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パッチ提供(第3回)◆日医標準レセプトソフト ver 5.0.0 全18件:診療行為/入院会計照会/明細書/総括表、公費請求書/薬剤情報マスタ/API/帳票/地方公費・負担金計算関係/その他

■厳重注意事項

【厳重注意事項】
(1) プログラム更新時において、データベースの構造変更処理が実行される場合が
  あります。
  データ量によっては、時間を要する場合がありますので、実行中は誤って、
  電源を切らないようにしてください。

(2) データベース二重化の環境では、データベースの不整合が発生する場合が
  ありますので、従サーバ、主サーバの順でプログラム更新を実行してください。

(3) バージョンは 5.0.0 であってもプレリリース版をインストール
  しているシステムに対しては「プログラム更新」を行わないで
  ください。
  必ず正式リリース版にアップグレードを行ってからさらに
  「プログラム更新」を行ってください。   インストールバージョンの確認方法   kterm などで次のコマンドを入力してください。   $ dpkg -s jma-receipt   Version: 1:5.0.0-1+0jma0.pre.n (n は数字)   というようにVersion情報にpreという文字列がある場合は   プレリリース版です。

■プログラム更新処理手順について

プログラム更新処理手順について

「トップメニュー」から「03 プログラム更新」を選択します。

「更新」ボタンをクリックするかF12キーを押します。

「プログラム更新を実行します。よろしいですか?」に対し
「OK」をクリックするかF12キーを押します。

3分〜5分程度待ちます。
(ダウンロードを行うため回線の込み具合によりこれ以上かかる場合もあります。)

「状況」ボタンをクリックするかF11キーを押します。
画面中の一覧最下行の処理状態が「済」になればプログラムの取得は終了している
ことを表します。

これを確認したらメニューに戻って業務を再開してもかまいませんが
この処理は自動的に自システム(日レセ)の再起動を行いますのでその処理中には
画面がフリーズしたようにしばらく動かなくなることがあります。
しばらく(長くても1分程度)待っていただければ画面は動き出しますのでご注意
ください。

従サーバへのプログラム更新について

プログラム更新業務は接続している「日レセ」サーバ(通常は主サーバ)
に対してのみ修正プログラムの取り込みを行います。

従サーバに対しても修正プログラムの取り込みを行う必要がありますが
この場合は従サーバへ接続を切り替えて行います。
一番簡単な方法は従サーバマシンでglclientをローカル接続(-port  
オプションなし)を行い業務画面を表示させます。
後は、主サーバの場合と同様の操作を行ってください。

■プログラム更新により修正される内容について

第3回:平成29年3月27日(2017-03-27)提供分

* パッチ提供に関するドキュメントは 
   PD-500-03-2017-03-27.pdf
   平成28年4月診療報酬改定対応(四版)
  です

(A)診療行為

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□対応範囲:診療行為
□管理番号:request20151009-001
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 弊社のユーザー様より処方料を自動算定し、診療行為画面で訂正画面をひらい
 た場合処方料が表示されないため、本当に算定したかすぐにわからず点検しづ
 らいというお声をいただいております。
 処方せん料、特処、長期、薬剤情報提供(外来)、調基、採血料(外来)、
 検査判断料、画像診断管理加算は訂正画面で見れるようにする設定があるので
 処方料も設定で見れるようにしていただけますでしょうか。

□対応内容
 処方料を算定している場合、訂正呼び出しで処方料の表示有無を設定可能としま
 した。
 1.システム管理「1007 自動算定・チェック機能制御情報」に「訂正時の展開
   (処方料)」を追加しました。
   「1 展開する」と設定した場合、訂正展開時に処方料を表示します。
   調剤料、減点剤は表示しません。
   また、訂正時ではなくても処方料を手入力した場合のチェックを行います。
 2.処方料のチェックは以下となります。
   登録押下時に投薬内容と画面の処方料が一致しない場合は警告表示を行い
   ます。
   処方料が算定できない場合(院内投薬がない、または院外投薬がある)はエ
   ラーとします。
   湿布薬が70枚以上となり、処方料の算定ができない場合はエラーとします。
   「処方料(向精神薬多剤投与)」入力時に、投薬内容が向精神薬多剤投与
   でない場合は減点計算ができません。そのまま登録をすればレセプトエラ
   ーとなりますので注意してください。
   「処方料(7種類以上)」入力時に、内服薬が7種類未満の時は内服点数
   を減額します。本来必要でない減点を行うことになりますので注意してく
   ださい。
   但し、地域包括診療算定時は減算対象外なので減額しません。
 3.システム管理を「1 展開する」と設定した場合は、DO画面に自動算
   定した処方料を表示します。
   但し、診療種別区分「250 処方料」のみ対象としますので「260 麻毒加算
   」は対象外となります。
 4.DO画面に「99 全内容確認」を追加しました。
   初・再診料、自動算定した処方料・調剤料などすべてを表示対象とします。
   但し、表示のみとなりますので剤選択はできません。
 5.平成28年4月診療分からの対応となります。
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□対応範囲:診療行為
□管理番号:request20160331-002
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 「後発品変更不可(処方単位)」のように、「一般名記載」にも「一般名記載
 (処方単位)」のようなコードを追加して欲しいと要望をいただきました。
 今回の改正で、全て一般名処方しないと「一般名処方加算1(処方せん料)」
 (3点)が算定できないので、処方単位で設定できるとありがたいです。

