トップ > 日医標準レセプトソフト > 更新情報 > 改善・不具合等パッチ対応履歴 > Ver.5.0.0 > パッチ提供(第40回)◆日医標準レセプトソフト ver 5.0.0 全10件:診療行為/明細書/点数マスタ/API/帳票/地方公費・負担金計算関係/その他(2019-03-26)

パッチ提供(第40回)◆日医標準レセプトソフト ver 5.0.0 全10件:診療行為/明細書/点数マスタ/API/帳票/地方公費・負担金計算関係/その他

■厳重注意事項

【厳重注意事項】
(1) プログラム更新時において、データベースの構造変更処理が実行される場合が
  あります。
  データ量によっては、時間を要する場合がありますので、実行中は誤って、
  電源を切らないようにしてください。

(2) データベース二重化の環境では、データベースの不整合が発生する場合が
  ありますので、従サーバ、主サーバの順でプログラム更新を実行してください。

(3) バージョンは 5.0.0 であってもプレリリース版をインストール
  しているシステムに対しては「プログラム更新」を行わないで
  ください。
  必ず正式リリース版にアップグレードを行ってからさらに
  「プログラム更新」を行ってください。   インストールバージョンの確認方法   kterm などで次のコマンドを入力してください。   $ dpkg -s jma-receipt   Version: 1:5.0.0-1+0jma0.pre.n (n は数字)   というようにVersion情報にpreという文字列がある場合は   プレリリース版です。

■プログラム更新処理手順について

プログラム更新処理手順について

「トップメニュー」から「03 プログラム更新」を選択します。

「更新」ボタンをクリックするかF12キーを押します。

「プログラム更新を実行します。よろしいですか?」に対し
「OK」をクリックするかF12キーを押します。

3分〜5分程度待ちます。
(ダウンロードを行うため回線の込み具合によりこれ以上かかる場合もあります。)

「状況」ボタンをクリックするかF11キーを押します。
画面中の一覧最下行の処理状態が「済」になればプログラムの取得は終了している
ことを表します。

これを確認したらメニューに戻って業務を再開してもかまいませんが
この処理は自動的に自システム(日レセ)の再起動を行いますのでその処理中には
画面がフリーズしたようにしばらく動かなくなることがあります。
しばらく(長くても1分程度)待っていただければ画面は動き出しますのでご注意
ください。

従サーバへのプログラム更新について

プログラム更新業務は接続している「日レセ」サーバ(通常は主サーバ)
に対してのみ修正プログラムの取り込みを行います。

従サーバに対しても修正プログラムの取り込みを行う必要がありますが
この場合は従サーバへ接続を切り替えて行います。
一番簡単な方法は従サーバマシンでglclientをローカル接続(-port  
オプションなし)を行い業務画面を表示させます。
後は、主サーバの場合と同様の操作を行ってください。

■プログラム更新により修正される内容について

第40回:平成31年3月26日(2019-03-26)提供分

* パッチ提供に関するドキュメントは 
 PD-500-40-2019-03-26.pdf
 201804-kaisei-taiou-23_201900326.pdf
  です

(A)診療行為

 ────────────────────────────────────
□対応範囲:診療行為
□管理番号:ncp20181212-013
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 収納にて一括入金を行った際に「更新に失敗しました」とエラーが出て
 入金処理ができないとのお問い合わせをいただきました。
 未収金が本日時点で540520円あり、11/26付で20000円の入金処理を
 したいとのことで、入金処理の操作は問題ないのですがエラーが出て
 入金できない状態です。
 一括入金画面の履歴は番号:35までになっています。

