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パッチ提供(第76回)◆日医標準レセプトソフト ver 5.0.0 全5件:登録/診療行為/入退院登録/明細書/総括表、公費請求書/API
■厳重注意事項
【厳重注意事項】 (1) プログラム更新時において、データベースの構造変更処理が実行される場合が
あります。
データ量によっては、時間を要する場合がありますので、実行中は誤って、
電源を切らないようにしてください。
(2) データベース二重化の環境では、データベースの不整合が発生する場合が
ありますので、従サーバ、主サーバの順でプログラム更新を実行してください。
(3) バージョンは 5.0.0 であってもプレリリース版をインストール
しているシステムに対しては「プログラム更新」を行わないで
ください。
必ず正式リリース版にアップグレードを行ってからさらに
「プログラム更新」を行ってください。 インストールバージョンの確認方法 kterm などで次のコマンドを入力してください。 $ dpkg -s jma-receipt Version: 1:5.0.0-1+0jma0.pre.n (n は数字) というようにVersion情報にpreという文字列がある場合は プレリリース版です。
■プログラム更新処理手順について
プログラム更新処理手順について 「トップメニュー」から「03 プログラム更新」を選択します。 「更新」ボタンをクリックするかF12キーを押します。 「プログラム更新を実行します。よろしいですか?」に対し 「OK」をクリックするかF12キーを押します。 3分〜5分程度待ちます。 (ダウンロードを行うため回線の込み具合によりこれ以上かかる場合もあります。) 「状況」ボタンをクリックするかF11キーを押します。 画面中の一覧最下行の処理状態が「済」になればプログラムの取得は終了している ことを表します。 これを確認したらメニューに戻って業務を再開してもかまいませんが この処理は自動的に自システム(日レセ)の再起動を行いますのでその処理中には 画面がフリーズしたようにしばらく動かなくなることがあります。 しばらく(長くても1分程度)待っていただければ画面は動き出しますのでご注意 ください。 従サーバへのプログラム更新について プログラム更新業務は接続している「日レセ」サーバ(通常は主サーバ) に対してのみ修正プログラムの取り込みを行います。 従サーバに対しても修正プログラムの取り込みを行う必要がありますが この場合は従サーバへ接続を切り替えて行います。 一番簡単な方法は従サーバマシンでglclientをローカル接続(-port オプションなし)を行い業務画面を表示させます。 後は、主サーバの場合と同様の操作を行ってください。
■プログラム更新により修正される内容について
第76回:令和3年1月6日(2021-01-06)提供分
* パッチ提供に関するドキュメントは PD-500-76-2021-01-06.pdf です (A)登録 ──────────────────────────────────── □対応範囲:登録 □管理番号:ncp20210106-004 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 富山県国保連合会からレセプトの記載について指摘を受けました。 保険組合せが「後期高齢者+972長期」「後期高齢者+093PCR検査」の患者。 「後期高齢者+972長期」で通常の診療を行い、「後期高齢者+093PCR検査」で 新型コロナ関連の検査を行いました。 -------------------------------------------------- 《後期高齢者 長期》 112007410 再診料 113001910 特定疾患療養管理料(100床未満) .500 手術 150300710 人工関節抜去術(手) 《後期高齢者 PCR検査》 099409901 実日数算定 .600 検査 160223350 SARS・CoV・2核酸検出(検査委託) -------------------------------------------------- レセプト一部負担金欄には、以下のように記載されます。 ------- (1950) 11950 ------- 正しくは、以下のように記載と指摘を受けました。 ------- (1950) 10000 ------- □対応内容 保険組み合わせ作成対応 主保険+093PCR検査+マル長 主保険+094コロナ軽症+マル長 の保険組み合わせ作成を可能としました。 ──────────────────────────────────── (B)診療行為 ──────────────────────────────────── □対応範囲:診療行為 □管理番号:ncp20201228-021 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 70歳以上の患者様で、生活保護の(主保険が無い)方、「028感染症入院」単独の 保険組合せで入院されている方ですが、診療行為画面で患者を呼び出すと、 「老人の保険割合が設定されていません。保険を登録してください。」と メッセージが表示されて、入力できません。 70歳未満の方は「028感染症入院」単独の保険組合せでも入力できます。 保険制度的にこれが正しい動作なのでしょうか。 あるいは何か設定が必要なのでしょうか。入院登録では「028感染症入院」単独の 保険組合せを選択しています。 □対応内容 70歳以上の高齢者で保険組合せが「028 感染症入院」単独の時に、 エラーとなっていましたのでエラーとしないように対応しました。 同様に受付での警告表示も行わないようにしました。 ──────────────────────────────────── (C)明細書 ──────────────────────────────────── □対応範囲:明細書 □管理番号:kk63467 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 42明細書の処理をしたところ、種別不明となります。 エラー内容:請求点数と点数欄の合計が不一致です (登録内容) 後期高齢1割 93 PCR検査 054 難病 177 高齢障(群馬県公費) 12/1 後期高齢+難病+障害 12/5(3) 後期高齢+障害 12/5(2)後期高齢+障害 12/5(1)後期高齢+PCR+障害 12/19 後期高齢+障害 12/22 後期高齢+難病+障害 療養の給付欄 保険 3893 1 744 2 (上段)1593 (下段)1556 □対応内容 レセプト作成処理で種別不明となる不具合の修正 該当地方公費の保険番号でシステム管理2010−「全国公費併用分請求点集計」が 設定済み(左側の設定は1〜4)である場合、以下の保険組み合わせを使用して 診療行為入力を行い、レセプト作成処理を行うと、レセプト種別不明(請求点数と 点数欄の合計が不一致です)となる不具合がありましたので修正しました。 ・主保険+全国公費a+地方公費 ・主保険+全国公費b+地方公費 ・主保険+地方公費 ※地方公費はレセプト請求で、上記設定の対象であること (事例)都道府県:群馬県 ・後期高齢+054+177 ・後期高齢+093+177 ・後期高齢+177 の保険組み合わせを使用 <補足> 群馬県地方公費については該当地方公費の保険番号でシステム管理2010の 設定自体がない場合、「全国公費併用分請求点集計」のデフォルト設定を 左右(4,4)としてレセプト処理を行います。 ──────────────────────────────────── (D)総括表、公費請求書 ──────────────────────────────────── □対応範囲:総括表、公費請求書 □管理番号:support20210105-015 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 外来EFファイルの相関チェックエラー【EFg-1】が出ています。 □対応内容 12月23日提供パッチで外来EFファイルの点数記録について一部計算領域の 初期化漏れが有り、Fファイルの出来高点数に誤った点数が記録される不具合が ありましたので修正しました。 (不具合事例) 再診料を月内で複数回算定した場合に2回目以降の再診料の出来高点数が誤った 点数で記録される。これは他の診療行為でも複数回算定を行った場合 同様の現象となります。 ──────────────────────────────────── (E)API ──────────────────────────────────── □対応範囲:API □管理番号: □問い合わせ(不具合)及び改善内容 API受付一覧でレスポンスの受付一覧情報を最大500件から1000件としました。 □対応内容 ────────────────────────────────────
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