□対応内容
 院外投薬で後発品変更可の処方毎の予約コードを入力し、処方せん単位の指定
 を可能としました。
 システム予約マスタ
 099209911 後発品変更可(処方単位)
 1.システム管理「1030 帳票編集区分情報」の後発医薬品への変更可署名
   「1変更可(一般)」と設定している場合は入力不可とします。
 2.予約コードを入力した場合、処方単位で一般名処方加算が可能な薬剤を一
   般名で記載します。
   システム管理を「1 変更可(一般)」と同様の処理となります。
 3.処方せん料の判定、処方せんの印刷を予約コードに沿った内容で行います。
 4.診療行為等の画面の一般名表示を予約コードに沿った内容で行います。
 5.平成29年3月診療分からの対応となります。
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□対応範囲:診療行為
□管理番号:request20161116-002
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 検索結果で請求に利用できない別紙番号08(=調剤)のものを検索結果から除外
 できないか?
 それが難しい場合、画面上で「01 医科 在宅医療」「02 医科 その他の部」
 「08 調剤」が分かるように表示できないか?
 例えば
 「 皮膚欠損用創傷被覆材(皮下組織に至る創傷用・標準型)」を探したい時、
 「皮膚欠損」と前方一致で検索すると、「 皮膚欠損用創傷被覆材(皮下組織
 に至る創傷用・標準型)」が、3つ並んで表示されるがコードが表示されない
 ので、まず、この時点でどれが「調剤」にあたるものか判断できない。
 3つを全て選び、「調剤」にあたるものをコード対照表を見ながら除外しない
 といけないので、非常に効率が悪い。

□対応内容
 診療行為画面と診療行為で表示する診療行為一覧選択画面で、特定器材の別表
 番号=01(在宅医療)の時「【在】」を、別表番号=08(調剤用)の時「
 【調】」を名称の先頭に表示するようにしました。
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(B)入院会計照会

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□対応範囲:入院会計照会
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 入院の会計照会で、診療年月を「前月」「次月」ボタンで当月以外に変更して
 剤回数を変更後、直接診療年月を変更して更新した場合、更新しないことがあ
 りました。
 正しく更新するように修正しました。
 なお、この時食事を99で変更した場合は、当月の翌月分から更新していまし
 た。
 当月とは患者番号入力時、または、他画面から戻った時に表示している診療年
 月のことです。

□対応内容

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(B)明細書

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□対応範囲:明細書
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 自賠責レセプト新様式に編集している「マル印」の文字が機種依存文字でした
 のでTakao明朝に修正しました。
 変更前の状態では環境によってマッピングされるフォントが異なり、その影響
 でmonsiajのプレビューが枠だけ表示される場合がありました。

□対応内容

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(C)総括表、公費請求書

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□対応範囲:総括表、公費請求書
□管理番号:3/7 医療機関コード 対象期間
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 月途中で医療機関コードが変更になった場合のレセ電・総括表作成において、
 対象期間を指定し、「月途中に医療機関コードが変更されているので、この期
 間の処理はできません」を「閉じる」とすると、以前は対象期間が非表示とな
 りましたが、現在非表示とならないため、レセ電データ等を作成することがで
 きません。

