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パッチ提供(第67回)◆日医標準レセプトソフト ver 5.0.0 全6件:登録/診療行為/帳票

■厳重注意事項

【厳重注意事項】
(1) プログラム更新時において、データベースの構造変更処理が実行される場合が
  あります。
  データ量によっては、時間を要する場合がありますので、実行中は誤って、
  電源を切らないようにしてください。

(2) データベース二重化の環境では、データベースの不整合が発生する場合が
  ありますので、従サーバ、主サーバの順でプログラム更新を実行してください。

(3) バージョンは 5.0.0 であってもプレリリース版をインストール
  しているシステムに対しては「プログラム更新」を行わないで
  ください。
  必ず正式リリース版にアップグレードを行ってからさらに
  「プログラム更新」を行ってください。   インストールバージョンの確認方法   kterm などで次のコマンドを入力してください。   $ dpkg -s jma-receipt   Version: 1:5.0.0-1+0jma0.pre.n (n は数字)   というようにVersion情報にpreという文字列がある場合は   プレリリース版です。

■プログラム更新処理手順について

プログラム更新処理手順について

「トップメニュー」から「03 プログラム更新」を選択します。

「更新」ボタンをクリックするかF12キーを押します。

「プログラム更新を実行します。よろしいですか?」に対し
「OK」をクリックするかF12キーを押します。

3分〜5分程度待ちます。
(ダウンロードを行うため回線の込み具合によりこれ以上かかる場合もあります。)

「状況」ボタンをクリックするかF11キーを押します。
画面中の一覧最下行の処理状態が「済」になればプログラムの取得は終了している
ことを表します。

これを確認したらメニューに戻って業務を再開してもかまいませんが
この処理は自動的に自システム(日レセ)の再起動を行いますのでその処理中には
画面がフリーズしたようにしばらく動かなくなることがあります。
しばらく(長くても1分程度)待っていただければ画面は動き出しますのでご注意
ください。

従サーバへのプログラム更新について

プログラム更新業務は接続している「日レセ」サーバ(通常は主サーバ)
に対してのみ修正プログラムの取り込みを行います。

従サーバに対しても修正プログラムの取り込みを行う必要がありますが
この場合は従サーバへ接続を切り替えて行います。
一番簡単な方法は従サーバマシンでglclientをローカル接続(-port  
オプションなし)を行い業務画面を表示させます。
後は、主サーバの場合と同様の操作を行ってください。

■プログラム更新により修正される内容について

第67回:令和2年7月10日(2020-07-10)提供分

* パッチ提供に関するドキュメントは 
 PD-500-67-2020-07-10.pdf
 です

(A)登録

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□対応範囲:登録
□管理番号:ncp20200608-021
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 ある特定の患者を患者登録画面で開き、保険等の確認後に「登録」ボタンを押すと、
 エラーが発生して画面が落ちてしまう現象が発生しています。
 その後、再度現象を確認したところ、患者登録画面で開いた後「保険組み合わせ履歴」
 等のタブを切り替えるだけで、エラーが発生することがわかりました。
 表示されるエラーダイアログには「jsonrpc error code:-20002message:Session Abort」
 と表示されています。

□対応内容
 公費併用保険組み合わせ作成の見直し
 主保険の有効期間が途切れた回数が多い、かつ、大阪府の保険組み合わせ作成で
 「021+121+地方公費」の保険組み合わせを作成可能とした対応部分が影響し、
 一時的に作成する保険組み合わせが内部的にもっている保険組み合わせ作成領域を
 超えてしまい、画面が固まる不具合がおきていましたので修正しました。
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(B)診療行為

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□対応範囲:診療行為
□管理番号:ncp20200706-004
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 日曜診療を行っている小児科様からのお問い合わせです。月途中で6歳
 になった患者で5歳で診療し、月途中で6歳になり、日曜日に診療に来ました。
 環境設定で「8夜間早朝」に設定してある場合、この患者に対して
 113003810小児科外来診療料(処方箋を交付しない)再診時を入力した場合、
 5歳の時に自動で算定されてきた「113007370乳幼児夜間加算(小児科再診)
 (小児科外来診療料)」は自動で上がってこないようになっているようですが、
 この動きとしては正しいものでしょうか。
「113007470乳幼児休日加算(小児科再診)(小児科外来診療料)」は
 手入力するほかないのでしょうか。

□対応内容
 小児科外来診療料を算定している患者で6歳到達月に6歳前に算定をしていて
 6歳以上となる場合、環境設定の外来時間外区分を「8 夜間・早朝」と設定しても、
 診療行為で時間外区分を自動算定しませんでしたので、時間外区分を「5 」
 に変更して自動算定するように対応しました。
 この時、小児科特例の時間外区分の「5 小児・産・産婦人科特例夜間」
 「6 小児・産・産婦人科特例休日」「7 小児・産・産婦人科特例深夜」が
 入力ができませんでしたので入力できるように対応しました。
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□対応範囲:診療行為
□管理番号:ncp20200701-057
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 血糖自己測定器加算の選択式コメントで「血糖自己測定回数(血糖測定器加算)」
 の点数マスタに「;」が入っておりません。回数の数字を入れると「;」が
 表示されるのですがこのような仕様でしょうか?
 他の点数マスタのように「;」まで表示することは出来ませんか?

