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パッチ提供(第50回)◆日医標準レセプトソフト ver 5.1.0 全14件:受付/登録/入院会計照会/明細書/総括表、公費請求書/チェックマスタ/API/その他

■厳重注意事項

【厳重注意事項】
(1) プログラム更新時において、データベースの構造変更処理が実行される場合が
  あります。
  データ量によっては、時間を要する場合がありますので、実行中は誤って、
  電源を切らないようにしてください。

(2) データベース二重化の環境では、データベースの不整合が発生する場合が
  ありますので、従サーバ、主サーバの順でプログラム更新を実行してください。

(3) バージョンは 5.1.0 であってもプレリリース版をインストール
  しているシステムに対しては「プログラム更新」を行わないで
  ください。
  必ず正式リリース版にアップグレードを行ってからさらに
  「プログラム更新」を行ってください。   インストールバージョンの確認方法   kterm などで次のコマンドを入力してください。   $ dpkg -s jma-receipt   Version: 1:5.1.0-1+0jma0.pre.n (n は数字)   というようにVersion情報にpreという文字列がある場合は   プレリリース版です。

■プログラム更新処理手順について

プログラム更新処理手順について

「トップメニュー」から「03 プログラム更新」を選択します。

「更新」ボタンをクリックするかF12キーを押します。

「プログラム更新を実行します。よろしいですか?」に対し
「OK」をクリックするかF12キーを押します。

3分〜5分程度待ちます。
(ダウンロードを行うため回線の込み具合によりこれ以上かかる場合もあります。)

「状況」ボタンをクリックするかF11キーを押します。
画面中の一覧最下行の処理状態が「済」になればプログラムの取得は終了している
ことを表します。

これを確認したらメニューに戻って業務を再開してもかまいませんが
この処理は自動的に自システム(日レセ)の再起動を行いますのでその処理中には
画面がフリーズしたようにしばらく動かなくなることがあります。
しばらく(長くても1分程度)待っていただければ画面は動き出しますのでご注意
ください。

従サーバへのプログラム更新について

プログラム更新業務は接続している「日レセ」サーバ(通常は主サーバ)
に対してのみ修正プログラムの取り込みを行います。

従サーバに対しても修正プログラムの取り込みを行う必要がありますが
この場合は従サーバへ接続を切り替えて行います。
一番簡単な方法は従サーバマシンでglclientをローカル接続(-port  
オプションなし)を行い業務画面を表示させます。
後は、主サーバの場合と同様の操作を行ってください。

■プログラム更新により修正される内容について

第50回:令和3年7月28日(2021-07-28)提供分

* パッチ提供に関するドキュメントは 
 PD-510-50-2021-07-28.pdf
 です

(A)受付

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□対応範囲:受付
□管理番号:request20201029-001
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 受付画面の項目ですが、氏名の読みが分からない患者様が来院された際に
 毎回患者登録画面に移動する必要があるため、受付画面にふりがなを
 表示できませんでしょうか

□対応内容
 受付画面にカナ氏名を表示するようにしました。
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(B)登録

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□対応範囲:登録
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 患者登録の「P033 オンライン資格確認」で、顔認証データを選択し「F8新規患者」と
 した時に、患者番号を「*」でなく、直接手入力した場合に「同姓同名リスト」を
 表示した時、「戻る」を押下しても再度、「Enter」で同姓同名者リストを表示し
 続けていましたので、表示しないように修正しました。
 また、「P033 オンライン資格確認」で新規患者とした時、または、カナ氏名を
 変更するようにした時、患者登録画面で展開後、「Enter」押下で
「P100 漢字選択画面」(人名辞書)を表示していましたので、表示しないようにしました。

□対応内容
 
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□対応範囲:登録
□管理番号:support20210414-025
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 オンライン認証画面では「該当無し」になっていますが、push通知画面に
 「複数該当」と表示されます。