□対応内容
 「44 総括」を選択して「T01 総括表・公費請求書作成」に初期表示する診療
 年月が月途中で医療機関コードを変更した年月の場合、診療年月の下の期間指
 定が非表示となりませんでしたので修正しました。
 また、初期表示の場合は「月途中に医療機関コードが変更されている診療年月
 のため、期間指定による処理はできません」のエラー表示ができないため、診
 療年月の下に「月途中に医療機関コードが変更されている診療年月です」と赤
 字で表示するようにしました。
 月途中で医療機関コードを変更した年月を入力した場合も、エラー表示後に表
 示します。
 「T06 レセ電作成‐個別指示」についても同様に修正しました。
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□対応範囲:総括表、公費請求書
□管理番号:ncp20170308-016
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 44総括表・公費請求書の診療年月の下の医療機関コードを区切ると出来る枝番
 がグレーアウトしてしまいます。マスタメニューまで戻ってから総括表を開き
 直してもグレーアウトしたままですが、ORCAを一度落として再度立ち上げ直す
 と元に戻ります。
 再現ができましたので手順をお伝えいたします。一度ご確認していただけると
 幸いです。
 【再現手順】
 ?システム管理マスタ1001医療機関情報ー基本から一度医療機関コードをどの
 期間も「0000000」にして登録
 ?44総括表・公費請求書の診療年月の下の医療機関コードを区切ると出来る枝
 番が消えたことを確認
 ?システム管理マスタ1001医療機関情報ー基本から一再度、医療機関コードを
 「0000000」ではない番号(1234567)、(2222222)などにして登録し直す。
 ?44総括表・公費請求書の診療年月の下の医療機関コードを見ると枝番は出来
 ているがグレーアウトする。
 なお、一番初めにグレーアウトしていることが発覚した際、システム管理マス
 タは触っておらず気がついたときは既にグレーアウトしていました。

□対応内容
 monsiaj20170210で月途中に医療機関コードを変更した場合に、「44 総括」の
 「T01 総括表・公費請求書作成」「T06 レセ電作成‐個別指示」で診療年月の
 下に表示する期間指定が、表示は行われますが非活性となり選択ができなくな
 りましたので修正しました。
 なお、glclient2では現象は発生しません。
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□対応範囲:総括表、公費請求書
□管理番号:support20170208-011
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 下肢末梢動脈疾患指導管理加算がレセ電ファイル出力時のデータチェックで46
 410 注加算の記録順序が誤っています。となってしまいます。
 入力としては
 下肢末梢動脈疾患指導管理加算以外は更生医療を含めた保険
 下肢末梢動脈疾患指導管理加算は更生医療ではない保険
 で入力しています。(下記)
 今までは下肢末梢動脈疾患指導管理加算を更生医療で算定していた為、特に問
 題なかったようなのですが更生相談所より下肢末梢動脈疾患指導管理加算を更
 生医療で算定しないように指導された為、1月分よりこのような入力を行った
 ところ、レセ電データチェックでエラーとなってしまいました。
 このままでは透析患者様のレセプトがすべて提出できないような状況です。
 以上、宜しくお願いします。
 入力例(協会以外の保険でも同様です)
 協会 更生 長期
 .400 処置行為
 140052810 人工腎臓(慢性維持透析濾過)(複雑)
 140052970 透析液水質確保加算2
 .402 処置材料
 710010006 ヘモダイアフィルター
 810000001 (fineflux FIX?210 S eco)
 協会 長期
 .403 処置加算料
 下肢末梢動脈疾患指導管理加算

□対応内容
 レセ電ファイル出力時に処理を行うレセ電チェックについて、注の加算のみが
 記録される剤の場合は記録順序エラーとしないよう対応しました。
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(D)薬剤情報マスタ

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□対応範囲:薬剤情報マスタ
□管理番号:request20151218-001
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 医療機関様よりご要望がございましたので申します。
 保険外の薬剤で院内処方をする際、薬情を出力したいので保険外でも薬情の編
 集をできるシステムがほしいとのことです。
 提案としましては診療行為コードの
 「095000001?095009999」「096000001?096009999」
 「095210001?095279999」「096210001?096279999」
 に薬剤の登録をすると「107薬情マスタ」で薬情の編集ができるようにしていた
 だければと思います。

□対応内容
 保険適用外の医薬品について点数マスタ及び薬剤情報マスタへの登録及び薬剤
 情報提供書への出力を可能としました。
 1.保険適用外の医薬品(095210001~095279999、
   096210001~096279999)を点数マスタに登録する際、単位コードと薬剤区
   分の設定を可能としました。
 2.保険適用外の医薬品を薬剤情報マスタ設定で検索・編集を可能としました。
   但し、参照・複写の機能は使用不可とします。
 3.保険適用外の医薬品を薬剤情報マスタリスト、薬剤情報登録漏れリスト、
   薬剤情報画像無しリストの出力対象としました。
 4.保険適用外の医薬品を薬剤情報提供書の出力対象としました。
   但し、前回処方からの出力は不可となります。
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(E)API