□対応内容
 コメントパータン「42」で入力値を入力していない時、名称に点数マスタの
 名称のみ編集していましたので、「;」を追加編集するようにしました。
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□対応範囲:診療行為
□管理番号:ncp20200702-001
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 7/1から選択式コメントの地域連携(小児)夜間・休日診療料のあとに
 約束処方セットのある入力で問題発生しています。
 以下のような入力画面です。
  初再診など
  地域連携(小児)夜間・休日診療料
 .210
 S***** 10*3
 .230
 外用薬など
 中途終了させた上記入力を表示、あるいは後から地域連携を追加すると
 選択式コメントの入力ダイアログ画面が上がりますが、2回目を取ること
 はめったに無いのでそのまま確定でダイアログを閉じます。
 するとS***** 10*3のコード行の下の行にS***** 10*3が追加されてしまうようです。
 上記ですと.230の部分がS***** 10*3で置き換わってしまいます。
 区分宣言コードならまだ修正しやすいのですが、次の剤のコードが
 置き換えられてしまうため問題です。

□対応内容
 診療行為で中途データ展開時に、約束セットの前に選択式コメントが必要な
 診療コードがあり、選択式コメント一覧を自動表示後に選択なしで戻った時、
 約束セットに不具合が発生していましたので修正しました。
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□対応範囲:診療行為
□管理番号:ncp20200708-020
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 自賠責保険患者様に診断書や明細書を算定のために、
 ”095910001"〜"095919999"、95920001" 〜"095929999のマスタを作成し使用しています。
 都度金額の変更ができるように点数マスタの「金額」欄は「0」の設定です。
 「診断書」「明細書」マスタを診療行為画面で入力した後に、訂正診療で開きますと、
 入力したはずの金額が消えてしまうそうです。
 例)3000円の診断書の場合下記の入力になりますが、
   095910001 3000
 訂正診療で開くと下記のようになります。
   095910001      ←3000が消えてしまいます。
 その金額が消えた状態で「登録」「登録」を行いますと、訂正診療前に算
 定していた「診断書」「明細書」の金額消えてしまうそうです。
 6月分のレセプトで気が付きました。

□対応内容
 診療行為で労災・自賠責保険で、
 「.809 その他(労災・自賠責入力)」で「09591XXXX〜09594XXXX」に金額を
 入力して登録した後、訂正展開時に金額展開をしていませんでしたので修正しました。
 金額を展開していませんので、金額入力なしとなりゼロ円となっていました。
 また、DO選択又は中途データからの展開も同様でしたので対応しました。
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(C)帳票

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□対応範囲:帳票
□管理番号:support20200522-019
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 ORCBGS100 保険別請求チェック表(標準帳票)についてお尋ねします。
 「公費請求額」欄ですが、外来社保・国保・後期高齢者および入院社保・国保は
 1円単位で集計されますが、入院の後期高齢者だけ四捨五入された額で集計されます。
 同様に、総括は後期高齢者欄のみ四捨五入されます。
 「保険別請求チェック表の本体取り込みについて」の
 「(参考)保険別請求チェック表の対応に関する仕様」を見ると、
 1円単位で計算されるよう記載されておりますが、入院の後期高齢者のみ
 四捨五入されるのは、どういったルールになりますでしょうか?

□対応内容
 保険別請求チェック表・明細表の【公費請求額】集計修正
 「入院で高齢者+公費、かつ、高額療養費発生しない、かつ、公費の月上限に達する」
 に該当する場合の【公費請求額】の集計に不備がありましたので修正しました。
 (例)入院:後期高齢(1割)+54難病(上限額5,000円)
  請求点29893点の場合
 【患者負担額】5,000円
 【保険請求額】269,037円
 【公費請求額】24,890円 → 24,893円
 (※)24,893円となるよう修正
 (注)【公費請求額】集計修正には、再度、個別レセプト作成
 後に保険別請求チェック表・明細表の作成を行う必要があります。
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