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パッチ提供(第90回)◆日医標準レセプトソフト ver 4.8.0 全9件:受付/登録/診療行為/収納/会計照会/帳票/地方公費・負担金計算関係/その他
■厳重注意事項
【厳重注意事項】 (1) プログラム更新時において、データベースの構造変更処理が実行される場合が
あります。
データ量によっては、時間を要する場合がありますので、実行中は誤って、
電源を切らないようにしてください。
(2) データベース二重化の環境では、データベースの不整合が発生する場合が
ありますので、従サーバ、主サーバの順でプログラム更新を実行してください。
(3) バージョンは 4.8.0 であってもプレリリース版をインストール
しているシステムに対しては「プログラム更新」を行わないで
ください。
必ず正式リリース版にアップグレードを行ってからさらに
「プログラム更新」を行ってください。 インストールバージョンの確認方法 kterm などで次のコマンドを入力してください。 $ dpkg -s jma-receipt Version: 1:4.8.0-1+0jma0.pre.n (n は数字) というようにVersion情報にpreという文字列がある場合は プレリリース版です。
■プログラム更新処理手順について
プログラム更新処理手順について 「トップメニュー」から「03 プログラム更新」を選択します。 「更新」ボタンをクリックするかF12キーを押します。 「プログラム更新を実行します。よろしいですか?」に対し 「OK」をクリックするかF12キーを押します。 3分〜5分程度待ちます。 (ダウンロードを行うため回線の込み具合によりこれ以上かかる場合もあります。) 「状況」ボタンをクリックするかF11キーを押します。 画面中の一覧最下行の処理状態が「済」になればプログラムの取得は終了している ことを表します。 これを確認したらメニューに戻って業務を再開してもかまいませんが この処理は自動的に自システム(日レセ)の再起動を行いますのでその処理中には 画面がフリーズしたようにしばらく動かなくなることがあります。 しばらく(長くても1分程度)待っていただければ画面は動き出しますのでご注意 ください。 従サーバへのプログラム更新について プログラム更新業務は接続している「日レセ」サーバ(通常は主サーバ) に対してのみ修正プログラムの取り込みを行います。 従サーバに対しても修正プログラムの取り込みを行う必要がありますが この場合は従サーバへ接続を切り替えて行います。 一番簡単な方法は従サーバマシンでglclientをローカル接続(-port オプションなし)を行い業務画面を表示させます。 後は、主サーバの場合と同様の操作を行ってください。
■プログラム更新により修正される内容について
第90回:平成30年8月27日(2018-08-27)提供分
* パッチ提供に関するドキュメントは PD-480-90-2018-08-27.pdf 平成30年8月改定対応資料 です (A)受付 ──────────────────────────────────── □対応範囲:受付 □管理番号:ncp20180816-005 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 受付画面より特定の患者の処方箋を印刷した際に、同じ処方箋が複数(63枚) 印刷されました。 以前も同様の症状が発生(support:20180406-019)し、対応頂きましたが本日 同現象が再発致しました。 □対応内容 受付から処方箋を印刷する時、受診履歴に院外投薬がなく院内投薬と 「.980 コメント(処方せん備考)」の登録があった場合、 「.980 コメント(処方せん備考)」を対象として処方箋を印刷後、院外投薬 が存在するまで受診履歴を検索して頭書き印刷していました。 院外投薬のない受診履歴の「.980 コメント(処方せん備考)」は対象としな いように対応しました。 また、対象の受診履歴に1件でも「地域包括診療加算」「認知症地域包括診療 加算」の算定があれば、処方せん記載の対象としていましたので、院外投薬の ある受診履歴で算定している場合のみ対象とするように対応しました。 ──────────────────────────────────── (B)登録 ──────────────────────────────────── □対応範囲:登録 □管理番号:ncp20180820-011 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 受付取消の機能についての確認です。 Webサイトの取扱説明書に説明がなかったため、弊社内でも動作確認を実施を して下記の動作をしているように見受けられましたので、仕様の確認のため、 お問い合わせさせていただきました。 下記の認識で合っておりますでしょうか。 (1)省略 (2)「12 登録」の「受付」タブにおいても受付の取消ができますが本機能 において、受付取消が可能な患者は ・予約登録された患者でないこと 上記を満たす患者という認識でよいでしょうか。 (つまり、予約患者でなければ会計が済んでいても受付状況一覧から消す ことができる) (3)省略 □対応内容 患者登録の「受付タブ」で予約登録のある受付済みの受付を「受付取消」して も「登録」で受付取消の処理は行っていませんでしたので受付取消するように 修正しました。 ──────────────────────────────────── (C)診療行為 ──────────────────────────────────── □対応範囲:診療行為 □管理番号:ncp20180724-028 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 医療機関様より、医保分の入力で「小児かかりつけ診療料(処方箋を交付)再 診時」を算定し、同日にて、自賠責分として「初診料」を算定したいという事 で、先に医保分の入力を行い一旦登録を行い、再度患者様を呼び出し、手入力 で、「初診料」を入力し、「既に他保険で受信済みです。OKで他保険にて算 定済へ置き換えます」を「NO」を選択し、「初診・再診は重複できません」 のエラーメッセージを「閉じる」で閉じると、同日再診料、各加算等が表示さ れる為、「初診料」と「乳幼児加算(初診)」のみ残し削除し、登録を行うと 「警告!剤内に包括診療行為コード以外の算定が有ります。剤分離をして下さ い。」と表示されます。 警告メッセージを閉じ、登録をしようとすると、初診料、乳幼児加算(初診) が包括分として計算されてしまいます。 包括算定しないように登録を行いたいとのことでした。 (※本来は医保分、自賠責のどちらかで初再診料は算定するのでは?と確認し た所、当院ではそれぞれの保険で診察料を算定するとの事でした) また、小児科外来診療料にて同じように、保険分、自賠責にてそれぞれ診察料 を入力した所、正しく算定出来ました。 □対応内容 小児かかりつけ診療料を「1 包括算定する」と設定している時、小児かかりつ け診療料を算定した日に、自賠責保険で初・再診料を算定しても包括対象とな っていましたので、包括対象外とするように対応しました。 ──────────────────────────────────── ──────────────────────────────────── □対応範囲:診療行為 □管理番号:support20180719-018 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 特定疾患療養管理料の自動算定について 特定疾患病名の登録があるにもかかわらず、自動算定が行われないという現象 が発生しております。(その為、現在管理料を手入力している状態です。) 対象患者について、初診より1ヶ月以上経過しており、入院歴はございません。 (「1007 自動算定・チェック機能制御情報」の疾患区分からの自動発生は“算 定する”に設定しております。) 病名は、内科病名と透析科病名が登録されており、それぞれの診療科の病名に は特定疾患病名が含まれています。 診療行為画面で内科を選択した場合は、疾患区分に従い特定疾患療養管理料が 自動算定されるのですが、透析科を選択した場合のみ、特定疾患病名の登録が あるにもかかわらず自動算定されません。 特殊な操作として、透析科で登録している「頻脈性不整脈」以外の特定疾患病名 は疾患区分の設定を空白に変更している状態です。 普段空白で登録している特定疾患病名の疾患区分を「05特定疾患療養管理料」へ 変更し、診療行為画面にて透析科を表示すると特定疾患療養管理料が自動算定 できるようでしたので、「頻脈性不整脈」の病名に対して自動算定されないよう です。なお、「頻脈性不整脈」を一度削除し登録し直しましたが改善はされませ んでした。 社内にて検証を行いましたが、現象の再現ができない状態です。(ユーザ環境 でも今のところ他患者では同様の現象は起きていないとのことです。) 上記内容について、特定疾患療養管理料が自動算定されるようにするにはどう したら良いかご教示頂けますでしょうか。 □対応内容 外来の診療行為の病名表示はレセプト表示しない病名も含めて100件を対象と して処理をしています。 疾患区分のある病名が101件目以降に登録されている場合、病名が対象外とな り特定疾患療養管理料の自動算定をしませんでした。 病名表示対象に関係なく、疾患区分の判定を行うようにしました。 また、レセプト表示しない病名も含めて100件を処理対象としていましたが、 処理対象を999件として病名編集(100行)を行うようにしました。 システム管理が「2 表示する(レセプト表示のみ)」の時にレセプト表示しな い病名が100件以上あった場合にレセプト表示する病名が病名表示の対象外に なることがある為の対応です。 ──────────────────────────────────── (D)収納 ──────────────────────────────────── □対応範囲:収納 □管理番号:ncp20180821-010 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 会計照会と収納登録についてお伺いします。 7月25日のパッチ提供後からだと思うのですが後期高齢者1割負担の患者で診療 行為入力画面で1日のみ再診料を入力後、再診料のフラグを2日以上追加して「 変更確定」後に登録をすると、会計照会画面では特に収納更新をするよう促す メッセージは表示されませんが、収納登録画面で「再計算該当者一覧」に患者 番号が載るようになり、画面を開くと赤字で「★★【高齢者現物給付】一括再 計算を行ってください★★」というメッセージが表示されるようになりました。 8月の高額療養費制度の改定に伴って何か仕様を変更されたのでしょうか? □対応内容 70歳未満現物給付対象者、又は、高齢者の患者に、24会計照会業務で、剤 のカレンダーに2日以上フラグをたてて、変更確定・登録を行った場合、上記 患者が23収納業務の「再計算該当者一覧」に該当者表示される不具合があり ましたので該当者表示されないよう修正しました。 ※現在、一覧に該当者表示された方は、再計算を行ってください。 (修正パッチ適用後であっても、再計算を行わないと一覧からは削除されませ ん) ──────────────────────────────────── (E)会計照会 ──────────────────────────────────── □対応範囲:会計照会 □管理番号: □問い合わせ(不具合)及び改善内容 会計照会、入院会計照会で、一括回数変更の項目を「回数/日-日」でなく 「日-日/回数」のように「-」「.」の前に「/」の指定がない入力の場合、 「日指定の前に回数の指定をして下さい。」とエラーとするようにしました。 □対応内容 ──────────────────────────────────── (F)帳票 ──────────────────────────────────── □対応範囲:帳票 □管理番号:support20180730-011 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 会計カード補助区分について質問があります。 会計カードを出力すると補助区分がある国保後期は2割などの割合が入ってくる のですが、社保はもともと区分を使用していないので、70才未満に関しては会 計カードの補助区分が入らないのが正しいと思われますが、70才以上の患者さ んには対しては補助区分を入れているので、国保後期のように2割などの割合を 出すことは可能かという質問をうけました。 社保で70才以上の患者さんに対して補助区分を会計カードに印字させる設定な どがあるのでしょうか? それとも社保に関しては会計カードの補助区分に負担割は出せないのでしょう か? □対応内容 70歳以上の社保の補助区分(2割)の編集を追加しました。 ──────────────────────────────────── (G)地方公費・負担金計算関係 ──────────────────────────────────── □対応範囲:地方公費・負担金計算関係 □管理番号:support20180725-003 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 社保で限度額認定証「エ」+更生を持っている人がいます。 「更生」は6/18-20のみ使用できます。更生の上限額は患者自己負担額になると 書いてあります。 2回入院しており、1回目は「社保 限度額 区分エ」、2回目は「社保 限度 額区分エ」+「更生」で継続入院しています。 この場合、療養の給付:公費?の一部負担金は「57600」、療養の給付:保険の 負担金額は「80100*0.1%で計算した金額」、特記事項は「区分エ」、患者自己 負担金は1回目の上限額は「限度額 区分エの上限額57600円」、2回目は「更生 の上限額までだが、既に57600円を1回目にもらっているため、自己負担金は0円」 となると基金に言われました。 しかし患者負担金が「57600円」で打ち止めされません。 どうしたら「57600」になりますか。 ≪青森県支払基金に確認したこと≫ ・限度額認定証+公費の場合は「限度額認定証は「ウ」で計算」となります。 ・限度額のみの日があってもひと月で考えますので「ウ」で計算となります。 今回の場合は単独の日は「エ」、公費を取得した日からは「ウ」で計算です。 ・更生の方は上限額は患者自己負担額になると記載があるため「限度額 エの 上限額57600円」になります。 15の公費分で「57600円」となります。自己負担額は更生の上限額が 57600円なので57600円までもらうこととなります。 ・特記事項は「エ」を持っていますので計算は「ウ」ですが「エ」を記載して ください。 □対応内容 70歳未満現物給付対象者(適用区分:エ)で、主保険+「法別51,52,54 を除 く全国公費」の入院負担金計算を行う際、主保険の自己負担限度額を適用区分 エの「57600円」でなく、特定給付対象療養(法別51,52,54 を除く全国公費) の高額療養費算定基準額の「80100+@円」で計算を行っていたのが原因で、 以下の事例のような場合、正しく負担金計算がされない不具合がありましたの で修正しました。 (月に2回患者請求があり、1回目:主保険単独、2回目:主保険+ 「法別51,52,54 を除く全国公費」の場合) (例) 7月1日~15日:主保険単独 請求点数30000点 患者負担57600円 7月21日~31日:主保険+更生(更生の月上限額57600円) 請求点数60000点 患者負担28830円(※1) (※1)の計算 80100+(総医療費900000-267000)*0.01=86430円 86430円-負担済の金額57600円=残28830円 28830円が更生の月上限額57600円より少ないので、患者負担28830円 となっていましたので 7月21日~31日:主保険+更生(更生の月上限額57600円) 請求点数60000点 患者負担0円(※2) (※2)の計算 57600円-負担済の金額57600=0円 0円が更生の月上限額57600円より少ないので、患者負担0円 となるよう修正しました。 ──────────────────────────────────── (H)その他 ──────────────────────────────────── □対応範囲:その他 □管理番号: □問い合わせ(不具合)及び改善内容 平成30年8月改正(高額療養費制度の見直し)についてレセプトの対応を行 いました。 詳細は別途資料を参照してください。 □対応内容 ────────────────────────────────────
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