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□対応範囲:API
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 患者基本情報返却に以下の対応をしました。
 患者基本情報返却APIは、リクエスト文なし(GETメソッド)のため、返却値とし
 てその直前の値が使用されてしまいます。(直前がxml なら返却もxml。jsonな
 ら返却もjson)
 この場合、例えばPUSH APIを利用した直後にこのAPIを使用すると、返却はjso
 nとなってしまいます。
 この対応の為、引数にformatを追加し、値がjson以外の場合はxmlを返却する
 よう対応しました。

□対応内容

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□対応範囲:API
□管理番号:電話お問い合わせ-中途終了データ送信APIの病名登録について
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 ユーザより、単独病名の登録を病名コードのみでおこなったところ、[登録出
 来ない病名が存在します]となったことをお問合せいただきました。
 上記について、Disease_Single_Name がないため、エラーとなることをご案内
 させていただきましたが、中途終了データ送信APIの病名登録について、こち
 らの環境でも以下の動作を確認できました。
 【確認内容】
 病名登録時、下記のように単独病名コードのみ指定した場合、病名登録がおこ
 なわれず、Result_Messageとして[登録出来ない病名が存在します]となり、病
 名登録をおこなうことができませんでした。
 <Disease_Single_Code type="string">4309001</Disease_Single_Code>

□対応内容
 api,claimで単独病名で病名コードのみ指定した場合、病名コードからの病名
 の編集に誤りがあり、「登録出来ない病名が存在します」とエラーなり病名の
 登録が行えませんでしたので修正しました。
 例)
 <Disease_Single_Code
 type="string">4309001</Disease_Single_Code>
 <Disease_Single_Name
 type="string"></Disease_Single_Name>
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(F)帳票

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□対応範囲:帳票
□管理番号:2/22 会計カード 同一剤
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 同一剤ではあるが、使用量が異なる点滴薬剤について、会計カードで剤が1つ
 にまとまってしまうとのお問合せがありました。

□対応内容
 別剤となるように修正しました。
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□対応範囲:帳票
□管理番号:support20170119-012
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 支払証明書の日別証明書について教えてください。
 ●76歳 後期高齢者一般(上限:12,000円)
  1月5日  請求額12,000円 入金額12,000円
  1月12日 請求額なし
 支払証明書:日別証明書 期間指定 H29.1.1~H29.1.31
 「期間開始日前診療分の支払い」
 支払額に含める、含めないのフラグ変更だけで12日の診療日の記載が変更にな
 ります。
 期間開始日前診療分の支払いになるので、H29.1.1月以前の診療分の支払が1月
 中に支払われた際に支払証明書に記載されるかどうかになると思ったのですが
 違うのでしょうか?

□対応内容
 「期間開始日前診療分の支払い」の設定が[2 支払額に含めない]となってい
 た場合、入金のない収納情報が支払証明書の記載対象となっていましたので、
 記載対象としないように修正しました。自費内訳証明書についても同様に記載
 対象となっていましたので、こちらについても修正を行いました。
 (別件)
 入院の日別自費内訳証明書は診療日に請求期間の開始日のみしか記載していま
 せんでしたので、終了日も記載を行うように修正しました。
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□対応範囲:帳票
□管理番号:request20150708-003
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 保険別請求チェック表(標準帳票)ORCBGS100
 ”社保+181マル子(愛知県公費)”のレセデータを「43請求管理」にて返戻登
 録した場合は【2.png】、正しく帳票出力されるのですが【2a.pdf】、同じ患者
 の”181マル子(愛知県公費)”のみのレセデータを「43請求管理」にて返戻登
 録した場合は【1.png】、マル子の公費分が計上されません
 【1a.pdf】
 公費分のみの返戻登録でも、正しく帳票に計上されるよう対応お願いいたします

□対応内容
 公費請求書で請求する地域公費を含む保険組み合わせで診療行為入力や入院料の
 算定を行った場合、レセプトと公費請求書で医療費及び食事療養費の請求を行う
 事となりますが、レセプトと公費請求書の請求年月が異なる場合もあります。現
 在の保険別請求チェック表の集計は、レセプトと公費請求書の請求年月が異なる
 場合であってもレセプト請求年月の保険別請求チェック表にトータルの請求額を
 集計していますが、平成29年4月診療分以降は、レセプトと公費請求書の請求
 年月が異なる場合は、それぞれの請求年月の保険別請求チェック表にそれぞれの
 請求額を集計します。
 保険別請求チェック明細表も同様とします。
 又、上記の対応とは別に特別療養費に関する対応も行いました。