□対応内容
 外来診療行為の訂正で、収納明細の枝番が99を超えた場合の
 エラーメッセージを「訂正の上限回数をオーバーします。更新できません。」
 と表示するように対応しました。
 ────────────────────────────────────
 ────────────────────────────────────
□対応範囲:診療行為
□管理番号:support20190305-026
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 ORCAとリハビリのシステムを連携され使用されている医療機関様にて、
 リハビリのシステムにて、運動器リハビリテーション料4単位、
 早期リハビリテーション加算4単位と記録し、ORCAへ送信を行っております。
 21診療行為の画面では、運動器リハビリテーション料4単位、
 早期リハビリテーション加算4単位と入力されているのですが、24会計照会画面
 を見ると、運動器リハビリテーション料4単位、早期リハビリテーション加算(空白)
 となっております。
 ただ、合計点数は合っており、レセプトもそれぞれの単位数が表記されております。
 通常、ORCAで入力する際には、会計照会画面でもそれぞれの単位数
 が表記されておりますが、上記のような状態でも特に問題はございませんでしょうか。

□対応内容
 入院診療行為を日次統計の「入院診療データ一括登録」から登録した時、
 会計照会の画面表示で早期リハビリテーション加算の数量を
 表示しませんでしたので、数量が2以上であれば表示するように対応しました。
 会計照会の画面の診療コードの数量は、手入力した数量のみ表示しています。
  中途データを診療行為画面で展開して登録すれば手入力と
 なりますが、一括登録では画面展開しませんので対象となっていませんでした。
 ────────────────────────────────────

(B)明細書

 ────────────────────────────────────
□対応範囲:明細書
□管理番号:support20190226-017
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 京都のユーザー様より、対応依頼がありましたので報告させて頂きます。
 【京都府・京都市の地公災特別加算】
 救急医療管理加算の加算(21点)算定時は、
 (1)レセの右側の表示は、診区80ではなくて診区11で記載して下さい。
 (2)レセの左側の点数も、初診欄に初診料加算(63点)に足した84点で記載して下さい。
 以上、2点の指摘を受けたとの事です。
 ※救急医療管理加算の加算は、初診時に算定する加算なので、診区11との事です。

□対応内容
 公務災害レセプト集計修正
 101989050 救急医療管理加算の加算(入院)
 101989060 救急医療管理加算の加算(入院外)
 点数は「初診」欄に集計し、摘要欄は診区11で記載されるよう修正しました。
 ────────────────────────────────────

(C)点数マスタ

 ────────────────────────────────────
□対応範囲:点数マスタ
□管理番号:点数マスタ 期限切置換 入力コード 10桁以上 入力ができてしまう
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 新診療行為コードに10桁以上入力が出来てしまいます。
 このように気付かず登録した入力CDで入力し、エンターキー押下すると、
 (K98)診療行為一覧選択サブ画面が再度表示され、再度該当薬剤
 を選択するという操作がループします。
 点数マスタ>期限切置換>入力コードでも10桁以上入力できないように
 できないでしょうか。

□対応内容
 点数マスタ設定の自院コード期間切れ置換の画面で、
 入力コードの1件目の表示入力コードの桁数が半角10桁超でも
 登録できていましたのでエラーとするようにしました。
 ────────────────────────────────────

(D)API

 ────────────────────────────────────
□対応範囲:API
□管理番号:ncp20190315-004
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 収納情報返却APIを利用して精算機との連携をしている有床診療所様がおります。
 診療行為で療養担当手当を登録しているのですが、外来分を収納情報
 APIで取得すると「療養担当手当」に該当する点数がレスポンスに含まれております。
 <AC_Point_Code type="string">001</AC_Point_Code>
 <AC_Point_Name type="string">療養担当手当</AC_Point_Name>
 <AC_Point type="string"> 7</AC_Point>
 しかし、入院分を収納情報APIで取得すると上述のタグが含まれておりません。

□対応内容
 療養担当手当を返却するよう修正しました。
 ────────────────────────────────────

(E)帳票

 ────────────────────────────────────
□対応範囲:帳票
□管理番号:support20190318-020
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 月次統計「ORCBG016」件数について
 労災、自賠責の組合せで褥瘡対策管理加算の件数が正しくカウントされませんでした。

