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パッチ提供(第15回)◆日医標準レセプトソフト ver 5.1.0 全11件:診療行為/入退院登録/明細書/チェックマスタ/API/帳票/その他
■厳重注意事項
【厳重注意事項】 (1) プログラム更新時において、データベースの構造変更処理が実行される場合が
あります。
データ量によっては、時間を要する場合がありますので、実行中は誤って、
電源を切らないようにしてください。
(2) データベース二重化の環境では、データベースの不整合が発生する場合が
ありますので、従サーバ、主サーバの順でプログラム更新を実行してください。
(3) バージョンは 5.1.0 であってもプレリリース版をインストール
しているシステムに対しては「プログラム更新」を行わないで
ください。
必ず正式リリース版にアップグレードを行ってからさらに
「プログラム更新」を行ってください。 インストールバージョンの確認方法 kterm などで次のコマンドを入力してください。 $ dpkg -s jma-receipt Version: 1:5.1.0-1+0jma0.pre.n (n は数字) というようにVersion情報にpreという文字列がある場合は プレリリース版です。
■プログラム更新処理手順について
プログラム更新処理手順について 「トップメニュー」から「03 プログラム更新」を選択します。 「更新」ボタンをクリックするかF12キーを押します。 「プログラム更新を実行します。よろしいですか?」に対し 「OK」をクリックするかF12キーを押します。 3分〜5分程度待ちます。 (ダウンロードを行うため回線の込み具合によりこれ以上かかる場合もあります。) 「状況」ボタンをクリックするかF11キーを押します。 画面中の一覧最下行の処理状態が「済」になればプログラムの取得は終了している ことを表します。 これを確認したらメニューに戻って業務を再開してもかまいませんが この処理は自動的に自システム(日レセ)の再起動を行いますのでその処理中には 画面がフリーズしたようにしばらく動かなくなることがあります。 しばらく(長くても1分程度)待っていただければ画面は動き出しますのでご注意 ください。 従サーバへのプログラム更新について プログラム更新業務は接続している「日レセ」サーバ(通常は主サーバ) に対してのみ修正プログラムの取り込みを行います。 従サーバに対しても修正プログラムの取り込みを行う必要がありますが この場合は従サーバへ接続を切り替えて行います。 一番簡単な方法は従サーバマシンでglclientをローカル接続(-port オプションなし)を行い業務画面を表示させます。 後は、主サーバの場合と同様の操作を行ってください。
■プログラム更新により修正される内容について
第15回:令和1年10月28日(2019-10-28)提供分
* パッチ提供に関するドキュメントは PD-510-15-2019-10-28.pdf です (A)診療行為 ──────────────────────────────────── □対応範囲:診療行為 □管理番号:support20191001-020 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 算定履歴から「R1.9.3」の初診コードを削除しましたが、診療行為入力画面下部の 初診算定日が「R1.6.7」に更新されないとのことです。 □対応内容 データ移行で登録した初診算定日の「初診料ダミー」を算定履歴画面から 更新・削除する時、診療行為画面で選択している診療科とデータ移行した診療科が一致しない場合、 初診算定日の更新ができませんでしたので、対象の初診算定日を 登録している診療科を対象とするようにしました。 また、算定履歴の「移行履歴」から初診料ダミーを登録する時、 診療行為画面の診療科で受診履歴がなく別の診療科 の受診履歴の登録があった時、 初診算定日を更新できませんでしたので、登録されている診療科履歴を更新するようにしました。 ──────────────────────────────────── (B)入退院登録 ──────────────────────────────────── □対応範囲:入退院登録 □管理番号:ncp20191004-005 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 現在、労災入院中の患者様にて。 労災診療行為の「(13)合計額」費用が8桁(1000万円)以上になってしまう場合、 ORCAの処理がエラーになってしまう。 ⇒ 入退院登録(退院登録)、会計照会(プレビュー)、明細書(一括・個別作成) 以前までは「(13)合計額」が空欄で処理できていた、システムを戻して処理できないか。 もしくは8桁以上になる場合でも処理してほしい。 □対応内容 入院労災金額チェック修正 労災指定医療機関(システム管理4001−労災指定医療機関「1」)で、 該当月の請求点数合計が7桁以内、かつ、請求点数合計×点数単価=7桁超(1000万円以上)の場合 この事例において、入退院登録・定期請求・退院時仮計算・入院レセプト作成で エラーメッセージが表示され、処理不可なりましたが、処理可となるよう対応しました。 注意点: (1)労災入院レセプトのOCR部分の総合計金額欄は7桁での記載ですので、 7桁超の場合は空欄とします。(記載しません) ※レセ電データのRRレコードの合計額は正しく記録されます。 (2)該当患者の日計表に記載する金額(患者負担相当額) については、9999999で記載します。 ──────────────────────────────────── ──────────────────────────────────── □対応範囲:入退院登録 □管理番号:support20191010-008 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 9月30日退院後、同日再入院された患者様の定期請求を行ったところ 退院分に含まれている診療行為等が請求に上がってしまいます。 再入院分の診療行為は診療行為入力画面の同日再入院ボタンにて切り替えて入力してあります。 □対応内容 同日再入院分の定期請求計算修正 2019.9.24提供の「31入退院登録−退院再計算修正」の修正 不備により、同日再入院分の定期請求の計算期間が1日の場合、 正しく定期請求計算がされない不具合がありましたので修正しました。 <事例> 1.9/ 1-9/30:協会単独入院 2.9/30- :協会単独入院(同日再入院) この状態で、9月の定期請求処理(該当患者の定期請求の計算期間は(9/30-9/30)の1日) を行った場合、正しく定期請求計算ができない。 ──────────────────────────────────── ──────────────────────────────────── □対応範囲:入退院登録 □管理番号:support20190906-019 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 25対1急性期看護補助体制加算(看護補助者5割以上)の施設基準についてご教授願います。 25対1急性期看護補助体制加算(看護補助者5割以上)は入院日〜14日間 算定できるものだと思いますが、14日を超えてフラグが立っている状態の患者さんがおります。 □対応内容 入院会計に入院料加算を自動算定した場合について、該当患者の退院登録、 退院取消を実施した際に加算が誤って算定されてしまう不具合がありました。 例として算定上限日数が14日間の入院料加算を算定した場合に、 入院日から14日目で退院登録を行い、引き続き退院取消を行った場合に 当該加算が入院から15日目以降も自動算定されてしまう不具合となります。 退院取消時の加算上限日数判定の誤りでしたのでこれを修正しました。 ──────────────────────────────────── (C)明細書 ──────────────────────────────────── □対応範囲:明細書 □管理番号:support20191010-006 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 第三者行為の自賠責レセプトの患者負担の負担割合欄についてご確認したい事がございます。 健保準拠で第三者行為の負担金は「負担金額10円未満四捨五入」の設定にしています。 下記の通りに受診した方がいらっしゃいます。 9/20 同一日複数科受診 2365点 (内科 504点 整形外科 1861点) 9/24 420点 9/27 124点 9/30 348点 社保の3割負担の方の為、総点数の3257点に3を掛けると9771点になり、 四捨五入すると9770円になります。 また、1日ずつの点数に3を掛けて四捨五入し、その金額を足していっても 同じ金額の9770円になります。 自賠責レセプトの負担割合欄は上記の計算のいずれかになるのではと思いますが、 ORCAの自賠責のレセプトの負担割合欄には「9760円」と記載されます。 9760円にするには、1日ずつの点数に3を掛けて四捨五入し、その金額を 足していく計算方法で、なおかつ9/20の複数科受診分を科ごとにわけた点数で それぞれ3倍して四捨五入する形になります。 負担割合欄はこれで正しいのでしょうか? □対応内容 自賠責(第三者行為)外来レセプト−患者負担額欄記載修正 以下事例の場合、患者負担額欄が正しい金額で記載されない不具合がありましたので修正しました。 <事例>協会3割+第三者行為、複数科入力 システム管理1038−複数科まとめ集計「0」 1.内科:1861点 2.整形: 504点 ※患者負担(相当額)・・・ 7100円(5580円+1520円) この場合、患者負担額欄がまとめ集計しない場合の金額 7090円(5580円+1510円)で記載されていたので7100円で記載されるよう修正しました。 又、医保外来レセプト−摘要欄「(第三者行為)一部負担額」 記載についても、同様に7100円で記載するよう修正しました。 ──────────────────────────────────── (D)チェックマスタ ──────────────────────────────────── □対応範囲:チェックマスタ □管理番号:ncp20190930-036 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 日レセクラウドでの操作について103チェックマスタの薬剤と病名でF8複 写機能を使用したときの動作が不安定のため確認です。 103チェックマスタの薬剤と病名で、例えばナウゼリンOD錠10 10mgで チェックマスタに設定している場合、ナウゼリン錠10 10mgにその内容を 複写する操作で以下現象が起きています。 1.103チェックマスタの薬剤と病名で「ナウゼリン錠10 10mg」を指定し確定します 2.F8複写を押します 3.名称欄に「ナウゼリン」と入れて検索結果に表示された「ナウゼリンOD錠10 10mg」を選択します 4.右側の一覧に登録済みの傷病名が表示されたのを確認し中央の「<<全て追加」ボタンをクリックします 上記「3」の操作で複写元の薬剤を選択した時点で表示されている画面の全項目が消えてしまう。 「3」の操作をしたときに名称検索する前の一覧の画面に戻ってしまう。 また何回か操作すると「3」の操作で右側の一覧に登録済みの傷病名が 表示されるときもあるので、「4」の操作をするとまたその時点で表示されている画面の 全項目が消えてしまう現象が起きます。 □対応内容 画面項目の設定処理に不具合があり、ご報告いただいた現象が発生することを 確認しましたので修正しました。 