 1.レセプト分のみの集計を行う場合、公費請求書分の公費請求額は除いて集計
   する。
   併用公費一覧に公費請求書で請求する公費は集計しない。
   保険別請求チェック明細表も同様とする。
   又、該当分は保険別請求チェック明細表の保険区分欄の先頭に○を印字する。

 2.公費請求書分のみの集計を行う場合、件数・公費請求額・食事公費請求額の
   み集計する。
   日数・点数・患者負担額・保険請求額・食事回数・食事標準負担額・食事保
   険請求額は集計しない。(レセプトの方で集計する。重複集計しない。)
   併用公費一覧にレセプトで請求する公費は集計しない。
   保険別請求チェック明細表も同様とする。
   又、該当分は保険別請求チェック明細表の保険区分欄の先頭に◇を印字する。

 3.特別療養費に関して
   (1)保険別請求チェック表
   特別療養費も労災・自賠責・公害と同様に請求管理から請求情報を集計可
   能とする。
   「他保険集計元」パラメタが0の場合、請求管理から集計する。
   (0の場合、月遅れ・返戻分は請求年月の保険別請求チェック表に集計さ
    れる)
   (2)保険別請求チェック明細表
   特別療養費も保険別請求チェック明細表の出力を行う。
   請求管理から請求情報を集計する。
   (月遅れ・返戻分は請求年月の保険別請求チェック明細表に集計される)
   保険番号068、069、040毎に小計も印字する。
   「出力帳票」パラメタが5の場合、特別療養費のみ出力する。
   「出力帳票」パラメタがBの場合、特別療養費・労災・自賠責・公害を出力
   する。
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□対応範囲:帳票
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 特定器材マスターの改定に伴う未コード化特定器材の記録についてこの対応に
 伴い、処方せんに商品名で記載可能としました。
 処方せんプログラムのプログラムオプション設定で「商品名の編集」を新設し
 ました。商品名で記載する場合は設定を行います。

□対応内容

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(G)地方公費・負担金計算関係

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□対応範囲:地方公費・負担金計算関係
□管理番号:kk50759
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 茨城県の医療機関様から医療福祉(マル福)の診療報酬明細書の公費記載点数
 について国保連合会様から指摘があったとの連絡がありました。
 今回の該当患者様は、後期高齢(39)+難病(54)+重度高齢医療費(85)の3者
 併用の方で、難病対象と対象外のレセプトになります。
 現在 レセプトには
 保険請求:9370
 公費1:7466
 公費2:1904   と記載されているのですが、実際は公費2の請求点数には
 9370の保険請求点数を記載するのが正しいようです。
 平成22年3月診療分以降は全点数を記載するとの通達も来ておりましたので、
 対応をお願いいたします。

□対応内容
 茨城県地方公費対応(平成22年3月診療分以降)
 システム管理2010-レセプト(1)タブ-全国公費併用分請求点集計
 茨城県地方公費全般について、システム管理2010が未設定の場合、上記項
 目のデフォルト設定値を左右(4、1)としてレセプト記載を行っていました
 が、平成22年3月診療分以降の対応として、デフォルト設定値を(0、0)
 としてレセプト記載を行うよう修正しました。
 <重要>
 システム管理2010の設定がある場合で、上記項目が(0、0)以外で設定
 済みの場合は、(0、0)に設定変更が必要です。
 (0、0)で設定変更した場合であっても、平成22年2月診療分までは、内
 部的に設定値を(4、1)としてレセプト記載を行います。

 <レセプト記載例(平成29年3月診療分)>
 国保+全国公費+茨城県地方公費 1000点
 国保+茨城県地方公費 500点
 レセプト
 保険 1500
 公1 1000
 公2 1500
 の記載になります。
────────────────────────────────────

(H)その他

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□対応範囲:その他
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 平成28年4月診療報酬改定における平成29年4月1日実施について対応しました。
 詳細は別途資料を参照してください。
 ※マスタ更新必須

□対応内容

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────────────────────────────────────
□対応範囲:その他
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 平成29年4月診療分以降、未コード化特定器材コードを使用したレセ電請求が
 不可となる事に伴う対応を行いました。
 詳細は別途資料を参照してください。

□対応内容

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