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パッチ提供(第35回)◆日医標準レセプトソフト ver 5.1.0 全18件:受付/登録/診療行為/収納/入退院登録/明細書/API/帳票/
地方公費・負担金計算関係/その他

■厳重注意事項

【厳重注意事項】
(1) プログラム更新時において、データベースの構造変更処理が実行される場合が
  あります。
  データ量によっては、時間を要する場合がありますので、実行中は誤って、
  電源を切らないようにしてください。

(2) データベース二重化の環境では、データベースの不整合が発生する場合が
  ありますので、従サーバ、主サーバの順でプログラム更新を実行してください。

(3) バージョンは 5.1.0 であってもプレリリース版をインストール
  しているシステムに対しては「プログラム更新」を行わないで
  ください。
  必ず正式リリース版にアップグレードを行ってからさらに
  「プログラム更新」を行ってください。   インストールバージョンの確認方法   kterm などで次のコマンドを入力してください。   $ dpkg -s jma-receipt   Version: 1:5.1.0-1+0jma0.pre.n (n は数字)   というようにVersion情報にpreという文字列がある場合は   プレリリース版です。

■プログラム更新処理手順について

プログラム更新処理手順について

「トップメニュー」から「03 プログラム更新」を選択します。

「更新」ボタンをクリックするかF12キーを押します。

「プログラム更新を実行します。よろしいですか?」に対し
「OK」をクリックするかF12キーを押します。

3分〜5分程度待ちます。
(ダウンロードを行うため回線の込み具合によりこれ以上かかる場合もあります。)

「状況」ボタンをクリックするかF11キーを押します。
画面中の一覧最下行の処理状態が「済」になればプログラムの取得は終了している
ことを表します。

これを確認したらメニューに戻って業務を再開してもかまいませんが
この処理は自動的に自システム(日レセ)の再起動を行いますのでその処理中には
画面がフリーズしたようにしばらく動かなくなることがあります。
しばらく(長くても1分程度)待っていただければ画面は動き出しますのでご注意
ください。

従サーバへのプログラム更新について

プログラム更新業務は接続している「日レセ」サーバ(通常は主サーバ)
に対してのみ修正プログラムの取り込みを行います。

従サーバに対しても修正プログラムの取り込みを行う必要がありますが
この場合は従サーバへ接続を切り替えて行います。
一番簡単な方法は従サーバマシンでglclientをローカル接続(-port  
オプションなし)を行い業務画面を表示させます。
後は、主サーバの場合と同様の操作を行ってください。

■プログラム更新により修正される内容について

第35回:令和2年10月27日(2020-10-27)提供分

* パッチ提供に関するドキュメントは 
 PD-510-35-2020-10-27.pdf
  別表「選択式コメントコードによる自動記載(記録)対応」
  2020年改定コメント入力対応
 です

(A)受付

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□対応範囲:受付
□管理番号:時間未指定予約患者の受付取消時の動作について
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 【事象】
 ・「14 予約」にて予約を登録。予約日のみ指定、時間は空白で予約登録
 ・予約日当日、受付一覧に表示。時間未入力予約なので、予約時間「00:00」
 ・上記患者を一度受付しますが、その後受付取り消し→受付一覧から消える
  ※時間未指定予約患者の受付取消後、予約一覧を確認すると、
   予約一覧では「来院」となっています。

□対応内容
 予約登録で予約時間00:00で予約した患者を受付で選択して受付した後、
 受付一覧に予約時間が表示されれませんでした。
 これにより「受付取消」をしても予約と連動できず「来院済み」のままに
 なっていましたので、予約時間がゼロでも正しく処理をするように対応しました。
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(B)登録

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□対応範囲:登録
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 保険を「労災・自賠責保険」のみ1件登録している場合、「労災・自賠責保険」
 を削除後、そのまま、公費を入力し「F5 保険組合せ」を押下した時、
 削除した「労災・自賠責保険」の情報を保険に表示していました。
 これにより入力エラーとなり処理が終了できませんでしたので、表示しない
 ように対応しました。

□対応内容
 
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(C)診療行為

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□対応範囲:診療行為
□管理番号:ncp20201016-015
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 労災同一日複数科診療の中途表示の展開についてお教えください。
 電子カルテでの入力で、労災保険の患者様で以下の内容を送信
 1科目(仮に外科)101120010(労災)再診料
 2科目(仮に循環器)101120040(労災)
 再診料(同一日複数診療料受診)180016110診療情報提供料(1)
 上記内容で1科目を展開後、2科目を中途表示から「追加」で展開すると、
 .120再診料
 830000021再診料算定科;外科
 に置き換わってしまい、101120040の労災の再診料(同一日複数診療料受診)
 が算定されません。
 手入力なら入力可能なのですが、追加時に101120040が置き換わらないように
 設定することはできませんでしょうか?

