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パッチ提供(第82回)◆日医標準レセプトソフト ver 5.0.0 全8件:診療行為/明細書/総括表、公費請求書/システム管理マスタ/その他
■厳重注意事項
【厳重注意事項】 (1) プログラム更新時において、データベースの構造変更処理が実行される場合が
あります。
データ量によっては、時間を要する場合がありますので、実行中は誤って、
電源を切らないようにしてください。
(2) データベース二重化の環境では、データベースの不整合が発生する場合が
ありますので、従サーバ、主サーバの順でプログラム更新を実行してください。
(3) バージョンは 5.0.0 であってもプレリリース版をインストール
しているシステムに対しては「プログラム更新」を行わないで
ください。
必ず正式リリース版にアップグレードを行ってからさらに
「プログラム更新」を行ってください。 インストールバージョンの確認方法 kterm などで次のコマンドを入力してください。 $ dpkg -s jma-receipt Version: 1:5.0.0-1+0jma0.pre.n (n は数字) というようにVersion情報にpreという文字列がある場合は プレリリース版です。
■プログラム更新処理手順について
プログラム更新処理手順について 「トップメニュー」から「03 プログラム更新」を選択します。 「更新」ボタンをクリックするかF12キーを押します。 「プログラム更新を実行します。よろしいですか?」に対し 「OK」をクリックするかF12キーを押します。 3分〜5分程度待ちます。 (ダウンロードを行うため回線の込み具合によりこれ以上かかる場合もあります。) 「状況」ボタンをクリックするかF11キーを押します。 画面中の一覧最下行の処理状態が「済」になればプログラムの取得は終了している ことを表します。 これを確認したらメニューに戻って業務を再開してもかまいませんが この処理は自動的に自システム(日レセ)の再起動を行いますのでその処理中には 画面がフリーズしたようにしばらく動かなくなることがあります。 しばらく(長くても1分程度)待っていただければ画面は動き出しますのでご注意 ください。 従サーバへのプログラム更新について プログラム更新業務は接続している「日レセ」サーバ(通常は主サーバ) に対してのみ修正プログラムの取り込みを行います。 従サーバに対しても修正プログラムの取り込みを行う必要がありますが この場合は従サーバへ接続を切り替えて行います。 一番簡単な方法は従サーバマシンでglclientをローカル接続(-port オプションなし)を行い業務画面を表示させます。 後は、主サーバの場合と同様の操作を行ってください。
■プログラム更新により修正される内容について
第82回:令和3年3月24日(2021-03-24)提供分
* パッチ提供に関するドキュメントは PD-500-82-2021-03-24.pdf 新型コロナウイルス感染症入院対応(第九版) です (A)診療行為 ──────────────────────────────────── □対応範囲:診療行為 □管理番号:ncp20210226-059 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 21診療行為で複数科保険の入力を行おうとすると、エラーが表示されます。 ◇入力内容例 保険組み合わせ 労災の状態でコストを入力 #0002(自費の保険番号)を入力 ◇エラー内容 労災・自賠責・公害、包括分入力の複数保険入力はできません。 2/2には上記入力を行えている患者様がおりました。 プログラム更新等で動作が変更された等ございますでしょうか。 □対応内容 外来の診療行為で複数保険で登録した受診履歴の保険組合せが受診日に 廃止となった場合、訂正時に有効な保険組合せに自動で変更しますが、 変更した保険組合せが労災・自賠責の保険の場合、複数保険の入力がエラーとならず、 そのまま登録で出来ていました。 労災・自賠責で複数保険入力はエラーとするように対応しました。 また、複数保険で登録した受診履歴を訂正で労災・自賠責に入力者が変更した時に 診察料変更を行う場合、再診料でなく同日再診料に変更している場合がありましたので、 再診料に変更するように対応しました。 ──────────────────────────────────── ──────────────────────────────────── □対応範囲:診療行為 □管理番号:パッチ適用後小児科外来診療料 院内トリアージ実施料 (診療報酬上臨時的取扱) □問い合わせ(不具合)及び改善内容 昨日のパッチ適用後、10月27日パッチでエラーとしないように対応した、 小児科外来診療料(シス管1014「包括算定しない」設定)算定時の [113032950 院内トリアージ実施料(診療報酬上臨時的取扱)]入力で 「小児科外来診療料以外です」のエラーとなる現象が発生しているようです。 □対応内容 令和3年3月24日提供のパッチを適用すると、システム管理 「1014 包括診療行為設定情報」の小児科外来診療料を「0包括算定しない」と 設定している時、「113032950 院内トリアージ実施料(診療報酬上臨時的取扱)」 が算定できませんでしたので算定できるように修正しました。 ──────────────────────────────────── (B)明細書 ──────────────────────────────────── □対応範囲:明細書 □管理番号:support20210305-033 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 会計とレセプトで差異があるように見受けられます。 会計:往診1回、緊急1回、加算4回 レセプト:往診4回、緊急0回、加算2回 □対応内容 レセプト在宅欄の点数集計先修正 在宅の剤で、114011670 夜間往診加算(在支診等)など「夜間」に関係する 加算が含まれる剤は、在宅−「夜間」の項に、114011570 緊急往診加算(在支診等)など 「深夜・緊急」に関係する加算が含まれる剤は、在宅−「深夜・緊急」の項に、 剤の点数を集計していますが、該当の加算が剤の6番目以降に入力されていた場合、 正しい集計先に点数が集計されない不具合がありましたので修正しました。 (例) .140 114000110 往診料 850100093 810000001 810000001 810000001 114011570 緊急往診加算(在支診等) この場合、在宅−「往診」の項に剤点数を集計していましたので 在宅−「深夜・緊急」の項に剤点数を集計するよう修正しました。 ──────────────────────────────────── ──────────────────────────────────── □対応範囲:明細書 □管理番号: □問い合わせ(不具合)及び改善内容 感染症対策実施加算対応(レセプト) ・「111014070 医科外来等感染症対策実施加算(初診料)」の対応 (1)初診欄−回数カウントしない。 (2)摘要欄に名称等を記載する。 ・「112024070 医科外来等感染症対策実施加算(再診料・外来診療料)」の対応 (1)再診欄−「再診」の項に集計する。 回数カウントしない。 基本点数にこの加算の点数を加える。 (2)摘要欄に名称等を記載する。 □対応内容 ──────────────────────────────────── (C)総括表、公費請求書 ──────────────────────────────────── □対応範囲:総括表、公費請求書 □管理番号: □問い合わせ(不具合)及び改善内容 取り込み済みの返戻データについて削除を可能としました。 1.「44 総括表・公費請求書」の「T05 オンライン請求結果データ取込」で オンライン請求システムで作成される返戻用のCSVファイルを取り込むとき、 同じ条件の返戻データが既に取り込み済みの場合に削除を可能とする。 2.「43 請求管理」で取り込み済みの返戻データと紐付けが行われている 場合は、紐付けを解除してから削除処理を行い、取り込み処理後に 再度紐付けを行う必要がある。 返戻データとの紐付けを解除せずに削除処理後、新たに返戻データ を取り込んだ場合はレセ電作成時にエラーとなる。 この場合、請求管理画面で返戻年月の設定をクリアし、返戻データの 紐付け設定を解除し、再度、返戻年月の設定を行うことによって返戻 データの紐付け処理を行う。 3.「44 総括表・公費請求書」の「T05 オンライン請求結果データ取込」で 「F10:データ転送」を押下し、取込済みの返戻データを削除した後に 「F12:DB登録」で登録処理を必ず行う必要がある。 4.取り込み済みの削除処理の対象は返戻データのみとする。 5.アフターケアの返戻データの取込は、Ver.5.1.0から可能とする。 □対応内容 ──────────────────────────────────── (D)システム管理マスタ ──────────────────────────────────── □対応範囲:システム管理マスタ □管理番号: □問い合わせ(不具合)及び改善内容 システム管理マスタ1051にて資格確認情報通知時間がありますが、 glclient2では設定ができ、monsiajでは設定をおこなうことができません。 □対応内容 monsiajでも設定可能となるように修正しました。 ──────────────────────────────────── (E)その他 ──────────────────────────────────── □対応範囲:その他 □管理番号:ncp20210118-005 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 他社機からのデータ移行について質問になります。 レセ電データにて処方のデータ移行を行ったところ、一部選択式コメントの 移行がされていませんでしたので仕様なのか教えていただけますでしょうか。 ■移行できなかった選択式コメント ・850100051 第1回目カウセンリング実施年月日 (小児特定疾患カウンセリング料);(元号)yy"年"mm"月"dd"日" 第1回目カウセンリング実施年月日(小児特定疾患カウンセリング料);" までは移行されていましたが、年月日が移行されませんでした その他文字が固定されている選択式コメントや“;”の後ろにコメントを 入力するタイプの選択式コメントは正常に移行されていました。 該当の医療機関様が数字を使用する選択式コメントが上記のみだったので 他の選択式コメントの確認ができませんでしたが、 数字入力する選択式コメントは数字のみ移行できない仕様なのでしょうか。 □対応内容 レセ電データのデータ移行で選択式コメントが未対応でしたので、 コメントパターン「31」「42」「50」「51」「52」の対応をしました。 また「30」の入力コメント内容(INPUTSTRING)の対応をしました。 ──────────────────────────────────── ──────────────────────────────────── □対応範囲:その他 □管理番号: □問い合わせ(不具合)及び改善内容 令和3年2月26日事務連絡「新型コロナウイルス感染症に係る診療報酬上の 臨時的な取扱いについて(その35)」について対応を行いました。 入院対応は別途資料を参照してください。 レセプト対応は42明細書の項を参照してください。 外来対応はこの続きと右欄を参照してください。 ※要マスタ更新 外来対応 1.システム管理「1006 施設基準情報」の997に1を設定した場合のみ、 初再診料の自動算定時に「医科外来等感染症対策実施加算」を自動算定します。 施設基準の設定がない場合は手入力します。 自動算定の対象は、以下のアからケです。 ア 初診料 イ 再診料(注9に規定する電話等による再診を除く。) ウ 外来診療料 エ 小児科外来診療料 ケ 小児かかりつけ診療料 ・「乳幼児感染予防策加算」を自動算定する時は、「乳幼児感染予防策加算」の 下に「医科外来等感染症対策実施加算」を自動算定します。 ・システム管理の設定がない場合、初再診料・小児科外来診療料・ 小児かかりつけ診療料に「医科外来等感染症対策実施加算」の入力があれば、 診察料を自動算定する時に「医科外来等感染症対策実施加算」も自動算定します。 2.以下の医学管理料、在宅料、精神科などは、それぞれ 「医科外来等感染症対策実施加算」を手入力して下さい。 (1) オ 外来リハビリテーション診療料 カ 外来放射線照射診療料 キ 地域包括診療料 ク 認知症地域包括診療料 コ 救急救命管理料 サ 退院後訪問指導料 シ 在宅患者訪問診療料(I)(II) ス 在宅患者訪問看護・指導料、同一建物居住者訪問看護・指導料 セ 在宅患者訪問点滴注射管理指導料 ソ 在宅患者訪問リハビリテーション指導管理料 タ 在宅患者訪問薬剤管理指導料 チ 在宅患者訪問栄養食事指導料 ツ 在宅患者緊急時等カンファレンス料 テ 精神科訪問看護・指導料 (2) ウ 医科点数表の第1章第2部第4節に規定する短期滞在手術等基本料 「190237370 入院感染症対策実施加算(短期滞在手術等基本料1)」を 手入力します。 3.「医科外来等感染症対策実施加算」、 「入院感染症対策実施加算(短期滞在手術等基本料1)」 「乳幼児感染予防対策加算」の手技料のチェックを行います。 「113013910 外来リハビリテーション診療料」の下に 「114051070 医科外来等感染症対策実施加算(在宅医療)」を入力した場合、 エラーメッセージ「感染症対策実施加算または乳幼児感染予防策加算のコードを 確認して下さい。」を表示します。 手技料がなく加算のみの入力の場合は警告メッセージを表示します。 「.133 管理加算料」と「医科外来等感染症対策実施加算(医学管理等)」を 入力した場合「警告!感染症対策実施加算または乳幼児感染予防策加算 のみの入力です。」を表示します。 □対応内容 ────────────────────────────────────
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