□対応内容
 オンライン認証画面では「該当無」になっていますが、ステータス通知では
 「複数該当」と表示していましたので「該当無」と表示するように修正しました。
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□対応範囲:登録
□管理番号:ncp20210708-038
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 オンライン資格確認から得た結果を使用して住所を変更した場合、以下
 不都合な点がございました。
 例)
 ・オンライン資格確認の住所
 〒0000000 東京都江戸川区西葛西0番地0丁目0
 ・もともとの登録
 〒0000000 東京都江戸川区西葛西 0-0-0
 ・オンライン資格確認の住所部分にチェックして「患者情報変更」を押した場合
 〒0000000 東京都江戸川区西葛西0番地0丁目0 0-0-0
 ※住所が左の枠にすべて入ってしまうため、もともと入力のあった番地は残り、
 番地以降が二重に入力された状態になります。

□対応内容
 オンライン資格確認から返却された住所の全角空白を取り除くようにしました。
 患者登録の「P033 オンライン資格確認」で、住所を変更する時、患者登録画面の
 展開時に郵便番号から住所マスタを検索して住所と番地番号を判定しますが、
 判別できなかった場合は住所にそのまま編集しますが、番地番号を変更して
 いませんでした。
 この場合は、番地番号をクリアするようにしました。
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□対応範囲:登録
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 患者登録で患者番号再発行をした時に、照会番号を変更登録するため
 資格確認処理をするように対応しました。
 なお、オンライン資格確認システムに登録する照会番号を患者IDから
 患者番号に変更しました。

□対応内容
 
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□対応範囲:登録
□管理番号:ncp20210719-018
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 オンライン資格確認の交付年月日についてご質問があります。
 患者登録画面で社保の登録。その際、資格取得日をH25.4.1と入力。
 有効と出た後に「オン資格」ボタン押下→「患者確認」ボタン押下。
 オンライン資格確認を確認すると、資格取得日ではなく「交付年月日」が
 表示されます。
 交付年月日がH25.4.10の場合、「保険変更」ボタンを押下すると、患者登
 録画面の資格取得日(H25.4.1)が交付年月日の(H25.4.10)に変更され
 てしまいます。
 社保も国保も資格取得日<交付年月日の組合せは多くあります。
 資格取得日<診療日<交付年月日の場合、毎回、資格取得日を元に
 戻さなければなりません。
 それとも、私の考え違いで、交付年月日が資格取得日より優先されるのでしょうか。

□対応内容
 オンライン資格確認で、保険の資格取得日に被保険者証交付年月日を
 編集していましたが、被保険者証有効開始年月日を資格取得日に編集するよう対応しました。
 併せて画面の表示を「資格取得日」に変更しました。
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□対応範囲:登録
□管理番号:
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 オンライン資格確認の画面表示を変更しました。
 「(P031)患者登録−オンライン認証」画面の「限度」「特疾」の位置を氏名
 の前に移動しました。
 「(P033)患者登録−オンライン資格確認」画面の右上に資格有効性の内容を
 表示するようにしました。
 「無効」「無効(新しい資格あり)」「該当資格なし」は
 「窓口で確認して下さい。」を追加し赤字で表示します。
 「複数該当」は青色で表示します。

□対応内容
 
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(C)入院会計照会

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□対応範囲:入院会計照会
□管理番号:support20210629-019
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 入院会計のADL入力ボタンより、医療区分・ADL区分登録を行う際、
 期間指定を行い、一括入力を行おうとすると、「一括修正の入力に誤りが
 あります」と表示され、一括登録出来ません。
 操作は、選択番号に対象番号を入力し、一括修正の下の枠に「1/1-30」
 と入力しています。

□対応内容
 (I47)医療区分・ADL区分登録画面のADL区分点数入力時に期間指定
 (例:1/1-30)で入力した場合に「一括修正の入力に誤りがあります」の
 エラーメッセージが表示される不具合を修正しました。
 ※不具合発生は5.2.0のみで5.0/5.1では発生しませんが、
  プログラム管理のため5.0/5.1でも対応
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(D)明細書

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□対応範囲:明細書
□管理番号:support20210709-031
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 レセプト点数欄に表示される処置薬剤の合計点数と会計カード等にて算出した
 処置薬剤の合計点数が一致しない件について該当患者のレセプトと会計カードを送付いたします。
 <不一致内容>
 処置薬剤
  レセプトの点数欄:6477点
  会計カード等にて算出した合計:6597点