□対応内容
 自賠責保険の入院時(労災準拠の場合)、診療行為画面から入力した入院料加算が
 「労災(2週間以内)(1.3倍)」「労災(2週間超)(1.01倍)」に
 含まれる加算だった場合に、該当加算について指定診療行為件数調のカウントが
 2重にカウントされてしまう不具合がありましたので修正しました。
 労災保険の入院時についても同様となります。
 診療行為別集計表(ORCBG017)
 診療行為別集計表(期間指定)(ORCBG017V01)
 についてもORCBG016と同様の不具合がありましたので修正しました。
 ────────────────────────────────────

(F)地方公費・負担金計算関係

 ────────────────────────────────────
□対応範囲:地方公費・負担金計算関係
□管理番号:kk54993
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 【592 美幌92】ですが、867点の請求点のレセプトに対し、一部負担金の
 記載が433円と表示されますが、審査機関から小数点以下切り上げで
 表示して下さいと言われたとの事です。(正しくは434円と表示したい)

□対応内容
 患者負担割合(%)が5%等(1桁目が0でない)の地方公費制度で、
 かつ、その地方公費がレセプト請求で、かつ、
 レセプトの該当公費一部負担金に1円単位での金額記載が必要な場合、
 一部負担金の1円未満を切り上げた金額で記載可能としました。
 1.システム管理2010(地方公費保険番号付加情報)−レセプト(5)
 タブに、「一部負担金記載1円未満端数処理(外来)」
 「一部負担金記載1円未満端数処理(入院)」を追加する。

 【設定項目】(外来)
   <左側の設定項目>
     0 1円未満を切り捨てた金額記載
   1 1円未満を切り上げた金額記載
   <右側の設定項目>
    0 レセプト請求分全て
 患者負担割合(%)が5%等(1桁目が0でない)の地方公費制度で、
 かつ、その地方公費がレセプト請求で、かつ、
 レセプトの該当公費一部負担金に1円単位での金額記載が必要な場合、
 一部負担金の1円未満を切り上げた金額で記載可能としました。
 1.システム管理2010(地方公費保険番号付加情報)−レセプト(5)
 タブに、「一部負担金記載1円未満端数処理(外来)」
 「一部負担金記載1円未満端数処理(入院)」を追加する。

  【設定項目】(入院)
   <左側の設定項目>
    0 1円未満を切り捨てた金額記載
    1 1円未満を切り上げた金額記載
   <右側の設定項目>
    0 レセプト請求分全て
   ※デフォルトは、左右(0.0)とする。

  【項目説明】
   0 ・・ 1円未満を切り捨てた金額を積み上げ記載する。
   1 ・・ 1円未満を切り上げた金額を積み上げ記載する。
        (端数処理は、収納データ単位で行う)
 ────────────────────────────────────
 ────────────────────────────────────
□対応範囲:地方公費・負担金計算関係
□管理番号:kk55186
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 昨日3月14日に更新された、群馬県地方公費、「下部注意書きの「障害社国」
 「障害組合」「母子社国」「母子組合」に文面追加(2019-03-14)」について、
 「地方公費保険番号負荷情報」より設定を行いまいした。
 「母子社国」「母子組合」については、正常に登録することができましたが、
 「障害社国」「障害組合」を設定しようとするとエラーが発生して登録できません。
 発生するエラーは、「食事療養費」負荷設定に登録不可な組み合わせが
 設定されています【本人タブ】
 プラグイン等は最新のもので、保険番号マスタからの登録も誤っていな
 いことを確認しております。

□対応内容
  群馬県地方公費食事負担金計算対応(平成31年4月診療分〜)
 (保険番号146,246,177,187)
 これまでシステム管理2010−負担金計算(2)の「本人タブ」のデフォルト設定を
 本人タブ 食事療養     0設定なし
      生活療養(食事) 3患者負担あり(全額)
      生活療養(環境) 3患者負担あり(全額)
 としていましたが、平成31年4月診療分以降の制度改正に伴い、上記
 デフォルト設定を取り止める事としました。
 これによって、パッチ適用後のデフォルト設定は、
 本人タブ 食事療養     0設定なし
       生活療養(食事) 0設定なし
     生活療養(環境) 0設定なし
 となります。
 平成31年3月診療分までの生活療養(食事)及び生活療養(環境)の食
 事計算については、上記設定であってもプログラム内部で「患者負担あ
 り(全額)」の計算となるよう対応を行いました。
 パッチ適用後は、システム管理2010−負担金計算(2)の設定を以下
 のように行ってください。