特にクラウド版の場合に現象が発生する可能性が高いことが分かりました。 ──────────────────────────────────── (E)API ──────────────────────────────────── □対応範囲:API □管理番号:support20191001-033 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 中途終了患者情報一覧API(/api01rv2/tmedicalgetv2)にて以下の現象が起きました。 診療科は01内科、02精神科の病院様において同日で「01内科」と 「02精神科」の複数科で中途データを登録しておりますが、 該当患者以降の中途データの診療科が全て「01精神科」と記録されたxmlが 返却されコードと名称が合わない状態となってしまいました。 中途終了画面、およびtbl_wksryactは「02精神科」です。 該当患者以前の中途データの診療科は全て「02精神科」と正しい状態です。 □対応内容 APIの中途終了患者情報一覧(/api01rv2/tmedicalgetv2)で、 診療科コード・ドクターコードをデータの内容でないコード で編集することがありましたので、正しく編集するようにしました。 診療科名称、ドクター名称を中途データ一覧情報リストに存在すれば リストから編集していますが、診療科コード・ドクターコードは リストに存在しなかった時にシステム管理を検索した時の最後のコードを編集していました。 ──────────────────────────────────── ──────────────────────────────────── □対応範囲:API □管理番号: □問い合わせ(不具合)及び改善内容 各帳票印刷APIに帳票のPDF作成機能を追加しました。 * 処方せん印刷API * お薬手帳印刷API * カルテ1号紙(外来)印刷API * カルテ1号紙(入院)印刷API * カルテ3号紙(外来)印刷API * カルテ3号紙(入院)印刷API * 請求書兼領収書(外来)印刷API * 請求書兼領収書(入院)印刷API * 診療費明細書(外来)印刷API * 診療費明細書(入院)印刷API ※下記の内容のためパッチを10月29日に再提供しました。 □対応内容 push-exchangerから電文を取得した際の電文情報から以下 の患者情報(Patient)の電文が欠落していましたので修正を行いました。 { "Information_Date": "2019-10-29", "Information_Time": "12:48:10", "Api_Result": "0000", "Api_Result_Message": "処理終了", "Form_ID": "karte_no1", "Form_Name": "カルテ1号紙", "Print_Date": "2019-10-29", "Print_Time": "12:48:10", "Patient": { "ID": "00001", "Name": "日医 太郎", "KanaName": "日医 太郎", "BirthDate": "1995-01-01", "Sex": "1" }, (略) 通常のpush-exchangerからの印刷では問題ありません。 ──────────────────────────────────── (F)帳票 ──────────────────────────────────── □対応範囲:帳票 □管理番号:ncp20190924-006 □問い合わせ(不具合)及び改善内容 今回は領収書の診療科の印字についてお問合せです。 ユーザ様の「領収書兼明細書」の帳票プログラム名は「ORCHC03V04」をご使用されているのですが、 診療科の印字が「病児保育科」という診 療科を設定しているのですが 「診療行為画面-請求確認画面」から領収書を印刷指示を行うと 「診療科」の科目名は「病理保育科」を印字されるのですが「収納登録画面」から 「再印刷」をから印刷指示を行うと91マスタ登録→101システム管理マスタ →1005診療科目情報の「短縮名2」の「病理保」で診療科が印字されてくるのですが、 他の領収書等は「短縮名2」を印字されていると思われますが、 今回の場合は何故「病理保育科」と印字されるのでしょうか。 □対応内容 領収書兼明細書の診療科の表記が診療行為から発行した場合は短縮名1を、 収納から再発行した場合は短縮名2を設定していました。 他の領収書兼請求書と同様に、診療行為から発行した場合は短縮名2を設定するよう修正しました。 ──────────────────────────────────── (G)その他 ──────────────────────────────────── □対応範囲:その他 □管理番号: □問い合わせ(不具合)及び改善内容 患者削除ログ(診療行為を含む) □対応内容 患者登録での「患者削除」及び診療行為(外来)での「診療削除」時において、 削除された患者の情報を新設のテーブル(tbl_push_info)に格納するようにしました。 尚、API等からの操作時も同様となります。 ──────────────────────────────────── ──────────────────────────────────── □対応範囲:その他 □管理番号: □問い合わせ(不具合)及び改善内容 マスターデータ移行処理でエラー処理に不備がありましたので見直しました。 実行方法が変更になりますので詳細は「システムパッケージリリース情報 (2019年10月28日以降)」を参照してください。 □対応内容 ────────────────────────────────────
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