□対応内容
 外来の診療行為で中途終了一覧から「F10 追加」で労災・自賠責に複数科で
 追加する時、中途データに「101120040再診料(同一日複数診療科受診)」があっても
 「830000021再診料料算定:XXX」を自動算定していましたので、
 「再診料(同一日複数診療科受診)」を展開するように対応しました。
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□対応範囲:診療行為
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 システム管理の「1014 包括診療行為設定情報」で「包括算定する」と設定している場合、
 「PCR検査」が出来高で「免疫学的検査判断料」「微生物学的検査判断料」が
 包括対象の場合、診療行為入力画面内に出来高のPCR検査があれば
 「免疫学的検査判断料」「微生物学検査判断料」も出来高で算定するように対応しました。
 画面内で「PCR検査」の下に手入力した「判断料」も同様と扱いとしますが、
 「判断料」を「PCR検査」より前行に入力した場合は、電子点数表で判断します。
 「113003810 小児科外来診療料(処方箋を交付しない)」
 「160062110 免疫学的検査判断料」   ※包括対象
 「160223550 SARS−CoV−2抗原検出」 ※出来高
 また、検査が包括となる入院の場合、「PCR検査」と他の免疫学的検査、
 微生物学検査を同時に入力した場合、「免疫学的検査判断料」「微生物学的検査判断料」は
 「PCR検査」の入力があるため「出来高」となりますが、日付は最初の検査で行いますので、
 訂正時に出来高が包括となる場合がありますので注意して下さい。

□対応内容
 「PCR検査」を5日、他の免疫学的検査を1日で入力した場合、
 「免疫学的検査判断料」は1日に出来高で自動算定しますが、1日を訂正で展開した場合、
 「PCR検査」が画面内に存在しませんので、包括対象となります。
 この場合、5日の「PCR検査」を先に登録後、1日分を入力するか、
 「免疫学的検査判断料」を日付指定で手入力することになります。
 なお、会計照会での包括対象の判定は、「PCR検査」の判定はできませんので、
 電子点数表での判定となります。
 会計照会で「免疫学的検査判断料」の剤を選択した時、包括対象と表示されます。
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□対応範囲:診療行為
□管理番号:ncp20201015-013
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 診療行為で湿布薬の入力を行うと「K019 警告!湿布薬の投薬があります。
 全量・1日量のコメントを入力して下さい。」のメッセージを出してきますが、
 このメッセージを出すポイントは何でしょうか。例えば点数マスタの
 剤型フラグが0に設定してる薬剤が対象というように。

□対応内容
 湿布薬の投薬があり、剤内にコメントコード、または用法コードの入力がない場合に
 警告メッセージ「警告!湿布薬の投薬があります。全量・1日量のコメントを
 入力して下さい。」を表示していますが、令和2年10月診療分から
 選択式コメントコード「830100204 湿布薬の1日用量又は投与日数(薬剤等・処方箋料);」
 の入力がない場合、警告メッセージ「警告!湿布薬に関わるコメントを確認してください。
 [830100204]がありません。」を表示するようにしました。
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□対応範囲:診療行為
□管理番号:10/1 院内トリアージ
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 システム管理マスタの包括設定を「包括しない」で運用している場合、
 小児科外来診療料で院内トリアージ実施料(診療報酬上臨時的取扱)[113032950]を入力した場合、
 「小児科外来診療料以外です」のエラーとなり、入力することができません。

□対応内容
 算定可能となるように修正しました。
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(D)収納

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□対応範囲:収納
□管理番号:ncp20200727-005
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 当社のお客様から収納の再印刷時、領収書と明細書の印刷を押下しても
 領収書が2枚出て、明細書が発行されないと問い合わせを受けています。
 明細書と領収書は別のプリンターから発行しています。
 ORCAのログを確認するも確かに該当時間に明細書と領収書の印刷データを作成し、
 CUPSに送っていることが確認できました。しかしCUPS側では領収書に同じデータが
 2度送られ、明細書のデータが送られていません。
 プリンターも同様です。その結果明細書2枚のみ発行されています。