□対応内容
 剤の1番目から5番目までをレセプト記載しないコメントコードで
 診療行為入力した場合、入院レセプト作成で、該当剤の剤点数が診療区分別点数欄に
 集計されず、「請求点数と点数欄の合計が不一致です」のエラーとなっていましたので
 修正しました。
 診療行為入力事例
 .400
 008600001 コメント1
 008600002 コメント2
 008600003 コメント3
 008600004 コメント4
 008600005 コメント5
 620005243 1 ワソラン静注5mg 0.25%2mL
 810000001 回路から注入        24×1
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□対応範囲:明細書
□管理番号:request20210217-001
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 020 精神入院+093 PCR
 レセプトが2枚になる
 支払基金へ確認していただきましたが1枚にまとめて提出して下さいとのことでした。

□対応内容
 「20 精神入院」と「093 PCR検査」を1枚のレセプト(公費併用)に
 まとめて作成するようにしました。
 月次統計データのレセプト種別を公費併用として作成します。
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(E)総括表、公費請求書

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□対応範囲:総括表、公費請求書
□管理番号:support20210611-018
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 オンライン返戻のデータの取り込みついてのお問い合わせです。
 【44総括表・公費請求書】の画面でデータ取り込みをし、RECEIPTC.SAHを
 データ転送しますと添付のような画像のエラーがでます。

□対応内容
 「データ取込」の取込済みの返戻データの削除処理対応時の不正文字がある場合の
 エラー処理に誤りがあり、不正文字のある返戻データを取り込んだときに
 関係のない確認画面が表示されていましたので修正しました。
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(F)チェックマスタ

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□対応範囲:チェックマスタ
□管理番号:ncp20210714-027
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 Ubuntu16.04の日レセを5.0.0→5.1.0にバージョンアップを行っています
 その際、診療情報内及びユーザーマスタチェックリストにリストアップされる
 エラー内容を修正しておりますが対象のマスタが存在しない為、修正できない
 エラーが発生しています。

□対応内容
 チェックマスタ登録の「5 診療行為の併用算定(同月内)」
 「A 診療行為の併用算定(同日内)」「B 診療行為の併用算定(会計内)」の
 処理で、基準年月で対象の適応コードがなく空白表示の時、「前月」「次月」押下で
 エラーとなっていましたのでエラーとしないように修正しました。
 また、この時、直接基準年月を変更できませんでしたので、
 変更できるように修正しました。
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(G)API

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□対応範囲:API
□管理番号:support20210624-004
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 患者連携で使用しているORCAのPushAPIの仕様書を確認したところ、
 以下の記載がありました。
 https://ftp.orca.med.or.jp/pub/data/receipt/tec/push-api/push-api-spec.pdf
 9ページ目
 「. PUSH 通知の機能的制限
 日レセ PUSH 通知には以下の制限がある。
 ● pusher クライアントが通信切断時など未接続の期間に発生した
 PUSH通知を、クライアント再接続後に受信することはできない。
 > PUSH 通知の受信確認および未配達 PUSH 通知の保存機能はない。
 例えば患者登録の PUSH 通知を利用し連携機器側に患者情報を保存
 する処理を行っているようなケースで、一時的に通信回線のダウンがあり
 pusher との接続が切断された場合、再接続までの間に登録された患者の
 PUSH通知は送信されない。そのため該当患者の登録情報が連携機器に登録されない
 といった事態が考えられる。
 このような場合は、別途日レセ API を利用しその日登録された患者一覧
 を比較するなどの同期確認処理が必要となる。(別途機能を提供)」
 最後の方に記載されている別途機能を入手したいのですが入手方法について
 ご教授ください。

□対応内容
 APIのPUSH通知一括取得について、オンプレミスでも処理可能としました。
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(H)その他

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□対応範囲:その他
□管理番号:【クラウド】
□問い合わせ(不具合)及び改善内容
 クラウド環境では、終了日のないジョブ管理はジョブ開始から2時間以上
 経過しないと削除できないようにチェックしていますが、中止フラグの設定が
 ある場合は削除できるようにしました。

□対応内容
 
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