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パッチ提供(第87回)◆日医標準レセプトソフト ver 4.8.0 全13件:登録/診療行為/入院会計照会/明細書/帳票/地方公費・負担金計算関係
■厳重注意事項
【厳重注意事項】 (1) プログラム更新時において、データベースの構造変更処理が実行される場合が
あります。
データ量によっては、時間を要する場合がありますので、実行中は誤って、
電源を切らないようにしてください。
(2) データベース二重化の環境では、データベースの不整合が発生する場合が
ありますので、従サーバ、主サーバの順でプログラム更新を実行してください。
(3) バージョンは 4.8.0 であってもプレリリース版をインストール
しているシステムに対しては「プログラム更新」を行わないで
ください。
必ず正式リリース版にアップグレードを行ってからさらに
「プログラム更新」を行ってください。 インストールバージョンの確認方法 kterm などで次のコマンドを入力してください。 $ dpkg -s jma-receipt Version: 1:4.8.0-1+0jma0.pre.n (n は数字) というようにVersion情報にpreという文字列がある場合は プレリリース版です。
■プログラム更新処理手順について
プログラム更新処理手順について 「トップメニュー」から「03 プログラム更新」を選択します。 「更新」ボタンをクリックするかF12キーを押します。 「プログラム更新を実行します。よろしいですか?」に対し 「OK」をクリックするかF12キーを押します。 3分〜5分程度待ちます。 (ダウンロードを行うため回線の込み具合によりこれ以上かかる場合もあります。) 「状況」ボタンをクリックするかF11キーを押します。 画面中の一覧最下行の処理状態が「済」になればプログラムの取得は終了している ことを表します。 これを確認したらメニューに戻って業務を再開してもかまいませんが この処理は自動的に自システム(日レセ)の再起動を行いますのでその処理中には 画面がフリーズしたようにしばらく動かなくなることがあります。 しばらく(長くても1分程度)待っていただければ画面は動き出しますのでご注意 ください。 従サーバへのプログラム更新について プログラム更新業務は接続している「日レセ」サーバ(通常は主サーバ) に対してのみ修正プログラムの取り込みを行います。 従サーバに対しても修正プログラムの取り込みを行う必要がありますが この場合は従サーバへ接続を切り替えて行います。 一番簡単な方法は従サーバマシンでglclientをローカル接続(-port オプションなし)を行い業務画面を表示させます。 後は、主サーバの場合と同様の操作を行ってください。
■プログラム更新により修正される内容について
第87回:平成30年5月28日(2018-05-28)提供分
* パッチ提供に関するドキュメントは PD-480-87-2018-05-28.pdf 平成30年度診療報酬改定資料 です (A)登録 ──────────────────────────────────── □対応範囲:登録 □管理番号:support20180519-005 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 国民健康保険限度額適用・標準負担額減額認定証の有効期限が1日だけの患者 さんがおり、低所得2を登録しようとしますが「低所得者2の認定開始日<終 了日で入力して下さい」とアラートが表示され、登録することができません。 □対応内容 患者登録の低所得者2、低所得者1の認定日=終了日を入力エラーとしていま したので、エラーとしないように対応しました。 ──────────────────────────────────── (B)診療行為 ──────────────────────────────────── □対応範囲:診療行為 □管理番号:ncp20180501-018 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 妊婦検診の際に同時に保険診療を行った場合、診察料は検診に含まれるため、 コメントを入れて保険請求を行っています。 妊婦加算のみを算定したいのですが、「.114」や「.124」で入力しても入力で きません。 加算のみを算定する方法はありますでしょうか。 それとも、この場合は加算のみの算定は不可ということでしょうか。 □対応内容 「.114 初診加算料」「.124 再診加算料」「.133 管理加算料」に妊婦加算の 入力ができませんでしたので、加算のみ算定可能としました。