 システム管理2010の有効期間を区切らない場合
 本人タブ :食事療養     0設定なし
       生活療養(食事) 0設定なし
       生活療養(環境) 0設定なし
 低所得タブ:食事療養     0設定なし
       生活療養(食事) 3患者負担あり(全額)
       生活療養(環境) 3患者負担あり(全額)
 低年金タブ:食事療養     0設定なし
       生活療養(食事) 3患者負担あり(全額)
       生活療養(環境) 3患者負担あり(全額)

 システム管理2010の有効期間を区切る場合
 有効期間  〜 20190331
 本人タブ :食事療養    0設定なし   又は 0設定なし
    生活療養(食事)3患者負担あり(全額)   0設定なし
    生活療養(環境)3患者負担あり(全額)   0設定なし
 低所得タブ:食事療養    0設定なし
       生活療養(食事)0設定なし
       生活療養(環境)0設定なし
 低年金タブ:食事療養    0設定なし
       生活療養(食事)0設定なし
       生活療養(環境)0設定なし
 有効期間  20190401 〜
 本人タブ :食事療養    0設定なし
       生活療養(食事)0設定なし
       生活療養(環境)0設定なし
 低所得タブ:食事療養    0設定なし
       生活療養(食事)3患者負担あり(全額)
       生活療養(環境)3患者負担あり(全額)
 低年金タブ:食事療養    0設定なし
       生活療養(食事)3患者負担あり(全額)
       生活療養(環境)3患者負担あり(全額)
 ────────────────────────────────────
 ────────────────────────────────────
□対応範囲:地方公費・負担金計算関係
□管理番号:kk54634
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 富山県のユーザ様より、来年4月より福祉医療費の請求方法が変更に
 なる旨ご連絡いただきました。(併用レセプト方式にての請求へ変更となります)
 資料を添付しますので、ご確認のほどよろしくお願いいたします。
 最新情報は下記からもご確認いただけます。
 http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1205/kj00019646.html

□対応内容
 富山県地方公費の高齢者医療費助成(保険番号は「185」「285」)に
 ついて、限度額認定証の提示がない70歳未満の方【主保険は「社保」に限る】
 の窓口計算対応を行いました。(平成31年4月診療分〜)
 1.富山県地方公費の高齢者医療費助成(保険番号は「185」「285」)
  の窓口計算対応
 2.限度額認定証の提示がない70歳未満の方【主保険は「社保」に限る】が対象
 3.計算方法
  ・所得区分ウの自己負担限度額
   80100円+(総医療費−267000円)×1%(※1)
  ・保険番号185の場合は1割負担相当額、285の場合は2割負担相当額(※2)
  ・(※1)と(※2)を比較し、小さい金額を患者負担とする。
 4.補足
  ・国保で、限度額認定証の提示がない70歳未満の方については、
   通常の1割又は2割計算とし、(※1)との比較はしない。
  ・保険者が月途中で国保から社保に変更になった場合の
   社保分の計算においては、国保分の点数等は引き継がない。
 ────────────────────────────────────

(G)その他

 ────────────────────────────────────
□対応範囲:その他
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 平成30年4月診療報酬改定における平成31年4月1日実施の以下の対応を行いました。
 ・向精神薬長期処方減算についての点数算定
 ・経過措置 維持期・生活期リハビリテーション
 詳細は別途資料を参照してください。
 ※マスタ更新有

□対応内容
 
 ────────────────────────────────────
トップ > 日医標準レセプトソフト > 更新情報 > 改善・不具合等パッチ対応履歴 > Ver.5.0.0 > パッチ提供(第40回)◆日医標準レセプトソフト ver 5.0.0 全10件:診療行為/明細書/点数マスタ/API/帳票/地方公費・負担金計算関係/その他(2019-03-26)

このページのトップへ