□対応内容
 診療費明細書と請求書兼領収書の再発行を
 1.診療費明細書再発行
 2.請求書兼領収書再発行
 の順で2回に分けて行われた際に、2の請求書兼領収書再発行の処理を
 即座に行われると、ごく稀に帳票データの作成が正しく行われず、
 請求書兼領収書が2枚発行される不具合がありましたので修正しました。
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(E)入退院登録

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□対応範囲:入退院登録
□管理番号:support20201006-026
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 該当の患者様は、難病をお持ちの患者様です。
 難病とは関係なく入院をしていますが、リハビリに関しては難病として入力をされています。
 入院期間:H30.8.27〜H30.11.2
 算定項目:180016610 摂食機能療法(30分以上)
 難病医療で診療が入力されている日に関しては、難病の食事代(1食260円)に
 据え置きされる認識です。
 該当患者において、リハビリの診療行為をを毎日難病医療として算定しておりますが、
 食事代が一般の460円になっているのはなぜかと医療機関様からお問い合わせがありました。
 医療機関様は、レセプトに記載のある
「生活療養(I)食事療養標準負担額(一般)3食 1380×30」の点数を
 3食分で割ると1食分が460円となるので一般になっていると思われたそうです。
 なぜ据え置きされないのか、ご確認いただきないでしょうか。

□対応内容
 地域包括ケア病棟入院料(生活療養)、地域包括ケア入院医療管理料(生活療養)の
 入院料を算定する患者について、入院料の算定に難病公費が適用されていない場合で
 あっても、診療行為の算定に難病公費を適用された日は食事負担額を据え置きの
 1食260円(低所得2で入院日数が90日以下は1食210円、
 低所得2の入院日数が90日超は1食160円、低所得1は1食100円)で算定するよう修正しました。
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(F)明細書

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□対応範囲:明細書
□管理番号:support20200908-019
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 7月分の入院レセプトにおいて、「境界線該当」という記載がないとの理由から
 返戻があったと問合せがありました。
 データを確認したところ、ORCAのレセプトプレビューでは、レセプトの適応欄のところに、
 「境界線該当」の記載がありますが、該当ファイルをレセ電ビューアーに読み込んで、
 プレビューを展開すると「境界線該当」の記載がありません。

□対応内容
 入院時生活療養の算定患者で、かつ、境界層該当患者の場合、レセプト摘要欄に
 「境界層該当」を記載していますが、レセ電データ(コメント(CO)レコード)にも
 「境界層該当」を記録するよう対応しました。
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□対応範囲:明細書
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 レセプト様式(枝番)について、令和2年4月診療分以降のレセプトで対応しました。
 記号・番号欄の上段(右)に”(枝番)”を印字します。
 記号・番号欄の下段(右)に枝番を印字します。
 枝番がない場合も”(枝番)”の文言は印字します。
 なお、記号・番号のいずれかが14文字以上の場合は、記号・番号を
 小さい文字サイズで印字します。

□対応内容
 
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□対応範囲:明細書
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 災害レセプト記載(記録)修正同月に災害対象外診療と災害対象診療が混在する場合、
 かつ、公費併用の保険組み合わせで算定があった場合のレセプト記載(記録)
 について修正しました。
 (例)
 協会(3割)、更生(月上限額5000円)
 962免除(9/10〜)、959災害該当(9/10〜)
 ・9/1 協会+更生 請求点数500点
 ・9/10 協会+更生 請求点数300点
 この場合、「9/10 協会+更生」(災害対象診療)が協会単独扱いとする記載(記録)
 になっていませんでしたので修正しました。
 ・システム管理2005−災害該当分分割の設定が「0」の場合
  (災2)公費併用レセ
  保険 800 免除
  公1 500
      ↓
  (災2)公費併用レセ(災害対象診療を協会単独扱いとする)
  保険 800 免除
  公1 500 500
 ・システム管理2005−災害該当分分割の設定が「1」の場合
  (災害対象診療のレセプト)
  (災1)公費併用レセ
  保険 300 免除
  公1 0
      ↓
  (災1)協会単独レセ(災害対象診療を協会単独扱いとする)
  保険 300 免除