ただし、問い合 わせのケースにて妊婦加算の算定可否については不明確のためユーザーの判断 で行ってください。 併せて、妊婦加算の関係で以下の修正を行いました。 会計照会の剤変更で妊婦加算のある剤を展開した時、年齢エラーとなっていま したので修正しました。 外来まとめで妊婦加算を算定している初・再診料に時間外区分を入力した時、 妊婦加算はそのままで通常の時間外加算コードを自動算定していましたので正 しく算定するように修正しました。 ──────────────────────────────────── ──────────────────────────────────── □対応範囲:診療行為 □管理番号:ncp20180510-006 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 特定薬剤治療管理料1に関して抗てんかん剤を同一月に2種以上投与し個々に 管理を行った場合は、月2回の算定が可能ですが、エラーで入力ができないと のお問い合わせをユーザー様よりいただきました。改定により薬剤名の記載が 不要になったとのことで、下記(※例1)のような入力をしていました。 (※例1) 113000410 * 特定薬剤治療管理料1 840000038 特定薬剤治療管理料初回算定 〇年 〇月 820100047*2 (ロ) てんかん患者で抗てんかん剤を投与 (※例1)の入力を行うと「008 回数は1回のみです。」と完全エラーで入力 できません。 (※例2) 113000410 * 特定薬剤治療管理料1 840000038 特定薬剤治療管理料初回算定 〇年 〇月 820100047 (ロ) てんかん患者で抗てんかん剤を投与 113000410 * 特定薬剤治療管理料1 840000038 特定薬剤治療管理料初回算定 〇年 〇月 820100047 (ロ) てんかん患者で抗てんかん剤を投与 (例2)の入力にするとエラーなく登録ができますが、該当の診療行為を訂正 で開いた際に「K999 警告!!登録時と診療内容が違います。必ず登録をして 点数を変更して下さい。」と表示があり(例1)の入力状態になってしまい再 度エラーとなります。 □対応内容 医学管理等(診療区分(13))で回数が2以上入力された場合の入力エラー を警告に変更しました。 回数チェックをしていない管理料(傷病手当金意見書交付料など)は警告表示 は行いません。 ──────────────────────────────────── ──────────────────────────────────── □対応範囲:診療行為 □管理番号: □問い合わせ(不具合)及び改善内容 通院・在宅精神療法の20歳未満加算を自動算定する時、「180047270児童思春 期精神科専門管理加算(16歳未満)」の自動算定を施設基準の「3039」の設 定がある場合のみ行っていましたので、施設基準「0023」と「0003」「3039」 「3491」のいずれに設定があれば自動算定するように修正しました。 □対応内容 ──────────────────────────────────── ──────────────────────────────────── □対応範囲:診療行為 □管理番号:support20180523-003 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 「セット登録画面でのエラー表示」 □対応内容 診療行為画面で例えば「在宅患者訪問診療料」を入力後にセット登録画面へ遷 移すると「在宅患者訪問診療料」がエラーとなりセット登録ができないケース がありましたので修正しました。 ──────────────────────────────────── (C)入院会計照会 ──────────────────────────────────── □対応範囲:入院会計照会 □管理番号:5/17 施設基準入院会計照会剤変更 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 算定入院料:急性期一般入院料5 施設基準:3529 フラグ1 上記で入院会計照会から入院料を選択して剤変更を押下すると施設基準エラー となります。 (3198または3206もフラグ1とすれば剤変更画面が展開します。) □対応内容 入院会計照会で入院料の剤を選択して「剤変更」押下時に施設基準チェックを していましたが廃止しました。 施設基準チェックは、剤内容変更画面のみで行います。 また、剤内容変更画面での施設基準チェックを正しく行うように対応しました。 ──────────────────────────────────── (D)明細書 ──────────────────────────────────── □対応範囲:明細書 □管理番号:ncp20180428-004 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 【注射薬(管) 残量廃棄 レセプト記載について】尋ねします。 643310190 大塚生食20ml 0.45管使用の場合、→自動コメント記載にて、 (残量廃棄)と表示されます。 .310 130000510 643310190 0.45 皮下筋肉注射 皮内、皮下及び筋肉内注射 大塚生食20ml 0.45管 (残量廃棄) 26×1 【レセプト表示】では下記のように廃棄になった量が記載されます。 643310190 大塚生食20ml 1管 (残量廃棄)0.55管 レセプト記載要綱等に詳細の記載がないか確認しましたが見当たりませんでし た。 レセ記載の際には、使用量でなく、破棄量の記載が必要なのでしょうか? □対応内容 使用薬剤の残量廃棄コメント記載内容修正(レセプト摘要欄) これまで使用薬剤に残量廃棄がある場合、コメント内容に残量廃棄量を記載 (記録)していましたが、使用量を記載(記録)するよう修正しました。 (例) <診療行為入力> .331 643310190 0.45 大塚生食注 20mL 099309901 (残量廃棄) <レセプト摘要欄> 33*大塚生食注 20mL 1管 (残量廃棄) 0.55管 ↓ 33*大塚生食注 20mL 1管 (使用量 0.45管 残量廃棄) ──────────────────────────────────── ──────────────────────────────────── □対応範囲:明細書 □管理番号: □問い合わせ(不具合)及び改善内容 オンライン診療料等の管理料等算定開始年月コメント自動記載修正(レセプト 摘要欄) ・112023210 オンライン診療料 ・113023890 オンライン医学管理料 ・114043970 オンライン在宅管理料(在医総管(月1回訪問診療)) ・180058270 精神科オンライン在宅管理料 の算定がある場合、管理料等の算定履歴を参照して算定開始年月コメントを自 動記載していますが、管理料等の算定履歴の参照方法を見直しました。 <管理料等の算定履歴の参照方法> 現状は、対象となる管理料等のうち直近の算定履歴1件を検索し、その初回算 定日を元に、算定開始年月コメントを自動記載していますが、対象となる管理 料等毎の直近の算定履歴を検索し、その中で一番古い初回算定日を元に、算定 開始年月コメントを自動記載するよう修正しました。又、同一剤に「管理料等 算定開始年月」又は「管理料算定開始年月」の文言で始まるコメント入力があ る場合は算定開始年月コメントを自動記載しないよう修正しました。 □対応内容 ──────────────────────────────────── ──────────────────────────────────── □対応範囲:明細書 □管理番号:ncp20180516-015 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 乳腺炎重症化予防ケア・指導料(初回)の入力について、同月内に「初回」と 「2回目から4回目」どちらも算定していれば通算回数は自動記載されますが、 「初回」のみの算定の場合通算回数が自動記載されません。 こちらは記載要領に「通算算定回数(当該月に実施されたものを含む。) を記載すること」と記載がございます。 該当の医療機関様が4月分の請求を行ったところ、「初回でも通算回数を記載 してください」と連絡があり返戻になったそうです。 支払基金へ改めて確認しましたが、、「「初回の場合は省略しても差し支えな い」等の文言が無いので初回でも通算回数を記載する必要がある」と回答をい ただきました。 □対応内容 乳腺炎重症化予防ケア・指導料の通算実施回数コメント自動記載修正(レセプ ト摘要欄) 「113024510 乳腺炎重症化予防ケア・指導料(2回目から4回目まで)」の算 定がある場合、通算実施回数コメントを自動記載していましたが、該当月の算 定が「113024410 乳腺炎重症化予防ケア・指導料(初回)」のみの場合も通算 実施回数コメントを自動記載するよう修正しました。 ──────────────────────────────────── ──────────────────────────────────── □対応範囲:明細書 □管理番号: □問い合わせ(不具合)及び改善内容 労災レセプト電算処理システムの「オンライン又は光ディスク等による請求に 係る記録条件仕様(医科用)」の変更対応を行いました。 レセプト共通レコード(RE)に【予備10】及び【患者の状態】の2項目を 追加しました。 <追加項目の記録について> (1)【予備10】 記録を省略します (2)【患者の状態】(平成30年4月診療分以降) コメントレコード(CO)に、診療識別コード「01」で 「820100348」(妊婦)の記録がある場合、「001」を記録します。 <項目追加に関して> 平成30年5月28日提供のパッチプログラム適用前に作成したレセプトにつ いては、6月以降の請求にあたり、パッチプログラム適用後にレセプトの再作 成を行う必要はありません。労災レセプト電算提出用データを作成する際に項 目追加(カンマの追加)を行います。 但し、平成30年5月28日提供のパッチプログラム適用前に作成した平成3 0年4月診療分以降のレセプトについて、必須ではありませんが、 「患者の状態」に「001」の記録を行いたい場合は、パッチプログラム適用後に レセプトの再作成を行う必要があります。 □対応内容 ──────────────────────────────────── ──────────────────────────────────── □対応範囲:明細書 □管理番号: □問い合わせ(不具合)及び改善内容 通院・在宅精神療法のコメント自動記載修正(レセプト摘要欄) 20歳未満の患者に対して通院・在宅精神療法を行った場合、 「099830102 通院・在宅精神療法開始日」の入力を元にして、精神科を初めて 受診した日のコメントを自動記載していますが、平成28年4月診療分以降は、 下記加算の算定がある場合に限り、コメントを自動記載するよう修正しました。 180020570 通院・在宅精神療法(20歳未満)加算 180047270 児童思春期精神科専門管理加算(16歳未満) 180047370 児童思春期精神科専門管理加算(20歳未満) □対応内容 ──────────────────────────────────── (E)帳票 ──────────────────────────────────── □対応範囲:帳票 □管理番号:support20180508-032 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 ORCAから出力したEファイル、Fファイルの傷病名の件数と月次統計から出力し た「未コード化傷病名使用割合一覧表」の件数に相違があります。 (E,Fファイルの傷病名件数は、区分「SY」のものを抽出して算出しています) □対応内容 未コード化傷病名使用割合一覧表について、入院外の傷病名カウントから施設 入所中の患者(患者登録の公費欄に "948","949","950","951"の登録がある患者)が漏れる不具合がありましたので 修正しました。 ──────────────────────────────────── (F)地方公費・負担金計算関係 ──────────────────────────────────── □対応範囲:地方公費・負担金計算関係 □管理番号:support20180511-021 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 70歳未満 高額療養費「区分オ」 (1)入院期間:3/7~3/8・・・国保 (2)入院期間:3/22~ ・・・国保、国保+難病の保険組合せが混在 ★難病の入外上限額:5,000円(他一部負担累計なし) (1)での一部負担金は「35,120円」で、(2)での公費一部負担金は「5,000 円」となっているのですが、 (2)での国保の請求が「請求額なし」となります。 医療機関より、(2)での国保の請求が「280円」になるのが正しいのでは? と問い合わせを受けております。 □対応内容 70歳未満現物給付計算修正(入院) 以下の事例の入院負担金計算について修正しました。 (例)70歳未満、限度額認定証(適用区分:オ)、自己負担限 度額35400円 060(H29.9.8~99999999) 054(H30.3.19~H30.9.30)負担者番号:54386016 月上限額:5000円 967(H30.3.1~H30.7.31) 所得者情報:低2(H30.3.1~H30.7.31) ・入院期間(3月 7日~ 8日) 国保単独 請求点数: 11705点 一部負担金:35120円 ・再入院期間(3月22日~31日) 国保+難病 請求点数:118597点 一部負担金: 5000円 → 280円(※) 国保単独 請求点数: 3047点 一部負担金: 0円 (※)公費優先計算の関係で一部負担金が5000円になっていましたが、自己 負担限度額35400円-退院分一部負担金35120円=280円になるよう修正しました。 ────────────────────────────────────
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