ください。
必ず正式リリース版にアップグレードを行ってからさらに
「プログラム更新」を行ってください。 インストールバージョンの確認方法 kterm などで次のコマンドを入力してください。 $ dpkg -s jma-receipt Version: 1:4.8.0-1+0jma0.pre.n (n は数字) というようにVersion情報にpreという文字列がある場合は プレリリース版です。
■プログラム更新処理手順について
プログラム更新処理手順について 「トップメニュー」から「03 プログラム更新」を選択します。 「更新」ボタンをクリックするかF12キーを押します。 「プログラム更新を実行します。よろしいですか?」に対し 「OK」をクリックするかF12キーを押します。 3分〜5分程度待ちます。 (ダウンロードを行うため回線の込み具合によりこれ以上かかる場合もあります。) 「状況」ボタンをクリックするかF11キーを押します。 画面中の一覧最下行の処理状態が「済」になればプログラムの取得は終了している ことを表します。 これを確認したらメニューに戻って業務を再開してもかまいませんが この処理は自動的に自システム(日レセ)の再起動を行いますのでその処理中には 画面がフリーズしたようにしばらく動かなくなることがあります。 しばらく(長くても1分程度)待っていただければ画面は動き出しますのでご注意 ください。 従サーバへのプログラム更新について プログラム更新業務は接続している「日レセ」サーバ(通常は主サーバ) に対してのみ修正プログラムの取り込みを行います。 従サーバに対しても修正プログラムの取り込みを行う必要がありますが この場合は従サーバへ接続を切り替えて行います。 一番簡単な方法は従サーバマシンでglclientをローカル接続(-port オプションなし)を行い業務画面を表示させます。 後は、主サーバの場合と同様の操作を行ってください。
■プログラム更新により修正される内容について
第84回:平成30年4月11日(2018-04-11)提供分
* パッチ提供に関するドキュメントは PD-480-84-2018-04-11.pdf です (A)診療行為 ──────────────────────────────────── □対応範囲:診療行為 □管理番号:ncp20180402-072 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 電子カルテ連動でORCAをご利用頂いているお客様より、電子カルテ側 で「乳幼児育児栄養指導料」を入力してORCAへ送信を行っているにも 関わらず、「乳幼児育児栄養指導料」のみが算定されないとのお問い合 わせがありました。 H30.3.31以前の診療では電子カルテに入力した「乳幼児育児栄養指導 料」が正常に送信されていましたが、H30.4.1以降の診療分から送信され ていないようです。 電子カルテ側の仕様は変わっていないと、電子カルテメーカーより確認 しておりますが、ORCA側で「乳幼児育児栄養指導料」のマスタに関する 変更がありましたでしょうか? □対応内容 中途データ展開時に初診料の機能強化加算を自動算定す る為、初診料が登録されている時も診察料の自動変換を行 うようにしました。 自動算定の対象である乳幼児育児栄養指導料も展開時に 削除していますが、システム管理で育児栄養指導加算を「0 算定しない」と設定しいている場合も削除していました。 システム管理が「0 算定しない」と設定している時は、乳幼児 育児栄養指導料を削除しないように対応しました。 ──────────────────────────────────── ──────────────────────────────────── □対応範囲:診療行為 □管理番号: □問い合わせ(不具合)及び改善内容 外来まとめの画面から初診料を自動算定する時、機能強化加算が自動 算定されていませんでしたので対応しました。 □対応内容 ──────────────────────────────────── ──────────────────────────────────── □対応範囲:診療行為 □管理番号: □問い合わせ(不具合)及び改善内容 101418490 創傷処置(100cm2未満)(労災) 45点 このコードを外来管理加算の読み替え対象としました。 □対応内容 労災診療費算定基準の一部改定に伴う運用上の留意事項について 1 四肢以外に行った創傷処置(100cm2未満)の取扱い 今般の診療報酬の改正により、創傷処置(100cm2未満)が45点から52点に 引き上げられたが、労災診療費の取扱いについては、本年4月1日以降の診療においても、 当該処置を四肢以外の場所に行った場合に限り、従来どおり45点として算定し、 外来管理加算の特例の取扱いの対象として差し支えないこと。 四肢加算のない「140000610 創傷処置(100cm2未満)」を 算定している場合は、「101418490 創傷処置(100cm2未満)(労災)」が 算定できますので入力の見直しをして下さい。 また、創傷処置などの労災診療行為マスタの合成コードについても同様です。 ──────────────────────────────────── (B)点数マスタ ──────────────────────────────────── □対応範囲:点数マスタ □管理番号:ncp20180406-006 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 医療機関様より自院用入力CDが登録できないマスタがあるとの連絡が ありました。 該当コードは、今回の改定で新設された「114045670 遠隔モニタリング 加算(在宅持続陽圧呼吸療法指導管理料2)」です。 点数マスタ画面から自院用入力CDを登録しようとしたところ、エラー「単 位がありません」が表示されました。 内容を確認したところ、データ規格欄が「131 月」と初期表示されていま すが、登録ボタンを押すと表示が消えます。(コンボボックス内のリストに 「131」は存在しないようです) □対応内容 単位コード一覧に「131 月」を追加しました。 ──────────────────────────────────── (C)帳票 ──────────────────────────────────── □対応範囲:帳票 □管理番号:ncp20180406-019 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 ORCA業務メニュー【11 受付】より、処方箋発行フラグを「1:発行あり」し て受付を行ったところ、同じ内容の処方箋が11枚印字された患者がいる ようです。 (該当は1名のみ。他の患者については問題ありません。) □対応内容 受付から処方箋を印刷するとき、対象の受診履歴に院外投 薬が存在するまで、院内投薬分の頭書きを印刷していまし たので、院内投薬のみの受診履歴は対象としないように対 応しました。 ────────────────────────────────────
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