□対応内容
 
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□対応範囲:明細書
□管理番号:request20190117-001
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 診療報酬請求書等の記載要領の別表? 診療報酬明細書の「摘要」欄への
 記載事項等一覧(医科)項番304には、精神科ショート・ケア、精神科デイ・ケア、
 精神科ナイト・ケア又は精神科デイ・ナイト・ケアのうち
 最初に算定した年月日を記載すること。と明記されておりますが、
 現状は、算定年月日コメントを作成し、毎月算定年月日を手入力しています。
 また、データ移行を伴った導入の際には、デイケアの履歴登録を行う事が
 出来ないためユーザーから大変不便がられております。
 精神科デイケア等の初回算定日自動記載、及びデイケア等初回算定日の
 算定履歴登録のご対応いただきたく存じます。

□対応内容
 精神科デイ・ケア等の初回算定日自動記載対応
 令和2年11月診療分以降のレセプトで対応しました。
 (1)診療行為又は算定履歴での入力について
 精神科ショート・ケア、精神科デイ・ケア、精神科ナイト・ケア
 又は精神科デイ・ナイト・ケアのうち最初に算定した日に、システム予約コード
 「099830108 精神科デイ・ケア等開始日」を診療行為又は算定履歴で入力してください。
 (2)レセプト記載(記録)について
 精神科デイ・ケア等の算定があった場合は、直近の 「099830108」を検索し、
 その算定日を精神科デイ・ケア等の うち最初に算定した日として、
 同一剤に「850100246 初回算定年月日(精神科デイ・ケア等)」を自動記載します。
 (同一剤に「850100246」又は「820100745」のコメント入力がある場合を除く)
 ※要マスタ更新
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□対応範囲:明細書
□管理番号:ncp20201016-004
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 診療情報提供サービスの「コメントレコード等での算定日の記録が不要な診療行為一覧」
 の中に(5)別添2-1「コメントレコード等での算定日の記録が不要な診療行為一覧」の資料があります。
 https://shinryohoshu.mhlw.go.jp/shinryohoshu/receMenu/doReceInfo
 その中の「診療情報提供料(1)、(2)」につきまして、
 現在、ORCAで診療情報提供料(1)または(2)を入力しますと、算定日マスタ
 (8400000052)が自動記載されてきます。 こちちらは、レセ電データ場合には
 不要ではないでしょうか?と考察しましたが、今後のパッチ等変更予定はありますか?

□対応内容
 診療情報提供料算定日コメントのレセ電記録不要対応(令和2年10月診療分以降)
 「180016110 診療情報提供料(1)」又は「113009510 診療情報提供料(2)」の診療行為入力時に
 「8400000052 診療情報提供料算定日」を自動発生していますが、
 レセ電データにおいて該当コメントの記録は不要のため、
 令和2年10月診療分以降は記録しないよう対応しました。
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(G)API

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□対応範囲:API
□管理番号:request20190108-002
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 食堂加算は入院時に発生しますが、APIで食事が送信されてきた時に食堂加算が
 発生させるようにできないでしょうか?
 食事は1日ずつ送信されますが、
 ?欠食を送信しても食堂加算が消えない
 ?転科転棟転室処理を行うと、まだ食事が送られていない日に関しては
 食堂加算が消えてしまい、その後食事を送信しても食堂加算のフラグが
 たたないといった不具合が生じております。

□対応内容
 食事登録API(又はclaim)で食事の登録時に該当日が食堂加算の算定可能病棟である場合、
 入院会計の食堂加算を"1"として更新するよう対応しました。
 食事登録APIで「食事の種類(Meal_Type)」に「0:食止め」(又はclaimで「食止め」)
 を送られた場合、該当日に食事の算定が無い場合は食堂加算を"0"として更新します。
 食事登録APIについては「食事継続区分(Meal_SameAfter)」が
 「1:継続指定あり」とされた場合も同様に食堂加算に反映します。
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(H)帳票

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□対応範囲:帳票
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 QRコード付きの処方箋について
 被保険者証等の枝番の記録に対応しました。
 令和2年10月診療分から枝番の登録がある場合は、バージョン情報を
 「JAHIS7」として、記号番号レコードの被保険者証枝番を記録します。
 枝番の登録がない場合は、現行のバージョン情報「JAHIS5」の規約のままとします。

□対応内容
 
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□対応範囲:帳票
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 処方箋(様式)の枝番対応で表示方法を変更しました。
 枝番の登録がある場合のみ項目名として”(枝番)”を記載していましたが、
 枝番がなくても”(枝番)”を記載するようにしました。

□対応内容
 
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(I)地方公費・負担金計算関係

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□対応範囲:地方公費・負担金計算関係
□管理番号:kk56432
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 843札幌障課ですが、上限額が院内6000円、院外3000円になっております。
 基本院外処方で院内処方もあるお客様のところでは、院内処方を行う場合、
 診療区分で.211(院内)にして入力しておりました。
 その場合ですと上限額3000円で計算されてしまいます。
 色々みていて21 診療行為の院外・院内ボタンで院内に切り替えすると
 6000円で計算されたのですが、ここを切り替えしないと上限額計算が正しく
 されないということなのでしょうか。
 正直初期値をどちらかにするかという程度しかここのボタンは重要視し
 ておりませんでした。
 診療区分で院内・院外の判断して計算されるようにはできないでしょうか。

□対応内容
 北海道地方公費外来負担金計算対応
 保険番号マスタ-【月-院内-上限額】と【月-院外-上限額】の金額が違う
 地方公費制度の外来負担金計算について、システム管理2010に機能追加を行いました。
 <補足>
 システム管理1001-院外処方区分「1 院外」で運用している場合で、かつ、
 院内処方がある場合向けの機能になります。
 ※システム管理2010-負担金計算(1)-「月-院内-上限額」参照条件(外来)に、
 「2 該当月に院内処方がある場合」を追加しました。

 各設定の内容説明
 ・設定が「0」の場合(デフォルト)
  診療行為入力で日付の右横が「院内」の状態で登録された収納データのみ
 の場合は、該当月はすべて【月-院内-上限額】を参照します。
 「院外」の状態で登録された収納データが1件以上ある場合は、該当月は
 すべて【月-院外-上限額】を参照して負担金計算を行います。
 ・設定が「1」の場合
  診療行為入力で日付の右横が「院内」の状態で登録された収納データのみで
 、かつ、1回以上院内処方がされている場合(投薬点数が0点でない収納がある場合)は、
 該当 月はすべて【月-院内-上限額】を参照します。
 条件を満たさない場合は、該当月はすべて【月-院外-上限額】を参照して負担金計算を行います。
 ・設定が「2」の場合
  診療行為入力で日付の右横が「院外」「院内」に関係なく、
  1回以上院内処方がされている場合(投薬点数が0点でない収納がある場合)は、
 該当月はすべて【月-院内-上限額】を参照します。条件を満たさない場合は、
 該当月はすべて【月-院外-上限額】を参照して負担金計算を行います。
 ※月途中で参照する月上限額が変更になる場合は、該当月の再計算が必要になります。
 
 問い合わせのケース
 ・システム管理1001-院外処方区分「1 院外」
 ・主保険+北海道地方公費843(院内6000円、院外3000円)
 1日目:処方なし
 2日目:診療種別.211(内服薬剤(院内処方))で入力
 この場合、「2」で設定すると
 1日目は、【月-院外-上限額】を参照します。
 2日目は、条件を満たすため、該当月はすべて【月-院内-上限額】を参照して
 負担金計算を行う事になります。そのため、1日目は再計算が必要になります。
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(J)その他

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□対応範囲:その他
□管理番号:【クラウド】
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 バッチログのファイル出力で内容が記録されない不具合がありましたので修正しました。
 1. マスターメニューから[バッチログ]を押下
 2. ログを選択して[ログ]タブに遷移後、[.log]を押下
 3. ファイルの保存ダイアログが表示されるもサイズが0byte
 4. そのまま保存または開くを選択するも、内容が記録されておりません

□対応内容
 
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トップ > 日医標準レセプトソフト > 更新情報 > 改善・不具合等パッチ対応履歴 > Ver.5.1.0 > パッチ提供(第35回)◆日医標準レセプトソフト ver 5.1.0 全18件:受付/登録/診療行為/収納/入退院登録/明細書/API/帳票/地方公費・負担金計算関係/その他(2020-10-27)

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